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2004/12/11

「ROMEO & JULIET」

ロミオ&ジュリエット(字)
レオナルド・ディカプリオ
ビクターエンタテインメント
2001-03-23

by G-Tools

先日「ロミジュリ」の舞台を観た流れで、随分前に買ったレオくん主演の同名映画のビデオを久々に引っ張り出して観てみた。

以前観たときは「セリフが判りにくいっ!」と思ったけど、今回はあの舞台版を観た後なのでかなり判りやすかった。
舞台の時あまりの早口に耳(と頭)が拒否反応を起こしてしまい、かなりすっ飛ばして聞いていたような気がしていたんだけどこの映画の中で使われているくらいの量については結構聞き取れていたということに驚いてみたり。
この映画の中ではシェイクスピアの書いたあの雰囲気を残しながらも随分整理された表現になっていて、今更ながらその切り取り方の巧さに感心してしまった。
しかも、映画だと声の強弱、抑揚、感情の込め方、間の取り方、その時の表情が舞台よりもハッキリ見えるので(当たり前)、そのセリフの意味が「言葉」以外からも伝わってくるのが良かった。
舞台を観る前にこの映画を先に観ておけば良かったかも…。

構成としてあまり大人たちの部分を強調しないで、ロミオとジュリエット、そしてその周りの若者達を中心に描いてある。
南米メキシコの街を駆け回るキャピュレット、モンタギュー両家の若者達の派手でジャンクなイメージがいい。
いつの時代でもこういう若者ってのはいるんだな~って感じ。

そしてやっぱりロミオ役のレオナルド・ディカプリオとジュリエット役のクレア・デーンズ。
2人ともすごく初々しくて可愛い~♪
特にレオくんが若くて、痩せてて、キレイな顔してるのが◎!(笑)
'96年の作品らしいので今から8年前か…この頃が「少年」の顔をしている最後の時期だったのかも。

この映画で面白かったのは、2人の死のシーンでロミオが毒を飲んだ後、死にきる前にジュリエットの目が覚めるって演出。
これはただ単に生きてるはずの人が死んでいるよりも、精神的な打撃が更にもう一段大きいと思う。
絶望して死ぬ覚悟を決めて毒を飲んでしまったロミオが感じる更なる絶望、目を覚まして愛する人が目の前にいることで感じた喜びが一瞬のうちに絶望に変わるジュリエットの心境…。
とことん悲惨な、でも映像的には非常に美しい死のシーンが印象的だった。

と言っても物語自体の「腑に落ちない」感じはこの映画でも同じなんだけどね(笑)

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