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2004年9月の39件の記事

2004/09/29

赤間倭子/新選組副長助勤 斎藤一

新選組副長助勤 斎藤一
赤間 倭子/学研M文庫
赤間倭子/新選組副長助勤 斎藤一新選組副長助勤にして、隊内屈指の剣の使い手であった斎藤一。
幕末の動乱を戦い抜き天寿を全うしながらも自らについて多くを語らず謎の部分が多い斎藤一の生涯を描いた一冊。


「斎藤一の会」を主宰する著者の手によるだけあって、歴史的な資料や関係者へ直接取材した証言を多用してあります。
斎藤一を主役に据えた作品は殆どないらしいので、彼の人となり、生き方を知る上でとても参考になる一冊でした。
文章も素直で読みやすかったです。
ただ、あまりにも歴史的な事実に沿おうとする気持ちが強すぎて(多分、それこそが目的だろうとは思うのですが)「物語読み」の私からするとちょっと物足りなさが残りました。
名前を変えながら各地を二転三転していく斎藤の人生は波瀾万丈であるのに、描き方が素直すぎて「これからどうなるんだろう」と言うドキドキ感が殆どなかったのが残念。
もっと(いい意味で)外連味とかハッタリとかがあっても良かったのではないかと思いました。
もうちょっと感動させて欲しかったなあ。


それにしてもはじめちゃんがこんなに長生きした人だったなんて!
私も(恥ずかしながら)今回の「新選組!」を見るまで斎藤一と言う人物に殆ど注目したことはなかったので、全く知りませんでした。
それにあのドラマのはじめちゃんは「殺しても死ななそう」だけど「いつ死んでもおかしくない」と言う全く反対の雰囲気をいつも背負っている感じで、それに新選組の中にいていつも一番先に斬り込んでいく人ってイメージだからすごく早くはないにしろまだ若いうちに死んでしまうのかと思っていたのでした(汗)
でも実は「生き残り」の一人だったんですね。
となると、彼は(好むと好まざるとに関わらず)いつも「見ている人」だったわけか…。
それもやっぱりツライですね。

伊東甲子太郎が高台寺党を作り新選組から離れていくときに、近藤・土方の密命を帯びて一緒に付いていく時の葛藤の様子が印象的でした。
ドラマでももうすぐこの状況が出てくると思うので、そこでどんな風に描かれるのか楽しみです。
(と言っても、あの結末を考えるとやはり気が重いですが…)

ところでこの作品中の近藤は見事なくらい「いいとこナシ!」でした(笑)

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2004/09/27

今日の「うそっ!?」

草なぎ、見てないけど「新選組!」出演

SMAP草なぎ剛(30)がNHK大河ドラマ「新選組!」(日曜午後8時)に榎本武揚役で出演する。25日、都内の同局で収録が行われ、主演の近藤勇役の香取慎吾(27)とともに会見に応じた。草なぎのNHKドラマ出演は初めて。11月21日放送分の限定出演だが、草なぎは「親友である慎吾が1年間頑張ってきたドラマに出演できてうれしい」と語った。

う~ん、どう反応していいか微妙…。
確かに草なぎくんは最近演技もいい感じだけど、だからと言ってわざわざこのドラマに出てくる事もないんじゃないのかな。
それも11月21日って言ったら最終回まで残すところあと3回くらいなところだよねえ。
前半くらいで賑やかしに出てくるならともかく、そんな佳境に入った時点で出てくるなんて。
せっかく盛り上がってきた展開を壊すことのない出来になっていればいいけど。

■「電車男」書籍化!

電車男
中野 独人
中野独人/電車男10月に新潮社から出版されるらしい。
まとめサイトの「お知らせ」によると

基本的に本サイトの「電車男」ストーリーそのままの掲載となります。書籍化に当たり一部のレスはストーリーに影響ない範囲で修正・削除を行っています。

との事。
う~ん、確かにお話として面白かったと思うけど、あれを1,500円出して本で読むかな~?
それにこの印税はどこに行くの?

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2004/09/26

デイヴィッド・シールズ(編)/イチローUSA語録

イチローUSA語録
デイヴィッド シールズ David Shields 永井 淳 戸田 裕之/集英社新書
デイヴィッド・シールズ(編)/イチローUSA語録イチロー選手、大リーグシーズン最多安打達成「直前」記念(笑)

イチローはグラウンドで超人的な離れ業―人間業とも思えない送球や捕球や盗塁やヒット等―を演じ、あとでそれについて質問されると、彼の答えときたら…驚くほかはない。そのプレーを問題にもしないか、否定するか、異を唱えるか、前提から否定してかかるか、あるいは他人の手柄にしてしまう。(本文p5より)

こうしたイチロー選手のアメリカ人の目から見るとある意味「禅問答」のようにも取れる不思議な発言の数々をシアトル在住の作家である編者がアメリカや日本のメディアから拾い集めた「イチロー語録集」です。
(出典は'00年末~'01年5月くらいの時期にメディアに公開された発言のようです)
と言うことは、多分、イチロー選手が日本語で話した内容を彼の通訳が英語に変換し記者に伝え、それを集めたこの本の原稿をまた日本人の訳者(永井淳氏、戸田裕之氏)が日本語に直した、という手順があったのではないかと思います。
(多分、入手出来るものはイチロー選手が実際に話している素材を確認されているとは思いますが)
そうして何度もフィルターを通すことによってもしかしたら、イチロー選手の元の発言のニュアンスが変化してしまっている部分もあるのかも知れません。
それでもこんな形で自分を語れる人間がそうそう何人もいるとは思えないくらいユニークな発言が多いです。
でも、中には「何故これが不思議だと思われるのか判らない」と言うのも、結構あるのが逆におもしろかったり。

と言っても、やっぱり違いますよね。

以下、引用。

異郷シアトルで暮らすことに不安を感じるかときかれて、イチローはこう答えた。
「まだ英語も話せないし、プレッシャーは大きいです。ものの考え方や習慣が違うので、気をつかわなければならないこと、予想外のこともたくさんあるます。しかしストレスの原因となることがあるとしても、それはそれでおもしろいと思います。ぼくが生きていることの意味を感じられるのは、そうしたことのおかげではないでしょうか?」(p26)
「…ぼくが数字で満足することはあり得ません。なぜなら、数字が内容を反映しているとは限らないからです。目標を設定して、そこに到達すれば、そこで満足してしまって先へ進む努力をしなくなるでしょう。毎打席、何かしら学ぶべきこと、改良すべきことがあります。満足は求めることのなかにあるんです」(p152)

