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2004年8月の38件の記事

2004/08/31

犬の生活

dog.JPG入浴中のボストンテリアくん。
(株)ユージンから出ている朝隈俊男コレクション「犬の生活」(全6種+α)の中の一匹です。
お昼休みに近所のコンビニで発見。
あまりこういうフィギュアには興味がないのですが箱の写真が可愛かったので思わず連れて帰ってきてしまいました♪
満足そうな表情とリラックスしきってる体勢が絶妙!

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2004/08/29

風野真知雄/喧嘩御家人 勝小吉事件帖

勝小吉事件帖―喧嘩御家人
風野 真知雄
風野真知雄/喧嘩御家人 勝小吉事件帖小吉は祖父の代に旗本に成り上がった男谷家の三男坊に生まれ、7歳の時に御家人・勝家の養子に入りその後勝家の一人娘おのぶと結婚したが、小さな頃から暴れん坊で腰が座らず、喧嘩、家出、借金、女遊びなどろくでもない事ばかりしでかす界隈でも有名な不良侍であった。
そんな小吉が十四の時以来二度目の家出からようよう連れ戻されたその日、悪い遊び仲間の一人、岩三が何者かによって殺されてしまう。
疑いは直前に岩三に会っていた小吉に向けられ、体面と小吉の将来を案じた家族によって小吉は家の中の座敷牢にに監禁されてしまうのであった。

幕末にその名を残す勝海舟の父親・小吉を主人公(探偵役)に据えた時代推理小説。
「座敷牢の男」を始め8編の短篇を収録。


面白かったです。

素行の悪さから自宅の座敷牢に閉じこめられてしまった主人公が、その中で事件を推理して解決すると言う発想が楽しいですね。
いわゆる「安楽椅子探偵」ならぬ「座敷牢探偵」です(笑)

しかもそうした設定だけでなく事件自体も「密室」あり「暗号」ありでなかなか凝っているし、小吉の謎解きもきちんと筋が通っていてスルスル読めました。
また幼い息子の麟太郎(後の海舟)が常に推理のヒントを小吉に与えていた、と言う細かい設定も見逃せません。

でもなんと言っても「小吉が座敷牢に閉じこめられていた」と言うのが創作ではなく事実(しかも3年も!)だと言うところが、驚きでした。
勝海舟は幕末の怪人物ですが、その父親もすごい人物だったんですね~(笑)
解説によると坂口安吾や子母澤寛なども小吉を作品の中で取り上げているとか。
しかも歴史的な活躍をした海舟とは違って小吉自身は「暴れん坊だった」と言うだけで特にそうした実績がないのにそうして人を惹きつける魅力を持っていたと考えるともしかしたら海舟よりも潜在的な力は大きかったのかも。
しかし、幕末前夜のまだ安定していた時代がその爆発的な力を発散させるには穏やかすぎたのかも知れません。

この作品を読んで「勝小吉」と言う人物に俄然興味が沸きました。
小吉自身が遺言として残した「夢酔独言」と言う作品があるらしいので近いうちに読んでみたいと思います。

夢酔独言
勝 小吉
勝 小吉/夢酔独言

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「新選組!」#34

う~ん、あの回の次がこれですか…。
判断が難しいです(汗)

珍しくヘコんでいるはじめちゃんが可愛かったのと、おつねとお幸の2人のシーンが良かった。

以上。

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トラックバックについて

110さんの「Secret Bace」内の記事「トラックバックについて考えた」を読んで私のトラックバックについての考えをまとめてみました。

最初に私のスタンスを表明しますと「基本的に110さんの考え方に賛成」です。
つまり「トラックバックをした記事に相手先のリンクを張る事は必ずしも必要ではない」と思ってます。

私の場合は110さんとは違ってWindowsユーザーですので、リンクを張るのもタグを打ったりする必要はないので「やれ!」って言われればやる事自体は簡単なのですが…。
じゃあ何故かというと…う~ん、やっぱり「自分がそうされても特に失礼だとは思わない」からかなあ。
だって、トラックバックされれば相手は誰か判るわけだし、そこに行って「ここに来た人にも自分のところに来て欲しい」と思えばそちらにトラックバックを返すなりコメントを残すなりすればいいわけですから。
逆に、トラックバックだけだったら気に入らなければ削除してしまえばいいし気に入ったらトラックバック返しとかコメントによって「自分の意志で」相手との繋がりを選択できるけど、相手にリンクされちゃったら自分で「あ、このブログとはちょっと…」と言うところでも「外してください」とはなかなか言いにくいから却って面倒くさいことにならないかな?と言う心配もあったりするのですが…考えすぎでしょうか。

ただ全ての記事にリンクを張らないわけではなくて、今回のように付ける場合もあります。
それは「相手の記事ありき」の場合です。
例えば自分の書いた記事が相手の記事からインスパイアされた結果である場合とか、私の記事を読むよりも相手の記事を読んで貰った方が話が早いって言う場合ですね。
というのはですね、もちろん読んで下さる方に『「この記事は絶対面白いから読んでみてね」って言いたい』と言う事こそがその記事の目的であると言うのが第一なのですが、それ以外に「引用」の問題があるからです。
ニュース記事とかどこかの企業の公式サイトとかから引用文を引っ張ってくるのはそんなに抵抗がないのですが、個人的なサイトのそれも日記的な色合いが強い文面からある一部分を引用すると言うのはどうも危険な感じがして苦手なのです。
なので、一部分の引用はしないので参照する場合はリンクを辿って相手先の全文を読んで下さいね、と言う意味でリンクを張ろうと思っています。
あ、それからリンクを張るときはそのブログのメイン(トップ)ページと、該当記事への直接リンクをどちらも張ります。
トップページだけだと該当の記事の場所が見つからない場合もあるので…。

それ以外の「自分の書いた記事に似てる」とか「同じ事に興味を持っている」のでトラックバックしました、と言う場合はリンクは基本的に付けていません。

この件、「blog内での大勢はどんな感じなのかな?」思って関連記事(「未来検索」にて<トラックバック>+<マナー>で検索した結果)を読んでみたら、「トラックバックしたら記事の中にリンクを入れるのがマナー」と考える人が思った以上に多いのでちょっと驚きました。
何となく普通のWebサイトよりもBlogの管理人さんは「サクッとリンクしてOK」と思っている人がもっと多いかと思っていたので。

とは言え、私も相手をイヤな気分にさせてまでトラックバックしたいとも思いませんので相手の考えに合わせたいとは思います。
そう言う意味でそれぞれのブログに管理者さんのトラックバックに関するスタンスが明確になるページがあったらいいのかな。
私の見た範囲では「B-log」さんの『お願い』はそんなルールがユーモアを交えて上手くまとまっていてとても参考になりました。
内容も私の考えと殆ど同じだしマネしちゃおうかな♪

ただ、「トラックバックしたらリンク張るのが普通」と言うルールが基準なんだったら、システム自体が最初からそう言う仕様になってる気がするんですけどね~…。
相手先に勝手にリンクが付くんなら自分のところに自動でリンク張るくらい簡単でしょ?

