「新選組!」#36
いつの時代でも組織が大きくなるとそれだけ「ひずみ」も大きくなるって事なのね。
一生懸命やってるのに「贔屓されてる」といじめられてしまう周平くんがちょっと可哀想だった。
この後も頑張って欲しいけど、史実的には養子縁組は解消して(させられて?)しまうらしい。
その辺の経緯も描かれるのかな。
しかし、彼をいじめていた大石鍬次郎(?)役の役者さん…セリフがやけに棒読みだったような気が…(汗)
龍馬が出てくると、どんなに小さな場面でも他の部分に比べて視線や気持ちが集中してしまう。
それだけ彼の存在が大きいって事だし、同時に彼の喪失はそれ以上の影響があるって事だよね。
今週は特に新選組の動きよりも、龍馬の動きが印象的な回だった。
(それに対して、どんどん流れに取り残されていく彼らの姿を見ると切なくなってくる…(泣))
そういう、影響力は大きいけど、気負いがない龍馬役を江口洋介は上手く演じていると思う。
今日のおりょうと捨助のシーンは伏線だよね…やっぱり。
何だかイヤ~な感じ。
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コメント
>今週は特に新選組の動きよりも、龍馬の動きが印象的な回だった。
>(それに対して、どんどん流れに取り残されていく彼らの姿を見ると切なくなってくる…(泣))
激しく同感です! 近藤局長も土方さんも彼らなりに精一杯生きているんだけど、龍馬とはスケールが違う……違いすぎる。三谷さんはわざとそれを対比して、新選組を描いているようですね。
投稿: Tompei | 2004/09/13 07:47
Tompeiさん、こんばんは。
「龍馬が傑出した人物だった」と私達が知ることが出来るのは、あれから長い時間をかけて色んな事を俯瞰できるようになったからだと判っていても、あんな風に違いを見せつけられてしまうと「どうして?」と歯がみせずにはいられません。
今更縄張り争いやってる場合か!と。
歴史は変えようがないとは言え、やっぱりツライです。
あ、でも「友の死」以降、視聴率はいい感じで増えてるみたいですね。
あの回はどこでも絶賛でしたもんね。
どんな結末が待っていようとも三谷さんが渾身を込めて書いたドラマを一人でも多くの人が見守ってくれればいいなと思います。
投稿: tako | 2004/09/13 21:09