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2005年6月の31件の記事

2005/06/30

反面教師

ある商品をお客様の希望日時に配送して組み立てもする、という業務がある。
うちはその依頼の受付と商品の手配をして、実際配送するのは契約している配送会社。
で、商品は宅配業者を使って工場から配送会社の倉庫に送り込んでいる。

先日その受け取り先の会社から「明日の配送分がまだ届かないんですけど」と確認が入った。

こういう話は初めてじゃないので話を聞いていると、
「(宅配業者の)ホームページで納品確認したら納品済みになっているんですよ」
とのこと。

…だったら何でその宅配業者に「いつどこに届けたんだ」と聞かないのだっ!

と叫びたいのを押さえつつ「業者の事務所に確認して下さい」と言ったら「それでいいんですか?」。
その質問の意味が判りませんが…。

この会社の担当者はいっつもこんな調子で何かというと「○○なんですが、どうしましょう?」とうちに確認してくることが多い。
しかもその多くが「いや、それはあなたの判断領域です。そちらで何とかして下さい」な内容なのだ。

極端な話、うちは指定した日時に指定したお客様のところに問題なく商品が届けばそれでOKなわけで、 その間にその会社の内部でどんな処理(対応)をしようと、それは相手の問題であってうちは関係ない。
(もちろん、うちのミスで何かあったとか、こちらから「こうして下さい」と依頼する場合は別だけど)

それなのに、この会社の担当者が確認してくるのは何故か(うちの商品がらみで)自分の会社内部での調整事項が殆ど。
「それをうちに相談(確認)されても…」ということが多すぎるのだ。

多分相手にとってはうちは「荷主」なので勝手に判断してクレームになったら困るから取りあえず判断を仰ごうという気持ちなんだと思う。
でもその判断を仰ぐ状況、タイミング、方法が間違っていることが多いんだなあ。

今回のケースも例えば「自分の家で通販で商品を注文しました。予定日時になっても届きません。 ネットで確認したら<配送済み>になってました」というのと同じだよね。
こういう場合、まずは届けてくれるはずの配送業者に連絡してみる、ってのが一般的な流れだと思うんだけど…。
それで確認した結果「住所が間違ってました」とか言うんならともかく、いきなり注文した通販会社に電話しないでしょ、フツー。

全ての場合に於いて、自分(個人及び会社)の責任範囲を判っていないとしか思えないような話が多すぎる。
何だか全て「ひとごと」なんだよね。

普通は自分の社内で何か不具合あったら内部で調整して、その結果「通常のやり方とは違うけど今回は○○のやり方でやりますので、 報告だけしておきます」って話を持って来てくれるものじゃないの?
それだったら私も「判りました。注意して作業して下さいね」って言えるのに。
それをいきなり自分では何も考えずにこっちに処理方法そのものを丸投げされてもねえ。
で、それをまた「恥ずかしい」とも思っていなさそうなところが困ってしまうんだなあ。
もちろん「無い袖は振れない」って状況もあるだろうけど、あまりにも回数が多すぎるし内容がなさ過ぎる。

この人と話していると、改めて「自分は誰かに同じように思われていないだろうか」としみじみ振り返ってしまったりするのであった。

ちなみに商品未着の件、その担当者の上司が受け取りのサインをしていたらしい…。
まじめに「担当者変更」を希望してみようかな~(泣)

まあ、こんな業者を使わざるを得ないうちの内部事情というのも再考の余地有り…なわけだが。

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2005/06/28

朝の山手線で人身事故

朝から 山手線の人身事故にモロに巻き込まれた。

あと2駅で乗り換えの渋谷…というところで電車が急停車。
イヤ~な予感を抱きつつ待つこと5分。
やっと動き出したので「やれやれ」と思ったら、原宿で止まったまま「人身事故のため運転を見合わせます」とのアナウンス。

あらあらと思いつつ「どうしようかな」と考えてみたのだけど…。
1.渋谷まで1駅歩く→涼しい日ならともかく、朝から30℃オーバーのこんな暑い日にそんなことはしたくない
2.そのまま待つ→暑いし、待つの嫌いだし、
3.一旦外へ出てお茶してくる→ちょっと魅力的…だけど、あまりの暑さでお店を探すのも面倒だなあ…
…と、どれを取っても今ひとつ。

取りあえずちょっとトイレにでも行ってこよう、とホームを出てトイレに行って戻ってきたら「外回りだけ運転再開」 のアナウンスがあったので、止まっていた電車に乗って今来たところをちょっと戻ったところから地下鉄に乗り換え。
2本乗り継いで始業時間より25分遅れで無事に会社に到着した。

思ったよりは早く着いたかな。
でももしかしたらそのまま再開を待った方が早かったかも…(笑)
ま、どっちでもいいけど。

私は毎朝、何もなければ始業時間の30分前くらいには会社に着けるように家を出ている。
その時間帯の電車が比較的空いているというのもあるけど、朝からあまり焦って行動したくない、というのが一番の理由。
なので、通勤時間に電車が遅れていても動いてさえいれば始業時間からそんなに遅れてしまうことは滅多にない。

それでも今日のように乗っていた電車がいきなり止まって動かなくなってしまってはお手上げ状態。
待つか、他の方法を考えるしか手はない。
でも、だからと言って私が焦ったり、イライラしても電車が早く動くわけでもない。
まあ、状況によってはどうしても朝一番で仕事が入ってるときもたまにはあるけど…それでも「遅れたものは仕方ないよね」 と思ってのんびり構えることにしている。

幸いうちの会社の場合午前10時まではフレックス扱いになるし運悪く10時過ぎちゃっても半休にしちゃえばいいやと(私は) 思えるのが大きな要因。
今日のような電車の遅延などの不可抗力の場合は言うに及ばず、調子悪くて朝起きられませんでした、 とか電車乗ってたら途中で気分が悪くなりました、なんてときもあまり無理して「どうしても行かなくちゃ!」 って思わずに済むので随分気が楽なのだ。
(もちろん定時前に連絡は入れますが)

とは言え、世の中私のように暢気に構えていられる人ばかりではない。
1分1秒を争ってどこかに向かっている人もいるはず。
それに私にしたって別に「遅れてラッキー」と思っているわけではないわけで^^;

お願いですから電車を止めるような行為は止めて下さい。

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2005/06/26

「タイガー&ドラゴン」

あまりにも面白くて大好きなドラマだったし色んな人が熱い感想を書かれていらっしゃるのでこのままスルーしちゃおうかとも思ったんだけど、 やっぱり何となくムズムズしてきたので辺境のブログからちょっとだけ独り言。

1月にやったスペシャル見たときからお気に入りで 「続編やればいいのに」と思っていたら3月から連続ドラマ化って… 最初から決まってたんじゃないの~?! と思いつつも始まってみれば毎週すっごい楽しみに観たこのドラマ。
残業で帰宅がギリギリになったときには走って家に帰ったこともあったよ…(笑)

登場人物がみんな個性的だけど愛すべき人物たちで一人一人に愛着が持てたし、 何より物語を落語という今までそんなに一般的に身近とは言えなかったものに託して表現して、しかもそれは「面白いんだ」 と思わせてくれたのはすごかったなあ、と思う。
毎週落語の内容を説明するのはほんの5分、10分とかだったと思うけど、それでもその話のアウトラインはちゃんと判ったものね。
(もちろん、その神髄というのはきちんと本物を目に耳ににしなければ判らないのだとしてもね。何にでも「入門編」は必要であって、 そういう意味であのドラマは「落語」の入門編として素晴らしく良くできた内容だったと思う)