<関連記事>
「トラックバック」についての覚え書き(05/03/05投稿)

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2004/08/28

ブログのデザインが消えちゃう現象

例えばこのブログは通常こう(↓)見えるわけですが、

screen2.gif

時々、いきなり何のデザインもない状態(↓)になってしまう場合があります。

screen1.gif

どうも「ファイルの破損」らしく「インターネットオプション」→「ファイルの削除」をすると直るのですが、何の前触れもなく突然発生するのでいつもビックリします。

最初になった時はよそのブログだったので「こういうデザインなのかな~?随分あっさりしたブログだな~」と思ったものでした(笑)
その後、他のブログに行ってもどこも同じ、更には自分のもそうなっていたので「あ、私のブラウザが悪いのか」、と。
いくら何でもあっさりし過ぎですよね。

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2004/08/26

熱の華

何だか唇がチクチクするなあと思ったらいつのまにやら熱の華(口唇ヘルペス)が出来ていた(泣)
あまり自覚はないけど疲れてるのかな~?
(先週ずっと休んでいたのに?!)
それより、寝不足が原因かも。

このプチッとした水ぶくれ、潰したい~っ!
でも、潰すともっとひどくなるので我慢我慢。
早く治りますように。
ひどくなるようなら土曜日に病院行って来ようかな。

取りあえず今日はもう寝よう。

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健康診断対策

友達から「健康診断前にヘルシア緑茶を毎日飲んだら、血液検査の結果がビックリするくらいよくなった」との情報を貰ったので早速真似っコ中。
しかし、苦いっ!
前に飲んだときはこんなに苦いとは思わなかったんだけど…。
でもこれで私のコレステロール値が下がるのなら頑張って飲みます。
実際に私にも効果があるかどうかはまだ判りませんが。
それに飲み過ぎると却って調子が悪くなるらしいので要注意。

花王 ヘルシア緑茶公式サイト

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2004/08/25

読書感想文

最近、「地獄変」「偸盗」「感想文」などのキーワードで訪問して下さる方が割と多いのですが、もしかすると夏休みの宿題の読書感想文なのでしょうか?
もしそうだとしたらゴメンナサイ、あんなテキトーな感想で(汗)
でもどちらも短い物語ですので集中すれば1~2時間で読み終わります。
自力で頑張りましょう!

ちなみに私は今でこそこうやって読んだ本ごとに感想を書き散らしていますが、学生の頃は読書感想文の宿題は大の苦手でした。
本を読むのは好きでしたが、ただ活字を目で追っている間その物語の中にいることが気持ち良くて読み終わったら「ああ、面白かった!」で終わりだったんですよね。
それ以上でもそれ以下でもなく、読んでいることが楽しくて、読み終わったらそれで終わり。
なので「感想を書くために本を読む」と言うのは、通常の自分の本の読み方と違う取り組み方をしなければいけないので非常に苦痛でした。
それに人から「これを読みなさい」って言われた本を読むのも苦手だったし、殆どの場合「課題図書」ってのは(その当時の私には)何の魅力も感じない真面目そうな本だったのも原因かな。
と言うわけで毎年夏休みの読書感想文は8月の後半まで持ち越され、そろそろ新学期までカウントダウンという頃になってようやく暗~い気持ちで読み始め、あまり意味もない言葉で作文用紙を必死で埋めると言う感じでした。
もちろんそんな感想文が評価されるはずもなく…。
読書感想文にはこんな感じのヤ~な思い出しかありません。

それでも本を読むことが嫌いになることはなかったのでものごころ付いた頃から結構な数の本を読んだ記憶はあるのですが、特に感想を持たずにどんどん読んでいたせいか今となってはどの本を読んでそれがどんな内容だったのかサッパリ覚えてません。
なので「子供の頃に読んで印象的だった本は?」とかって聞かれるの、実はとっても苦手です。
ははは…(汗)
最近になって「さすがにそれはちょっと寂しいかな」と思ってこうやって感想を書くようになりました。
(プラス「どの本を読んだか」の備忘録代わりの意味もあり(笑))
感想を残すようになってもう4年目なので自分でもよく続いてるな~と思うのですが、ただこれは別に「宿題」じゃないから出来ているのかも。
それにかなり好き勝手書いちゃってるしね。
(と言っても「さすがにこれはヤバいか」ってのは自粛する事もあります。毒吐き出すと結構容赦ないので(笑))
90%くらいは自分のため。
でも残り10%はそれを読んで「あ、面白いかも」って思ってくれるかも知れない誰かのために書いてます。
もちろん「私の」感想なので保証は出来ませんが…ちょっとでも何かの、誰かの参考になったら嬉しいです♪

何か面白い本はありましたか?

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2004/08/24

新選組関連本を読む

この間の「新選組!」以降、blogの中でもそれぞれに熱いレビューをあちこちで見かけます。
読んでいると色んな場面が蘇ってきて、ついウルウルしてしまうこともしばしば。
視聴率は大河としてはあまりよくないみたい(平均15%というところかな)だけど、見続けている人に対して何らかの想いを伝えるドラマになってきていると思います。
幸いなことに視聴率が良くないからと言って途中でうち切られる心配はないわけですから、このまま妥協することなくきっちり筋が通った作品を作り上げて欲しいものです。

私もやはり影響を受けてしまったらしく、急に「新選組関連本が読みたい」と思うようになりました。
土方関連本は随分前にいくつか読んだし今も本棚に並んでいるものもあるのですが、「今だったらやっぱり山南さん関連でしょう」とネットで調べてみたんだけど…う~ん、なかなかヒットしませんね。
いくつか出てきたのは殆ど「隊士列伝」と言ったような趣のものばかり。
「そうじゃなくて小説が読みたいんだよね~」と思いつつ探していて見つけたのが、北方謙三の「黒龍の柩」。

黒龍の柩 上
北方 謙三
北方謙三/黒龍の柩〈上〉
黒龍の柩 下
北方 謙三
北方謙三/黒龍の柩〈下〉

メインは土方らしいのですが、

内容(「MARC」データベースより)
親友・山南敬助が託した新選組のもう一つの道、坂本竜馬が死の寸前に語った新しい国のかたちに、土方は新選組の未来と己の夢を賭ける。新たなる土方歳三像を描く、新・幕末歴史小説。『毎日新聞』連載を単行本化。

と言う内容に惹かれました。
早速読もうと思ったのですが、あいにくまだ文庫化されていない様子。
思い切って買ってしまおうかとも思ったのですが、ふと思い立って会社近くの図書館を覗いたところラッキーな事に在庫があった(それも上巻のみ!下巻だけじゃなくて良かった…)のでそのまま借りてきてしまいました。
まだ30ページくらい読んだだけなのですが、土方と山南の会話がたくさんあってなんか新鮮です!(笑)
早速下巻も予約しました。

他には木内昇「新選組 幕末の青嵐」も面白そうです。

新選組幕末の青嵐
木内 昇
木内昇/新選組 幕末の青嵐でもこれは所蔵していないみたいなんですよね~。
リクエストして買って貰っちゃおうかな。

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2004/08/23

休み明け

今日から仕事復帰。
朝から「もう秋?」って思うくらい涼しくてビックリ。
でもおかげで気持ちよく出勤できたのでラッキーだった。

仕事も思った以上に順調に終了。
今日1日で歩いた歩数は多分先週1週間の合計より多いと思う…(汗)

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2004/08/22

「新選組!」#33

泣きました。
最初の方で追いかけてきた沖田と山南が会うシーンあたりからずっと泣きっぱなしでした。
鼻が詰まって死ぬかと思った…。

どうしてあんなにみんな(土方さえ!)が「生きて欲しい」って思っているのに、死ななくちゃならないのかな~…。
でも、その「生きて欲しい」って思う気持ちと同時に永遠の別れの気持ちが表現されたそれぞれの登場人物の演技、演出がすごく良かった。
特に源さんとはじめちゃんのシーンが印象的。
(私のイメージとしては今回はじめちゃんが言ったエピソードなんかは総司の役割のような気がするんだけど…)
明里との別れのシーンも良かったし。
この後、今回を越えるシーンってあるのかな?と思うくらい濃密な45分間でした。

