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2004/09/05

「新選組!」#35

大志を抱いて多摩から京都へ移って以来暮らした壬生の八木家を離れて屯所は西本願寺へ。
夢や希望や信念や仲間との信頼や若さを持って京に上がってきた彼らが、その場所から離れて別の場所へ行く。
それはただ単純に八木家の人々と別れる、と言うことだけではなくこれからの彼らの存在の変化をも暗示しているわけだよね。
そうしてこれからはまた殺伐とした展開になっていくのね…。

今週はそんな彼らの優しさ、切なさ、柔らかさ、暖かさ、真摯さ…などなど、いい部分がさりげなくも鮮やかに描かれていて、強烈な印象はないけどいい回だった。
三谷さんってこういう人の何気ない感情を掬い取って映像化するのがホント上手いな~。
こういう回が入るのと入らないのでは、人物に対する思い入れの度合いが全然違うよね。
それが史実とあってるかどうかって事じゃなくて、「ドラマ」として見た場合それは正解だと思う。

周平を諭す源さんの後ろでニコニコ笑って見ている左之助の笑顔と、八木家を離れる挨拶の時に総司がひでちゃんに向かって頷いた時の顔がとても良かった。

そしてそんな中でも伊東甲子太郎の浮きっぷりをキッチリ描いているあたりが、また巧い。
谷原さん、あなたは何でそんな役がそんなに似合うの?(笑)

ところで局長、体重90kgらしい…貫禄付きすぎでは?(汗)

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