でも、だからこそラストはああいう形で終わって欲しくなかったなあ、というのが正直なところ。

いや、感動しましたよ。
泣かせどころ満載の先週、今週と部屋でダダ泣きしちゃいましたし。
最終回は物語としてきちんとエンドマークがつく大団円で、一般的なドラマとしてあれはあれでいい終わり方であったとは思う。

でも、あれは一般的なドラマじゃなくて「タイガー&ドラゴン」だから。
私の理想を言わせてもらえば、見終わって「あ~、面白かった。で、次のテーマはなんだっけ…。え?今週が最終回??え~っ!」 というようなラストであって欲しかった。
まあ、それは極端な話だとしても、みんな笑ったままで最後まで突っ走って欲しかった。

(ドラマの中では一瞬だったかも知れないけど) 小虎が3年もツライ思いをしなくちゃならないようなストーリーにはして欲しくなかったなあ。
しかも、誰からも連絡がなくてその中で一人落語の本を借りて100以上もお話を暗記して、でも「誰も意味を教えてくれなかった」なんて… 哀しすぎる。

いくら心の中で思い遣っていたとしても言葉に、行動に出さなければそれは伝わらない。
それがこのドラマのテーマだったと思うのに、結局小虎は一人にされてしまって、でもやっぱり誰も恨めなくて…。

最後はみんなで笑って「良かったね」って言えたけど、なんでそれを小虎が帰ってきてからしか言ってあげることが出来なかったのかなあ… 。
みんな小虎の優しさに甘えていただけじゃないのよ~っ!

…と苦言を書いてみましたが、これも全ては最初から最後までちゃんと見届けたから言えること。
連続ドラマを通して観るなんて年に1本あるかないかの私が楽しみにしていたくらい「面白いドラマだった」ということです。

だからこそ…(以下ループ(笑))。

これからも出来れば年に一回とかくらいづつ、その季節に合わせた題目でドラマをやってくれないかなあ…なんて思う。
それまでには岡田くんの落語ももう少し…^^;


<関連サイト>
■TBS「タイガー&ドラゴン」 公式サイト

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2005/06/25

火坂雅志/骨董屋征次郎手控

骨董屋征次郎手控
火坂 雅志
火坂雅志/骨董屋征次郎手控時は幕末。
征次郎は訳あって生まれ故郷の金沢を離れ、京都は東大路 夢見坂で骨董屋「遊壺堂」を営んでいる。
ある日征次郎の店に品のいい武家の妻女と見受けられる女が現れ、一つの茶入れの鑑定を依頼する。
征次郎には一目で「名品」と認められる作品だったが、女は何故かそれに困惑し茶入れを征次郎に預けたまま帰ってしまう。
数日後、茶入れを返してくれとの女からの便りを受け取った征次郎は約束の場所に出向くが、そこで見知らぬ武士にいきなり斬りつけられる。

骨董という"魔"に魅入られた人々が「遊壺堂」に持ち込むいわくつきの品々と人間模様を、闇の顔を持つ征次郎が読み解く連作短篇。


この著者の作品は以前 『美食探偵』という作品を読んだことがあって そのときの感想が「イマイチ…」だったのでこれを買うときも 「どうしようかな~」とちょっと躊躇したんだけど、今回は買って正解。
面白かった。

前の作品は『美食探偵』なのに他の要素が多すぎて肝心の<美食>についての記述が割とサラッと流されていたのが不満だったけど、 こっちは<骨董>というモチーフがきちんと物語のなかで生かされていたし、 人に言えない過去を抱えながら京都で若いながらもひとかどの骨董屋の主として名品を扱う征次郎のキャラクターもいい。
更に短篇として独立していながらも前に出てきた登場人物や状況をその後の物語にも生かすことで作品全体のまとまりもあって読みやすかった。

ただ、京都の「遊壺堂」を舞台にして訪れる客や同業者たちちと征次郎のやり取りが中心に描かれる前半はよかったけど、 あるきっかけから新選組から追われる身になり京都を離れ、更には故郷 金沢(加賀藩)で藩ぐるみの悪事に巻き込まれる (と言うか首を突っ込んでいく)展開にまでなってしまう後半は話が広がりすぎてちょっと違和感。
元々そういう展開にするために征次郎の過去をああ設定したんだろうけど… 私は別に歴史的な登場人物が出てこなくても世を動かすような大きな事件が起きなくても充分面白い題材だと思うんだけど。

この作品の最後では加賀藩での騒動も収束、時代も江戸から明治へと変わり晴れて京に戻った征次郎が「遊壺堂」を再開し 『ここがおれの居場所だった』と思いを新たにするところで終わり、更にその後続編が出版されているとのこと。
時代が明治になってしまうのはちょっと残念だけど続編では京都を中心にした物語が読めることを期待したい。


同じ本の感想を書いていらっしゃる「serendipity」さんにTBさせていただきました。

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気になるCM-福山雅治二題-

■その1「キシリッシュ」
例えば「声だけは福山雅治なのよね~」なら判るけど、「息だけは~」となると意味不明だな~、といつも思う(笑)
福山雅治の"息"をそんなに詳しく知っている、そして息が似ているだけで(?)苦手な総務の山下さんとホテルまで行ってしまうあなたって… 何者?^^;
まあ、確かに「息が爽やか」なのは重要ですが。

■その2「WOWOW」
このCMが始まると思わずジッと見てしまう。
漫才が面白いかどうかということではなくて、二人の顔の大きさの違いがポイント。
別撮り?って思うくらい違うんですけど…。
今まで福山雅治の顔が大きいと思ったことはないので、さんまが小さすぎるのかなあ?

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2005/06/23

出久根達郎/御書物同心日記<虫姫>

御書物同心日記 (虫姫)
出久根 達郎
出久根達郎/御書物同心日記<虫姫>将軍家の蔵書を守る御書物方同心 東雲丈太郎の周囲で起こるちょっと変わった出来事をまとめた同名シリーズの三冊目。

相変わらずゆるゆると過ぎていく丈太郎の日常が淡々と描かれている。
今回は多少丁々発止のやり取りがあったりするけど、それでも他の「捕物帖」なんかに比べたら大人しいものでしょう。
その「なんでもなさ」が私は好きだなあ。

丈太郎を始めとして、御書物方の厳格な上役やちょっととぼけた同僚、家族のように親しくしている行きつけの古本屋の家族や使用人、 芝居好きで洒脱な養父に友人のようなお付きの小者…そうした登場人物たちとの穏やかな気の置けないやり取りと、 その中で丈太郎が見せる相手への気遣いがとても心地よかった。
御書物方同心の仕事の内容や、江戸の風物などもさりげなく、それでいて判りやすく書いてあるのもいい。

ワクワクドキドキはしないけれど、安心して読めるシリーズ。
これからもじみ~に(笑)続いていって欲しい。


<よろしければ過去の作品の感想もどうぞ>
『御書物同心日記』
『続御書物同心日記』

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2005/06/22

COOL BIZ

何となく「今更」感が漂ってしまいそうな話題ですが^^;、うちの会社でも始まりました「COOL BIZ」。

『(温暖化防止のために)ネクタイ取って仕事していいよ~』という内容の社長名の連絡書を受けて、 早速今日からみんな実施していた。
こういうことは反応早いよなあ(笑)
でも、今日ってそんなに暑くなかったんじゃ?^^;

うちの場合殆ど内勤なので中で普通に仕事している分には別にネクタイなんかしてなくても構わないと思うし、 社員が20後半~30代が中心でそんなに(見た目が)大変なことにはならないので特に違和感はないかな。
(でもやっぱり普通のワイシャツよりボタンダウンの方がスッキリしてていい感じ)
それで冷房の設定温度がちょっとでも高くできるならいいことなのでは。

