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2004/08/03

戸松淳矩/名探偵は千秋楽に謎を解く

名探偵は千秋楽に謎を解く
戸松 淳矩
戸松淳矩/名探偵は千秋楽に謎を解く下町のとっぱずれにある相撲部屋・大波部屋。
この弱小部屋を中心に、町中で次々と起きる不穏な事件。
中学の同級生・花田が入門しているためこの部屋を身内のように贔屓にしている「オレ」たち3人もその騒ぎに巻き込まれて…。


あまりにも色んな事件が起きるし、それに関係する人々(野次馬もあわせて)もすごく多いのですが、それを取り纏めて整理してくれるいわゆる「探偵役」の人物の印象が弱いため、ひどく「とっちらかった」雰囲気のお話でした。
タイトルにも「名探偵」って謳ってあるのに物語の後半になるまで、誰がその名探偵なのかハッキリしないっていうのはちょっとどうかな、と。

それに冒頭に語り手の「オレ」と幼なじみのの枝川、転校生の筒井の3人組として登場するのに、筒井くんが途中からプッツリ出てこなくなってしまう事とか、これだけ近所の人が大挙して出てくるのに「オレ」や枝川の家族は(家族がどうこう…と言う描写はあるものの)全然顔を見せないのも何だか変な感じがしました。

そして何より、これだけの事をやっていながらあの終わり方はないだろう、と思うのですが。

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