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2005年7月の41件の記事

2005/07/30

青木淳悟/四十日と四十夜のメルヘン

四十日と四十夜のメルヘン
青木 淳悟
青木淳悟/四十日と四十夜のメルヘン高橋源一郎氏がasahi.comの「Bookコーナー」 で書いていたこの書評を読んで読んでみようと思った作品。
高橋氏がこの中で

ふつうの小説は、あらすじを間違えずに説明できるのに、この小説では、説明しようとすると、必ず間違う。

と書いていて、実はそこに惹かれて読み始めたんだけど… ホントにその通りで何を書こうとしているのかさっぱり判らない作品だった^^;

要はチラシの裏に7月4日から7月7日までの4日間の日記を繰り返し書いている「わたし」の物語なんだけど… 前後の脈絡がなく色んなところに話が飛ぶし、書いてあることに意味があるのかないのかも判らないし、オチがあるわけでもないし、 もちろん密室殺人事件が起きて捜査して謎解きをするわけでもなく。
ただただ4日間の「わたし」の日常が繰り返し描かれるだけ。

普段あまりこういうタイプの小説を読むことがないせいか咀嚼力がついていかなくて「何が何やら」という感想しかないんだけど、 その割に読み続けることは特に苦痛ではなかったというのも逆に印象的だった。
文章一つ一つは全然難解じゃないんだけど、それを組み合わせると不思議な世界が出現しちゃうんだなあ。

「わたし」がチラシの裏に書く童話(そのタイトルが「チラシ」(笑))がいきなり途中でプッツリ終わるのもスゴイ。

高橋氏も書いているように、確かにここには「人生」が描かれている…のかも。

第33回新潮新人賞受賞の表題作の他、「クレーターのほとりで」を収録。

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「ブログ更新ジェネレーター」

最近話題の 「ブログ更新ジェネレーター」を使って文章を作ってみました。


いやっほう!
寝る前にブログを更新するのが日課になりつつあります…。

今日はちょっとまじめな話をしようと思います。みなさんも新聞やニュースで目にしているあの出来事についてです。なんというかですね。 うまく言えないのですが、やっぱり毎日が勝負だなと思うわけです。

私って見かけによらずついつい考えすぎてしまうので。しかもたいていは悪い方向にばかり。

と、そんな感じで生きております。


↑もらいものです


…以上。

確かに「何か言ってるようでなにも言ってない更新のテキスト」(笑)が出来上がりました。
でも適当に選んだわりには思ったよりも「日本語としてまとも」な文章ですね。
前後の文脈も一気に読めばそれなりに繋がっているように読めるし。

まあ、基本的に「何も言ってない」わけだから、何を選んでもそう読もうと思えば読めるってことだと思うけど。
ってことは「確かに日本語なんだけど、どう読んでも意味がよく判らない」って文章を書くこともまた「人間の技」なのかなあ(笑)

文章だけでなくて写真まで付けられるあたりがブログっぽい。
但し選択肢が少ないため組み合わせのバリエーションがあまりないのが残念…って、使う気かいっ!(笑)

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2005/07/28

読了すれども感想かけず…

読了数自体がチョボチョボだった先月までとはうって変わって今月は(私にしては)かなりのハイペースで本を読んでいるのだけれど、 今度は「読み終わっても感想が書けませ~ん」という状態になってしまった。

今も『輪違屋糸里』(昨日の夜から読み始めた下巻を今日のお昼に読み切ってしまった!)の感想を途中まで書きかけたんだけど、 書いてるうちに何を書きたいのか段々判らなくなってしまい結局一旦保留にしてしまった。
他にも『ぶたぶたの食卓』と『海馬』の感想がペンディングになったままだし。

スランプ(偉そうな!)かしら…。
考えすぎなんだよな~、多分。
まあ、別に読んだからと言って必ず感想を書かなくちゃいけないわけでもないんだから、ボチボチ行こう。

取りあえず(いつか)長いのを書く前に一言感想。

■矢崎存美『ぶたぶたの食卓』(光文社文庫)

思い出の料理と共に饗される、ぶたぶたの優しく暖かい言葉が心に沁みます。
心の疲れている人にオススメ。

■池谷裕二/糸井重里『海馬-脳は疲れない』(新潮文庫)

面白い!
これはみんなに読んでもらいたい!
大オススメ!