山南さん、お疲れさまでした。
これからの新選組の行く末をその笑顔で見守っていて下さい。

それにしてもこれからこういう場面が増えてくるのかと思うと、本当に気が重いなぁ(泣)

近藤の「武士にふさわしい死に場所を…」と言うセリフも、近藤の最期を考えると皮肉な内容だよねえ…。

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アテネは40℃

だそうです。
今日は女子マラソンがあるのにそんな条件で大丈夫なんでしょうか?
40℃って言ったら普通に歩いていても倒れそうな気温ですけど…(汗)
スタート時間は4時間後の午後6時(現地時間)と言うことなので、昼と夜の気温差が大きいアテネの事だから少しは下がっているのでしょう。
でもコースのアップダウンもかなり厳しいらしいので、記録よりもこうしたコースとか気象条件とかとの勝負になるんでしょうね。
過酷な条件に負けずに頑張って欲しいものです。

**************

テニス女子ダブルスの杉山・浅越組はメダル獲得ならず!残念っ!

**************

「ほぼ日刊イトイ新聞」のアテネオリンピック特集「昨夜、オレは観た!」が面白いです♪
「こんな事まで…(笑)」と思わず笑ってしまうような細かいチェックが盛りだくさん!
TV観戦の合間にど~ぞ。

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2004/08/21

中島らも/ガダラの豚1~3

ガダラの豚〈1〉
中島 らも
ガダラの豚〈2〉
中島 らも
ガダラの豚〈3〉
中島 らも
中島らも/ガダラの豚〈1〉 中島らも/ガダラの豚〈2〉  中島らも/ガダラの豚〈3〉

アフリカ呪術研究の第一人者 大生部多一郎はテレビ出演の依頼が絶えない人気タレント教授。
しかし、彼には8年前の現地取材で娘をなくした過去があり、それ以来彼はアル中に、妻の逸美は神経を病んでおり、息子の納(おさむ)の3人の家族は崩壊寸前だった。

娘をなくしてしまった喪失感から逃れるため怪しい新興宗教にのめり込んでいく逸美を、超能力者のトリックを暴くことを売り物にしているマジシャン「ミスター・ミラクル」の助力を得て奪還するまでを描く第1巻。

TVプロデューサー・馬飼の企画による特番の取材のためアフリカへ旅立つ大生部一家と出演者、スタッフ一行。
彼らのアフリカ道中記及び目的地「クミナタトゥ」での大呪術師バキリとの対面までを描く第2巻。

バキリの元からキジーツ(呪術の増幅装置)として育てられていた少女を攫った一行は多くの犠牲を払いながら命からがら日本に戻るが、安心したのも束の間バキリが東京に現れる。
TV局を舞台に繰り広げられるバキリと大生部一家との壮絶な闘いを描く第3巻。


文庫版で全3巻それぞれ300~350ページ前後というかなりの分量でしたが、とても面白くて1巻から3巻まで一気読みでした。

「超能力」「マジックによるトリック暴き」「新興宗教」「アフリカ呪術」「TVによる情報操作」などなど、怪しげでだからこそ興味津々な話題が次から次へと出てきます。
しかもそれらは単に「話題」として出てくると言うことではなく、それぞれに対するきちんとした研究と考察の上に書かれており物語の中の重要な核として機能しています。
更にそうした真面目な内容であるにも関わらず、決して重かったり暗かったりすることはなく全体的には著者らしい軽妙でユーモアのある物語になっているので最初から最後まで飽きることなく読み進める事が出来ました。
また大生部一家を始めとして登場人物の数がかなり多いのですが、それぞれの性格付けが非常にきちんとしているため(ある意味「反則」な部分もありますが(笑))混乱することがないのも読みやすさの要因でした。

第3巻のラスト、TV局を舞台にした命がけの追跡劇は流血や痛いシーンが満載でそうした描写が苦手な私にはちょっとツラかったですが、その中でそれぞれが強くなり家族としての絆を取り戻していく大生部一家の姿が印象的でした。
そしてここまで大風呂敷を広げておきながら、登場人物の一人一人にも物語全体にもキッチリとエンドマークを付ける生真面目さにも好感が持てました。
(でもちょっと死人が多すぎるかも…(汗))


<関連サイト>
「Ramo Nakajima Office」

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2004/08/20

芥川龍之介/地獄変・偸盗

地獄変・偸盗
芥川 龍之介
芥川龍之介/地獄変・偸盗平安時代に材料を得た「王朝物」と言われる作品7編を集めた短篇集。
表題作2編を始め「竜」、「往生絵巻」、「藪の中」、「六の宮の姫君」を収録。


難しかったので一言感想(笑)

「偸盗」
女は怖い。しかも無謀(笑)
しかし、男もしょーもないのばっかり出てくる話。

「地獄変」
良秀の娘があんな事になったのは、やっぱり堀川の殿様の「振られた腹いせ」だと思う…。
良秀も堀川の殿様もどっちもどっちでしょう。

「竜」
これは結構好き。
自分が仕掛けたいたずらが思いもよらなかった方向に大きくなってしまってオロオロしている恵印法師を想像すると笑ってしまう(笑)
それなのにだまそうと思った恵門もまんまとひっかかっているのを見ると思わず喜んでしまう恵印が可笑しい。

「往生絵巻」
短いのに、すごくたくさんの人が出てくる話。

「藪の中」
こんなに短篇なのに上手いし、面白い。
一番信用できそうなのは「多襄丸の白状」かな。
「女の懺悔」はちょっと胡散臭いと思う。

「六の宮の姫君」
こういうのを読むといつも思うんだけど、自分が死んだら娘は苦労すると判ってるのになんだって父親は娘を嫁がせようとしないし、財産も残さないんだろうか…。
可愛がるのはいいけど、自分がいなくなった後のこともちゃんと考えてやって欲しいよ。
それで苦労して死んだ後、未練が残っていたりすると「極楽も地獄も知らぬ、腑甲斐ない女の魂」なんて言われちゃうんだからかわいそ過ぎます。

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ただいま~♪

本日帰って参りました。

実家ではずっとTVでオリンピック観戦でした。
それしか見たいような番組がなかったのもあるけど、それに加えて日本選手団の想像以上の頑張りについつい注目してしまった、と言う感じ。
基本的にあまり興味がないのでTVの前で声援しながらと言うほど熱くはなれませんでしたが、それでも柔道も水泳も体操も、それから今日のお昼くらいにやっていたテニスの女子ダブルス(対 アメリカ戦)も楽しんで見てました。
後半は陸上競技なので今までのようなペースでメダルを獲るのは難しいと思いますが、いつもの実力を出し切って楽しんだ結果が記録にも反映されるといいですね。

TVに飽きると読書タイム。
いつも実家に帰るときは本を持っていっても殆ど読めずにそのまま持ち帰って来るのですが(時間はあるのに何故か集中出来ない)、今回は「ガダラの豚」1~3巻全て読了してしまいました。
行く前は全部持っていこうかどうしようか迷ったのですが、持っていって良かったです。
途中で終わっていたら禁断症状が出ていたかも(笑)
とにかく面白かったです!
詳しい感想はまた後ほど。

後は食べてるか、寝てるか。
休養&栄養摂りすぎです。
もうすぐ健康診断があるのでちょっと体重落としておかないと…(汗)

