2009/07/07

Googleホリディロゴ:七夕

google-holidaylogo-tanabata

今日(7月7日)のGoogleロゴ。
ホリディロゴはたくさんあるけど、Googleカラーが使われていないのは珍しかったので思わずキャプチャしちゃいました。
メタリックなブルーを基調にした星空をバックに牽牛、織女のシルエットが印象的です。

そう言えば今朝天気予報で、
『7月6日に降る雨は「洗車雨(せんしゃう)」(牽牛が織女に会う前に車を洗っている)、7日に降る雨は「酒涙雨(さいるいう)」(1年振りに会った2人が別れるときに流す涙) と呼ぶ』
という話を聞きました。
素敵な言い回しですね♪
今日の東京は雨は降っていませんが、かなり雲が多くて星も月(満月らしいですね)も見えません。
その上で2人でゆっくり1年分の話をしているのかもしれませんね。

「洗車雨」「酒涙雨」についての情報は日本気象協会の気象予報士ブログでも取り上げられていました。
『洗車雨と酒涙雨』「日直予報士」より)

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2009/07/05

児玉憲宗/坂道尾道書店事件簿

尾道坂道書店事件簿
尾道坂道書店事件簿

内容紹介
著者・児玉憲宗が勤める啓文社は、昭和6年、尾道にある商店街に十坪ほどの店舗、わずか3人で創業した。もともとは、煙草の元売捌をしていたが、制度廃止後、今まで、身体の害になるものを売ってきたから、今度やる商売は人の役に立つものにしたいと、薬局か書店かに絞られた末、書店をすることにしたという。今では広島県内に二十店舗を展開する書店チェーンである。
そのお店で、先輩から仕事を盗み、良いお店に向かってがむしゃらに突き進んでいた児玉を襲ったのは、脊髄の悪性リンパ腫だった。新店オープンを前に入院することになるが、児玉は一切泣き言をもらさず、現実と立ち向かい、手術、リハビリの末、退院。手に入れたのは車椅子とバリアフリーの家、そして「わしはおまえに障害があろうと特別扱いはせんよ。バンバン仕事をやってもらうから。」と肩を叩く社長をはじめ、同僚だった。現在本部として啓文社の売り場を支えているが、そのフットワークは、誰よりも軽く、改造した車に乗って各店舗を見て歩く。そんな書店員人生と地方の書店の現状、本部という仕事を描いた1冊。

タイトルに<事件簿>と付いていますが、ミステリーではありません。
著者の児玉さんは広島県内でチェーン展開する書店「啓文社」の一社員。
その児玉さんが実際にお店や社内で起こったこと、経験したこと、本を扱う人間として思うこと、仕事仲間やお客さんとのエピソード、そして著者自身の日常などを描いたエッセイです。

とても面白かったです。

さまざまなエピソードから児玉さんの書店員という仕事への真摯な、前向きな思いがストレートに伝わって来ます。
地方書店としての悩み、その中で出来ることを積極的に取り入れていくアイディアや実行力、サービスに対する考え方、同僚との関係など、ただ「書店員」だけに限らずどんな職業にも当てはまるエピソードがたくさんあってとても参考になりました。

児玉さんは(上記の「内容紹介」にも書かれているように)10年ほど前に難病(悪性リンパ腫)を患い、その治療のための手術により下半身不随になり車椅子での生活を余儀なくされています。
そのため書店員としての活躍の他に、その発病からリハビリ、会社復帰までの様子が「闘病編」として約50ページにまとめられています。
そこには、普通であればかなり悲劇的、絶望的であるとも思える難病とハンデキャップに真正面から向き合い、決して諦めず前向きにそれを受け入れ、乗り越えていく児玉さんの力強い姿が描かれています。
そんな児玉さんのために会社をバリアフリーに改築してまで「また一緒に働こう」と待っていてくれた手塚社長を始めとした啓文社という会社の懐の深さ、温かさが感動的でした。
もちろん、その待遇は破格のものだなと思います。
一般的には会社はそこまでしてくれないと考えるのが普通でしょうし、仮にそうしたくとも出来ない場合も多いでしょう。
でも、児玉さんはそうした対応をしてくれる会社に出会うことが出来た、それはとてもラッキーなことだったと思います。
でも、児玉さんは何もせずにそのラッキーに巡り会ったわけではなく、そういう状況や関係を可能にしたのもまたそれまでの児玉さん自身の努力や働きがもたらしたものだと素直に理解できる内容でした。
本当は社会全体がこんなふうにきちんと努力した人が、正当に報われる仕組みであるべきなんですけどね…。