■浅田次郎『輪違屋糸里』(文藝春秋)

思っていたのと全然違う話だった。
え~っと…この作品の土方はすごく嫌いです(笑)

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ココログの新着情報が更新されてない模様

昨日の13時過ぎから「ココフラッシュ」 の新着が更新されてない模様。
トップページに表示されている「新着記事一覧」 は普通に更新されているのに、それが「ココフラッシュ」に反映されていないみたい。

私は大した記事を書いているわけじゃないから特に影響はないけど…気がついたので取りあえず記事を書いておく。

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2005/07/27

本のメモ(0727)

<読了>
■浅田次郎『輪違屋糸里(上)』(文藝春秋社)

面白いけどムチャクチャ後味の悪い終わり方だった。
あれで終わられたら下巻を読まずにはいられないよねえ。
思うつぼだわ。

<図書館より借入>
■浅田次郎『輪違屋糸里(下)』(文藝春秋社)
■青木淳悟『四十日と四十夜のメルヘン』(新潮社)

で、早速下巻を借りてきて読み始めたところ。
下巻ではもうちょっと幸せにしてあげて下さい。

それにしてもホントに来るときはどんどん来るなぁ…^^;
ちょうど本が読める時期でよかった。

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2005/07/26

浅田次郎/天切り松闇がたり 第四巻 昭和侠盗伝

天切り松闇がたり (第4巻)
浅田 次郎
浅田次郎/天切り松闇がたり 第四巻 昭和侠盗伝お馴染み「天切り松」こと松蔵とっつぁんの闇語りシリーズ第四弾。

相変わらず上手い。
外連見たっぷりの導入部から、設定、登場人物、泣かせどころ、決めゼリフ、そしてオチまで熟練の名人芸のような流れにほれぼれしてしまう。
…と言いながらも、以前のようにどっぷりとその世界に浸かってボロボロ泣くことはないのも事実。 

これは私の期待が大きすぎるのか、作品が安定しすぎているのか、はたまた設定された時代(昭和初期)の持つ重苦しさのゆえか…。
多分その全てなんだろうな。
面白い作品なのにこんなふうにしか感じられないのがクヤシイし、作品に対して申し訳なく思ってしまう。
最初に読んだときの感動が懐かしい。

表題作の他「日輪の刺客」「惜別の譜」「王妃のワルツ」「尾張町暮色」の5編を収録。

「惜別の譜」のラストと、「尾張町暮色」 でおこん姐さんが商売道具である指がなまらないように夜中に指先を砥石で研ぐシーンが印象的だった。

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2005/07/25

素朴な疑問

さっき 「日本道路公団の副総裁逮捕」のニュースを見ていてふと思ったんだけど、こういう事件の時ってその会社の従業員(職員)の通勤途中 (?)を待ち伏せて一緒に歩きながら「どう思われますか?!」ってな質問をしているシーンを必ずと言っていいほどよく見る。
あれってニュースとして流す必要あるのかな?
それで相手(職員)が何か回答しているならまだいいけど、大抵の場合無言で通り過ぎていくでしょう。
ハッキリ言って見てるこっちには何の情報も伝わって来ないんだけど。

「質問してるのに答えない」→「後ろめたいことしてるからだ」ってな表現なのか、はたまた 「自分たちはこんなに頑張って取材しているんだ!」という主張なのか、あるいは時間調整なのか…?
一体何のアピールなの?
あっ、「しきたり」とか?

それにしてもこの副総裁と猪瀬氏のやりとり(猪瀬氏に「(談合組織の存在を知らないなんて)ウソでしょ?!」と詰め寄られて、「わ、 私はちょっと時間がないので、これで…」とオタオタしながら退席していく) の映像は何度見てもちょっと笑ってしまう^^;

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杉浦日向子さん死去

文筆家の杉浦日向子さん死去 江戸風俗研究・ 漫画で活躍 (asahi.comより)

闘病生活をされていたなんて知らなかったので、ネットのニュースで訃報を知ってとても驚いた。

そんなにたくさん著作を読んだことはなかったけど、「お江戸」と言えば杉浦さんの名前が真っ先に浮かんだし、本屋で見かけるとつい手にとってしまう題材のものが多かった。
(どこかでご本人が言ってらしたような気がするけど)「(江戸を)研究している」という感じではなくて、 ご自分の生まれ育った町を案内しているとような感じの自然で判りやすい解説、TVで時々拝見する穏やかな笑顔と語り口、 好奇心たっぷりのくりくりした目が印象に残る。