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2004/08/15

帰省のため更新をお休みします

いつも*second messege*を見に来て頂いてありがとうございます。

今日からしばらくお盆休みで帰省のため更新をお休みします。
20日くらいには戻ってくる予定です。

のんびり組の皆さん、遊び組の皆さん、どちらもよいお休みをお過ごし下さい。
お仕事組の皆さんは頑張って下さいね。

ではでは。

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北森鴻/蜻蛉始末

蜻蛉始末
北森 鴻
北森鴻/蜻蛉始末明治十二年九月十二日夜半。
長州出身で大阪に大店を構える豪商・藤田傳三郎が贋札事件の容疑者として逮捕された。
全く身に覚えのない罪状での逮捕に徹底的に抵抗する傳三郎だったが、ある日取り調べを担当する佐藤権大警部から贋札の見分け方について市中で流れている「地紋に描かれている蜻蛉の脚が一本足りない」と言う噂を耳にする。
その瞬間、傳三郎の脳裏にはある一人の男の姿が浮かんだ。
それは自分に影のように寄り添ってきた幼なじみ「とんぼ」こと宇三郎の姿だった。


他サイトの感想を読むとどこでもかなり評価が高かったので期待するのと同時に、あまり馴染みがない事件の話だし割と分量もある(450ページ弱)ので「どうかな~」と言う不安半々で読み始めたのですが最初の5ページくらいを読んだらそうした不安はなくなって後は一気読みでした。

とても面白かったです!

幕末から明治維新にかけての激動の時代、商人の身でありながら若い頃から長州の有力な志士たち(高杉晋作、久坂玄瑞など)と交流があった傳三郎を中心に、その後明治政府の高官となっていく様々な人物たちとの交流、そして明治政府の中で長州が果たした役割に傳三郎の力がいかに大きく作用していたかが描かれています。
そしてその傳三郎に影のように寄り添って生きた「手足だけがひょろ長く、そのくせ立ち居振る舞いのいちいちが鈍重で、幼い頃から人にからかわれるためだけに生まれてきたような(本文36ページより)」<とんぼ>こと宇三郎と言う架空のキャラクターの生き様や想いが実在の人物にも負けないくらい生き生きと描かれている事がこの作品を本物以上に本物らしくしていると思いました。

人物の出入りも多く、それに伴って起きる事件もかなり煩雑なのですが、それによって物語の焦点がぼけたり意味が分からなくなると言うこともなくすんなり読むことが出来ました。
それはこの物語が、いかに多くの(歴史的に)重要な人物、事件を扱っていたとしても、あくまでその核は傳三郎と宇三郎の2人の「個人的な」関係であることからブレていないからだと思います。

最初は「<とんぼ>がどうやって傳三郎を贋札事件の容疑者に仕立て上げたのか」が書いてある話なのかと思っていたのですが、そうではなくこれは「<とんぼ>が何故傳三郎を贋札事件の容疑者に仕立て上げなければならなかったのか」の物語でした。
つまり「ハウダニット」じゃなくて「ホワイダニット」の話だったわけですね。
と言ってもこの作品は一般的な意味でのミステリーではありません。
伏線やラストのどんでん返しは存在するし<とんぼ>の一生をかけての「何故」を解いていくわけなのでミステリー的な要素はあるのですが、何かを隠したりミスリーディングさせるような部分がない非常にストレートな作品になっています。
そして、そう書いてある事こそが物語の輪郭を明確にし、更にこの話を非常に奥深く切ないそして上品な作品に仕上げていると思いました。

そして物語を読み進めるうちにこの作品の主役はその商才と胆力で時代の波を泳ぎ切り藤田観光を始めとする現在の藤田グループの祖となった傳三郎ではなく、小狡く、その場逃れの嘘ばかり吐いて、他人の感情に気持ちを重ねることもないけれどただ傳三郎にだけは終生忠実であった、はみ出し者の<とんぼ>であった事に気付くのです。

幕末~明治維新ものというと新選組や龍馬や徳川慶喜関連は幾つか読んだことがあるのですが、長州サイドの物語には殆ど縁が無かったので、この作品はそう言う意味でも楽しめました。
特に先日ドラマ「新選組」で自決した久坂玄瑞はドラマではどんな人なのかハッキリしないうちに死んでしまった、と言う印象だったのですがこの作品を読んで「ああ、こんな人物だったのか」と知ることが出来、改めてその死に思いを致しました。

清廉潔白に生きねばならぬとする傳三郎がいる一方で、人はそれほど清いものではないと嗤う傳三郎がいる。それはすなわち≪とんぼ≫こと宇三郎ではないのか。/このときからである。周囲から馬鹿にされる≪とんぼ≫を庇いつつ激しく憎み、憎みつつ庇い続けるようになったのは。(本文P51より)

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2004/08/14

アテネ五輪開幕

今朝5時半くらいに「ポカッ」と目が覚めたので、TVを点けたら丁度日本選手団が入場するところだった。
暗い会場に白が映えてはいたけど、パステルカラーのあの花柄はどうなんでしょうか。
ちょっと微妙。
その後は、80%くらい眠りながら見ていたのでよく覚えていないけど…あっ、ビョークが出てきたのにはちょっと驚いた。
ギリシャでやってるのになんでアイスランド人のビョークが?!
この辺のこだわりのなさが「オリンピック発祥の地」の余裕なんだろうか。
それとも何か関係があったのかも…?

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ロミジュリ at 日生劇場

今年の12月に日生劇場で上演される「ロミオとジュリエット」のチケットが取れたので駅前のファミリーマートまで発券に行ってきた。
「ロミジュリ」自体はそんなに好きな話じゃないんだけど(見てるとイライラして来ちゃうんだよね~(汗))、ロミオ=藤原竜也、ジュリエット=鈴木杏と言う配役に惹かれて申し込んでみた。
最近チケット運がかなり悪いので(泣)あまり期待していなかったので、取れてちょっとビックリ。
1階席の後ろの方、しかも平日だけど、取れただけでもヨシとしよう。
若手実力派2人+蜷川演出でどんな悲劇になっているのか楽しみ♪
レオくんの「ロミジュリ」では思わず大爆笑してしまった私でも泣ける作品になっている事を期待!

そう言えば、鈴木杏ちゃんは10月の「アオドクロ」(これも日生だ)にも出るんだよね。
で、12月には「ロミジュリ」ですか。
働き者だのぉ。
身体には十分注意してねっ。

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2004/08/13

明日から夏休み

と言うことで、明日から夏休み。
仕事は先日書いたように(いや、それ以上に)非常にヒマで事務所の半分くらいは3時で早上がりして事務所はスカスカ…と言う状態。
私としても気持ちは「早く帰りたい」だったんだけど私は休みでも会社自体は来週も動いているので、今日までの残務処理や来週の引き継ぎやらで結構時間を取られてしまい結局定時上がり。
でも、おかげで「このくらいやってあれば大丈夫だろう」と納得できるまで整理出来たので、明日からは心おきなく休めそう。

と言っても別に休みの間特別な予定があるわけではなく、例によって例の如く実家に帰るのみ。
せめて気分だけでもヴァケイションな感じを…と思って、レスポートサックのボストンを新調してきた。
(あ、なんか書いてたら余計哀しい気がしてきた…(泣))
レスポを買うのは今回初めて。
今まであまり欲しいと思ったこと無かったけど、今回旅行用のちょっと大きめバッグを探してあちこちフラフラ歩き回った挙げ句結局はここに決定。
何故かというと「軽いバッグが欲しかった」から。
荷造りベタでちょっと出掛けるだけでも荷物がどんどん重くなる私なので、バッグくらいは軽くしたかったんだよね。
その点レスポの軽さはかなり嬉しい。
種類が沢山あってかなり迷ったんだけど、今回は大きめなのを選んだので柄はちょっと落ち着いた感じの方が長く使えるかなと言うことで「ブラック&タン」を選択。
黒がベースなので落ち着いてるけど、黒一色よりは明るい雰囲気もあっていいのではないかと。