私は他の記事でも何度か書いているように野球にはそんなに興味がありません。
でも、そんな私でもイチロー選手のことは日本にいる頃からもちろん知っています。
この私のテキトーな目で見る限り、彼はもともと今のような日本人の目から見てもちょっとエキセントリックな感じの人ではなく、ある時期に急激にそう変わったのではないのかなと言う風に見えます。
それはアメリカに行く何年か前「メジャー移籍」を具体的に自分で意識した時期だったのかも知れません。

'01年のシーズンから大リーグに移籍し、その初年からリーグ首位打者、MVP、新人王など数々のタイトルに輝いたイチロー選手。
彼はやはり天才なのだと思います。
しかしそれは技術的なものではなくいつでも誰よりも野球を好きでいる才能、そのために努力する才能、そしてそれを継続する才能、だと思います。
そしてそれは技術的なもの以上に優れた才能だと言うことは、その後も留まることなく進化を続けている事が証明しています。
なので凡人の私にしたら彼がいくら「努力すれば必ず結果が付いてくる」的な事を言われても、「いやいや、キミに言われても…」な反応しか出来ない部分があったりするのですが(汗)

この本は、見開きの右側に発言の日本語訳、左側にその英文が載っているので、英語の勉強にも役に立つかも。
実際、「あ、なるほど。こういうのはこう表現すればいいのか」と思った所も結構ありました。

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「新選組!」#38

すごく良くできた回だった。

河合さんの話で場面が切り替わっていく構成も巧かったし、セリフもそれぞれの登場人物の表情も一つ一つも切なくてつらくて印象的だった。

特に最期に全てを語り終えた後に「考えれば人の運命とは不思議なもので…」なんて悟ったような事を話し出したのに、急に「今、何か聞こえませんでしたか?!」と『生』の方に引き戻されてしまう瞬間とか。
山南さんの時のように全てを受け止めて最期まで乱れることなく逝ってしまうのではなく、見ようによっては未練たっぷりでみっともなくもあるのに、それが私のような「死」と切り離された生活を送っている現代人には却ってリアルで怖かった。

それに「ここでヤツを許したら山南が何のために死んだか判らなくなる」って言ってくれて、その上で河合さんが死んだ後一人で泣いてた(頭大丈夫だったかな…)トシちゃん…いいヤツじゃん!
源さんの「一番近藤さんにここにいて欲しかったのは土方さんだと思いますよ」もナイスフォローだった!

そして最後に響きわたる飛脚の鈴の音…。

今回だけできちんと完成している見事な回だった。
「印象に残る回ベスト10」を選んだら絶対入ると思う!

「新選組!」公式サイトに載っている河合役の大倉孝二さんのインタビューも楽しかったです!

しかし、その一方で捨助の龍馬に対する行動がどんどんきな臭くなってきましたね~…。
(でも、あんな胡散臭いヤツの言葉で捕り方が実際に動いちゃうような事ってホントにあるのかなぁ?(汗))
最終的に「暗殺」にも何らかの手助けをすることになってしまうのかな?
それとも大どんでん返しがあるのか…。
その辺も見所かな。

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星亮一/新選組と会津藩

新選組と会津藩 彼らは幕末・維新をどう戦い抜いたか
星 亮一/平凡社新書
星亮一/新選組と会津藩新選組の歴史の中での動きを、会津藩との関わりを中心にまとめた本です。

新書の、しかも歴史物を扱っているのに非常に判りやすく、読みやすい作品でした。
もちろんその分全体的に「ザックリ」した感じは否めませんが、新選組と会津の関係や大きな流れの中での役割を掴む上では十分ではないかと思います。

ただ、京で報国尽忠の志のもと不逞浪士を切り捨てていた「剣の時代」「個の時代」はともかく、薩長同盟が締結された後「近代兵器の時代」「国家の時代」になると一気に新選組の記述が少なくなってしまうのにはやはり寂しさを感じました。
更に京都守護職としての松平容保には重用されていたけれど、会津の国許での新選組の評判は決して良くない、むしろ悪かったと言うのもショックでした。
今後のドラマの展開を思うと胸が痛みます…。

最終章の第七章「大政奉還と戊辰戦争」の中の更に最後の『新選組をどう考えますか』に書かれている、【なぜこんなにも新選組が騒がれているのか】についての考察、特に「大佛次郎の『鞍馬天狗』の中で正義の味方の鞍馬天狗に斬られていた暗殺団・新選組が時の流れと庶民の意識の変化により鞍馬天狗の位置にすり替わった」と言う意見が面白かったです。


<関連サイト>
「星亮一オフィシャルサイト」

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2004/09/25

奈良美智展@原美術館

午後1時で仕事を上がって、近くのイタリアンレストランでお昼(ピッツァのランチセット。美味しかったけど、ちょっと量が多くて残してしまった)を食べたあと品川の原美術館に「奈良美智展 From the Depth of My Drawer」を観に行ってきました。

原美術館に行くのは今回初めて。
品川駅から国道沿いに15分くらい歩く(特に行きは上り坂!)ので行き着くまでがちょっと大変でしたが、そこからちょっと脇道にそれるだけで国道の喧噪が嘘のように静かな住宅街が現れます。
その中に溶け込むようにひっそりと佇む白い外観が印象的なこぢんまりとした美術館でした。

その中に展開される奈良美智ワールドもとても独特でした。
80年代半ばから現在までの約20年にわたる奈良氏のキャリアの中で「大切だと思うものを選りすぐって構成したもの」との事で予想以上に多くの作品を間近で堪能できました。
キャンバスの表面をわざとつぎはぎにしてその上にアクリルで描いた作品は、その凹凸によって意外な陰影や立体感が感じられました。
今まで「キャンバスは平ら」だと思いこんでいた私にはとても新鮮な驚きでした。
こうした質感は画集などでは実感出来ないので、実物を見ることが出来て良かったです。

どれも新鮮で明るさと寂しさを併せ持った作品群のなかで私が一番好きだったのは「Fountain of Life」と名付けられた彫刻作品でした。
コーヒーカップの中に奈良氏のキャラクターの一つである羊のかぶり物をした子供の顔が色んな方向にいくつも並んで(重なって)いるのですが、その一つ一つの目からまるで涙のように水が流れ続けているのです。
見ているだけで「静けさ」「落ち着き」「優しさ」「寂しさ」「切なさ」などの感情が溢れてきて、ずうっと見つめていたくなる作品でした。