ご冥福をお祈りします。

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2005/07/24

澤木喬/いざ言問はむ都鳥

いざ言問はむ都鳥
沢木 喬
澤木喬/いざ言問はむ都鳥大学の植物分類学の助教授で、アマチュア・オーケストラでバイオリンを弾くのが趣味の沢木敬。
彼の身のまわりで1年間に起きた幾つかの不思議な事件をまとめた短篇連作ミステリー。
表題作を始め「ゆく水にかずかくよりもはかなきは」「飛び立ちかねつ鳥にしあれば」「むすびし水のこほれるを」の4編を収録。


植物とか音楽とか、その作品を構成する要素は決して嫌いじゃなくむしろとても興味のあることだし、 それを表現する文章もとても丁寧できれいに書かれた作品だった。
でも残念ながら印象は今ひとつ。
何故かというと全体的な雰囲気と、 その中で起こる事件の持つ<性質>のバランスがどうにもしっくりこなくて何となく納得がいかないまま読了してしまったから。

植物や音楽を扱っているだけあって全体的には「静か」とか「柔らかい」といった印象なんだけど、事件(謎)は (ミステリーなのでネタバレは止めておくけど)なんだかどれも結構きな臭い話ばかりだったんだよね。
もちろん、何が起こるのもフィクションなんだからアリだと思うけど、 こんな柔らかい雰囲気の作品の中で起こるならもうちょっと日常的で何気ない事件でも良かったんじゃないのかと。
しかも探偵役で沢木の友人の樋口の謎解きの仕方が今ひとつスマートじゃないというか回りくどすぎるし、中にはそれは単なる妄想では? としか感じられないのもあったのもちょっと…。
特に最後の「むすびし水のこほれるを」では、導き出される謎自体も現実感なさ過ぎで「はあ?」って感じだし、もしそれが本当だとしたら 「そこまで準備するような人たちがそんな判りやすい痕跡を残していくことはあり得ないのでは?」と普通に思ってしまうけどなあ。

事件以外の部分、植物や周囲の人物についての沢木の観察眼や、個性的な登場人物達の描写、 それぞれが別々の事件のように見えながら少しずつお互いに作用しあっていく構成などは上手く出来ていただけに残念。

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「予約資料の準備が出来ました」

ここ数日図書館からこのタイトルのメールがバンバン届く。

今日も『輪違屋糸里』の下巻が準備出来ました、のメールを受信。
上巻もまだ読み始めてないんですけど…^^;

図書館の予約はネットで24時間受け付けてくれるし、準備が出来ればメールで知らせてくれてとても便利なんだけど、 (特に予約が集中している本だと)それがいつになるのか自分では調整出来ないところがちょっと難点。
まあ、自分の懐を痛めずに読みたい本を読むからには多少の不便は我慢しなくちゃならないということだとは思うのだけれど。

後ろに予約が詰まっている本は貸出期間の延長は出来ない規則なので、借りてしまったら2週間で読み切らなくてはならない。
2週間というと1冊の本を読むには充分過ぎるほどの時間だと(読むのが早くはない私も)思うのだけど、「しなくちゃならない」 という気持ちがあるとなかなかそう簡単にもいかないのが不思議なところ。
実際期間中に読み終わらずそのまま返してしまった本も何冊かあるし。

でも今回の本はせっかく1年待ってようやく回ってきた本なので何とか読了したい。
読みやすい浅田作品なので大丈夫だろうと思うのだけど…。
取りあえず1週間は取り置きしてくれるので、しばらく待ってもらってその間になんとか上巻を読んでしまわなければ。

その前に読みかけの『天切り松』を片づけよう。

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昨日の地震

ソファに寝っ転がって本を読んでいたら急にガクンと来てそのまま大きくグラグラ揺れ始めた。

夜寝ているときに地震になるとまず起きて、TVを点けて、窓を開けて…という行動を取るのだけど、昨日はまず起きて、TVを点けて、 までは同じだったものの昼間だったので窓を開けてあったためその後の行動が思い浮かばず、 でも何かしないと不安だと思ったらしく思わず扇風機を止めていた…。
もっと他にすることがあっただろう…>自分。

最初に感じたほどは大きくならずに済んだし特に被害もなかったので良かったけど、こんな判断力では本当に「いざ」 という時はどうなることやら。
やはり日頃の準備と心がけが重要だってことね。
その時になって慌てないようにちゃんと準備をしておこう。
「ピカイチ事典」に載っていた『3日間非常袋』買っておこうかな~…。