さ~て、明日は掃除、洗濯、荷造りだっ!
(帰省は日曜日からの予定)

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2004/08/12

アイザック・アシモフ/われはロボット

われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集
アイザック・アシモフ 小尾 扶佐
アイザック・アシモフ/われはロボットユナイテッド・ステーツ・ロボット&機械人間株式会社のロボ心理学者であり、ある意味会社そのものでもあったスーザン・キャルヴィン博士が遺した、人間とロボットとの9つの物語。


第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りではない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

物語は全て有名なこの「ロボット工学三原則」を中心に展開していきます。
この命題により「ロボット」と言う存在に制限を与えることによって、人間とロボットの間に様々な物語を生んでいるわけですね。
そうした物語の基点となる優れた概念であると同時に、この三原則は簡潔であるのに全ての重要なものを網羅していると言うほぼ完璧な文章であると感じました。
この三原則を思いついた時点でアシモフは「勝った」も同然だったのではないでしょうか。
いつか現実にこの三原則に則ったロボットが実在する日が来るのではないか…と思ってしまいます。
まあ、その前に人間にこそこの三原則を当てはめないと、そんなロボットが出来る前にいなくなってしまいそうですが。

三原則にはそんな感じで非常に感心、と言うか感動したのですが、この本の内容自体はと言うと実はよく理解出来てません…。
何だか非常に観念的な話が多くて理解が追いつかず、意味とか状況がよく判らないまま読んでいた部分がかなりありました。
一話目の「ロビイ」くらい情緒的な内容ならば何とか行けるのですが…つくづく自分には理数系の才能はないのね、と思い知らされました(泣)

ところでこの本、帯に『映画「アイ、ロボット」原作』と書いてあるのですが、昨日「マッハ!」を観に行ったときに見た予告編からすると全く違う話のような気がしたのですが…。
どうなんでしょうか?

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2004/08/11

「マッハ!!!!!!!!」

会社帰りに池袋で「マッハ!!!!!!!!」を観てきた。
噂通り、すごく迫力があって面白かった!
でもその分、すっごく疲れた~…。

もうちょっとコメディタッチで軽い内容なのかと思っていたら、結構全編シリアスなんですね。
それでも前半の賭け試合とか、細い路地での追いかけっこのシーンとかは「スゴ~イ!」とか「ヒャ~!」とか言いながら面白く見ていたんだけど、後半特に洞窟のシーン辺りになると痛そうな場面ばっかりで思わずギュ~ッっと身体に力が入ってしまって終わったときにはグッタリ…って感じ。
もうちょっと気が抜ける部分があっても良かったかな。

でも、例の「ワイヤーもCGもスタントも使っていない」アクションシーンは見応えあり!
やってる方もすごいけど、あれはやられる方も(半分演出だとしても)かなりダメージがあるのでは。
あんな、ガ~ンッ!って脳天に肘打ちされたら、普通の人なら死んでると思う…(汗)
本編終了後クレジット中にメイキングの画像が流れるんだけど、これまた痛そうなシーンがたくさん出ていた。
人間の身体って鍛えればここまで来るのね~。

あとは、ティンが村を出るときに村の一人一人が少しずつお金を出し合うシーンと、ティンが初めて賭け試合をする事になってしまった時の演出が印象的だった。
ラストが感動的なのか笑うところなのかどっちつかずになってしまったのは残念。
でも全編を通して気迫が漲っている力強い作品で楽しめた。
観に行って良かった♪

ところでジョージ役の人って「南伸坊」さんに似てるよね?(笑)

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2004/08/10

日光湿疹

お昼休みにちょっと外に出たら痛いくらいの日射しで驚いた。
会社から5分くらいの場所だったし商店街の中だったのでそんなに直射日光が当たることもないだろうとうっかり日傘も持たずに出てしまったら、お昼だったので真上からの日射しに日陰は全くなし。
思いっきり紫外線を浴びてしまい、恒例の「日光湿疹」が出てしまった(泣)

私の場合は、このページに書かれている所の「多形日光疹」らしい。
強い日差しに当たりすぎると右手の手首を中心に、ちっちゃくて赤いポツポツがダーッと出来てすごく痒くなってしまうのだ。
とは言え夏しか出ないし、一度出てもしばらく経つと痒みは治まってしまうし、この部分にしか出ないので取り立てて「病気」と意識しているわけではない。
でもそういういい加減な感覚が油断に繋がってしまうのよね…。

暑がりの私は日射しを避けるために夏でも外で長袖を着るなんて根性は全くないので、日頃からちゃんと日焼け止めを塗るとかちょっと長く外にいるときは日傘をさすとかしてこれ以上酷くならないように注意しなくちゃ。

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閑散期

今週になって仕事がムチャクチャひま。

元々8月はお盆の時期があるので例年も荷動きが少ない時期なんだけど、今年はそのお盆(の中日)が丁度日曜日と重なっているため「お盆期間」が今週なのか来週なのかハッキリしないまま結果的に今週から既に暇な日々が始まってしまった、と言う感じ。

昨日も今日も電話はそこそこ鳴っているものの急ぎの用件があるわけでもなく伝票の数もどんどん少なくなっているので、午前中はともかく午後になるとみんなマッタリモード。
夕方は定時のチャイムが鳴って10分後には殆ど全員いない、と言う状態。

こんなんで大丈夫なのか?と言う気もするけど、荷動きがないと言うことは売上げが上がらないわけだからあとは経費を減らすしかないわけで。
仕事がないのにダラダラ残業して人件費無駄遣いするよりは、サッサと帰った方が会社に貢献してるよね。
(この辺の思い切りの良さがうちの部のいいところだと私は思う)

とは言っても、2週間もこんな状態が続いたらそんな事は焼け石に水かも…後半で何とか盛り返せばいいんだけど。

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2004/08/08

「新選組!」#31

たまちゃん可愛い~っ!

えっ、平畠さんってもう死んじゃうの?!
ここでも登場時間短いのね…(汗)

明里ってこういう人だったの~?(笑)
なんか意外。
その上、その名前を山南さんが付けたなんて!
でも、あの明里って可愛らしくて結構好き♪
どこかで見たことあると思ったら鈴木沙羽さんでしたか。
肝が据わってる感じがいいですね。

伊東甲子太郎登場。
いよいよ滅びに向かって走ってますね~。
土方と山南の亀裂はいよいよ決定的だし。
そして来週は山南さん脱走してしまうのね…(泣)

今週はドラマに緩急のリズムがあって面白かった。
政治的な動きよりも、新選組を取り巻く人間関係とかを描く部分の方が見ていて楽しいなあ。

それにしても土方、ヤなヤツである。
初めて見る土方がこれだったら、きっと好きにならないんだろうなあ…(泣)

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黒岩重吾/子麻呂が奔る

子麻呂が奔る
黒岩 重吾
黒岩重吾/子麻呂が奔る厩戸皇太子(聖徳太子)の元、犯罪調査の職に就いている官人・調首子麻呂(つぎのおびと ねまろ)が
と部下の秦部魚足(はたべの うおたり)が斑鳩の里で起こる難事件を解決する古代ミステリー。