それから2階の隅に作られた「My Drawing Room」と言う空間も楽しかったです。
実際に奈良氏が5日間、そこで制作をしたと言う「どこかにある奈良氏のアトリエ」です。
描きかけのイラストや、流れ続ける音楽(私が見たときは確か「Clash」だったような?)、オブジェの数々…。
たくさんの「作家の分身」が出迎えてくれました。
この部屋は原美術館の"パーマネントコレクション"の一つとしてこの展覧会の後も公開されるそうです。

残念だったのは、作品の名前が一箇所にまとめて書いてあることが多く一つ一つ見ながら確認するのが難しかった事。
確かに展示方法などによりそうした表示が難しい作品もありましたが、そうでないものは出来れば作品毎に名前が確認出来るようにして欲しかったです。

一回りした後は、1階のカフェ・ダールで一休み。
中庭に面した側がサンルームのようになっていて、明るく清潔で気持ちのいいカフェでした。
今日は食事してから行ったのでお茶だけでしたが、食事やケーキのメニューも充実しているようなので次回はぜひこちらも挑戦してみたいです。

土曜日の午後でそこそこ混んでいましたが、そんなに待つこともなくゆっくりと見て回ることが出来ました。
(ミュージアム・ショップは狭かったのでちょっと混み混みでした)

ちなみに私は奈良氏の作品はもちろん知っていましたが、特に「ファン」と言うことではありません。
そんな私でも十分に楽しめる展覧会でした。
美術館自体の雰囲気も素敵だしオススメです。

会期は10月11日(月)まで。

■奈良美智さんの情報サイト「HAPPY HOUR」

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2004/09/24

明日は仕事

ホントは休みだったし夕方まではそのまま休むつもりでいたんだけど、残業してるうちに「う~ん、これは出ておかないと来週キツイかな~」と思い始めて結局上司に申請して出勤に振り替えて貰ってきた。
頑張ればギリギリ大丈夫そうな感じもするんだけど、先月休みボケだったのかちょっとミスしたりしたので今月は少しでも余裕を持っていたいので。
どうせ休んでいても部屋でダラダラしてるだけだし、会社でも暇なときは結構手を抜いているんだから忙しいときくらいちゃんとしよう。

でも朝起きるのがツラそう…(泣)
早く寝よっと。

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2004/09/23

浅田次郎/天切り松闇がたり 第三巻

天切り松 闇がたり〈第3巻〉初湯千両
浅田 次郎/集英社
浅田次郎/天切り松闇がたり 第三巻子供の手鞠歌にも歌われる義賊「目細の安」一家の生き残りの『天切り松』こと松蔵老人が、六尺四方にしか聞こえないと言う盗賊の技「闇がたり」を使い留置場の中で物語る、粋でいなせな大正の怪盗たちの物語。
「初湯千両」「共犯者」「宵待草」「大楠公の太刀」「道化の恋文」「銀次蔭盃」の6編を収録。


1巻、2巻は文庫で読んだのですが、なかなか3巻が文庫化されないので図書館で借りてきました。

相変わらず上手いです。
安心して読めて、安心して泣けました。

特に14歳の松蔵の新しい友人・仁太(じんた)の恋と父親との関係を描いた「道化の恋文」と、松蔵が『渡世にあるまじき』二ツ盃を持つことになったいきさつを語る「銀次蔭盃」が心に沁みました。

「盃てえものは忠義のしるしじゃあござんせん。信義のあかしでござんす。けっして親兄弟を裏切らねえと誓いを立てて、血よりも濃い水を酌み交わすのが、盃事というものでござんす。…」(「銀次蔭盃」p262より引用)

そうそう。
以前これをドラマ化した作品がTVで放映された時、期待が大きすぎたのか「泣けなかった、つまらなかった」と言う感想を書いてしまったのですが、この本を読んでいる間松蔵のセリフはその時に松蔵を演じた勘九郎の声に変換されてきていました。
思った以上に勘九郎の闇がたりをする時の声が印象に残っていたようです。

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「スペシャル」と「総集編」

夏の始めに始まったドラマが終わり番組再編のこの時期、色々な特別番組が放送されています。
先週の土曜日にも今年の1月~3月まで放映されていた「僕と彼女と彼女の生きる道」の"スペシャル"の放映がありました。
今の時期は丁度 決算で残業が多く平日は部屋に帰り着くのが9時前後になってしまうので見られない事が殆どなのですが、これは放送日が土曜の夜だったし、春の放映時にも楽しんだドラマだったので「彼らのその後が見られるのかな」と思い楽しみにチャンネルを合わせてみました。

神戸駅の改札前で佇むちょっと大きくなった凛ちゃん(美山加恋)。
これから東京のお父さん(草なぎ剛)の所に一人で遊びに行くようです。
「切符は2枚一緒に入れること」「大事な物だからなくさないようにここに仕舞っておく」
初めての一人旅に緊張する凛ちゃんのドキドキが伝わってきます。
半年ぶりの凛ちゃんとお父さんのどんなシーンが見られるんだろう。
そしてお父さんとゆら先生(小雪)はどうなってるんだろう?

…と、期待しながら見始めたのですが、結局その内容は既に放映された過去のドラマの【総集編】だったのです。

新幹線で神戸から東京まで行く間に隣り合わせたちょっと怖いロック兄さん(佐藤隆太)と、新幹線の中でもPCと携帯を手放さないサラリーマン(相島一之)に、何故一人で東京まで行くのかを凛ちゃんが説明する、と言う内容。
この説明シーンが全て、過去に放送したシーンの編集分だったんですね。
で、説明が終わった頃に丁度新幹線は東京駅に着き「さあ、これからお父さんに会いに行くぞ!」と歩き始める凛ちゃんの前に「心配だから来ちゃったよ」とお父さんが走ってくる…で、エンディング。

普通過去のドラマの「スペシャル」と言ったら、以前放映されたドラマの登場人物が出てきて同じ設定の中で別のドラマ(連続ものだったら最終回のその後とか、一話完結ものだったら別のエピソードとか)をやってくれるものだと思っていたのでかなり驚きました。

