浅田次郎/天切り松闇がたり 第四巻 昭和侠盗伝
天切り松闇がたり (第4巻)
浅田 次郎
お馴染み「天切り松」こと松蔵とっつぁんの闇語りシリーズ第四弾。
相変わらず上手い。
外連見たっぷりの導入部から、設定、登場人物、泣かせどころ、決めゼリフ、そしてオチまで熟練の名人芸のような流れにほれぼれしてしまう。
…と言いながらも、以前のようにどっぷりとその世界に浸かってボロボロ泣くことはないのも事実。
これは私の期待が大きすぎるのか、作品が安定しすぎているのか、はたまた設定された時代(昭和初期)の持つ重苦しさのゆえか…。
多分その全てなんだろうな。
面白い作品なのにこんなふうにしか感じられないのがクヤシイし、作品に対して申し訳なく思ってしまう。
最初に読んだときの感動が懐かしい。
表題作の他「日輪の刺客」「惜別の譜」「王妃のワルツ」「尾張町暮色」の5編を収録。
「惜別の譜」のラストと、「尾張町暮色」 でおこん姐さんが商売道具である指がなまらないように夜中に指先を砥石で研ぐシーンが印象的だった。
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コメント
先日は拙ブログ「高木のおっちゃんの独り言」へ
コメントを頂きまして、ありがとうございました。
「天きり松 闇がたり」第一巻を読了し、すっかり嵌ってしまいました。
第二巻を買いに行かなくては思っている所です。
これからは時々お邪魔させて頂きたいと思っておりますので、
今後とも宜しくお願い致します。
投稿: 高木のおっちゃん | 2005/08/02 20:54
■高木のおっちゃん
こんばんは。
わざわざこちらにまでコメントをありがとうございました(^^)
読んだ本の感想を好き勝手に書き散らかしているブログですが、本選びの参考にでもなれば幸いです。
またお気軽に遊びに来て下さいね。
お待ちしています。
投稿: tako | 2005/08/03 00:09