飛鳥時代が舞台のミステリーって言う発想がスゴイですね。
今まで読んだミステリーの中でも一番時代が古い作品です(笑)

事件の内容は「私怨のために相手を殺してしまった男の話」や「相手を失脚させるために部下に毒を飲ませて殺してしまう話」、「子麻呂の息子の不登校の話」などで、時代が変わっても人間が考えること、やることはあまり変わらないようです。

黒岩重吾氏と言うとどちらかというと硬めの作品が多いと思っていたのですが(ずっと以前「聖徳太子」(全4巻)を読み始めたのですが、難しすぎて挫折した経験アリ)、こういう作品も書いていらっしゃったんですね。
それが一番意外な感じがしました。

ただ、やはりミステリーを書き慣れていないようで、ちょっと説明がくどかったり、前後の脈絡がよく判らなかったりする部分が多いような気がしました。
また、その当時の生活習慣とかしきたりについてあまり説明が無く話が流れていってしまうのも、そうした歴史的事実に疎い私にはちょっと辛かったです。
(解説によるとこの作品は『斑鳩宮始末記』の続編らしいので、その前作にはそうした記述もあるのかも?)

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週末頭痛

休日に頭痛が起きる人は多く、週末頭痛といわれます。月曜か金曜までは緊張の連続で、リラックスする週末に片頭痛の起こる方がいます。血管もリラックスして拡張するためと思われます。対策は寝過ぎないこと、寝る前に鎮痛薬を服用してみる。週に1,2回の服用なら問題はありません。 (「痛みのレディスクリニック」より引用)


午後、ソファに寝っ転がってTVを観ているうちに眠くなってしまいそのまま30分ほどウトウトして目が覚めたら、頭が痛くなる予感が…。
私の場合週末に頭痛になると平日よりもひどくなる事が多いので、「まずい」と思って軽くお腹に入れた後薬を飲んだのですが時既に遅し。
その後、4時間くらい頭の痛みと吐き気にのたうち回ってしまいました。
(頭痛と一緒に胃も痛くなるのが一番ツライ(泣))
その後、ちょっと眠れたので今はかなり楽になりましたが、まだ目の奥がチクチクします。
(なのでホントはディスプレイなんて見てちゃいけないのですが(汗))

私の週末頭痛はいつも昼寝した後に起きるので原因は「寝過ぎ」だってわかっているのですが、予定がない日はどうしてもダラダラしちゃうんですよね~。
お昼寝って気持ちいいし。
それに、ここしばらく起きていなかったのでつい油断していたのもあるかな。

予定がないからってダラダラしてないでもうちょっとシャキシャキしろって警告かしら。
気を付けよう。

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2004/08/07

石田衣良/約束

約束
石田 衣良
石田衣良/約束「ヨウジそのものになりたい」
10歳のカンタが本気でそう願うほど憧れていた幼なじみの同級生が、ある日突然目の前で死んだ。
それ以来、カンタは「終わり」だけを見つめ続けていた。
そんなカンタの前に奇蹟が起きる…。
人生の喪失と再生を描いた短篇集。
表題作を含め7編を収録。


帯にも「絶対泣ける短篇集」って書いてあるし、何たって衣良さんの新作だし、ってことでスッゴイ期待しながら読み始めたのですが…あらら?
ちょっと空振りな感じでした。
期待しすぎてしまったかしら…。

文章は相変わらず非常に上手いです。
特に「約束」の冒頭カンタとヨウジがクラス対抗のドッヂボールをするシーンは、ほんの3ページほどの分量なのですが、その中に2人がどんな男の子で、お互いがどう思っているか、クラスの中でどんな存在か、そうした基本的な情報がギュッと凝縮された見事な文章でした。

それなのに、どの物語に対しても気持ちが上手く共鳴できなくて、ただ単に「ああ、そうなんだ」って感じで読んでも読んでも言葉が気持ちの上をスルスル滑って行ってしまう感覚がずぅっとありました。

何でかな~と考えてみたのですが、ふと気が付いたのは「笑い」の要素がない、と言うこと。
今回の作品は全編「死」とか「病気」と言った話なので基本がシリアスであることは仕方ないと思うのですが、今までの衣良さんの作品には哀しさを表現するときにもちょっとした笑いが練り混んであって、却ってそこに「笑いとの対比によって強調される哀しさ」と言ったものがあった気がするんですよね。
今回はそれがなくて、ただひたすら哀しさの表現が前面に出てしまっているので、それが作品の閉塞感に繋がってしまったような気がします。

それから「再生」のきっかけの出来事が一部の物語でちょっと非現実的な現象で表現されているのですが、これもどうなのかな、と。
私はこうした結末の物語よりも、「夕日へ続く道」や「ハートストーン」のように現実に目の前にいる登場人物が身をもって「生きろ」と告げる作品の方が好きでした。
特にこの2作は「おじさん(おじいさん)」の存在が切なくて、ちょっと泣けました。

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2004/08/06

人のふり見て…<NG編>

会社のトイレに入ったらペーパーホルダーが2つとも芯だけだった…(怒)
別に予備が遠~いところに置いてあるわけじゃなくて座ったまま手が届くところにあるんだから、なくなったら取り替えておくくらいの手間は何て事ないと思うけど。
こういうヤツに限って、自分が入ったときそういう状態だったら絶対激怒するんだよね。

**************

会社のFAXに届いた一枚の書類。
ヘッダーに印字されている相手先の会社名を見るとうち(少なくともうちの部署は)とは取引がない会社だし、内容も今まで全く見たことのない書類だったので「多分送信ミスだろうな」と思って送り先に連絡を取ろうと思ったら…送信案内はついてないし、その書類自体にも送信者を特定できる内容は全く無くて、そのヘッダー以外には何の情報もない状態。
「やれやれ」と思いつつも、会社名と一緒に印字されていたFAX番号にあてて「うちに届いてますけど、送り先間違っていませんか?」と送り返しておいた。
ここまでが昨日の話。
ところが、今日になっても連絡が来ない!
それどころか、昨日とほぼ同じ書類がまた同じような状態で今日も来るじゃないですか!
またFAXで送っても返事が来そうにもないので、ネットで都内の営業所を調べて(FAX番号が都内だったので)直接電話してみた。
で、電話に出たオジサンに「こういう状況なんですが、このFAXはどうしますか?」と確認したら、「内容を確認するのでFAXして下さい」との事。
送ってあげましたとも。
ちゃんと、送信案内に私の名前も連絡先も入れて。
そして、その返事が返ってきたのは送ってから3時間くらい経ってからだった…。
対応、遅すぎです。
ある程度大きな会社だったので、個人を特定するのに時間が掛かったのかも知れないけど。
でも、それ以前にどこ宛に送ったFAXか知らないけど会社から送るなら(仮に社内宛だとしても)送信シートはつけようよ。
それが面倒でも相手の名前と自分の名前くらいは書くのはジョーシキだよね。
それをやったのは一個人なのかも知れないけど、「大丈夫なのか、この会社」と言う印象を持ってしまったのでした。
会社で何かするって言うことはそういう事だよね。

**************

私も気を付けよう…。

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2004/08/05

鯨統一郎/邪馬台国はどこですか?