最近のドラマは人気のある役者さん(またはタレント)ばかり集めて作っているので、通常の放映分が終わった後で再度スペシャル用として集めて新しいドラマを撮ると言うのは難しいのかも知れません。
でも、わざわざ「スペシャル」と銘打ってあるのならば、もうちょっとサービスしてくれてもいいのでは。
例えば最初の部分でお母さんと一緒にリュックに着替えを詰めながら「切符は2枚一緒に入れること」と繰り返すシーンとか、玄関で「行ってらっしゃい」って手を振るシーンとか。
お父さんの方も、ゆら先生と2人でどこに連れて行こうか計画を立てているシーンとか、お店に「休暇を下さい」って言うシーンとか。
全部を作れなくても、そういう「今の状態」が垣間見えるエピソードくらい入れてくれても良かったと思うのです。

確かに「総集編」だったら、「どうせ前の使い回しじゃん。一回見たからいいや」って思われてしまう可能性もあるので「スペシャル」として引っ張りたい気持ちも判るのですが…。
(実際、私もそれに惹かれて見たわけですし)
でも、通常版が登場人物の気持ちや行動の変化を丁寧に掬い取って作ったいい作品であっただけに、わざわざ半年経った今になってそういうセコイ誤魔化しをする事にすごくガッカリしてしまったのでした。

せっかく2時間半も時間を取るほど力を入れるなら、もっとあのドラマを愛した視聴者に誠実であって欲しかったと思いました。
「総集編」なら最初からそう謳ってほしかった…だって、それでもちゃんと面白かったんですから。

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2004/09/21

リプトン グレープティー

コンビニで紅茶飲料を買うときは森永乳業の「リプトン ティー」シリーズを買う事が多い。
他の紅茶飲料は何となく独特のクセや苦み(えぐみ?)が気になるけど、このシリーズは味も香りもスッキリしていて一番飲みやすいしフレーバーも色々あってどれも美味しくてしかも安い。(コンビニで105円)
grape_500.jpg

季節限定のフレーバーもあって、今出ているのがこの「グレープティー」。
グレープの味と香りがちょっと強過ぎてあまり紅茶の味がしないけど(笑)、100円だと思えば許せるかな。

でも夏季限定だったオレンジティーのが美味しかったなあ。
あれはレギュラー化を希望したい。

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2004/09/20

矢崎存美/ぶたぶた日記

ぶたぶた日記
矢崎 存美/光文社文庫
矢崎存美/ぶたぶた日記見かけはどう見てもバレーボールくらいの大きさの可愛いピンクの「ぶたのぬいぐるみ」なのに、中身はちゃんと人間の妻も2人の可愛い娘もいるし、仕事も出来、人付き合いも上手な中年おじさん、山崎ぶたぶた。
そんなぶたぶたが義母の代理でカルチャースクールのエッセイ講座に通うことに。
そこで彼と出会った講師と生徒達の暖かい交流を描く短篇集。


「主人公がぶたのぬいぐるみ」な本があることは知っていましたが、何となく食指が動かずにずっと読まずにいたため私は今回がぶたぶた初体験だったわけですが…可愛かった!面白かった!
食わず嫌いしていないでもっと早く読むべきでした。

とにかくキャラクター設定が上手い(と言うかズルイ)です。
だって、主役がぶたの、しかもぬいぐるみなんですよ。
これがホントのぶたじゃない所がポイントですよね~。
で、更にその中身が子供とかじゃなくて「中年のオジサン」なのもスゴイです。
こうすることで「可愛らしさ」もあって、「説得力」もありしかも説教臭くない、と言うキャラクターが実現してるわけですね。
いやはや。

それに文章が上手いです。
全体的にぶたぶたの相手視線で描かれるので、結構地の文にも話し言葉が多いのですがこういう文体があまり得意でない私にも許せる範囲で、しかもそれがぶたぶたの魅力をきちんと引き出すように書いてあるんですよね。
これ以上だったらやり過ぎと言うラインギリギリの微妙なところで成り立っている、そんな感じです。

この作品は、カルチャースクールの講師と5人の生徒 計6人の一人一人とぶたぶたとのエピソードが一話ずつ短篇にまとめられています。
エピソード的にはぶたぶたの存在にビックリしながら一緒にお酒を飲みに行ったり、自信をなくして落ち込んでいるのを励ましてもらったり、初めてのメールを貰ったり…そんな何気ないものばかりです。
でも、そんなぶたぶたの何気ない優しさ、強さに触れた登場人物たちは、昨日とはちょっと違う自分に出会うことが出来るのです。
中には引き籠もりやリストラと言ったちょっとヘビィな内容の話もありましたが、その重さを感じさせずにサラッと、でもきちんとメッセージが伝わる内容になっていました。
これも主役がぶたぶただからなんでしょうね。

全ての短篇にエッセイ講座の宿題としてぶたぶたが書いた日記風エッセイが挿入されていたり、短篇そのものがある生徒が書いた初小説(のようなもの)だったり、更にこの作品自体が文章の書き方講座だったりする構成も楽しめました。

読み終わった後、何だか心がホンワリ温かくなって、ちょっと元気を貰ったような気分になりました。
寒くなるこれからの季節にゆったりした気分で読むのにピッタリの本です。


<関連サイト>
「矢崎電脳海牛倶楽部」
著者による個人サイト。

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タニス・リー/闇の公子

闇の公子
タニス・リー 浅羽 莢子/ハヤカワ文庫

まだこの世が平らかだった頃、地底に筆舌も及ばぬほどの妖しさと魔法に満ちた妖魔の都があった。
その都の主、美しくも残酷な闇の公子・アズュラーンが愛すべき玩具である人間達に仕掛ける気まぐれな悪行の数々を綴る美しき物語。


とても面白かったです。

とにかく訳文(訳者:浅羽莢子氏)が魅力的。
こんなにも美しい言葉で書かれた物語は久しぶりに読みました。

ベースにある原作の完成度が高く、そして主人公である闇の公子・アズュラーンと言うキャラクターが魅力的であるのはもちろんです。
でも幾ら美しくて魅力的な作品であったとしても、外国語で書かれた物語は日本語に訳して貰えないと読むことが出来ません。(少なくとも私は)
また仮に訳されたとしても、その訳が原作の物語をそのまま(あるいはそれに限りなく近い形で)再現できるかどうかも判りません。
その点、この作品は原作の美しさを再現することが出来る優れた、しかも原作を愛する翻訳者に巡り会うことが出来た、幸運な作品だと言えるでしょう。

翻訳物があまり得意ではない私ですが、この作品はその内容にあったクラシカルで威厳に満ちた(しかし古くさくも堅苦しくもない)文体と言い、音楽的でさえあるその豊富で美しい語彙の数々と言い、全てが素晴らしかったです。

