« 北森鴻/孔雀狂想曲 | トップページ | 邂逅 »

2004/11/20

顔の表情と声の表情

さっき「世界一受けたい授業」を見ていて感じたこと。

斎藤孝さんが1回目の放送に続いて講師として2度目の登場をした(今回のテーマは「腰力」)のですが斎藤さんってはっきり言って「悪声」ですよね。
男の人にしては高い声で、しかもちょっとかすれていて。(喋りすぎのせい?)
少なくとも聞きやすい声ではない。
それでもTV出演や講演会などあれだけ人が彼の話を聞こうとすると言うことは、やっぱり内容がいいって証拠なのでしょう。

しかし同時に彼の声は雰囲気が明るくて、ちょっと笑いを含んでいるので「いい声」ではないけれども聞いていてイヤな感じは受けないと言うことにも気がつきました。
多分これは彼が笑いながら(笑顔で)話をするからではないかと。

調べたことはないので難しいことは判らないのですが、顔の表情と声の表情ってリンクしてるのは間違いないと思います。
だって笑いながら怖い声って出せないし、逆にムッとした顔で優しい声出すのも難しいし。
推測なのですが、顔の筋肉の緊張と喉の筋肉の緊張がどこかで連動しているのかな、と言う気がします。
なので私も会社で電話を取るときは、本当に笑ってるわけではないけど柔らかい表情を作っているつもりです。
(いつも意識しているわけではないですけど)

電話って相手の姿は見えないけど、その表情や態度や気持ちって思っているよりも声に反映していてそれが相手に伝わってしまうツールですよね。
よく笑い話で「電話しながらお辞儀してる」って言うのを聞きますが(って古いか(笑))、もちろん相手には見えないけどその気持ちを相手に伝えたいと言う意味では正しい対し方なのではないかと。

自分でそうしているわけではないのに「話し方が怖い」と言われる人は、まず笑顔で話すようにするといいんじゃないかと思います。

********************

ところでこの番組のオープニング、前の番組(「億万のココロ」)のエンディング曲が終わった途端に始まるのでいつも驚きます。
こんなにギリギリのスケジュールにしてまで「57分」とかに始める必要はあるのかなあ。
せめてCMの1本くらい入れて下さい。

|

« 北森鴻/孔雀狂想曲 | トップページ | 邂逅 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 顔の表情と声の表情:

« 北森鴻/孔雀狂想曲 | トップページ | 邂逅 »