邪馬台国はどこですか?
鯨 統一郎
鯨統一郎/邪馬台国はどこですか?ビルの地下1階にあるカウンター席しかない小さなバー「スリーバレー」。
店の常連の宮田が発した「ブッダは本当に悟りを開いたのだろうか?」の一言から始まった、美貌の歴史研究家静香との歴史検証バトル。
誰も気付かなかった歴史の真実(?)が今夜も明らかにされる。


鯨統一郎氏の本は今までにも何冊か読んでいるしこの本の事ももちろん知っていたのに何故か読む機会がなかったのですが、先日本屋で平台に並んでいたのを見つけてようやく読んでみました。
噂に違わずとても面白かったです。

普通に学校で習うような歴史の観点からでは全く想像も出来ないような独創的な仮説が次々と展開されていてそれ自体もすごく面白くまた説得力もあって、歴史は好きだけど詳しくはない私は「え?これってホント?」って思わず信じてしまいそうになるくらいでした。
(いや、でも全面的にとは言えなくても部分的には合っている所も結構あったりして)

それから、それを表現するための人物設定も上手いです。
まず語り手の宮田、その内容を「なるほど」と聞いて納得していく松永、宮田の奇想天外な意見に徹底的に反論する静香、そして時々助け船を出す三谷教授。
特に松永と静香は読者が宮田の説を理解するための補助役(と言うか読者の代役)として非常に有効に作用していると感じました。
(その分、静香が妙におとなしい「謀叛の動機はなんですか?」は今ひとつで、展開もかなり強引な印象を受けました)
片や三谷教授は影が薄いです…と思ったら、今気が付いた。
実は三谷教授はこのお店の影のオーナーなわけですね!
だからお店の名前が「スリーバレー(三つの谷)」なんだ。
それだけで教授は存在価値があるって事なんですね。
あ~、スッキリした♪

他にもこの本に入っている表題作を始めとした6つの作品(「悟りを開いたのはいつですか?」、「聖徳太子はどこですか?」、「謀叛の動機はなんですか?」、「維新が起きたのはなぜですか?」、「奇蹟はどのようになされたのですか?」)それぞれが「5W1H」(懐かしい!)になっている事とか、最後に宮田による「これは私の説を知人の小説家Kに代筆して貰ったものだ」と言う内容の付記が付いているあたりが著者の「遊び心」を表現していて楽しかったです。

この後の作品を考えると、この方はこのまんま作家活動を続けているわけですね~。
これからもこの調子で頑張って欲しいです。

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2004/08/03

戸松淳矩/名探偵は千秋楽に謎を解く

名探偵は千秋楽に謎を解く
戸松 淳矩
戸松淳矩/名探偵は千秋楽に謎を解く下町のとっぱずれにある相撲部屋・大波部屋。
この弱小部屋を中心に、町中で次々と起きる不穏な事件。
中学の同級生・花田が入門しているためこの部屋を身内のように贔屓にしている「オレ」たち3人もその騒ぎに巻き込まれて…。


あまりにも色んな事件が起きるし、それに関係する人々(野次馬もあわせて)もすごく多いのですが、それを取り纏めて整理してくれるいわゆる「探偵役」の人物の印象が弱いため、ひどく「とっちらかった」雰囲気のお話でした。
タイトルにも「名探偵」って謳ってあるのに物語の後半になるまで、誰がその名探偵なのかハッキリしないっていうのはちょっとどうかな、と。

それに冒頭に語り手の「オレ」と幼なじみのの枝川、転校生の筒井の3人組として登場するのに、筒井くんが途中からプッツリ出てこなくなってしまう事とか、これだけ近所の人が大挙して出てくるのに「オレ」や枝川の家族は(家族がどうこう…と言う描写はあるものの)全然顔を見せないのも何だか変な感じがしました。

そして何より、これだけの事をやっていながらあの終わり方はないだろう、と思うのですが。

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青山ブックセンター、再建へ

「Studio KenKen別館:猫時間通信@Blog」さんの記事で、青山ブックセンターが再建への手続きを始めた事を知りました。
洋書の取次をやっている「洋販」が全面的にバックアップするとの事。

洋販としては、独立系書店で特色があり、優れた書店員を多く抱え、多くの作家・編集者を始めとした支援者のいる「青山ブックセンター」は、書店文化に欠くべからざる存在であるとの認識により、この協力体制を決定いたしました。 (「洋販ニュースリリース」より)

力強い言葉が頼もしいです。

開店したら私も遊びに、じゃなくて本を買いに行ってみたいと思います。
でも、新宿店はなくなってしまったんだよね~…。

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2004/08/02

「BlogShares」

昨日、blog巡回中に見つけて「へえ、こんなサイトあるんだ~」と思っていた『BlogShares』
今日のアクセス解析をチェックしたらここを通してのアクセスがあった。

やってる事は面白いと思うけど、自分のBlogをお金に換算されるのって何か抵抗があるなあ。
別にこっちが上場したわけでもないのに。
しかも安いし(泣)

ちなみに私の評価のページはこちら

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2004/08/01

「新選組!」#30

何だか…土方ってただのバカみたいなんですけど???
確かに牽強付会な部分はあるかも知れないけど、あんなところでいきなり切れてボロを出すようなヤツじゃないと思うんだけどなあ。

それに比べて、あそこで頭を下げられちゃう近藤って…コイツの方がよっぽど策士なんでは?
こうして近藤勇いい人伝説はまた一つその数を増やすのであった…。

トシと総司がじゃれてる(って程でもないか)シーンは微笑ましくて良かった。
ああいうシーンがもっとたくさん欲しかったな。

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益子昌一/指先の花

指先の花―映画『世界の中心で、愛をさけぶ』律子の物語
益子 昌一
益子昌一/指先の花映画「世界の中心で愛をさけぶ」が封切られた直後、うちの会社の後輩たちも会社帰りに大挙して(笑)映画館に行っていた。
私は映画も観てないし、原作も読んでいないけど(あまりにも売れてしまった本を今更読むのは恥ずかしいし、何より元々恋愛ものが苦手なのだ)、そんな後輩の中の一人から「これ読み終わったから貸しますよ」って渡されたのがこの本。

映画「世界の中心で愛をさけぶ」で主人公朔太郎の現在の恋人として登場する律子の物語、らしい。

しばらく部屋に積んであったけど、さっき片づけものをしていて借りたままだったのを思い出し「せっかくだから」とちょっと読んでみた。

大本の所を全く知らないのでその中でこの物語がどう作用しているかとかは書きようがないけど、文章とか話の展開は嫌いじゃなかった。
特に人物の性格を表現するときの何気ない描写で上手いなと思う部分がいくつか。
中でも印象的だったのは、律子と朔太郎がホテルで食事してデザートを食べるシーン。

端正に焼かれた生地がなかなか切れず、食べていくうちに、わたしのミルフィーユは完全に原形を失ってしまったけれど、彼はフォークでサクサクとキレイに切って食べていた。わたしがその食べ方に感心してみていると、彼はふと手を止め、目を向けた。 「今夜、ずっと一緒にいないか?」(本文p45より)

「ミルフィーユをキレイに食べる」なんて事を表現として使うところが意外性があって面白かった。

映画の映像が先だったのか、この物語が先だったのかは判らないけど、このシーンも含め全体的に非常に映像的。
読んでいるとそのシーンの映像が(映画を見ていない私でも)想像できるような描写が多い。
その辺りも読みやすさの原因だろうね。