でもね。
いくら冷房苦手な私でも「設定温度28℃」というのはどうかと思う。
事務所にいる人数が少ないとか、基本的に外気温が低いところとかだったらともかく、 うちみたいに東京の真ん中で事務所に100人から人がいて、それぞれPC1台以上使ってて、コピー機も10台以上入ってて… みたいな環境での28℃って殆ど冷房じゃないと思うんですけど…。
なんでも一概に「コレッ!」って決めればその通りに守れるものでもないと思うよ~。
前にISO14001取ったときも「基準の遵守よりも業務の効率を優先していい」って言われたし。
うちの場合、ネクタイ外してもせいぜい25~6℃がいいところだろうなあ。

ところで、薄いシャツ着るのはいいんだけど、時々すごくスケスケでしかも下着がランニング、というオジサンを見かけるんだけど… あれは「何?」(笑)
「どうなの?」というより「何?」という疑問が出てきてしまうくらい見た目がコワイんですけど。
あとね、夏用のスーツ生地が薄すぎて下着の柄が見えるときもありますよ。
(階段昇ってるとき、前のオジサンのとか…別に見たくもないですが^^;)
特にこの時期、外出前のチェックは必要ですね。
と、自戒の意味も込めて書いておこう。

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2005/06/21

ちょこちょこと手直し中

といってもデザインとかではなく、記事の内容の話。

本の感想を書いたときに掲載する amazonの書影は「G-Tool」 (いつもお世話になってます!)を利用して作成しているんだけど、 どうも最近仕様が変わったのか書影のサイズがすごく小さくなってしまったのが気になっていた。
かと言って、この上のサイズじゃちょっと大きいし…ということで、 ちょっと探してたら別の画像ファイルのアドレスを引いてくればもうちょっと大きいものが表示出来ることが判ったので「G-Tool」 で作成されたタグを自分で手直しすることに。

そのついでにその作家さんの公式サイトがあったら「関連サイト」として記事に追加することにした。

で、さっきから、過去の記事を開く→タグを修正→Googleでサイト情報を検索→あれば情報を追加→確認→保存

を繰り返しているところ。

まあ、単純に自己満足の世界なんですが。

…ちなみに、こういう「今やらなくてもいいこと」、しかも「ちまちましたこと」 をやり始めるときって気分が落ちてきているときなので注意が必要^^;

 

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2005/06/20

本のメモ(0620)

<購入>
■出久根達郎 『御書物同心日記<虫姫>』(講談社文庫)
■火坂雅志 『骨董屋征次郎手控』(講談社文庫)
最近、安心してサクサク読めるのは何よりも時代物である、ということに気が付いた…(笑)
しかも長編よりも連作短篇が好き~♪
本を読む気力が落ちているときにこういうのを読むと復活してくるような気がする。

■藤原正彦/小川洋子 『世にも美しい数学入門』(ちくまプリマー新書)
この新書、初めて買ったけど装丁がすごくキレイ。
内容も面白いといいんだけど。

<気になった本>
■長野伸江 『賞賛語(ほめことば)・罵倒語(けなしことば)辞典』(小学館)
今日の朝日新聞 夕刊の一面下の広告に載っていた本。
ちょっと気になる…。

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2005/06/19

浅田次郎/珍妃の井戸

珍妃の井戸
浅田 次郎
浅田次郎/珍妃の井戸1902年、イギリス海軍提督ソールズベリーは2年前に起こった義和団の乱を鎮圧した八ヶ国連合軍の掠奪の実体を調査するために清国に派遣された。
王族の一人載沢殿下の舞踏会に招かれた彼は、そこで出会った謎の貴婦人から驚くべき事実を告げられる。
混乱のさなか、皇帝の寵愛した美しい妃が何者かによって紫禁城内の井戸に頭から投げ込まれ命を落としたというのだ。
この事実を聞いたソールズベリーはドイツ、ロシア、日本の高官とともに、秘密裏に妃の死の真相を探り始める。


ああ、こういう話だったんだ。
タイトルもそれっぽいし、帯や裏表紙に「『蒼穹の昴』に続く~」と書いてあったりしたこともあって「同じ中国の話なんだな~」 とは思っていたけど、ここまで密接な関係の話だとは思わなかった。
『蒼穹の昴』の中にいた馴染み深い名前の登場人物がたくさん出てきていた。

でも、物語の構成は『蒼穹の昴』とは全く別物。
前作は正統派の大河歴史小説であったのに対し、この作品はミステリー仕立て。
混乱の最中に不審の死を遂げた皇帝の美しい妃<珍妃(チェンフェイ)>。
彼女を殺した犯人を捜す日英独露の高官4人に、事情を知る人物が証言する形で進んでいく。

それぞれの立場、視点、思惑の違いによって万華鏡のように変わっていく証言と、 それに振り回され次々と証言者を求めて危険な場所に入り込んでいく4人の高官たち。

証言者の独白の形で書かれた証言の部分は芥川の『藪の中』 のスタイルを彷彿とさせるけれど、 その前後に配された探偵役の4人がその証言を巡って意見を交換する様子や微妙な関係を通常の文章で描くことでもっと馴染みやすく判りやすくなっていた。

全体的にとても面白く読んだのだけれど、最初の設定(「何故この事件がそんなにも各国高官にとって重要だったのか」 「何故この4国の高官が集まったのか」)がかなりサラッと流されてしまっていて今ひとつ納得出来ないままになってしまったのが残念。
全ての登場人物はそれぞれの立場の象徴であったのだろうとは思うのだけれど…。

最後に出てきた珍妃から皇帝への心情の告白は残念ながらあまり好きじゃなかったな。
その前で終わっていた方が綺麗だったと私は思う。

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2005/06/18

女王の真摯な“努力”

休刊直前の『日経クリック』 7月号に掲載された“ブログの女王”眞鍋かをり嬢が『面白いブログを書き続けるコツ』について語った記事を読んだ。
彼女流のコツは「アップする前に20回くらい推敲する」「ネタ帳をつける」「一つの記事のテーマは一つに絞る」の3つとのこと。

なるほど、どれも文章を書くときの基本である。
(ご本人もそう答えているが)文章を書くことが本当に好きなんだなあ、と感じられる内容の記事だった。

このコツ以上に印象的だったのは、ブログを書く姿勢(考え方)について答えている部分。

例えば眞鍋嬢のような立場だったら「思ったことをそのまま書いてるだけなんですよ。あまり直したりはしませんね~」 と言ってしまってもいい、というかその方がキャラクター的に合っていたりするのではないかと思う。

それを敢えて

「好き勝手に書いているように思われるでしょうけれども、本当はすごい努力をしているつもりです。やっぱり、 自己満足で終わるのはいや。読んでもらって、面白いと感じてほしい。」

「オフショットを掲載してお仕事の報告をすれば、一応書けてしまうのかもしれません。でも、それじゃあ、 ファンじゃない人は面白くない。これはファンサービスではなくて、雑誌の“連載” のようなものだと思って内容を大事にして書いているんです。」

と告白する彼女の、自分の文章に対する、それを読んでくれる人に対する真摯さが印象的だった。

とは言え、「20回の推敲」はすごい。
正直ビックリ。

彼女の書く記事はむちゃくちゃ長文でもないけど、 そんなに短いわけでもないから20回も推敲したらそれだけでもかなりの時間がかかるはず。
不規則な時間のお仕事だろうによくそんな時間が作れるものだなあ、と感心してしまう。
そんな思いをして仕上がる記事であったとしたら、テンションが低いときはあまり更新も出来なくなるのも頷ける。
女王として君臨するのも大変だ。