そんな美しい言葉で紡がれるのは、多くの妖魔に傅かれながらも、闇の帝国で孤独に生きる美しき公子・アズュラーンの物語です。

公子・アズュラーンの人間に対する屈折した、しかし哀しいまでの愛情(なのでしょうね、きっと)が胸に迫りました。
気まぐれに人間を誘惑し、翻弄し、時に拒絶されるや、その人生に害をなし、絶望させ、破滅させる…しかし、その心の底にあるのは彼なりの「愛」であったのだと思います。
それは最後は(原因は自分の蒔いた小さな種であったわけですが)「憎悪」によって滅びようとしている人類をその身を挺して守ろうとした事からも明かです。

それに対し、ゾラーヤスやケバなどかつては全くの人間であったけれども、アズュラーンの怒りに触れ、その人としての生を踏み外してしまった者たちによる人類に対する復讐の方が、容赦なく、すさまじいものであった事にとても象徴的なものを感じました。

また、ラスト近くで出てくる「神」の存在も今までにない独特な描写で非常に印象的でした。


この作品は「サボテン島のハリネズミ」さんの『闇の公子:タニス・リー』の記事に触発されて読みました。
美しく完成度の高い物語を読むことが出来てとても楽しかったです。
ご紹介ありがとうございました。
トラックバックをつけさせて頂きました。

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2004/09/19

立つ鳥跡を…

昨日、プロ野球の件についてバカみたいに長い記事(文字数カウントしたら4,000文字以上だった(汗))を書いたのでもうこれ以上は書くつもりがなかったのですが、今朝TVを見ていたらすごい捨てぜりふを吐いている人がいたので思わず反応してしまいました。

「理屈の通らない話は不愉快」と根来コミッショナー

長年、法曹界を歩んできただけに、「私は理屈の世界にいたから、こういう感情の世界はわからないが、理屈の通らない話は不愉快でかなわない」。今年2月に就任したばかり。史上初のできごとへの対処の難しさを口にした。(「asahi.com」より)

法律の世界には「感情」ってないんでしょうか。
どんな事件でもその場には人間がいるんだから、そこに「感情」が存在しないわけはないと思うのですが。
もちろん感情だけで判断されても困りますが、どうにもならなくなってしまった感情をコントロールしながらお互いに納得できる地点へ着陸させてやることこそが法律家の仕事なのではないのでしょうか。
もし「感情」を一切排除して事実だけで判断しているんだとすれば別に人間が介在する必要はなくてコンピューターに条件を全てインプットして判断させればいいと思うのですが。
そうできないからこそ、人間を裁くために人間が当たっているのではないのでしょうか。
だからこそそうした職業に携わる方は「人の感情」に敏感であって欲しいと思うのは間違っているのでしょうか。

仮にご本人がそう考えているのがホンネだとしても、この場で言うべき言葉ではないでしょう。
と言っても「感情がわからない」などと言っている人には、自分の言葉で他人がどんな感情を持つかなんて事は想像の範疇外の事なんでしょうね。

「感情」よりも「理屈」の方が高級だと思っているような人が、多くの人の「気持ち」で成り立っているような組織のトップでいることはとても不幸な事だと思いますので、今回の辞任はご本人にとっても周囲の人々にとっても賢明な判断だったと思います。

「第三の人生」、ご自分のお好きなようにご自由にお楽しみ下さい。

**************

と思っていたら、第三の人生はこうなっているようです…。

消費者機構日本の新会長に根来氏

今回の辞任劇は「渡りに船」だったと言うことか…(呆)
しかし、この組織にしても「感情」と無縁でいるわけにはいかないと思うのですが…。

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デザイン変更しました。

秋らしい渋めの色か、暖色系にしようと色々組み合わせていたのですが、結局自分の好きな薄いブルーがメインになってしまいました。
色だけだとちょっと寒々しかったので、写真入りのバナー作りに挑戦。
そんなに凝ったデザインではないのでそのものを作るのにはそんなに時間が掛からなかったのですが、タイトルと記事の間にスペースが空いてしまうのがどうも納得行かない。
時間をかけて何度も調整したのですが、結局どうやっても上手く行かないのでそのままアップしてしまいました。
多分CSSファイルあたりを触れば調整できるかと思うのですが…今日はそこまでやる気になれませんでした(汗)
また気が向いたら勉強して挑戦したいと思います。

タイトルの画像は写真素材サイト「fu*fu」さんから頂きました。
(「fu*fu」さんは04年12月で残念ながら閉鎖されました)
透明感のある綺麗な写真がたくさんあって、以前からよく利用させていただいています。
ありがとうございました。

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2004/09/18

9月18日の長すぎる独り言

ハッキリ言って私は特に野球に興味はありません。
高校野球もプロ野球もTVでやってると「ああ、やってるのね~」って思う程度。
むしろプロ野球のナイターに関しては、通常番組がなくなったり時間がずれたりするので「もおっ!(怒)」って思うこともあるくらい。
そんな私がこの件について語るのはどうよ?な気もしますが、今となってはこの問題はプロ野球関係者及びファンにとっての問題という枠を越えて「日本国民の関心事」になっていると勝手に判断して思うことを書いてみます。

※以下、バカみたいに長文です(汗)

そんなファンでも何でもない私でも今回の近鉄とオリックスの合併問題から始まった、日本プロ野球機構と日本プロ野球選手会のやり取りを非常に興味深く見守っていました。
多分、そういう人って多いんじゃないかな。

今までにも鉄道とか航空とか私達に影響がある会社でストが実施されそれに否応なく巻き込まれた事はあったけど、いずれも私達にしてみればただ「ストがあった」と言う事実があるだけで、その後ろで労使の間でどんな主張、交渉があったか知ることはありませんでした。
それに対して今回のプロ野球の問題はその職業の性質上、問題の発端から経過、交渉の状況までが(もちろん全てではないだろうけど)広く私達に公開されていて、そのことがある意味で"当事者"とも言えるファン以外の「野球には興味がない」私のような人間にも興味を抱かせる結果になったのだと思います。

この二者の関係というのは、日本の経営者と労働者の関係の縮図なんですよね。
で、日本には「プロ野球ファン」でなくても「労働者」はたくさんいるわけで、その労働者としての日本人が自分たちの立場の投影として「プロ野球選手会」、ひいてはその会長であり一人矢面に立たされている(ように見える)古田敦也氏に注目している、と言うことなのではないのでしょうか。