しかしこの本、別に本文中に写真とかが入っているわけでもないのに、紙質がすごくいいために本文は180ページしかないのにかなり厚いのが気になる。
(ちなみに手元にあった260ページほどの文庫本とほぼ同じ厚さだった)
そう言えば「世界の~」(元本)も厚手の紙を使って本に厚みを持たせて、「長い物語を読んだ」と満足感を与えた事もヒットの要因だと聞いたことがあるような、ないような…。
いや、確かに「見た目」は厚くなるけど、長い物語だったかどうかは「見た目」とは関係ないのでは…(汗)
と言っても実際に文章がすごくたくさん書いてあって、紙も薄くて、現実的に厚くなってる本があったとしても、それと面白いかどうかは別だけどね。
却って、つまらなかった場合「こんなに読んだのに、結局つまらなかった~っ!」となるのを考えると、早いうちに結果が出る本の方が被害は少ないかもね…。
って、そんな話じゃないか。

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戸梶圭太/牛乳アンタッチャブル

牛乳アンタッチャブル
戸梶 圭太
戸梶圭太/牛乳アンタッチャブル大手の牛乳メーカー雲印乳業製の牛乳を飲んだ消費者が次々と食中毒の症状で病院に担ぎ込まれる事件が起きる。
自分の保身ばかりを考えてろくな対応が出来ない社長を始めとした経営陣を追い出し、会社を建て直すため人事部・宮部をリーダーにした「特別調査チーム」が発足した。
彼らの役割はこの事件に荷担した全ての人間に「クビ」を言い渡す事だった。

戸梶氏の作品は過去に「溺れる魚」「ギャングスタードライブ」の2冊を読んでいるけど、どちらもすごく面白くて好きな作品だった。

どこが気に入ったかというと、「問答無用のスピード感」、「勧善懲悪なんて気にしない何でもアリな荒唐無稽さ」そして「個性的だけどシンプルなキャラクター設定」かな。
とにかく何も考えずに「こんな事あるわけないよ~っ!(笑)」とゲラゲラ笑いながら一気に読んで「あ~、楽しかった」と本を閉じる…と言うのが私の戸梶作品に対する印象だった。

この「牛乳アンタッチャブル」も本屋で最初の1~2ページを読んだところ、いつもの調子でぶっ飛ばしていたので「これだったら大丈夫」と思って読み始めたんだけど…読了してみるといつもの爽快感がない、とは言わないものの非常に希薄な作品だった。

上に書いたあらすじ(のようなもの)を読んでいただければ判るとおり、この作品はあの「雪印事件」をモチーフにしている。
それも事件の原因とか社長のコメント(「寝てないんだよ!」発言など)とか結構そのままなぞっている部分が多い。
更には時々妙にシリアスになったりちょっとお説教臭いセリフが出てきたりする部分があって、その辺を読むと戸梶氏の気持ちのどこかではこの事件と真剣に向き合いたい気持ちがどこかにあったのかな、と思われる。
それだったらそうでもいいんだけど(私が求める戸梶作品とは違うけど)、その反面社長や重役・管理職の性格や場面設定をムチャクチャにして無理矢理(?)「笑い」の方にベクトルを向けようとしている部分があったりで…要はどっちつかずであまり楽しめなかった、と言うのが正直な感想。

それに無駄にエピソードや登場人物が多くて物語の焦点がぼけてる感じがするし、何よりも主役の宮部の性格設定が私には理解出来なかったのがつまらなかった一番の要因。
宮部というのは会社を建て直そうと「特別調査チーム」を作った人事担当役員・柴田がチームのリーダーとして指名した社員なんだけど、私には最後までどうしてこの人物がリーダーで主人公なのか全く判らなかった。
会社を何とか建て直したいと言う柴田の想いに共感してその任務に当たる事を決意するわけだけど、他のチームメンバーがそれぞれ個性的でその個性に合わせた活躍をしている中で宮部だけは特に特徴がなくて何だかいつもウダウダしててる印象。
果ては途中で宮部はある事件を起こしてチームリーダーを辞め、チームからも身を引く事になるんだけど、その後になって物語がすごい勢いで動き出してその前よりも俄然面白くなってしまったのだ。
う~ん、これってもしかして作者さえも宮部の動かなさ加減に呆れていたって事では?(汗)

もっと全体を短くして(580ページは長すぎでしょう)、登場人物を絞って、完璧に「経営陣」対「社員」の図式にした方が判りやすく面白い作品になったんじゃないかな。


<関連サイト>
■戸梶圭太公式サイト「トカ ジャングル」

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オバサンの集団は何故笑うのか

昨日のトロックスの公演、私の席は通路側だったんだけどその通路を挟んだ向こう側の列にオバサン(50~60代くらい)の集団が座っていた。
そのオバサンたちが、笑う笑う!
いや、もちろん舞台では面白いことが繰り広げられているわけでそんな場面では私も会場も大爆笑だったから笑うこと自体は全然構わないんだけど、彼女たちの場合「え?今何か面白いことあった?」っていうような普通に踊っている場面でも終始クスクスクスクスクスククス…と、とにかく留まることなく常に誰かしらが笑っているのだ。
あげくは何やらコソコソ話をする声まで聞こえてきたりして…ハッキリ言って「うるさい」。
通路を挟んでなかったら「静かにして下さい」って言ってたかも。

思うに、オバサンって何故か集団になると別にぜんっぜんおかしくない場所で変に笑い出す習性があるような気がする。
と言っても私は普段あまりそうした人たちと接する機会がないのでそんなに多くの目撃例があるわけではないんだけど、その中で一番感じるのは朝の満員電車。
ただでさえ混んでいる電車に普段はこんな時間の電車に乗ったことがないであろう人たちが集団で乗ってきて更にギューギューにさせた挙げ句、電車が揺れては「キャハハハハ」、乗り込んできた乗客に押されては「キャハハハハ」…。
周りにいるこっちは不快指数振り切ってます(怒)

こういう人たちも多分一人で乗っていたら普通に周りの状況に同化して静かにしていられると思う。
なのにどうして集団になるといきなり「自分たちの世界」に入ってしまって、周りが見えなくなってしまうんだろう。
そしてその表現の方法が「笑うこと」に繋がるって事が一番の謎。
オバサンは集団になると沈黙に耐えられない、と言う特性があるんだろうか。
(同じ女性の集団でも若い人たちは特にそういう傾向は見られない)

かく言う私も「オバサン予備軍」。
今は「信じられない」とか思っていても、この年代になったら自然に周りから「うるせ~なあ」と思われても全く気付かなくなってしまうのであろうか…こわっ(汗)
せいぜい今から気を付けておこう。

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04年8月のエントリー

■読了本
          戸梶圭太/牛乳アンタッチャブル
          益子昌一/指先の花
          戸松淳矩/名探偵は千秋楽に謎を解く
          鯨統一郎/邪馬台国はどこですか?
          石田衣良/約束
          黒岩重吾/子麻呂が奔る
          アイザック・アシモフ/われはロボット
          北森鴻/蜻蛉始末
          芥川龍之介/地獄変・偸盗
          中島らも/ガダラの豚1~3
          風野真知雄/喧嘩御家人 勝小吉事件帖

■本関連
          青山ブックセンター、再建へ
          新選組関連本を読む
          読書感想文

■TV
          「新選組!」#30
          「新選組!」#31
          「新選組!」#33
          「新選組!」#34

■映画
          「マッハ!!!!!!!!」

■舞台
          ロミジュリ at 日生劇場

■ココログ関連
          ブログのデザインが消えちゃう現象
          トラックバックについて

■つぶやき系
          オバサンの集団は何故笑うのか
          「BlogShares」
          人のふりみて…<NG編>
          週末頭痛
          閑散期
          日光湿疹
          明日から夏休み
          アテネ五輪開幕
          帰省のため更新をお休みします
          ただいま~♪
          アテネは40℃
          休み明け
          健康診断対策
          熱の華
          犬の生活

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