それにしても東京(首都圏)のネックはやっぱり交通網なのね。
雪でも台風でも地震でもすぐに電車が止まってしまう。
昨日の地震では「全線復旧するのに都内のJRが7時間、東京メトロが4時間かかった」とのこと。
私は休日で部屋にいたから全く影響はなかったけど、 平日だったら確実に帰りの時間帯に掛かるから会社から家まで帰るのに何時間掛かったことか…と考えると「大変だったね~」 と人ごとみたいに暢気に言ってる場合じゃない。
「安全第一」を考えれば止まるのは仕方ないにしても、 待ってる方は不安だから情報の収集と提供はなるべく迅速に出来るシステムを作って欲しい。
あとね、止める場合も「降りたくても降りられない状況」(駅と駅の間とか)で長時間止めるのは止めて欲しいなあ。
私も含めて「(そんなに重症ではないけど)閉じこめられるのが苦手」って人けっこういると思うんだよね。
(普通に電車に乗るのは平気だけど、「降りられない」と思うと急激に不安に陥って具合が悪くなる…)
なので(今回のような場合に限らず)一時的な緊急停車はやむを得ないけど、 いつまでもそのまま止まっていないである程度落ち着いたら徐行運転でいいから移動して取りあえず最寄りの駅で乗客を解放するようにして欲しい… と思う。

この件について書かれたブログをいろいろ見ていたら「外出先での情報収集にテレビ付きの携帯が役に立った」との記事があった。
確かにいつもは見ないTVもこういう時の第一報は早くて助かる。
特に外出先での情報入手手段としてはかなり有効かも。
私も次の携帯の買い換えには「TV付き」も候補に入れておこうかな。

ところで今回の震度、TVを点けてみたら最初「千葉県で震度5弱」というのが最大震度だったのが、30分くらいたってから「東京・ 足立区で震度5強」に変更になっていた。
千葉県が震源地だったらしいので千葉県内の地域の震度が大きかったのは(なんとなく)理解できるけど、何故東京の、 それも足立区だけが震度5強になるんだろう…?
「共鳴」みたいな現象が起きるのかな?

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2005/07/22

本のメモ(0722)

なんだかこんなエントリーばっかりだ^^;

<読了>
■池谷裕二/糸井重里『海馬-脳は疲れない』(新潮文庫)

<図書館より借入>
■浅田次郎『輪違屋糸里(上)』(文藝春秋社)
■浅田次郎『天切り松闇語り 第四巻 昭和侠盗伝』(集英社)

『輪違屋糸里』を予約したのは去年の8月…なんと1年越しでよ~やく手元に来ました!
上巻が先に来てよかった~(笑)

輪違屋糸里 上
浅田 次郎
天切り松闇がたり
(第4巻)
浅田 次郎
4163229507 4087747425

<購入>
■澤木喬『いざ言問はむ都鳥』(創元推理文庫)

■荻原浩『母恋旅烏』(双葉文庫)
いざ言問はむ都鳥
沢木 喬
母恋旅烏
荻原 浩
4488419011 4575509809

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2005/07/20

本のメモ(0720)

<購入>
■浅暮三文『ラストホープ』(創元推理文庫)
■『本の雑誌2005年8月号』(本の雑誌社)

ラストホープ
浅暮 三文
本の雑誌 (2005-8)
ウミネコ湯ざまし号 No.266
浅暮三文/ラストホープ
本の雑誌2005年8月号  

『本の雑誌』の特集は「上半期ベスト1」。
ちなみに1位は、島本理生『ナラタージュ』でした。

<読了>
■矢崎存美『ぶたぶたの食卓』(光文社文庫)

『海馬』も、もうあと一息!

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2005/07/19

暑いとか寒いとか

暑いのは嫌いなんだけど、冷房はそれ以上に嫌い(というか苦手)なので真夏でも冷房を点けないで過ごすことが多い。
点けるのは休日の日中どうしても我慢できないっ!ってときくらいかな。
それもせいぜい1~2時間くらい。
夜帰ってきてから冷房を点けるなんてことは殆どない。
その代わり部屋にいる間中扇風機はずっと回ってる状態だけど、それだけでも結構しのげてしまうのだ。

一番ツライのはその年の一番最初の真夏日や熱帯夜。
身体がまだ暑さに対して慣れていない(前の年の暑さ、寒さってなんでこんなに簡単に忘れちゃうんだろう?)ので、 身体の中に熱が溜まって発熱したようになってしまう。
でも、ここを乗り越えて夏の暑さを身体が思い出せば、あとは我慢できない日って数えるくらいしかない。
元々家にクーラーなんかなかった子供時代を過ごして来たので、夏は暑いものだと身体が覚えていてちゃんと対応してくれているのかも。