プロ野球選手というと年収が○千万円、○億円と言う世界で華々しく活躍している、立場も影響力も私達一介の会社員とは全く違う存在としてしか今までは考えていませんでしたが、今回の件を見ていて「プロ野球選手も一人の労働者」であり「こんなに立場が弱い(少なくともオーナーからはそう見られている)のか」と認識を新たにしたのでした。
現場で懸命に汗を流してプレーしている(働いている)選手には何の説明もなく「何だか儲からないからここやめて他と一緒になろうかな~」って言われちゃうし、「いや、ちょっと待って下さいよ」と言えば「うるさいな、キミたちは大人しく働いてればいいんだよ」って扱いされちゃうし…(泣)
こういう状況に身に覚えのある人、または「わかる、わかる!」って思う人たっくさんいると思うんですよね。
だって、世の中「経営者」よりも「労働者」のが多いわけですから。
それに対してきちんとした説明と、状況の改善を求めるために断固として立ち上がった「日本プロ野球選手連盟」を多くの人が支持したのも頷ける話です。
だって彼らは私達の代表なんですから。

もちろん彼らの闘いは、彼ら自身の事がメインであるはずです。
自分たちの労働環境の維持がその目的なのであって、別に日本の全労働者のために立ち上がったわけではありません。
それでも彼らは経営側の理不尽な要求に対して「本当は言いたいけど言えない」「○○したいけど将来のことを考えたら我慢している」…と言った顕在的、潜在的不満を抱えつつ会社で働いている人々の「希望の星」なのです。

今までの報道を見た限りでは彼らは予想以上にフェアに、ねばり強く闘っています。
そしてそれがますます周りの支持者の気持ちを強固にさせています。
また彼らは非常にクレバーでもあります。
これは「選手会」と言うよりも、会長の古田氏の手腕かもしれません。
この一連の騒動のニュースを見ていて何より際だつのは、彼の頭の良さ、判断力、冷静さ、ねばり強さ、礼儀正しさ、そして周囲に対する気遣い…などなどの美点の数々です。
この問題以前から彼の頭の良さというのは定評がありましたが、今回はそれが100%に近い形で発揮されているのではないでしょうか。
この問題が表出してしまった現在の選手会の会長がその彼であった事も日本プロ野球にとって大きな意味があるのだと思います。
そうでなければ幾らかの抵抗を見せながらも、経営者側に押し切られてなし崩しで合併、1リーグ制へ動いていたのではないでしょうか。
(私にはその結果はファンの失望と、プロ野球離れしかないような気がするのですが…機構側はどういったビジョンを持っているのでしょうか?)
多分、経営者側は現状でも「そうすることは可能だ」と言うか「そうならないはずはない」と思っていたんでしょうね。
何故なら「球団は自分の会社の持ち物だから」。
だから選手の前でも、ファンの前でもない場所で合併を発表し、そのまま1リーグ制へ持っていこうとしていました。
でも選手はもちろん、ファンにとっても「球団は自分たちのものでもある」わけですよね。
この状況では反発が起きないはずがない。
そんなことはファンではない私にだって考えれば判ることなのに、何故経営者たちはその部分を理解しないのでしょう?
何故彼らは球団の大切な財産である選手や、それを支持してくれているファンを見ようとはしないのでしょうか?

例えばそれが話を上手く進めるためのポーズだとしても「ファンの前で窮状を訴え、謝罪した上でやむなくそうした結果になることを伝える」とかをすればもっと事態は別の様相を呈していたと思うのですが。
そうした事もせず、選手やファンの意向にも納得行く説明もないまま提案への否定を繰り返し、あげくは全ての不首尾を選手会側のせいだとする声明を発表してしまう機構側。
それに対し毎日の試合もこなしながら長い協議に出席したにも関わらず、上手く行かなかった結果を抱えて疲労をベッタリと貼り付けた、今にも泣きそうな顔で「本当にファンに申し訳ない」とまず詫びる選手会側。
時代劇もビックリな善悪の立場のわかり易さには本当に驚くばかりです。
機構側にはもう少しマシなアドバイザーがいなかったものなのでしょうか。

夕べ、CX系のスポーツ番組「スポルト」に古田氏が生出演されていました。
出てきた時点から疲れのためか既に目が充血しているような状態でしたが、番組中にファンからの応援メッセージが読み上げられると堪らずに涙を流す古田氏を見て思わずもらい泣きしてしまいました。
あの涙の真意は判りませんが、今までの緊張の糸がプツンと切れたような表情と涙、そしてそれでもこれからも闘っていかなければならない彼の姿に何かを感じた視聴者は多かったと思います。

野球に興味のない私なので、今回のスト決定も特に困ることはありません。
むしろ「やっぱりやる時はやるしかないでしょう。具体的に動かなければあの年寄り達には何も伝わらないよ」と思い大賛成です。
ただ、この方法はどんな結果に終わったとしても選手側にも何らかのダメージを与えることは確実でしょう。
また、そうしたからと言って、次回の話し合いが選手会優位で進むかどうかも不透明です。
しかし、彼らはそれを知りながらも敢えてその方法を選択したのです。
今までのやり取りを見ても、単なる一時的な感情の爆発や、相手に対する嫌がらせのようなマイナスの感情からの選択でないのは明かです。
今までの経緯と現在の状況、周囲の反応を全て考えた上での「苦渋の決断」であったと思います。
だとしたら、私達はそれを支持するしかないでしょう。
全ての結果を自分たちで受け止める覚悟で彼らはそれを選択したのですから。

この後、両者の話し合いがどんな展開になるのか、ストはいつまで続くのか、今年のペナントレースはどうなるのか、そして来年は…判らないことだらけです。
そして(何度も言うようですが)私にとってはどうなろうと大きな影響はありません。
それでも選手達を始め、ファンがこんなにも真剣に日本のプロ野球を守ろうとしているその「想い」が機構側に届くことを願って止みません。
それに応えて機構側が少しでも歩み寄り、選手会、そしてファンと同じ未来を見てそこに向かって歩み出すことが、日本プロ野球界だけでなく、この閉塞感溢れる今の日本の小さな光となるのではないかなと思います。

この70年目に勃発した大問題は今後の日本プロ野球を占う試金石になることでしょう。
この痛みを糧にして全ての野球関係者が笑顔で2005年の新しいシーズンを迎えられますように。
そしてどんどん楽しくて面白くて充実した日本プロ野球を築いて、「ちっ!ファンになっておけば良かったよ」と私を悔しがらせて下さい(笑)