(女王の話と並べて自分のことを書くのもおこがましいが^^;)
私の場合も推敲は絶対必要な作業である。
書いた文章を一度でOKにすることはまずあり得ない。

「書こう」と思ったテーマについて思いつくことをダラダラ書きつつ、その間に足したり、引いたり、移動したり、 言葉を直したりしながら一旦最後まで書く。
で、それをまた何度も読み直しつつ修正を繰り返すし、 更には個人的な話ではなくて何か情報を扱うときは内容に間違いがないかどうかチェックしたり、関連記事のリンクを探したりしてようやく「ま、 いいか」ってことになる。
書いているテーマとか、その記事の文章の長さにもよるけど、最低でも1時間前後はかかるかな。
(と言ってもさすがに20回推敲までは行かないが)

書くテーマを決めると書く前にそれについての考えとかエピソードとかを考えて頭の中で文章を組み立てていることが多い。
その「頭で考えている」時にはちゃんと系統立ったきちんとした文章になっているような気がするので、 頭の中で作った文章をそのまま書いてアップできれば時間も掛からず素晴らしいのだが、なかなかそう上手くはいかない。
いざキーボードを打ち始めると頭で考えていたことが断片的にしか出てこないのだ。
「さっき考えていた文章はどこに行ってしまったの~?」と自分の頭の出来に不審を抱くことも多い(笑)

多分、会話の中だったらその断片でもなんとか話が通じてしまうのだろうと思う。
でも書いて文章にしようと思うと前後の脈絡がおかしかったり内容が薄っぺらだったりして、とてもそのままでは公開することなど出来ないのだ。
言葉を「定着させる」というのはつくづく難しいことだなあ、と記事を書くたびに思う。

そして何よりも難しいのはやはりオチ。
別に笑わせて終わりにするつもりはないけど、どこで終わったらいいのか判らない!って場合が一番困る。
終わりに相応しい言葉を探して、どんどん意味もなく文章が長くなってしまうので。

逆に言うと終わりが決まっている文章は書きやすい。
どこまで話が広がっても、戻る場所は判っているから。
そしてそういう文章は仕上がるのも早いし、内容もまとまっているように思う。

ちなみに今日のこの記事は、とっかかりはあったけどどこに落とすかを決めていなかったので迷走してしまった例である…。


<7月1日追記>
眞鍋嬢の「ここだけの話」が書籍化されるそうです。
自分のエントリーへ自分でコメントをつけたり、撮りおろし写真も満載とのこと。
ここでも「推敲20回」で頑張ったのでしょうか…。
彼女の書き下ろしの文章も楽しみですが、せっかく「トラックバック日本一」の称号(?)を持っているのだから出来れば「お気に入りのトラックバック」なんてのも載せてみたら面白かったかも。
でも著作権とか印税とかが絡むと難しいのかな…。
本の詳細はこちらで。


「眞鍋かをりのここだけの話」7月2日のエントリー『ご報告』にTBさせていただきました。

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2005/06/16

文庫の"しおり"はエライ

一番集中出来てはかどるので、本を読むのは電車の中が一番多い。

ただ、電車では立っていることが多いので殆ど片手しか使えない(もう一方は吊革を掴んでいる)。
なので電車の中で読む本はたいていの場合、文庫ということになる。
(ハードカバーは片手だとちょっと厳しい…あと、文庫でも600ページくらいが限度かな。京極作品あたりになるともう無理です^^;)

私が本を片手で持つときは必ず左手で、開いたページの左を親指、右を小指で支えて、 残りの3本は表紙側にあって人差し指と中指の間に背表紙が来る形。
これだと片手でもページがめくれるくらい安定するのでかなり混んでいても本を開くスペースさえあれば読むことが出来る。
これは長年の電車通勤で培った努力の賜物(大げさ^^;)であると同時に、 廉価な文庫本でさえきちんと張りのある紙を使って作ってくれる日本の出版社のおかげである。

更に私が片手で本を読むために欠かせないものがある。
それは文庫に挟んである各出版社製の"しおり"である。
この"しおり"、とにかく材質が絶妙なのだ。

私のように片手で読んでいると特に感じるのだけれど、"しおり"というのは単に「どこまで読んだか」が判るだけではダメ。
それ以前に「読んでいる最中に気にならない」ことがとても重要なのだ。
硬すぎたり厚すぎたりすると、読んでいるうちにそのページが開いてきたり、最悪"しおり"が飛び出して来たりしてとても邪魔になる。
そんな、本を読むことを邪魔する"しおり"は半人前(?)なのだ。

よくデパートの文房具売り場などでこじゃれた(笑)"しおり"(というより"ブックマーク"か)を見かける。
革製のとか、型取りした金属のとか、ペンダント型とかね。
そういうのってちょっと気になったりはするけれど、大抵とても自己主張が強く頑丈そうに出来ていることが多い。
(何しろ売り物だからね(笑))
で、それを自分が使ったときのことを考えてみると…前述のような状況になるのは目に見えている。
で、結局使わないことが予測できるので(笑)一度も買ったことはない。
(自宅で落ち着いて本を読む人にはいいのかも知れない)

その点、文庫に元々挟んである出版社製(?)のしおりは厚さといい柔らかさといいページによく馴染むように出来ていてとても使い易い。
読んでいるときはどのページの間にあっても邪魔にならないのに、 いざ"しおり"本来の使い方をしようと思った時にはページをちょっとパラパラめくればすぐ見つけられるし、 次に読む場所を探すときもすぐに判る。

普段は目立たないけど、必要なときにちゃんと役に立つ文庫の"しおり"…地味だけどエライと思う。
しかも、こんなに使い勝手がいいのにどの本にもちゃんと付いているから気兼ねなく捨てられるのもスゴイ。

日本の「紙」の文化は素晴らしいと改めて思います。

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2005/06/15

湯呑みを割ってしまった…

それも4つも。
しかも会社で…(汗)

夕方来客があったので10人分ほどお茶を入れて、帰り際片づけるためにお盆に載せて食器棚まで持ってきたところでバーン! とお盆をひっくり返してしまったのであった。
ビックリした~^^;

まあ、「モノ」もそんなに高級品ではなかったし、10個のうち4個で済んだのは不幸中の幸いと言うべきかな。
怪我もなかったしね。

でも、自分のいえではお茶碗やお皿を割ることって滅多にないのに、会社で湯呑み割るのこれで2度目なんだよね~。
注意力不足というか、"がさつ"というか…。

怪我をしない(させない)で済んでいるうちに、もうちょっと気を付けよう。

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2005/06/14

池上永一/バガージマヌパナス-わが島のはなし

バガージマヌパナス―わが島のはなし
池上 永一
池永永一/バガージマヌパナス-わが島のはなし沖縄の小さな島で産まれ育った綾乃は19歳。
人目を惹く美しさと頭の良さを持ちながら怠け者でものごとを深く考えることが嫌いな綾乃は、 のんびりした島民でさえ顔をしかめるほどの自然児だった。
そんな綾乃を理解してくれるのは86歳の大親友オージャーガンマーだけだったが、 綾乃にはなんの不満もなくこの生活がずっと続けばいいと願っていた。
ある日、綾乃の夢の中に神様が現れ「ユタ(巫女)になれ」と告げる。
修行などまっぴらな綾乃は必死で抵抗するのだが…。

第6回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。


全編にあふれる沖縄の方言、豊かな自然、風習そして生死観…。
こういう物語を読んでいると今は同じ日本だけれど、あの島々は日本(ヤマト)とは全く別の誇り高い文化を持つ一つの「国」 なんだなあと強く思う。