冷房を控えているおかげかどうか、私は女性に多いと言われる「冷え性」の症状が全くない。
真冬でも暖房がついた室内だったら素足で平気だし、夜手足が冷たくて眠れないということも滅多にない。
(年に1~2回あるけど、それはとても具合が悪いときである…)

だから「冷房止めてみたら?」とは言わないけれど、 あまりにも自然に反して暑さ寒さを人工的に調節しちゃうのってやっぱり身体には負担なんじゃないのかな。
だっていくら室内で気温を調節してもずっとその温度の中でいられるわけではないんだから。
今だったら、朝外に出れば暑いし、電車に乗れば寒いし、電車降りれば暑いし、会社入れば寒いし…って感じで、 いる場所によって目まぐるしく体感気温が変わるのでその度に身体が変に緊張してしまうのが判る。

特に私は温度変化にかなり敏感なので、「暑いから薄着」「寒いから厚着」で外出したりすると、 体温が調節出来なくなってすぐに調子が悪くなってしまう。
なので、それを調節する「羽織りもの」は1年中手放せない。
多少気温に変化があっても寒ければ一枚プラス、暑ければ一枚マイナスすることが出来るカーディガンやストールは外出の必需品。
電車に乗るときは必ず持って出るし、それとは別に会社にも常備してある(厚さが違うのが2枚。プラス膝掛け)。
そのくらいしないと自分にとって快適(というか許容範囲)な温度はなかなか手に入れられないのだ。

最近は帰りの山手線が殆ど拷問のような寒さなので、乗った途端にササッと羽織らないと鳥肌が立ってくしゃみが止まらなくなってしまう。
(特に連結部分は長くいると頭痛がしてくるくらい危険地帯^^;)
誰を基準に温度設定を決めているのか知らないけど、 乗車率とか時間帯とかその日の気温とかによってもう少しきめ細かく変化を付けられるようなシステムも必要なんじゃないかなあ。
単に冷やしておくだけがサービスではないと思うんだけど。

あ、そう言えば小さい頃夏に新幹線に乗ると必ず私と母親は風邪を引いて帰ってきたのを思い出した。
その頃からの長い伝統なのね^^;

と言う感じで(特に東京のような場所では)自分ではどうにもならない暑さ、寒さの環境に置かれることが多いと思うから、 季節とかその日の気温だけではなく人工的な温度変化にも対応できる服装を考える必要もあるんじゃないかな、なんてことを思った夏の日でした。

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2005/07/18

三浦しをん/ロマンス小説の七日間

ロマンス小説の七日間
三浦 しをん
三浦しをん/ロマンス小説の七日間あかりは28歳、仕事は海外のロマンス小説の翻訳、5年前に知り合った恋人の神名(かんな) と半同棲中だがまだ結婚するつもりはない。
依頼された小説の翻訳に行き詰まっていた夏の日、帰宅した神名の口から突然出てきた「会社辞めてきた」 の言葉にあかりは思いがけず激しく動揺する。
更に2人の交際にいい顔をしない父親に怪我を理由に実家に呼び戻されるし、 行きつけの飲み屋で顔馴染みの女の子は神名に気がある様子… 。
思ったようにならない状況に苛立ちながら翻訳を進めるあかりの原稿はいつしか原作を離れ創作の世界へと入っていく…。


文庫の裏表紙のあらすじを読んで現代が舞台だと思って読み始めたのに、いきなり「美貌の女領主」とか「騎士」とか「国王」 とかが出てくる物語が始まって、「あれ?こういう話だったの?」とちょっとビックリ。
そして、それが20ページくらい続いた後に、急に現代に戻って本編が始まってまたビックリ。

つまりこの小説は、あかりが翻訳している中世ヨーロッパのロマンス小説と、 現実のあかりと神名の2人の物語という2組の恋人達の物語が同時進行するという構成になっているのです。

この本、昨日感想を書いた「マリア-ブランデンブルクの真珠」の直後に読んだんだけど、この順で読んで良かった。
もしこっちを先に読んでたら「マリア~」を読みながら、変なところで笑ってしまって集中出来なかったかも(笑)
特に、一般的な「ロマンス小説」の概要をまとめたくだり(p27)なんか、「全ての作品の要約はこれでOKなのでは?」と思える完璧さ。
「マリア~」もまあ、9割方こんな感じの作品だったな(笑)
逆に言うと「マリア~」を読んでいたからこそ「ああ、なるほど」と納得出来る内容もあって、 単なる偶然なんだけど我ながらいい選択だったと思う。
(自画自賛(笑))