児玉さんは本屋さんであって文筆を職業にしている方ではないのですが、やはり毎日本に触れているだけあって(読書量も相当とか)文章がとても上手なんですよね。
いわゆる「美文」というわけではありませんが、感情がセーブされ、人間関係や時系列などがスッキリまとめられている判りやすい文章で読みやすかったです。
プラス、そこにちょっとした笑いの要素や、話の内容に合わせた本の紹介などもさりげなく挟み込んでまとめあげてしまうセンスもあって、下手な小説家の装飾語ばかりで何が書いてあるか判らない文章よりもずっと好感が持てました。
文章というのはその人の性格や思考方法の反映だと思うので文章を読むとその人がどんな人かよく理解できると思うのですが、その視点で行くと児玉さんは頭が良くて、情熱的だけど同時に理性的、そして気さくで信頼出来る人というイメージですね。
こんな児玉さんが愛して止まない啓文社書店。
機会があったら是非行ってみたい本屋さんです。

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2009/07/01

ピーター・トレメイン/修道女フィデルマの叡智

修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集 (創元推理文庫)
修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集 (創元推理文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマが、もつれた事件の謎を痛快に解き明かす傑作短編集。巡礼として訪れたローマの教会で聖餐杯のワインを飲んだ若者が急死、偶然居合わせたフィデルマが犯人を突きとめる「聖餐式の毒杯」ほか、宿屋の幽霊騒動に巻きこまれる「旅籠の幽霊」、大王位継承をめぐる事件に挑む「大王の剣」など、バラエティ豊かな5編を収録。

7世紀のアイルランドが舞台のミステリー短篇集。
「聖餐式の毒杯」「ホロフェルネスの幕舎」「旅籠の幽霊」「大王の剣」「大王廟の悲鳴」の5編を収録。

物語自体は文章も読みやすいし、謎解きも明解で判りやすくて面白かったのですが、なんとなくしっくり来ないまま読み終わってしまいました。

7世紀って言ったら今から1300年も前の時代ですよね。
(日本だったら「大化の改新」の頃ですよ!)
その割にみんな、やたら考え方が合理的過ぎませんか?
自分の利益のために宗教的、道徳的な禁忌を破って悪事を企み実行するような人々が普通に出てくることにちょっと違和感がありました。
国を動かすような高位にいる人間や、知識・教養があるような人間ならそうした言動も理解出来るのですが、そうではない一般的な人々ならばもっと「死」とか「霊」とか「タブー」に対して、大いなる恐れを抱いていたのではないのかしら?と思ってしまうんですが。
なんだかあまりにも軽々とそういう禁忌を飛び越えて犯罪を犯していることにちょっと納得出来ないなあ…という気持ちがずっとついて回っていました。

あと、聖職者には敬称(尼僧殿とか院長様とか猊下とか)を付けて呼ぶのに、それ以外の上位者(上司とか、王族とか、王様その人にも)は何の敬称も付けてないことや、その当時の慣習とか物の名前はそのままの名前で表記されているのに時間の単位が「分」だったりするのや、「アリバイ」なんて言葉が出てくるのも「なんだかな~」って感じでした。

と言っても私には「7世紀のアイルランド」についての知識は皆無で、「古い時代だったらこんな風だったに違いない」という思い込みによる考えでしかないので、単なる言いがかりかもしれませんが。(というかその可能性大?^^;)
フィデルマのように女性でもきちんと高い教育を受け性別による区別なく高い地位を与えられ社会に参加していたというのは事実のようなので、私が想像しているよりも7世紀アイルランドというのは進んだ世界だったのかもしれませんね。

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2009/06/30

ココログ:久々の「メンテナンス のち 長時間トラブル」

最近は以前に比べて投稿頻度が落ちているせいかあまり遭遇することのなかった「メンテナンス + 長時間トラブル」の現場に久々に立ち会ってしまいました^^;

【メンテナンス】ココログメンテナンスのお知らせ
ココログの全てのプランにつきまして、2009年6月30日(火)の8:00~12:00の4時間、メンテナンスを実施いたします。
本メンテナンスは、当初の予定時間よりも1時間延長となりましたが、先ほど13:00に終了いたしました。

