エルミタージュ美術館展@江戸東京博物館
今日は出勤日だったので会社の傍でランチを摂った後 両国にある江戸東京博物館まで足を伸ばして「エルミタージュ美術館展」を観てきました。
「混んでるだろうな~」と覚悟はしていたのですが、予想以上の混雑ぶりで非常に疲れました(-_-;)
展示物自体は絵や装飾品、更には実際に使われていたと言う金張りの馬車まで様々な種類のものがあって見所は多かったのですが、何しろ人が多すぎる!
にも関わらず通路が狭いし、それに展示物との距離がかなり近いので前に立たれると後ろからは見えにくいし、かと言って前に行ってしまうと近すぎて全体像が見えないし灯りも邪魔だという…。
おかげでせっかくの展覧会でしたがかなりザックリと駆け足で通り過ぎてしまいました。
なかなかこういう美術展はゆっくりゆったり気持ちよく見ることが難しいのがつらいところですね。
まあ、それは誰もが思っていた事だと思いますが。
それにしても、エルミタージュで所蔵している美術品は430万点以上とか!
それなのに名前を「エルミタージュ=隠れ家」と付けるあたりの感覚がスゴイです(笑)
そして江戸東京博物館はそれ自体が大好きな場所なので(と言っても行くのはこれが2度目)、もちろん常設展ももれなく見てきました!
こっちも入り口付近とか時間によってからくりが動くと言った展示物の周りは多少混んでいましたが、何しろ中が広いので適当に自分のペースでプラプラと展示を見て歩く事が出来ました。
前回行ったときにかなりじっくり見てきたので今回は(少々疲れていた事もあり)ザッと流す程度でしたが、やっぱり楽しかったです。
で、今日一番私が時間をかけて見ていた展示物(?)がコレ!(↓)
アップ過ぎてよく判らないかも知れませんが、幕末頃の江戸の大名屋敷を表した地図です。
なんとこれ床に書いてあるのです!広さは6~7メートル四方くらいかなあ。
上の写真は現在の新橋駅近くにあった松平容保公(会津様ですね)のお屋敷の場所(一番左側の赤い家紋が書いてないところ)です。
これで約三万坪だそうです。想像も出来ない…(汗)
他にも「井伊直弼の家ってホントに桜田門のすぐ傍だったんだ」とか「酒井雅楽頭と松平伊豆守の家って近所だったんだ」とか、本を読むだけでは判らなかった「江戸時代の距離感」を少し体感できた気がして楽しかったです。
私の地元も三万石の城下町なのですが、その江戸屋敷ちゃんとありました。
それも結構広い敷地だったのが意外でした。
この博物館はミュージアムショップも充実してるんですよね。
ここ独自のデザイン(それもなかなか洒落ている!)のグッズがたくさんあっていつも迷います。
悩んだ挙げ句、今回は青の青海波模様のフェイスタオルを購入しました。
他ではあまり見かけない柄だけど価格もこの大きさのタオルを普通に買うのと同じ程度だったし、生地や作りもしっかりしていて使い易そうです♪
大人でも子供でも、そしてどんな国の人でも楽しめる場所だと思いますので、一度遊びに行ってみて下さい。
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