と言っても誤解しないで頂きたいのは、この作品は別に「ロマンス小説」をバカにした作品では全くないというところ。
中世ヨーロッパを舞台にした「女領主と騎士」の物語もただの飾りで出てくるわけではなく、現実のあかりと神名の関係や状況、 あかりの心情の変化に対応するように挿入され、その中で丸々一つの物語がきちんと完結しているし、しかも「ロマンス小説」 として読んでもなかなか読ませる作品となっている。
これは単にバカにして書いたのでは出来ない技だと思う。

この著者の作品は今回初めて読んだんだけど、軽快な文章でとても読みやすかった。
(他の作品は判らないけど)この作品の特徴はやはりその文体。
あかりと神名のパートでは終始あかり視点で話が進むんだけど、 その中にあかりの喋り言葉で進む部分と普通の一人称の文体が混在していてこれがすごく効果的だった。
喋り言葉の部分で主役であるあかりの思考回路にシンクロして一気に物語に引き込まれるけど、 他の登場人物が出てくるのと同時に普通の一人称文体に変化してちょっと引いた目線での描写になる。
その切り替えがすごく自然で巧かったな。

それから、神名の性格やくせを表現する場面でのエピソードの選び方も良かった。
ケンカした後窓の外でずっと待ってる場面とか、台風の日に行こうと思ったっていうところとか。
特に食事の仕方のところと、冷蔵庫の中の食料のエピソードはちょっと吉本ばなな風な雰囲気もあって私は好きだった。
神名、いいヤツだ。私もこういうタイプに弱いかも。
しかし、問題も多いのでこういう男と付き合うのは難しいね(笑)

ということで「中世ヨーロッパ ロマンス小説」と「当世恋愛小説」を同時に楽しめる『一粒で二度美味しい』(古ッ!(笑)) お得で楽しい作品でありました。

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デザインを夏バージョン(海)に変更しました

デザイン夏バージョン(海)梅雨が明けたら変更しようと思って作って置いたデザインなのですが、 なかなか梅雨明けしないし丁度今日は「海の日」だしということでちょっと早いですが変更してみました。
(と思っていたら、今日関東まで梅雨明けしたようですね。いよいよ夏本番です)
変更と言っても背景写真とタイトル、文字色を変えただけで他は殆ど前の「梅雨バージョン(紫陽花)」と同じなのですが、背景が変わると一気にイメージが変わりますね。

私自身は夏も海も苦手なのですが^^;、写真で見る限りでは涼しそうでいいですよね~♪
こんなキレイで、しかも誰もいない海だったら行ってみたいかも。

今回の背景写真は 「自然いっぱいの素材集」さんからいただきました。
ありがとうございます(^^)

そう言えば、今日は 「feed meter」も「海の日バージョン」で波模様になってますね。
(うちでは左サイドバーの一番下に設置してあります)
ここはこんなに小さなスペースなのに祝日とか行事に合わせてさりげな~くデザインを変えてくるんですよね。
機能としては最近殆ど活用していないのですが^^;、その遊び心はお気に入りです。

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2005/07/17

榛名しおり/マリア-ブランデンブルクの真珠

マリア―ブランデンブルクの真珠
榛名 しおり
榛名しおり/マリア-ブランデンブルクの真珠十七世紀半ば。
現在ドイツと呼ばれる地方は300余りの独立国家が割拠し、強い緊張関係の中で危機の時代を過ごしていた。
その中の一つで強国として周囲に恐れられているブランデンブルクの先鋭部隊ががエルベ河のほとりの小国ハルバーシュタット公国に攻め込んだ。
陣頭で指揮を執るのは若き選帝候 フリードリヒ=ウィルヘルム。
そして今まさに落ちようとしているハルバーシュタットの古城で、宰相の娘 マリアは公爵令嬢の身代わりとして城に残ることを決意する…。


中世ヨーロッパを舞台にした、いわゆるロマンス小説でございました。
しかもフリードリヒは28歳、かたやマリアは14歳…いや、いいんですが^^;