【障害】ココログ全プランでの障害について
◇障害日時
2009年06月30日(火)13:38~
(PCの閲覧は19:20に復旧、PC管理画面は21:16に復旧)

メンテナンスの時間より障害の時間のが長かったのね…(汗)久々にやっちゃいましたね、ココログさん。
最近は結構安定していたので「やっと学習したのね~」と思っていたけど、そうでもなかったということでしょうか。
こういう常時動いているシステムを管理するのは難しいとは思うのですが、そこはやはりプロの意地を見せて欲しいところですね。
ユーザーから「怒りのエントリー」が山のように投稿されると思うので、それをよ~く読んで反省して下さい>ココログスタッフさん。

ただ、私の場合、この障害よりもIDの全面切り替えのほうが影響大でした。
私はこのココログ(プラス)の記事を"Windows Live Writer"を使ってエントリーしているのですが、ここに登録してあるIDも今日からは@NiftyIDでないと接続出来なくなったのです。
障害が復旧したので過去の記事をちょっと修正して投稿しようと思ったらエラーが返って来たので、「そういえば登録を直さないといけないんだった」ということを思い出し修正したのですが…いつも管理画面に入るときに使っているID(既に管理画面のIDは切り替え済み)を入れても認証されないのです!
何故?!このメンテナンスで何かが大きく変わって、もうココログで"Windows Live Writer"は使えないの??!!
とショックを受けつつ、それでも「もしかしたら何か別の方法が…、もしかしたら何か忘れてるのかも…」と色々考えてみたところ…思い出したのです!
一つのアカウントでIDを2つ持っているということに!

私はNiftyがInfoWebの頃からの会員なので、@NiftyIDの他にInfoWebIDというのも持っているのです。
InfoWebIDはネット接続するようになって以来の付き合いなので暗記してて使い易いし、Niftyの殆どのサービスはInfoWebIDで代用出来るので今まで「これはInfoWebIDだ」って意識したことなかったんですよね。
そしてココログの管理画面もこの使い慣れたInfoWebIDでログイン出来ていたため、"Windows Live Writer"の登録も当然のようにInfoWebIDを入力していたのです。
これが原因だったんですね~^^;
ふと「そういえば似てるけどなかなか覚えられないIDがあったはず」と思い出して登録情報を確認、そちらを入力してみたところ…無事"Windows Live Writer"からの投稿が出来るようになりました!
よかった~…。
記事作成はもう殆どこのソフトに頼っているので、使えなくなったらどうしようかと思っちゃいました^^;

ということで、久々のココログネタでした。
あ、そろそろバックアップもとっておかなくちゃ!

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2009/06/27

手編み:透かし編みフリルのベスト

image 夏糸でベストを編みました。
後身ごろ、左右の身ごろを別々に編んで綴じたあと、襟、前立て、裾にぐるっとフリル部分を編みつけていくタイプ。
フリルが襟の代わりにもなってます。
針は3号かぎ針、糸はハマナカ「ナチュラルコットン クロッシェ」(綿100%)を9個(1個25G)使用、製作期間は約2週間でした。

参考にした本はこちら。↓

とっても簡単!かわいい手編みのベスト―春夏のかわいいベストが18点 (Let’s Knit series)
とっても簡単!かわいい手編みのベスト―春夏のかわいいベストが18点 (Let’s Knit series)

※上記のAmazonの該当ページで本の中身がちょっとだけ立ち読みできます。3ページ目、4ページ目にこの作品の完成写真が載ってます。

身ごろ部分はザクザクした透かし模様だし、幅も長さもあまりないので思った以上にアッサリ終了。
「お、けっこう簡単じゃん!」と思ったのですが、これがフリル部分に入ったら一転。
目数が一気に増えたので編んでも編んでもなかなか進まなくて苦労しました。
しかも編み方が単調なので、ぐるぐる編んでるうちにだんだんどこを編んでいるのか判らなくなって目を落としたり、逆に多く編んだり・・・というミスを連発。 でも、そこを直すには丸々一段ほどかなくちゃならないので殆どの部分は「見なかったこと」になってます。
(いいんです、自分のだから^^;)