その想像も出来ないような自然の中で産まれ育った少女・綾乃の魅力的なこと!
私もたいがいグータラな性格で、出来ることならば何もしないで暮らしたいことだよと夢想したりはするけれど、 その実本当にそんな環境に置かれたら不安で仕方なくなるであろうことも知っている。
それに比べて綾乃のグータラさは感動的ですらある。
なんと言っても、神様が何度も出てきて「ユタになれ!」とお告げを授けているのに、「面倒だからイヤだ!」 と思うあまり考えることを拒否して一晩寝たら忘れてしまうのだ。
そしてそれを繰り返した結果、最後には〈神罰〉を受けることになる。
「面倒なことはイヤだし、そんなこと自分には出来ないから」と拒否することは想像できるけど、 そんな重要なことをすぐに忘れてしまうという綾乃の徹底ぶりが素晴らしい。

そんな彼女の行動に遅れずに着いていくどころか、時として彼女よりもパワフルで行動力のある年の離れた大親友オージャーガンマー。
こんなオバァの存在は他ではちょっと考えられない、とても印象的な登場人物。
二人の友情物語は明るく楽しく、そしてとても切なかった。

それからオージャーガンマーとは別の意味で印象的だったのは、綾乃の敵役となる先輩ユタのカニメガおばさん。
信仰心が篤く有能だけど"がめつい"ため島の人々から敬遠されているカニメガと綾乃の闘いは真剣だけどどこかユーモラス。
その闘いのうちに知らず知らず小さな友情の芽が育っていく様子も印象的だった。

そして「ユタはなぜ拝むのか」の答えを見いだせずに相変わらず適当な毎日を送っている綾乃に神様が見せた回答。
とても単純だけど、どんなに宗教が違っても神様が変わっても「祈り」 という行為の一番根源にあるのはこういうことだよねと納得できる答えだった。

なんだか全体的にシリアスなのかコメディなのかよく判らないところをフワ~ッと漂っているような不思議なお話だったな。
それなのに何故か心に沁みる…もしかしたらそれがこの島の雰囲気なのかな~、と沖縄に行ったことのない私は思ったのでした。

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2005/06/13

プロフィールページのカスタマイズ

ブログ本体のカスタマイズをしたので、プロフィールページも直しておこうと思って触ってみたけどタイトル画像とか文字色は設定できても、 背景画像が持ってこられない。
この背景こそがメインなのに~!とちょっとヘコむ。
でも絶対なにか手があるに違いない!と思い直して「ココログ プロフィール カスタマイズ」(そのまんまだ^^;) をキーワードにしてググってみた。

そうしたら、ありました!
「36ph engine」さんの「プロフィールのカスタマイズ」の記事が!

なるほど、CSSへのリンクを自己紹介欄に埋め込めばいいのか!
早速やってみる…。

…おお、ちゃんと紫陽花がプロフィールページにも♪

ついでにその下に書いてあった「戻る」ボタンも付けさせて頂く。
うん、イイ感じ。

この「36ph engine」さんは去年の4月でココログからは撤退してMTでブログをしていらっしゃるらしい。
(新しいアドレスはこちら
ココログの記事を残しておいて下さってありがとうございました。
おかげで助かりました♪

あっ、今別のやりかたを思いついた。
プロフィールページにもマイリストを表示出来るんだから、CSSへのリンクを埋め込んだリストをここにも表示させるようにすればいいのでは。
(私は右サイドバーの下の方のリストに埋めてある)
やってみる…OKでした。
ちょっと頭使えよ、ってことですね~^^;


そう言えば、「プロフィールページのテンプレート」(管理画面→コントロールパネル→プロフィールページ)のところで、いつのまにか 「自作のテンプレートを使用する」ってのが使えるようになっていた。
「ココログヘルプ」によると

「自作のプロフィールページ用テンプレートを使用する」は、ココログプロのユーザーのみご使用になれます。

とのことなんだけど。(私はプラスプラン)
もしかしてこれも 先日のエラー(?)の一部なのでしょうか?
(こんなところ滅多に見ないので気が付かなかったよ(笑))
明日のメンテナンスで直るのかな?

※今夜も重いです…(T"T)

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2005/06/12

デザイン変更しました

先日関東地方も梅雨入りしたので(笑)、季節に合わせてデザインを変えてみました。

このあじさいの写真はすごく綺麗だったのでいつか使いたいと思っていろいろ設定を考えていたのですが、この間までの 「CSSを使ってあれもこれもやってみる」路線には合わなくてしばらく保留にしてあったもの。
ここに来てようやく「いろいろくっつけるのも飽きてきたな~」と思えたし季節もちょうど良かったので、 この写真だけを背景に使ってあとの装飾は殆どなくしたデザインに変えてみました。
残ったCSSは背景、フォント、引用とカレンダーの日付の部分くらいかな。
こんなシンプルで綺麗な写真にはこのくらいの方が合うと思うのですが、いかがでしょうか。

ちなみに今回のデザインのポイントはサイドバーと本文の透明化。
文章が乗る部分を透明にして、その下の背景を全面に表示させるという方法です。
透明化の方法は以下の通り。

#container, #banner, .content, #left, #right
{background-color: transparent; }

このやり方だと背景の画像を変更することでどんどん雰囲気を変えていけるので、 今後は季節に合わせて変更していこうかなと思っています。
いろいろな素材サイトさんがきれいな写真を提供して下さっているので次はどの写真を使おうか今から楽しみです。
今回のあじさいの素材は前回と同じ 「NOION」さんから頂きました。
いつもありがとうございます(^^)

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2005/06/11

「文学賞異変」-今日の朝日新聞より

今日は出勤だったのでいつも通りに起きてTVを見ていたら(土曜日は「やじうまプラス」) タイトルの記事が紹介されていた。

昨日ここで 『文学賞メッタ斬り!』 感想をアップしたのを知っていたかのようなタイミングにビックリしつつ(←バカですね(笑))、 早速郵便受けから朝刊を取ってきてチェック。
確かに記事がありました。

文学賞の創設が、戦後何度目かのブームになっている。~(略)~選考委員から作家を外す傾向が広がり、芸能人や書店員、 読者などの書き手でない人が並ぶ。(紙面より引用)

要は「審査員(選考委員)が作家でない賞が増えてきている」ということらしい。
で、それは「権威」よりも「販売促進」を考えた結果、とのこと。

ま、いいんじゃないですかね。
現在文学賞は全国に450以上(!)もあるそうなので、その中のいくつかは作家以外が審査員でもいいんじゃないかと思うな。
作家だけが本にたずさわっているわけじゃないんだから、書店員でも編集者でも読者でも本が好きな人が選ぶ賞がいくつかあってもアリでしょう。
その結果が販売促進に結びついて、更にいい作品を産むための力になるのならよいことなのでは。

ただ、記事に載ってる新設文学賞を見た限りではどうも「その場限り」のものが多いような気がする。
数年後も残っていそうなのは「本屋大賞」くらいじゃないかな… とも思うのだけど^^;

私としてはこれよりも『文学賞メッタ斬り!』の中で著者のお二人が妄想していた「文学賞審査員の陪審員制度」 (年に一回文学賞の甲子園 (ワールドカップ?)のような催しを開催、その審査員は国民から任意で選ばれる。拒否は出来ない… という壮大な妄想(笑)) の方が楽しそうだと思うな~。
でも、いくら本好きでも嫌いな作品でも読まなくちゃならないのは大変そうだ。
ましてや本嫌いな人は…^^;

ところでこの記事、朝日新聞のしかも朝刊の一面トップだったんですけど…他に記事なかったのでしょうか?
夕刊ならまだ判るけど、朝刊ですよ。
文学関係の記事を取り上げてくれるのは嬉しいけど、その中でもそう重要な記事とも思えないんだけど。
ま、いいんですが。

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本のメモ(0611)

<購入>
■東海林さだお・椎名誠 『やぶさか対談』(講談社文庫)
見るからに楽しそうな2人がホスト役の対談集(ゲストを入れると3人だから鼎談になるのか?)
ただの酔っぱらいのバカ話になっている可能性もアリか?^^;

■隆慶一郎 『駆込寺蔭始末』(光文社文庫)

■ケリー・リンク 『スペシャリストの帽子』(ハヤカワ文庫)

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2005/06/10

大森望 豊﨑由美/文学賞メッタ斬り!