**************

その他雑感。

■日本人が「判官贔屓」だって事はやはりあるかも。で、そこを選手会側(古田氏)は上手く取り込んでいると思う。
■ファンもそんなに反対なんだったらもっと球場へ行けばいいんじゃないのかな。
■コミッショナーって人は一番偉い人じゃなかったの?何もしてないように見えたけど…何かした?
■合併は「2ヶ月で十分」なのに、新規参入は「時間が足らない」のは何故?
■どうしてそんなに減らそうとするのか判らない。ダメな所があるなら大丈夫な所に引き渡したらいいんじゃないの?
■「ライブドア」や「楽天」が大丈夫なのかどうかは知らないけど。
■プロ野球機構って仲良しクラブなの?仲がいい人しか入れないの?
■と言っても、大リーグが、Jリーグが「増やしている」から、増やした方がいい、と言うのもどうなのかな、と思う。
■1リーグ制がそんなにいいなら、もっと大々的に「こんなにいいことがあるんですよ~っ!」って宣伝すればいいのでは。
■古田氏はこれからどうなるのかな~?やっぱり野球界には残れないんだろうか。と言うより、本人が愛想を尽かしているのかな。そしてそういう彼の頭の良さが却って経営陣の腹立たしい思いを増幅してるのかも…。
■今回の件に関する野球界OBたちの沈黙ぶりは何?
■みんなが大好きな長嶋氏は発言をしないんだろうか?出来ないんだろうか?
■「ファン」っていう肩書きは水戸黄門の印籠か?
■で、この二者が納得できるような着地点はどこかにあるのかな。


取りあえず以上。
あ~、長かった。

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2004/09/17

添付資料が重すぎる

私は請求業務以外に単純な庶務業務もやっていて、その中に業務上の連絡事項などの文書をうちの仕事を請け負ってくれている会社宛にメール(Eメールまたは社内メール)で送ると言う業務がある。
文書自体は各担当者が作成して、それを私がメールに乗せて送付すると言う感じ。

今日も部内のメンバーから「添付した連絡書を転送しておいて~」とのメールが来ていたので、「ワード文書1枚だけみたいだし忙しいからEメールでいいや」と思い文面を書いて宛先(20社ほど)を入力して送信したら…何だかやけに時間が掛かる…ヤな予感…。
送信してから容量を確認したら、なんと3MB!
思わず「戻ってきて~!」と思ってしまった(泣)
いつもは危なそうなのは事前にチェックするんだけど、今日は忙しかったのと以前同じような文書を送ったことがあったのでつい油断してノーチェックで送ったらこんな事に…。
ホントに、PCもメールも使い始めて何年も経つし、これまでにも同じような事が何度もあってその度に「データは軽くしろ!」って言って聞かせてるのにみんな全然聞く気がないんだよね~…。
今日も送ってきた子に「相手に迷惑がかかるからお願いだから注意して頂戴」と言っておいたけど、どうせすぐ忘れちゃうんだろうな~(泣)

しばらくすると案の定「届きませんでした」のエラーメールがポツポツと来始めたので、「何で私が…」と思いつつ文書を作り直し。
開いてみたら『デジカメで撮ったのをそのまま貼り付けました』的なバカでかい写真が2枚も貼ってあったので、それを「Microsoft Photo Editor」で加工して小さくしたりして最終的に約300KBにダイエット。
(こういう技もちゃんと教えてるのに…シクシク(泣))
それをエラーが来た会社にもう一回送り直してようやく終了。

結局メールを送り終わるまでに1時間以上掛かってしまった…。
ただでさえ忙しいのに~っ!

ツールが増えて便利になるのはいいけど、それを使う側の意識とかマナーとかスキルとかが追いつかないのは困った問題だな~。
他の会社はこういう事にどうやって対応してるの?

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2004/09/16

Utada/Exodus

EXODUS
Utada T.Moseley/ユニバーサルミュージック

会社の子にMDに落として貰ったのを聴きながら帰ってきたのだけど…う~ん、ちょっとピンと来ないかな。
単体としてのクオリティとか、今までの彼女の作品と比較しての評価とかそういうのはよく判らないけど、私はあまり好きじゃないなあ。
もっとちゃんと聴いていけば段々好きになっていくのかもしれないけど。
ちなみに私は「Easy Breezy」のPVも苦手。
ああいう分かりやすすぎるセクシー路線(と言うのも恥ずかしい(汗))よりも、「Traveling」のPVなんかの彼女の方がうんと可愛いと思うんだけどな。
まあ、ローティーンでさえ「好みのタイプはセクシーでマッスル系」が多いアメリカ向けだからああいう雰囲気にするのは仕方ないんだろうけど。
取りあえずその努力が報われて、やりたいことをやりたいようにやれる日が来ることを祈ります。

このMDと交換で私の「TOK10」を貸す約束をしていたので今日会社に持っていったんだけど、渡す直前に中身(つまりCDそのもの)をコンポの中に入れっぱなしだった事を思い出した…(汗)
これ以前も一回やってるんだよね~。
その時は全然気付かずに渡してしまい、翌日になって「…中身入ってなかったよ」「…ゴ、ゴメン(汗)」と言うやりとりが。
今日はそこまで行かなかったのは良かったけど…しっかりしろ~!>私

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2004/09/15

丸善 丸の内本店

会社帰りに昨日JR東京駅前にオープンした「丸の内オアゾ」に行って来ました。
このビルがオープンしたと言うのも今朝の情報番組で初めて知った私なのですが、何故いきなり行く気になったかと言うとこの中に国内最大級の総面積、蔵書数を誇る書店「丸善・丸の内本店」が入っていると聞いたからです。
話題のスポットには特に興味がなく六本木ヒルズも丸ビルもまだ未体験の私ですが、新しい、しかも大きな本屋には反応してしまうんですね~(笑)

で、感想なのですが…。
う~ん、期待していたほどではなかったかも。
確かに本はたっくさんあったんですけどね、並べ方があまり魅力的じゃなかったんですよね~。
なんかこう、カチカチッとしすぎで意外性がない感じがしました。
それから棚が高すぎです…殆ど天井に着くかと思うくらい高いところまで本が並んでいてもあそこから本を探すのはちとツライです(泣)
それに照明が明るすぎる気が…。
今日は仕事帰りで疲れていたせいもあるのかも知れないけど、棚を見て歩いてるだけで目が痛くなるくらい。
他の本屋さんではあまり照明を気にする事はないので、程度は不明ですが他のお店に比べて強い事は間違いないかと。
もうちょっと光量を絞るか、色を柔らかめにした方が本屋さんはいいんじゃないのかなあ。
(でも他のお店に入った時も「眩しい!」って思ったから、あのビルの中全部がそうなのかも…)
それと何より人が多すぎます(汗)
まあ、オープン2日目じゃ仕方ないですけどね。
でも、フロアに人が多いのはともかく3階のキャッシャーで会計待ちしてる人が余裕で4~50人くらいはいたのにビックリでした。
よく待てるなあ…。