何となく表紙が気にいって買ったものの基本的に「恋愛小説」は苦手なのでホントに読めるのかな~?とちょっと心配だったんだけど、 読み始めたら意外に面白かった。
前半延々と2人の話なので「ああ、もうお腹いっぱいです」と思い始めたくらいから、 急に状況が変わって闘いが始まり城が落とされマリアは深手を負って…という波乱の展開になって、最後意外なところに落ち着いて「あら、 このまま終わるのかしら?」と思わせておいて、ラストでまたちょっとしたどんでん返しが待っている… という緩急がある構成で結構スルスルと読了しました。

まあ、何と言ってもフリードリヒでしょう。
有能で、勇敢で、腕が立って、頭が良くて、人柄が善くて、(老若を問わず)部下に信頼されていて、男前で、 女性関係にだらしないのが玉に瑕だけどそれもまた過去の哀しい思い出を紛らわすためという実は寂しい心の持ち主で同じ傷を持ったマリアに会って初めて本当の愛に気付く… 。
いやいや…カッコ良すぎて何も言うことはございません(笑)
でも、こういうテーマの場合いかに主役を魅力的に描くかが成功の鍵だと思うので、 格好良く書いたヒーローがその通りに読者のところに届くのはいいことだと思う。
特に彼の場合、ただカッコイイって説明があるだけではなくて、 何気ない言葉や行動の端々にもそれが表現されていたのでかなり感情移入して読むことが出来ました。
まあ、確かにこんなヤツが傍にいたら恋に落ちるしかないでしょう、という設定のヒーロー像でしたね(笑)

で、一方若い恋人のマリアちゃんなんですが…私はちょっと気に入らないんですよねえ。
と言っても「子供のクセに生意気!」ってことではなくて(笑)、 話が進むに連れて彼女の設定が微妙に変わってしまったのが何となく納得行かない。

マリアはハルバーシュタット公国の宰相 クレプトの娘なんだけど、母親はクレプト家の使用人なのでいわゆる「深窓の令嬢」 といった育てられ方はされず剣の訓練を受けていたり父親から「もしもの時には公爵令嬢の身代わりになれ」と申し渡されていたりしている設定。
で、初めてフリードリヒと相対する彼の寝室で、彼の隙を襲ってフリードリヒの短剣を奪い彼に斬りかかる。
そのマリアをフリードリヒは、

右に左に短剣を持ちかえて、鳥のように身軽に打ってくるマリアの技はフリードリヒをまったく驚嘆させていた。 下半身が安定している。 先ほど見た、少女にしては鍛えられた脚は、まさにこの訓練の賜物だったのだ。
「公爵令嬢が聞いてあきれる」
女性でなくとも、これほどの使い手を見たのはひさびさだった。

と賞賛しています。
ただ、百戦錬磨のフリードリヒの前ではマリアの抵抗もここまでで、その後組み伏せられ無理矢理身体を奪われてしまう。
その後、いろいろ紆余曲折があり2人はお互いに運命の相手として惹かれていき…という(ありがちな)展開なわけ。

私はここでフリードリヒがマリアを「他の女性とは違う」と認識したのはマリアのこうした精神的、肉体的な強さ (とその奥に隠された弱さ、 哀しみ)だったと思ったのですが、 その後フリードリヒとマリアがお互いを受け入れていく過程の中でその強さが急激に失われてしまい単に弱々しくて幼い女の子にしか見えなくなってしまったことにとても違和感を感じました。
後半は大怪我を負いながら城を落ち延びて一人命がけで逃げていくわけだけど、 それも冒頭のように自分で運命を選び取るのではなく状況に押し流されていくだけのように見えて…。

何となくフリードリヒに会う前のマリアの方が、マリアらしかったのでは?と思わずにはいられない描写が多かった。
そうなるとフリードリヒはマリアの何が好きだったのかと。
また、フリードリヒを愛することでマリアがそう変化したのだとすれば、フリードリヒの愛し方は本当にそれでよかったのかと… そんなことを考えながら読んでいたのでした。

ある意味「源氏物語」みたいなお話ですね。
きれいでテンポのいい文章だし読後感は悪くないので、こういう設定が嫌いでなければ楽しめるのではないでしょうか。


読み終わった後で「フリードリヒって実在の人物かな~?」と思って検索してみたら、出てきたのが このページ
ひゃ~…見つけたのが読み終わってからで良かった~…^^;
これから読もうと思っている方は決して読む前に見ないで下さい。


<関連サイト>
「榛名しおり Official Website」

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2005/07/16

上野正彦/「藪の中」の死体

「藪の中」の死体
上野 正彦
上野正彦/「藪の中」の死体文学作品や過去の未解決事件の死体についての記述を元に日本法医学の第一人者として著名な著者が死因や隠された犯人像を推理する。
取り上げられるのは芥川龍之介『藪の中』、ポー『マリー・ロジェエの怪事件』、谷崎潤一郎『鍵』など。


面白かった!