ただ1箇所だけ、そんな悠長なことを言っていられない、あり得ないミスが発生!
なんと、途中まで編んだ段をそのまま先に進まず何を勘違いしたか「逆戻りしてしまったのです!
で、段の終わりまで行って次の段を編もうと思ったら、何故か段数が合わない…。
こんなとんでもない間違いをすることはあまりないので、何故合わないのかしばらく判らなくてかなり悩みました。
まさか同じ段を逆走していたとは!
我ながらあまりのマヌケさに絶句しました(T_T)
さすがにここはほどいて編み直し。
それだけでもいい加減イライラしているのに、こういうときに限って糸が絡まってなかなか進まなかったりするんですよね^^;
でも、それ以降は順調に進んで無事に編み上がりました。

長さもけっこう長い(お尻が隠れるくらい)し、動きがある形なので使いやすそうな気がします。

それはそうと、最近小さい編み図だと鎖編みの目数を数えたりするのに苦労するようになってきました^^;
普通に見るのは問題ないのですが、小さいものをちょっと長い間見ているとぶれてきてしまって焦点が合わなくなる感じです。
そろそろ眼科に行くべきかなあ…。

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2009/06/24

柴田よしき/貴船菊の白

貴船菊の白 (祥伝社文庫)
貴船菊の白 (祥伝社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
秋になったら、いつかあなたが話してくれた、京都の紅葉を見に連れて行って―亡き妻が語ったその地は刑事になって初めての事件で、犯人に自殺された因縁の場所だった。刑事を辞めた男が十五年ぶりに訪れたとき、そこに手向けられていた貴船菊の花束。白く小さな花は、思いもよらぬ真相を男に告げる…。美しい京都を舞台に、胸に迫る七つの傑作ミステリー。

柴田さんは巧い作家さんだと思います。
私も以前は「RIKO」シリーズとか「炎都」のシリーズとかけっこういろいろ読んでいたのですが、最近はあまり手が出ません。
あまりにも巧すぎるので読んでいるとこっちまで心理的に追い詰められてしまい息苦しくなってしまうんですよね。
(緊張の持続にすごく弱いのです。TVや映画もついついそういう作品は避けてしまいます・・・)
なので、柴田さんの作品で安心して手に取れるのは「猫探偵 正太郎」シリーズくらいかも。

そんなヘタレな私なので京都が舞台のミステリー、しかも表紙イラストがちょっと暗めと不安材料が多いこの作品も購入前にちょっと迷いましたが、ちょうど手持ちの本が切れて他にめぼしい本もなかったので思い切って買ってみました。
結果、なんとか許容範囲内でした。
内容としては予想した通り「人間関係のドロドロ系」なのですが、1篇のページ数が少ないので展開が早く、苦しくなる前に読み終わることが出来ました。

作品のイメージとしては残念ながら好きなタイプではなかったのですが、登場人物の人間関係や心理描写、事件の内容、経緯そしてそこに京都ならではの風習やしきたり、景色まで入れて短いページ内できれいに完結させる物語の流れはどれも見事でした。

でもどうせ京都が舞台の話なら、以前読んだ『ふたたびの虹』の続編が読みたかったなあ。

表題作他「銀の孔雀」「七月の喧噪」「送り火が消えるまで」「一夜飾りの町」「躑躅幻想」「幸せの方角」の7編を収録。


RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)
RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)
炎都―City Inferno (徳間文庫)
炎都―City Inferno (徳間文庫)
猫探偵・正太郎の冒険〈1〉猫は密室でジャンプする (カッパ・ノベルス)
猫探偵・正太郎の冒険〈1〉猫は密室でジャンプする (カッパ・ノベルス)
ふたたびの虹 (祥伝社文庫)
ふたたびの虹 (祥伝社文庫)

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2009/06/20

ほしおさなえ/天の前庭

天の前庭 (ミステリ・フロンティア)
天の前庭 (ミステリ・フロンティア)

内容(「MARC」データベースより)
自動車事故で意識不明となり、そのまま9年間眠り続けた柚乃。奇跡的に目覚めたとき、すべての記憶を失っていた。そして今、かつての日記に自分にそっくりな少女に出会ったという記述を見つける-。彼女の行き着く真実とは?

