読書感想文
最近、「地獄変」「偸盗」「感想文」などのキーワードで訪問して下さる方が割と多いのですが、もしかすると夏休みの宿題の読書感想文なのでしょうか?
もしそうだとしたらゴメンナサイ、あんなテキトーな感想で(汗)
でもどちらも短い物語ですので集中すれば1~2時間で読み終わります。
自力で頑張りましょう!
ちなみに私は今でこそこうやって読んだ本ごとに感想を書き散らしていますが、学生の頃は読書感想文の宿題は大の苦手でした。
本を読むのは好きでしたが、ただ活字を目で追っている間その物語の中にいることが気持ち良くて読み終わったら「ああ、面白かった!」で終わりだったんですよね。
それ以上でもそれ以下でもなく、読んでいることが楽しくて、読み終わったらそれで終わり。
なので「感想を書くために本を読む」と言うのは、通常の自分の本の読み方と違う取り組み方をしなければいけないので非常に苦痛でした。
それに人から「これを読みなさい」って言われた本を読むのも苦手だったし、殆どの場合「課題図書」ってのは(その当時の私には)何の魅力も感じない真面目そうな本だったのも原因かな。
と言うわけで毎年夏休みの読書感想文は8月の後半まで持ち越され、そろそろ新学期までカウントダウンという頃になってようやく暗~い気持ちで読み始め、あまり意味もない言葉で作文用紙を必死で埋めると言う感じでした。
もちろんそんな感想文が評価されるはずもなく…。
読書感想文にはこんな感じのヤ~な思い出しかありません。
それでも本を読むことが嫌いになることはなかったのでものごころ付いた頃から結構な数の本を読んだ記憶はあるのですが、特に感想を持たずにどんどん読んでいたせいか今となってはどの本を読んでそれがどんな内容だったのかサッパリ覚えてません。
なので「子供の頃に読んで印象的だった本は?」とかって聞かれるの、実はとっても苦手です。
ははは…(汗)
最近になって「さすがにそれはちょっと寂しいかな」と思ってこうやって感想を書くようになりました。
(プラス「どの本を読んだか」の備忘録代わりの意味もあり(笑))
感想を残すようになってもう4年目なので自分でもよく続いてるな~と思うのですが、ただこれは別に「宿題」じゃないから出来ているのかも。
それにかなり好き勝手書いちゃってるしね。
(と言っても「さすがにこれはヤバいか」ってのは自粛する事もあります。毒吐き出すと結構容赦ないので(笑))
90%くらいは自分のため。
でも残り10%はそれを読んで「あ、面白いかも」って思ってくれるかも知れない誰かのために書いてます。
もちろん「私の」感想なので保証は出来ませんが…ちょっとでも何かの、誰かの参考になったら嬉しいです♪
何か面白い本はありましたか?
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