文学賞メッタ斬り!
大森 望 豊崎 由美
大森望 豊﨑由美/文学賞メッタ斬り!

出版社/著者からの内容紹介
業界騒然!読書家待望! 小説が100倍楽しくなる痛快文学賞ガイド

文学賞ってなによ? 芥川賞・直木賞から、話題のホラー小説大賞、メフィスト賞、ファンタジーノベル大賞まで、 50を越える国内小説賞について、稀代の読書家大森望・豊崎由美の二人がアンタッチャブル徹底討論!
WEBマガジン「エキサイトブックス」で一大センセーションを巻き起こした掟破りの言いたい放題がさらにパワーアップ。
最新受賞作全採点「文学賞の値うち」付き。
読む前に、読むべし!

面白かった~!

大森氏が巻頭の「はじめに」で

あくまでも、三度のメシより小説が好きな男女が語る、「小説好きによる小説好きのための小説賞ガイド」だと思って下さい。

と書いている通りの内容だった。

とにかく大森・豊﨑両氏の文学賞のあり方や審査員、受賞者、受賞作に対する忌憚のない発言の数々が楽しい。
(特に審査員への審査態度や講評への発言は…!^^;)

私は本を読むのは好きだけど、文学賞については特に興味も知識もないので殆どの内容は「へえ~」「そうなんだ~」 というレベルでしか読めなかったけど、盛り上がっている二人の会話を読んでいるだけで楽しめた。
ここまで何かについて語れる、というのはよっぽどその対象物に「愛」がなければ出来ないと思うなあ。
特に殆どの賞の受賞作とその著者についてお二人ともきちんとその作品を読まれた上で自分の意見を持って批判なり評価なりしている姿勢は素晴らしいと思った。

福田和也氏著『作家の値うち』の評価基準を使った巻末付録「文学賞の値打ち」(03年8月までに決まった主な文学賞作品に両氏が採点・ 寸評したもの)も面白かった。
10点の作品とかがあるんですけど…^^;
(ちなみに29点以下は「人前で読むと恥ずかしい作品。もしも読んでいたら秘密にした方がいい。」作品らしい)

しかし、この中には全部合わせるとかなりの数の受賞作が出てくるんだけど、 その中で私が読んだことがあるのは10作前後くらいしかなかったような…。
(作家数にしてもそうは変わらない)
いくら文学賞に興味がなくても本好きとしてこれでいいのか?!と反省したのでした^^;
もうちょっと頑張ろう。


<関連サイト>
「大森望 豊崎由美 スペシャルインタビュー」excite books内)

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2005/06/08

ココログ、長時間メンテナンス実施へ

夕べの激重状態に我慢出来なくなった(私を含む)ユーザーの声がようやくココログスタッフにも届いたらしい。
ココログから来週火曜日(14日)に長時間(6時間)のメンテナンスを実施するとの告知があった。

2005年6月14日(火) 9:00-15:00の約6時間、メンテナンスを行います

メンテナンス中は、管理画面(記事作成など)の操作、トラックバック、
コメントの書き込み、ココログデザインがご利用いただけなくなります。
また、ココログの新規登録、いきなりブログの利用、プラン変更、解除
ココログ出版のお申し込みなどもできなくなります。

ご利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

※ココログの閲覧も一時的に閲覧できなくなる場合があります。

「お知らせココログ」より)

今夜も夕べと比べれば随分軽くなっており「なにか動いてくれてはいるんだな」というのは判る。
取りあえず今はこのメンテナンスの結果を待つとしよう。

一日も早く「軽くて安定しているココログ」になるよう期待しております。

ハッ!…まさかとは思うけど、これがレスポンス改善のためのメンテナンス「ではない」ってことはないよねえ…?
(かなり疑心暗鬼になっているらしい^^;)

<当ブログ内の関連記事>
ココログ、重い~っ!

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サッカーの威力

ここのところ忙しくて毎日8時9時は当たり前って感じでみんな残業していたのに、今日は6時過ぎには事務所は殆どカラッポ状態。
そうです、みんな日朝戦を見るために速攻で帰ってしまったのです(笑)
なんだよ、ちゃんとやれば残業しなくても帰れるじゃん、と思われていたりして^^;
って言うか、そんなにみ~んなサッカーが好きだったんだ???

私はサッカーには興味がないのでちょっと残業したあと、歯医者へ。
(最後の治療だったけど、前歯をちょっと削ったので麻酔をされてしまい上唇が変な感じ~(T_T))

そんな私でも歯医者に行って帰ってきたら後半30分残っていたのでチャンネル合わせたらそのまま最後まで見てしまった。
こんなに長い時間サッカー見たのって初めて(笑)

今日の試合は異例の無観客試合ということでやってる選手やサッカーファンは違和感があったんだと思うけど、 もともと見慣れない私は客席が静かでピッチ(って言うんですか?) の中で選手が話してる声が聞こえたりゴールしても地味な感じなのが却って良かったのかも(笑)

でもスタジアムには入れないのにわざわざ現地まで行って、会場の外から応援しているサポーターの人々ってのもスゴイよねえ。
こういう人たちが日本サッカーを支えているんだろうね。

何はともあれ、W杯出場決定おめでとうございました♪

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2005/06/07

ココログ、重い~っ!

先日こんなお知らせも出たし、 ここ2~3日ちょっと改善されていたので「お、よ~やくやる気になったか」と喜んでいたのも束の間、今夜もまた激重ですね~、 ココログさん。
しかも前よりも重症になっている気がするんですけど…(T"T)
RSSリーダーから新着記事を読もうと思っても全く反応がないので、 RSSリーダーの方が調子が悪いのかと思って起動し直してしまいましたよ。

「ココログ:トップ」は軽く入れちゃうのに、その先の管理画面に行くまでの道のりの長いこと。
管理画面だけだったらまだ私が我慢すればいいけど、 ブログ自体も表示されないんじゃせっかく来てくれた訪問者さんも記事に辿り着く前に帰っちゃいますって。
(訪問して下さった皆さん、表示が遅くて申し訳ありません…(T_T))
この状況では「今月末までに…」なんて悠長なこと言ってる場合じゃないと思うけど。

対応は大変かも知れないけど、 もう1年半もサービスを続けてるわけだし担当しているのも素人さんじゃないんだろうから障害が起きてから慌てて調査じゃなくて、あらかじめ 「こういう状況だったら、こうなる」ってある程度予測できるものじゃないんですか?
で、その予測した結果から障害が起きる前に手を打つことが出来るのでは。
もし仮に現実が予測を上回ってしまったとしても、その後の対応が素早ければ問題ないと思うのです。
それなのに、いつも腰を上げるのが遅い上に対応が中途半端だからみんな「キーッ!」ってなってしまうんだと思うんだけど…。

さらに追い打ちをかけてイライラさせてくれるのは、眞鍋さんちや室井さんち、古河さんち、 電車男さんちなどは結構普通にアクセス出来るってこと。
向いてる方向、違うんじゃないんでしょうか?

