「ガラスの仮面」42巻
ガラスの仮面 42 (42)
美内 すずえ/白泉社数日前から「出た!」と言う話は聞いていた『ガラスの仮面』6年振りの最新刊。
会社の後輩が買ったというので借りてきて読んでみた。
とにかく相変わらず「濃い」。
連載当初と殆ど変化がない絵柄、そして読んでるとこっちが恥ずかしくなるようなセリフ満載の数々。
特に「ピザの上に乗っかっているのはー?」「チーズ!」には、一瞬固まってしまったわ(@_@)
凄いな~、この感覚。
しかも今回いきなり携帯電話が出て来ちゃったりしてるし。
(富士急ハイランドももしかしたら今現在の様子なのかな?)
始まったのが'76年で物語的には4~5年しか経っていないはずなのに…。
それとも始まった当時が未来の話だったのか?
(マヤってお酒飲んでも大丈夫な年だったんだ~。ワインをがぶがぶ飲んでるのを見てビックリした)
しかし、あれだけ桜小路くんが「キミのことが好きだよ」ビームを全身から発しながら熱烈アタックしているのに、勝手に泣いて美味しい物食べさせて貰って元気になったら「桜小路クンっていい人ね」(ニッコリ)で済ませてしまうマヤってある意味『魔性の女』だと思うわ~(汗)
真澄もそんなに興味がなかったチビな女の子が自分の手から離れて行くのに気がついたら段々陰険になっていくし…。
大人なんだからもっと優しくしてやればいいじゃん。
そんなマヤ周辺のゴタゴタも意に介さず、「紅天女」を演じるためのハードトレーニングにひたすら打ち込む亜弓…。
私はあなたの方が「紅天女」に相応しいと思うぞ。
頑張れ!(笑)
こうやって久しぶりに読むと内容も絵柄もあまり好きな作風ではない。
それでもやっぱり気になって読んでしまうのは、これが他でもない「ガラスの仮面」だからなんだよね。
この後もきっと新刊が出れば何だかんだ言って読むだろうし、何とか完結して欲しいと思う。
さて、第43巻が出るのはいつのことやら…。
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コメント
「ガラスの仮面」、途中で絵がかわりましたよね。マヤちゃんも桜小路君も顔が幼くなっているし。真澄さまはおじさんになっているし。
真澄さまはツンデレのところが「萌え~」だったのですが。それから真澄さまは昔からマヤちゃんのことが好きなので「興味がないチビな女の子」というのは違うのでは?とりあえず最終回にこぎつけて欲しいのが切なるねがい…。
投稿: にゃんこ | 2009/07/17 18:37
■にゃんこさん
はじめまして、こんにちは。
今年「ガラスの仮面」43巻が出たようですね。
この記事を書いたのが42巻が出てすぐなのでコミックス1冊出るまでに5年掛かってるってことですか?!
な、長い…[汗]
>「興味がないチビな女の子」というのは違う
あら、ホントにそんなこと書いてますね~^^;
いや、私も真澄くんが昔からマヤのことを好きなのは判っているんですよ。
なのに…なんでこんなこと書いたんでしょう?
5年も前のことなので忘れてしまいました~(笑)
お互い、最終回が無事に読める日が来ることを祈りましょう!
コメントありがとうございました!
投稿: tako | 2009/07/22 21:27