と、かなり辛口の感想になってしまいましたが、今日は仕事帰り(しかも忙しかった!)で疲れていたしオープン直後の混雑の中だったのでゆっくり見ることもせずホントに各フロアを流して終わり、と言う状況だったので見落としている部分たくさんあると思います。
なので、もうちょっと落ち着いたらまたゆっくり遊びに行きたいと思います。

レストランもたくさんあったので夕食を食べて帰ろうかとも思ったのですが、予想通りというか予想以上に混んでいたのでスゴスゴと帰ってきたのでこっちもリベンジしたいと思います(笑)

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2004/09/14

本の帯の「賛辞」に思う

今日本屋の平台で新刊本を見ていたら帯に『石田衣良氏も絶賛!』って書いてある本(何の本かは忘れましたが)を見かけました。
今までそうした「賛辞」に特に反応した事はなかったのですが、衣良さんの名前でそれが書かれているのを読んで「こういう所にこういう文が載ることこそが、有名になったと言うシルシなのかも…」とふと思いました。
そうやって名前が出ると言うことは、その名前がある程度以上に知られていて、更にはその人が誉める事に<意味がある>とみんなが認めているって事ですよね。
更には「この人の名前が出てくるなら、この本の内容は大体こんな感じなんだろうな」と読者にお知らせする役目も持っている。
いずれにしても「広告」の価値がなければ、こういう場所に名前や文章が載ることはないわけですよね。
(必ずしもそうじゃない場合もあるかも知れませんが)
つまりこの人はこういう人なんだ、と言うある一定のイメージを多くの人が共有している、と言うことを表しているんだなあ、と思ったのです。
そして今回、石田衣良と言う作家もそういう存在なんだな、と改めて感じた次第です。
衣良さんはもちろん今や押しも押されもせぬ人気作家だし、直木賞作家でもあるわけだから、そういう所で名前や賛辞が使われる事に何の不思議もないしむしろ「当然」なんだけど、何となく私の中では「あ、そうなんだ~」な感じの発見だったのでした。
(大変失礼な言いぐさですね…ファンの方、ゴメンナサイ(汗)私も一ファンで悪気はありませんので、それに免じてお許しを~)
でも、何となく衣良さんっていつも身近にいる人みたいな雰囲気なんですよね。
そしてそれは多分、殆どのファンが抱いているイメージなのではないでしょうか。

そんな衣良さんの新刊情報。
ブルータワー
石田 衣良
石田衣良/ブルータワー9月17日に新刊「ブルータワー」が発売されます。
(下の記事だと発売日22日になってますが、リブロの告知では17日でした)
それを記念して9月27日(月)pm6:00~池袋西武内のリブロでサイン会開催、だそうです。

27日…今月の請求は忙しくなりそうなので、私はちょっと無理だなあ…クヤシイ(泣)
サイン会でご本人にお会いするとますます「近所のお兄さん(おじさん?)」度がアップする事請け合いです。
お時間のある方は是非参加して来て下さい。
但し、一人一人の対応がすんごく丁寧なので時間はかかります、多分(笑)

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2004/09/13

別冊宝島「石田衣良Style」

別冊宝島『石田衣良Style』

書くことがないので何気なく「石田衣良」で検索をかけたら、こんな本が出ている事を発見!
8月末発行?
その後何度も本屋に寄ったのに気が付かなかった~!(泣)

出版社/著者からの内容紹介
石田衣良による石田衣良ファンのための本、ついに発売!

創作や日常に関するインタビューはもちろん、川上弘美さんとの対談や秘蔵エッセイ集、本人による作品ナビ、「石田衣良式・池袋ガイド」、各作品のキャラクターガイドなど、まさしく石田衣良ファンに向けた本人発信のファンブック。

かなり面白そう♪
明日の帰りも本屋へ直行だ!

「pinkcosmos」さんの『石田衣良Style』にトラックバックさせて頂きました。

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2004/09/12

「新選組!」#36

いつの時代でも組織が大きくなるとそれだけ「ひずみ」も大きくなるって事なのね。
一生懸命やってるのに「贔屓されてる」といじめられてしまう周平くんがちょっと可哀想だった。
この後も頑張って欲しいけど、史実的には養子縁組は解消して(させられて?)しまうらしい。
その辺の経緯も描かれるのかな。

しかし、彼をいじめていた大石鍬次郎(?)役の役者さん…セリフがやけに棒読みだったような気が…(汗)

龍馬が出てくると、どんなに小さな場面でも他の部分に比べて視線や気持ちが集中してしまう。
それだけ彼の存在が大きいって事だし、同時に彼の喪失はそれ以上の影響があるって事だよね。
今週は特に新選組の動きよりも、龍馬の動きが印象的な回だった。
(それに対して、どんどん流れに取り残されていく彼らの姿を見ると切なくなってくる…(泣))
そういう、影響力は大きいけど、気負いがない龍馬役を江口洋介は上手く演じていると思う。

今日のおりょうと捨助のシーンは伏線だよね…やっぱり。
何だかイヤ~な感じ。

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鳥羽亮/われら亡者に候

われら亡者に候―影目付仕置帳
鳥羽 亮/幻冬社文庫
鳥羽亮/われら亡者に候文化四年春。
1年前の「丙寅の大火」により焦土と化した江戸の町に「御救党(おたすけとう)」と呼ばれる謎の集団が出没し世情を騒がせていた。
大火で富を得た商人から奪った金を焼け出された町民に分け与える「義賊」を装っていたが、そのやり口から何か別の目的があると睨んだ岩井勘四郎ら「影目付」の面々は老中・松平伊豆守の命により探索に乗り出す。


それぞれが並み以上の能力を持ちながら何らかの事情により表の世界で活躍できず「影」の存在として役目をこなす…そんな「影目付」と言う設定自体は面白いと思うのですが、作品全体の中ではその設定が今ひとつ生かされていないような感じがしました。

岩井ら影目付たちが何故「影」になったのか、その経緯は一通り描かれているもののその後は殆ど事件を追いかける描写だけで彼らの心理的表現があまりないのが物足りな