やる気あるんでしょうか、ココログ(@Nifty)さん。
もうやる気ないなら早く言って下さい、引っ越し先を見つけますので。


それから、こういう記事を書いてもココログのどこにTBを打てばいいのか判らないのがいつも困るんですよね~。
あんな脳天気な「お知らせルーム」とかじゃなくて、真面目にユーザーからの意見を汲み上げるための場を設けて欲しいのですが。
それが無理なら「お知らせココログ」の該当記事に直接トラックバックが打てるように出来ないでしょうか。

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2005/06/06

メトロセクシャル

という言葉を夕べ観た「情報ライブ EZ!TV」 で初めて知った。
なんでも、

メトロ(都心)に住み、女性のようにファッションやスキンケアなどに熱心な、 洗練された生活を送る男性
(BB-Wave.com 「瞬間理解! トレンドキーワード」より)

のことらしい。
ふ~ん…。

昨日の番組で紹介されていたのは20代後半のどこぞの企業のサラリーマンくんで年収(700万だか)のうち半分を洋服や鞄や靴や時計… など身につけるモノに費やしているそうな。
は~、350万ですか~…。

まあ、別に自分の稼いだお金をどう使おうと勝手ですが…なんかちょっと違和感を感じるなあ。
うちの会社に彼みたいな人がいたら毎日チェックしちゃうね。
「今日は何着てくるのかな~」って。
んで時々「ちょっと髪長すぎじゃないの?」とか言ってしまいそうだ(笑)
(昨日の彼も取引先の人に「その髪って寝癖じゃなかったんだ?」って言われてたのが一番面白かった^^;)

社会人として身なりに気を遣うのは正しいと思うけど、 私は男の人はその気を遣ってることを周りに判らないようにさりげなくすることこそ美しいと思うんだよねえ。
スーツとかもいかにも高いです!って主張してるのよりも、一見普通に見えて実はお金掛かってるよみたいなのがカッコイイと思うんだけど。

まあ、全然気を遣わなくて「その格好はどうなの?」みたいな人も多いので、それよりはいいのかなあ。

と偉そうに言ってる私はといえば、今日は気が付いたら殆ど無印ブランドの服を着ていたので自分でも驚いた…^^;
もういい年なんだから少しは気を遣おう!
(でも無印の服はシンプルであわせやすいので好きなんだよね~(笑))

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2005/06/05

歯の手入れ

2月から通い続けた歯医者ももうすぐ終了。
最近は行くたびに歯の手入れについてチェックされている。

今までもブラッシングはもちろんやっていたけど(でも朝と夜だけ…お昼休みはトイレが大渋滞なんです~^^;)、 歯間ブラシやフロスは気が向くと買っては来るものの最初の一週間くらいで面倒になってしまい続いたためしがなかった。
でも、歯の汚れは歯ブラシだけで完全に落とすのは無理なので、ちゃんとそうした補助グッズも併用して手入れをするように、とのご指導。
で、実践中。

私の場合、下の前歯の裏側と右上の奥歯の裏側に磨き残しが多いらしいので、そこに注意しながらブラッシング。
その後歯間ブラシ(SS)で歯の間の隙間を一箇所ずつ掃除して、その後糸ようじ(フロスよりも簡単そうなのでこっちにしてみた) を歯の間に通して…という手順。

丁寧にやってると大体7分~10分はかかる作業。
なので全部やるのは夜のみ。
それでも大丈夫、と先生が言ってたし、事実前回のチェックでは「ちゃんと磨けてますよ」と言って貰えた。
(「豚もおだてりゃ…」作戦かもしれないけど^^;)

と言っても、やっぱり面倒くさいし、歯間ブラシは思ったより高いし(10本で300円前後) で毎日続けるのは正直苦痛^^;
でもこれをサボってるとまた虫歯になって何ヶ月も歯医者通いしたり、果ては○万円で歯を作らなくちゃいけなくなったりするわけだ。
今後は今まで以上に歯も弱くなってくるだろうし…無理してでも続けるようにしないと。
どこかにお徳用の歯間ブラシないかな~?

ところでお笑いコンビの 「レギュラー」の松本くん(太ってる方ね)は小学5年生くらいから歯を磨いたことがないらしい。
でも口臭とか虫歯とかないんだって。
よっぽどいい口内細菌を飼っているんだろうなあ…。
羨ましいぞ。

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恩田陸/蒲公英草紙-常野物語

蒲公英草紙―常野物語
恩田 陸
恩田陸/蒲公英草紙-常野物語県の南端にある小さな集落・槇村を収める大地主槇村家。
代々その槇村家の土地を借りて住んでいた医者の娘・峰子は10歳の年から数年間を生まれつき心臓が悪く外で遊ぶことも出来ない末のお嬢様・ 聡子様の話し相手として槇村家のお屋敷に通うことになる。
殆ど寝たきりであるにも関わらず明るく、聡明で、美しく、誰をも惹きつける魅力を持った聡子を始めとする個性的な槇村家の家族、 槇村家に寄宿する様々な客人たち、そしてある日突然屋敷にやってきた不思議な能力を持った一家…。
20世紀(にゅう・せんちゅりぃ)を迎えたばかりの小さな農村を舞台に子供から少女へと成長する過程で峰子が経験した出会いと別れの物語。


不思議な能力を持つ「常野」の人々を描いた 『光の帝国-常野物語』の続編。
今回は長編です。

槇村家で過ごした年月を『蒲公英草紙』と自分で名付けた日記をもとに峰子が回想するかたちで綴られた物語。
年老いた峰子の柔らかく丁寧な語り口とゆったりとしたリズムが心地いい。

また「常野」の家族が物語のキーワードとして重要な役割を担っていながらも、 決して突出することなく全体の中の一つのパーツとして物語の中に溶け込んでいるそのバランスもとても読みやすかった。

それはそのくらい槇村家を囲む人々(家族、使用人、客人たち)もまた個性的で、懐が深い人々として描かれていたということ。
それぞれの心に新しい時代への期待と不安を抱きながら、ぶつかり合い、でも相手を思い遣る心も忘れない…そんな心優しい人々。

私たちの国にかつてあったゆっくりとした時代、そして峰子自身の「輝く宝石」であった時代への郷愁。

それだけに峰子の「今」を描いた最後の3ページの内容は痛い。
特に最後の2行の問いは、そこからまた先の時代にこうして存在してしまっている私たち(質問は私たちに向けられたものではないけれど) に何が答えられるのだろうか。
もしかしたらその答えは「No」かもしれない。
でも、それであっても今に生きる私たちはその先へも行かなければならないのだから。
もちろん、少しでも「Yes」と言えるようにそれぞれの心に願いながら。

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2005/06/04

最近テレビを観なくなった

以前はたとえ観ていなくても^^;取りあえずどこかにチャンネルを合わせとけって感じだったけど、 最近は観ないTVが点いていて音が聞こえてくるのが邪魔くさいって思ってしまう。
ドラマは途中からは観られないし、バラエティも自己主張が強すぎて流して観るってことが出来なくなっているみたい。

朝は多くの家庭がそうであるように起きてから家を出るまで時計代わりに点けてあるけど、 夜は多いときで2時間くらい少ないと殆ど点けなかったと言う日もあるくらい。

ちなみに今週のTV視聴時間を思い出してみると…
■月曜日→「スマスマ」(ビストロ部分のみ)、「サルヂエ」
■火曜日→多分殆ど見ていない(深夜のニュースをちょっとだけ)
■水曜日→「トリビアの泉」
■木曜日→深夜のニュースのみ
■金曜日→「笑いの金メダル」、「タイガー & ドラゴン」
くらいかな。
(何だかバラエティばっかりだ…(汗))

今日も一日家にいたけどTVを見始めたのは夜の7時半くらいからで「爆天」の後半と「世界一受けたい授業」を観ただけ。
(9時からは特に観たいものがなかったため消えてました)
それでも土・日は平日に比べれば「これは観よう」と思えるものが多い方だと思う。
今日もこの後は「美の巨人たち」と「スマステ」を観る予定。