何が書いてあるのかよく判らないなあ、と思いながら、それでも最後にはちゃんと解答が提示されるのであろうと思って読み進んでいたのに結局そのまま終わってしまったよ、という印象の作品でした。
いろんな要素が次々と提示されてそれが一見リンクして結末に近づくための鍵のように見えながら、その結びつきに関する情報は曖昧で要素が増えるに従って逆にどんどん全体像がぼやけていってしまうのです。
『ミステリ・フロンティア』シリーズの中の1冊なのでミステリだと思って読み始めたのですが、途中でドッペルゲンガーやタイムスリップなども出てきてミステリなのかSFなのかさえもよく判らないままでした。

でも、それは(他の方のレビューを読む限りでは)「敢えてそういう書き方をしている」っぽいですね。
確かに文章自体は読みにくくはないのですが…やっぱり私には合わないタイプの小説でした。
こればっかりは相性の問題なので仕方ないですね。

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2009/06/19

みずのゆったりとながれるさま

Yahooのトップページを見ていたら「本日の急上昇ワード」にこの
「みずのゆったりとながれるさま」
という言葉がランキングされていた。
『本の題名か何かかな?』と思ってちょっと調べてみたら…なんと、この漢字→「」一文字の読み仮名なんだって!
つまり、「夏」を「なつ」と読むように、「攸」は「みずのゆったりとながれるさま」と読むということらしい。
う~ん、もっと簡単な読み仮名は思いつかなかったのだろうか。
しかも読み仮名が長いわりに文字がフツーなのがちょっとアンバランスな感じ。
(実際、ATOKで手書き検索してみたら<ゆう / ところ>という読み仮名で登録されていた。それで充分なんじゃ?)

その他にも世の中には10文字以上の長い読み仮名を持つ漢字はたくさんあるらしい。
<参考>
読みの長い漢字  : 『理数塾パスカル』
長訓読み選手権『曉に死す』
◆最も長い読み 異体字/読み 関連資料◆『fourthcape』

「あるきかたがただしくない」とか「ほねとかわとがはなれるおと」っていう読みの漢字って…どんなシチュエーションで誰が使うために作ったんだろう?

ちなみに、「もっとも画数の多い漢字」はコチラ↓。

【 雑学 】  【skm5th】最も多い漢字の画数は「84画」『Sukima Windows Plus』
世界一画数の多い漢字は?『雑学ポータル 雑学WEB』

こっちもスゴイなあ。
こんな字でお習字をやったら、半紙には絶対に穴が開きますね(笑)

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2009/06/12

小路幸也/東京バンドワゴンシリーズ

東京バンドワゴン (集英社文庫)
東京バンドワゴン (集英社文庫)
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン (集英社文庫)
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン (集英社文庫)
スタンド・バイ・ミー
スタンド・バイ・ミー
 

内容(「MARC」データベースより)
下町の老舗古書店「東京バンドワゴン」。ちょっと風変わりな四世代の大家族が、転がりこんでくる事件を解決する。おかしくて、時に切なく優しい、下町情緒あふれる春夏秋冬の物語。

築数十年の古い建物、季節ごとの自然、そして親密なご近所付き合いが残る、東京のとある下町。
この町で大正時代から「東京バンドワゴン」という変わった名前の古本屋(現在はカフェも併設されている)を営む堀田家は80歳になっても元気な家長の勘一から生まれたての曾孫まで四世代が一緒に暮らす大家族。
この堀田家周辺で起こる小さな謎や事件を中心にした連作短編集。

既刊4冊のうち『東京バンドワゴン』『シー・ラブス・ユー 東京バンドワゴン』『スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン』の3冊を順番に読みました。

す~ごく面白かったです!

とにかく、登場人物がとても多いのが印象的。
なにしろ中心になる堀田家からして12人(!)の大家族。
(シリーズ1冊目では8人でしたが、その後お嫁さんとお婿さんが1人づつ+赤ちゃんが2人増えて3冊目現在は12人になりました。今後、更に増えそうな予感です(笑))
これだけでも充分多いのに、そのほかにもお嫁さん、お婿さんの親御さん、町内のご近所さん、お店の常連さん、子供たちの同級生やその保護者などなど。
これだけ人が出てくると普通は誰が誰だか判らなくなったり、出てきたけど印象が薄くて忘れちゃったりするものですがこの作品ではそういう人が殆どいないんですよね。
それぞれがきちんと人物設定、性格設定されて物語の中に存在して、それぞれの役割を果たしているので、小説の登場人物の名前や人間関係を覚えるのがあまり得意ではない私でも覚えようと意識しなくても読んでいるうちに一人一人がスーッと自然に入ってきてしまう感じでした。

