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2004/12/11

北森鴻/支那そば館の謎

支那そば館の謎
北森 鴻/光文社
北森鴻/支那そば館の謎有馬次郎はかつて関西広域を荒らし回った窃盗犯であったが、今は京都・嵐山の山奥にある大悲閣千光寺で寺男として働いている。
彼の過去を知らないローカル紙「京都みやこ新聞」の文化部記者・折原けいが持ち込んでくるトラブルを、かつての<裏稼業>で培った能力を駆使して解決していく推理短篇集。
表題作他「不動明王の憂鬱」「異教徒の晩餐」「鮎踊る夜に」「不如意の人」「居酒屋 十兵衛」の6作を収録。


この大悲閣が出てくるシリーズは短篇のアンソロジー集とかで何度か読んだことがあったけど、こうやってまとめて読むのは初めて。

(この間の「孔雀狂想曲」の時も思ったけど)登場人物の設定がちょっと煩い。
例えば折原けいが有馬次郎を「アルマジロ」と呼んじゃうところ(しかも何回も!)とか、ちょっとそのセンスはどうなの?って部分が…(汗)
後半から出てくる作家・水森賢も読んでいてあまり気持ちのいいキャラクターではなかったなあ。
(本人が実際に話の中に登場するのは1作だけなので助かったけど)

物語も謎解きの部分はちょっと強引な感じがなきにしもあらず。
でも、有馬と折原が事件の鍵を求めて歩き回る京都の様子や、行きつけの割烹「十兵衛」での美味しそうな料理の描写は読んでいて楽しかったし、全体的には軽いタッチで読みやすい作品集だった。
あまり真剣にならずに、サクサクッと読むのに丁度いい一冊。

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元広域窃盗犯にして寺男の有馬次郎と、穏やかな相貌と鋭い観察眼をあわせもつ住職の二人が、 みやこ新聞の自称「エース記者」折原けいや、京都府警の碇屋警部と共に難事... [続きを読む]

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