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2005/03/05

「トラックバック」についての覚え書き

先日発行された「ココログマガジン 2005年3月号」に「特集:トラックバックマナーについて」が掲載されたのをきっかけに、 ココログ内のあちこちのブログで<トラックバック論>が活発になってきている。
私も 以前この件については書いたことがあるのだけれど、最近またちょこちょこと考えることなどもあったのでこの機会に(と言うか 「この混乱に乗じて」(笑))もう一回エントリーを書いておく。

但し、このエントリーは「(一般的に)トラックバックはこうあるべき」と言う「べき論」ではなく、 「<私(=当ブログ)は>トラックバックをこう考えている、使っている、受け入れている」と言う'05年3月現在の個人的な状況についての、ある意味 「覚え書き」レベルの話なのでそこは事前にお断りしておきたい。
(以下、引用部分以外はトラックバックは「TB」と記述する)

「ココログマガジン」ではTBの「正しい使い方」を下記のように定義している。

「正しい使い方」とは、自分が記事Aに関連した記事を書いたときにだけ、記事Aに対してトラックバックを打ち、 なおかつ自分の記事の中で、記事Aにつ いてのリンクを貼る、という使い方です(よく勘違いする人がいますが、トラックバックを打っただけでは、 自分の記事から記事Aへはリンクは貼られませんので、必ず記事中に自分で記事Aへのリンクを貼ってください)。
(「ココログマガジン 2005年3月号」より)

一方、「間違った使い方」は、

「間違った使い方」とはその逆、全く関連のない記事に対してトラックバックを打ち、 なおかつ自分の記事の中で一切記事Aについて触れないことです。
「間違った使い方」は、一般的に「トラックバックスパム」と呼ばれ、「自分のブログへのアクセス数を増やすため」という意識から生まれます。
しかしスパムを打っていると、その内に嫌われて、かえってアクセス数を減らしてしまうので、やめましょうね。
また、「トラックバックをもらったから、お返しにトラックバックをあげる」といった、通称「お返しトラックバック」も、 ただのゴミリンクになってしまう可能性もあるので、時と場合を考えて打ちましょう。
(「ココログマガジン 2005年3月号」より)

とのこと。
まあ、書いてある内容は最近ブログの中で見かける「TBってこういうものだよね~」的な内容に沿ったものであるので、これが最近のブログ界 (と言うものが存在するかどうかは不明だが…便宜的に使っておく)の主流の考え方なのだろうとして理解できる。
(とは言え「しかしスパムを打っていると~」以下の文章については、「余計なお世話」な感じ。特に「やめましょうね」の部分。何だか上から下に向かってものを言っているような気がするのは私だけ? どうもココログからのメッセージを読んでいると、内容よりもその言い回しが鼻についてイラッとしてしまうことが多い。 ちゃんと文章推敲してるのかな~?、と偉そうに書いてみる)

と言う状況を踏まえた上で「じゃあ私は?」と言うと、考え方としては基本的に以前書いた時とそう変わっていないと言うのが正直な話。
つまり考え方としては「別にリンク張らなくてもいいんじゃないの~?」派である。

でも、今現在自分でTBを打つ場合はと言うと(相手が先にリンクなしでTBしてきた場合以外は。このケースについては後述。)、 必ず記事中にリンクを張っていると言うのが現状。
言ってることとやってることが違うじゃん!と言うご指摘はあると思うけど、 全体の趨勢がそういう方向に動いているならそれに敢えて逆らうことはしない。
例えばそれが自分の尊厳や存在に関わるような問題(大袈裟^^;)だったらそう簡単に妥協できないけど、 TBにリンクを入れるかどうかなんて別にどうでもいい話なので「そうした方がいいよ」って言うのが多数意見であり、 そうした方がしないよりも相手が気分良く受け入れられて、自分にかかってくるリスクも少ないならそうすることにやぶさかでない、とまあそんな感じ。
正直なところ、自分の趣味と言うか楽しみの部分でやっているブログでイヤな思いは出来るだけしたくないってこと。
と言うことでリンクを張ることが主流の考え方である(ように見える)ので私も張ってます、と言うのが現在の基本姿勢である。
(この辺の微妙な感じを文章にしたいな~と思って何度もトライしているんだけど、 なかなか思ったように書き上がらないままゴミ原稿だけが増えている…。そのうち形になったらアップする予定。いつになることやら…^^;)
 