個性的な登場人物の中でもダントツなのは、勘一の一人息子・我南人(がなと)。
60歳を過ぎて、孫までいるおじいちゃんなのに、職業は「伝説のロッカー」(「自称」ではなくホントの有名人)なのです。
金色長髪に派手な服、あちこちをふらふらしてまともに家に寄り付かず、口癖は「Loveだねぇ」…という奇抜なキャラクター。
とても「下町の古本屋(しかも大家族)」にはそぐわない設定なのですが、そんな我南人でさえ悪目立ちすることもなくちゃんと堀田家の一員、作品の中の登場人物として違和感なくそこに存在している、その世界観がスゴイと思うのです。

このシリーズには巻末に「あの頃、たくさんの笑いと涙を届けてくれたテレビドラマへ」という献辞が入っています。
つまり、この作品は「あの頃」のテレビドラマへのオマージュなんですね。
イメージからいうと「寺内貫太郎一家」あたりかな?
家長の勘一が80歳という高齢という設定なので、ドラマみたいに「毎回ちゃぶ台をひっくり返して喧嘩するシーン」はありませんが(笑) 家族みんなで食事するシーンはどのお話にも出てきて、これがすごく印象的。
お料理は名前が出てくるだけでそんなに詳しいディテールが描かれているわけではないのですが、贅沢ではないけれどちゃんとバランスが考えられた手料理がいっぱいに並ぶ大きなテーブルで、家族全員が集まってワイワイ喋りながらの食事シーンはそのまま「幸せ」を表現しているような気がしました。
(だからといって、一人でご飯食べるのが「不幸」だということではないですけどね)
私は正直あまり大勢の人と一緒にいるのが得意なほうではないのですが、この作品を読むと「家族っていいよねえ」と自然に思ってしまいますね。

物語は堀田家の中やその周辺で起こる小さな謎や騒動を中心に展開します。
それらの事件も伏線がきちんと引いてあり結末も自然でよく出来ているのですが、それ以上にそうした事件や騒動があっても繰り返される堀田家の日常、日ごとに成長していく子供たち、人との繋がりを大切にして真面目にまっすぐ生きている人々がきちんと描かれている部分が素晴らしい作品でした。
感動して大泣きすることはありませんが、読んでいる間も読み終わった後もすごく気持ちよくて、「人に優しくしよう」という気分になります。

これからもずっと続いていって欲しいシリーズです。

取りあえずは今年の4月に出たシリーズ最新刊『マイ・ブルー・ヘブン』(勘一の若い頃を描いた番外編らしい)は現在図書館の順番待ち中。
もうすぐ読めそうなのですごく楽しみです(^^)

マイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴン
マイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴン
 

公式サイト発見!
集英社「東京バンドワゴン」シリーズ

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2009/06/10

春日井玲子お料理教室(スパムメール)

今日受信したメール。

春日井玲子お料理教室の皆様へ

夏の懇談会のお知らせ(5周年記念会を兼ねて)

皆さんお元気ですか?
皆さんのおかげで春日井玲子お料理教室も
今年で5周年を迎える事が出来ました。

開業して5年、北は北海道、南は沖縄まで
計40もの教室、500名ものメンバーにまで
膨れ上がったのも全て皆様一人一人のおかげです。

そこで、日頃のご愛顧に感謝いたしまして
毎年恒例の懇談会を、今年も開催いたします。

知らないアドレスからのメールだったけど、件名も冒頭の文章もまともだったので「送信ミス?」と思いつつ読み進めてみたら、

お酒を飲みながら、更に交流を深めていきましょう。

2次会での制限は一切ございませんので、
自由な触れ合いの場としてご利用してください。

勿論、肌の触れ合いもOKです!
会員の皆様が、より深い繋がりを持っていただけたらと思っております。

…スパムでしたか…^^;

件名からして怪しければ読まずに削除出来るけど、こういう一見まともそうなのは一応読んでみるから時間も手間も掛かって迷惑ですね。
でも、その分こうやってブログネタにしてるわけだから、マイナスばっかりではないかな(笑)

下記のブログ記事に全文が掲載されてます。
奇妙なお料理教室『金井優子さんからの手紙』様)

管理人さんが受信した+読者から提供されたスパムメールを公開しているブログのようです。
メールの内容に対する管理人さんのコメントが冷静かつユーモアもあってなかなか面白そうなブログです。

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