うちは地上波だけなので選択肢が少ないせいもあると思うけど、衛星放送などを導入するつもりは今のところない。
「そこまでしてTV観なくても」って気持ちがあるし、(最近帰ってくる時間が遅いせいもあるだろうけど) 上記くらいでもTV観てるとアッと言う間に時間が経ってしまうので、これ以上選択肢が増えたら寝る時間がなくなる…と言う心配もある。
(起きる時間は変えられないので)

別にTVが観られなくて困るってことはないので構わないんだけど、コマーシャルを観る機会も減ったのはちょっと残念かな。
以前はTV番組の本編は観ていなくても、合間に流れるCMは結構チェックしていたりしたので。
それとあまりTV番組表とかもチェックしないので楽しめたかもしれない面白い番組を見逃している可能性も高い。
とは言っても、気が付かないのならやってないのと同じだからそんなことを気にしても仕方ないか^^;

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2005/06/03

本のメモ(0603)

<購入>
■恩田陸 『蒲公英草紙』(集英社)

よ~やく出た『常野物語』の続編。
ハードカバーは嵩張るのであまり買わないんだけど、今日たまたま 「bk1」を覗いたらトップページに紹介されていたのを見て急に欲しくなって買ってきてしまった。
明日は雨らしいので部屋でゆっくり読もう。

それから久しぶりに『本の雑誌』も購入。
何も考えずに買ってきたけど6月号…ってことはほぼ1ヶ月前に出た号だったのね^^;
でも特集が「懐かし少女漫画リターンズ!」ってことで70~80年代の名作少女マンガの話題が満載で楽しかった~♪
萩尾望都とか大島弓子とか内田善美、森脇真末味とか…どれも「読んだことある、ある!」の作品ばっかりで懐かしかった。
(う~む、トシがバレルな^^;)
でも特集の趣旨が「おじさんが選ぶ少女漫画ベスト10」だったので、私が読んでいたのとはやっぱりちょっと違う部分も。
あの頃の少女漫画だったら(好きか嫌いかは別にして)竹宮恵子あたりも外せないと思うんだけど、名前さえも出てこなかったもの。
(『風と木の詩』とかね~。今ではとても読めそうにないなあ(笑))
それに対して倉多江美あたりが熱く語られているあたりがいかにも「男の人が選んだ」って感じがしたな。

Web本の雑誌

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2005/06/02

本格ミステリ作家クラブ・編/透明な貴婦人の謎

透明な貴婦人の謎
本格ミステリ作家クラブ
本格ミステリ作家クラブ・編/透明な貴婦人の謎泡坂妻夫、鯨統一郎、柴田よしき、西澤保彦、法月綸太郎、はやみねかおる、 松尾由美各氏による短篇ミステリーのアンソロジーに円堂都司昭氏の評論を加えた「本格短篇ベストセレクション」。


いろいろなパターンの短篇ミステリーが味わえるアンソロジー。
大部分が「シリーズもののなかの1編」という作品で「シリーズを読んでいる人には判るよ」的な設定も時々出て来たけど、もちろん 「今回初めて読みました」な読者でもちゃんと物語として成立するように書かれている。
シリーズものだけにキャラクターや物語世界が安定していて読み始めると(たとえ初めて読む作品でも) スルッと入っていけるのでとても読みやすかった。

ただその分「すごく面白かった!」と言うのはなかったかな…。
短篇集だということもあり、通勤時にサクサク読むのが丁度いい一冊だった。

ただ最後に掲載されていた円堂都司昭氏の評論「POSシステム上に出現した『J』」は、 何だか難しくてちょっと私の頭ではついていけなかった…^^;
だいたいこんなところに評論が入っているなんて思ってなかったし。
読んでも読んでも「謎」も「物語」も出てこないから「おかしいなあ」とは思っていたけど、まさか小説じゃなかったとは(笑)

<関連サイト>
「本格ミステリ作家クラブ」
公式サイト

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2005/06/01

20個の質問であなたの考えていることを当てるバンダイの「人工知能」

下の「My Blog List」の件で検索してるときに立ち寄った 『SHINOblog』さんのところで見つけたおもしろサイト。

■バンダイの「人工知能」(http://y.robinb.net/jp)

あなたが頭に思い浮かべたある「モノ」(一般的なモノならなんでもOK。但し固有名詞は不可) を約20の質問に対する答えを元に何を思い浮かべたか人工知能が当てる、というもの。

これがかなりの的中率でなかなか楽しめる。
私も「テレビ」とか「ホチキス」とか「時計」とかいろいろやってみたけど、ほぼ1発で当たってしまい驚いた。
質問と答えからどんどん候補を絞り込んでいっているんだとは思うんだけど、「何故その質問でこの答えが導き出されるの?」 と言うときもあったりして「心を読まれてる?」なんて思ってしまうくらい^^;
その代わり「時間」とか「夢」とか抽象的(観念的)なものはちょっと苦手かも…と言うより、こっちが質問に答えにくいと言うのもあるかな。

なので思い浮かべるのは出来るだけ具体的で身近にあるもののほうが楽しめるかも。
お試しあれ。

<6月12日追記>
該当ページは6月6日までで一旦閉鎖。秋に再開するとのことです。

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「My Blog List」が表示されない

今朝からサイドバーの「My Blog List」が表示されない。
それどころか提供元の「My Blog List」「My Blog Japan」 にもアクセス出来ない状況が続いている。

何があったのかな~?と思って調べてみたところ 『ブログ界の出来事』さん経由『Loopus Laboratory』さんの記事で事情が判明。
それによると

ドメインの有効期限が切れて、ドメインが使えなくなった

ということだったので、あんなにみ~んなが利用しているサイトでもそんなことが起こってしまうんですか?!と、 ひとしきりビックリしていたのだけれど、帰ってきてもう一度『ブログ界の出来事』さんを確認したら『Number7110』さん (ドリコムの社長さんらしい)の記事が追加情報としてアップされていた。

更新を忘れていたわけではなく、ドメイン管理会社様とのミスコミュニケーション

が原因らしい。

まあ原因はどうあれ、現在使用出来ない、また復旧までにしばらくかかるのは事実。
む~ん…あまり自分のページで「My Blog List」を確認することはないけど、なければないでやっぱり不便だよねえ。
どのくらいで復旧するんだろう。
取りあえずちょっと様子を見てみよう。

<2005/06/02追記>
本日午後から順次復旧している模様。
「My Blog Japanのドメイン障害について」
思ったよりは早い復旧だったけど、原因が原因だけにねえ…。
今後は充分注意して貰いたいものだ。

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6月のエントリー

■読了本
          本格ミステリ作家クラブ・編/透明な貴婦人の謎
          恩田陸/蒲公英草紙-常野物語
          大森望 豊﨑由美/文学賞メッタ斬り!
          池上永一/バガージマヌパナス-わが島のはなし
          浅田次郎/珍妃の井戸
          出久根達郎/御書物同心日記<虫姫>
          火坂雅志/骨董屋征次郎手控
■本関連
          「文学賞異変」-今日の朝日新聞より
          文庫の"しおり"はエライ
■本のメモ
          本のメモ(0603)
          本のメモ(0611)
          本のメモ(0620)
■ブログ・ココログ関連
          「My Blog List」が表示されない
          ココログ、重い~っ!
          ココログ、長時間メンテナンス実施へ
          プロフィールページのカスタマイズ
          女王の真摯な“努力”
          ちょこちょこと手直し中
■カスタマイズ
          デザイン変更しました
■TV関連
          「タイガー&ドラゴン」
■つぶやき
          20個の質問であなたの考えていることを当てるバンダイの「人工知能」
          最近テレビを観なくなった
          歯の手入れ
          メトロセクシャル
          サッカーの威力
          湯呑みを割ってしまった…
          COOL BIZ
          気になるCM-福山雅治二題-
          朝の山手線で人身事故
          反面教師

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