リンクを張る場合の私の悩みは「記事の中で相手の記事を紹介する」と言うことが自然に、上手く出来ないこと。
なのでいつも取って付けたように最後の方で、「○○さんの××の記事にTBしました」と書いてしまうことが殆ど。
我ながら「芸がない」「ウツクシクない」と情けない思いをしている。
この辺、せっかく記事中に張るなら、上手くスルスルッと文章の中に溶け込ませて書けるように頑張りたいと思う今日この頃。

ちなみに「リンクはするけど、TBはしない」場合もあり。
私の記事を読んだ人に「相手の記事は読んで貰いたい」けど、相手の記事を読んだ人に「こちらの記事にまで来て貰うなんて…」と思う場合。
(特に相手の記事を貶めるようなエントリーを書いたりはしておりませんので、念のため。苦言を書く場合は、逆に「敢えて」 TB飛ばすくらいの覚悟はあるつもり)

逆に受ける場合。
これは自分の「別にリンク張ってなくてもいいじゃん」を受けて、基本的に「何でもアリ」状態。
リンクがなくても、記事に関係なくても(確かに「何故この記事に?」とは思うけど(笑))、ダブってても、「まあ、いいか」 って思ってそのままにしておくことが殆ど。
もちろん、全然関係ないのがいっぱい来ちゃうと言うのはさすがに困るけど、1つ2つポロポロと来る分には、 別に邪魔になるわけでもないからいいや、と。
それに対する私の反応は、

<リンクがないもの>
相手先の記事を見に行って、内容が気に入れば私もTBを飛ばす。この場合、私の記事にもリンクは付けない。
相手先の記事が気に入らない場合はそのまま放置。

<私の記事と関係ない記事>
基本的にそのまま放置

<ダブリ>
気が向けば片方削除
(これも結構放って置く場合が多いので、「いい加減に消して~」と言う場合はコメントにでも書いて置いて下さい…^^;)

で、いずれの場合も「私の記事からここに飛ぶのはちょっと…」と言う内容の場合は最悪削除、って感じかな。
(一応全てのTB先を確認することはしています)

と言うかなりダラダラな管理体制である^^;
あまりこういうことに気が回らないアバウトな性格なので仕方ない。

と、'05年3月現在のTBに関する私の「考え方、使い方」は大体こんな感じ。
なので、私の記事を気に入ってTBを送ろうか、と考えてくださる方は、リンクは不要なのでそのままお気軽にどうぞ。
あなたの記事と私の記事が「関係あるかどうか」も、送る側判断にお任せします。
但し、その結果に対して「これは私の記事にリンクされたくない」と判断して削除する権利は私にありますので、そう判断して「削除」 となった場合は悪しからずご了承下さい。
また、リンクなしのTBにこちらからTBを打ち返すときは、こちらの記事へもリンクをいれませんのでその辺りもご了解の上対応願います。

と言うことで以上が、ブログ開始から間もなく1年を迎える'05年3月時点での当*second message*に於ける 「TBの取り扱い方」である。
これ以外のケースについては、今のところ経験していないので割愛。
何か新たな問題が発生したらまたその時に改めてエントリーを書くことにする。
また、何らかの事情によりTBの考え方(扱い方)が変わった場合も同様。

最後に、念のため。
もちろん、わざわざ記事中で私のエントリーにリンクを張って(更には何らかの言及までして)下さった上で、 TBを飛ばして頂けることは本当に本当に有り難いとおもっています。
丁寧な対応をして下さっている方々には、私も相応の敬意を払って対応しているつもりです。
上記の内容はそうした手間をかけて下さっている方々の対応を軽視する意味合いは全くないことをご理解頂ければと思います。

今後とも宜しくお願いいたします。

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