何より「小説に出てくる死体を現実の法医学的視点から見る」という発想が面白い。
時々タイトルでは「○○を暴く!」なんて惹句を付けながらも読んでみると回りくどい話が延々と続いているだけで結局何も判らなかった… というような本もあるけどこれはちゃんと科学的な論拠に基づいて犯人像を推理した結果を提示してくれている。
(もちろんそれがその作品の著者が意図した結果通りであるかどうかは判らないわけだけど)
で、更にその結果を丁寧だけど、しつこくなりすぎずに解説してくれる上野氏の文章が判りやすく読みやすいのもよかった。

特にタイトルにも使われているだけあって『藪の中』についての考察は、 それぞれの登場人物が語る死体や周囲の状況を細かく検証した上で法医学の見地から犯人を特定するだけでなく、犯人ではないにも関わらず 「自分がやった」と名乗り出ている登場人物の心理状態も読み解くという力作。
これを読んでからオリジナルを読み直すと新たな視点で読むことが出来るんじゃないかな。

よくTVドラマで法医学が取り上げられるときに出てくる「生きている人間は嘘をつくけど、死体は嘘をつかない」 という言葉がこの本の中にも出てきた。
どんなに死因をごまかそうとしても、ちゃんとした法医学者が検死をすればその死因は間違いなく特定できる、とのこと。
ただ、明らかに殺人であると判断された以外のケースで死因に不審がある場合に行政解剖が出来る制度は現在日本国内で東京23区内、横浜、 名古屋、大阪、神戸の5大都市でしか実施されていないらしい。
死者の権利、主張を正しく理解し擁護するために必要な制度だと思うので、全国に導入されるようになってほしいものである。
(使わずに済めばそれに越したことはないわけだが)

その他、「水死した死体は口や鼻から細かい泡が出ている」とか 「焼死体は肘や膝の筋肉が熱で凝固するため身体が屈曲してボクサースタイルになる」とか、 普通の一般市民として暮らしていくのに全く必要のない知識(笑)も満載で読みどころたっぷりの一冊でした。

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2005/07/15

「逆境ナイン」

会社帰りに(例によって例の如く(笑))豊島園にて観て参りました、「逆境ナイン」。

私はこういうばかばかしい、ひたすら笑って見終わった後に何も残らない系(失礼!^^;)の映画がかなり好きなので、 こちらとかこちらの感想を読んで 「観に行ってみよう!」と思ったのですが…う~ん、残念ながら私の笑いのツボとはちょっと違ってた感じ。
(ちなみに私は原作も知らないし、映画のストーリーも敢えて知らないまま観に行きました)

ストーリーとか設定がばかばかしいのは判って(と言うか期待して)行ってるわけだから全然構わない、却って「イケイケドンドン」 って応援しちゃうくらいだし、恐ろしくハイテンションなキャプテン、それに輪をかけて熱血過ぎる校長先生、 「どこでこんな人たち見つけてきたの?」とちょっとビックリしてしまうくらい冴えないチームメイトたち、可愛いけど演技が「??」 なマネージャー、野球を全然知らない監督などなどいい感じのキャラは揃っているのに、 何故か私の笑いのツボには殆どヒットせず終始シーンとした感じで見終わってしまったのでした(T_T)

じゃあ「面白くなかったのか」というと、そういうわけでもないんだけどね。
なんて言うか…意外性がなかったってことなのかなあ。
何が起きてもビックリ出来なかった。
もちろん細かい点まで全部お見通しってわけではないけど(当たり前)、大筋で「多分こうなるんだろうなあ」 という想像できる線があってそこからは外れないまま始まって終わってしまった…と言う感じ。

こういう物語はいくら笑わせようと思っても最終的に「熱血感動スポコンもの」になってしまうのは仕方ない (というかそうなるように出来ている)んだろうけど、一方でそれを冷静に見つめる(または全く影響されない) 視点を置かないとそのギャップがうまくこちらに伝わらない部分ってあると思う。

面白い設定とかセリフもたくさんあったんだけどね~。
「セパタクロウ」とか「これはこれそれはそれ」とか「透明ランナー制」とかね(笑)
特に「これはこれ~」のときに、観客やカメラマンが試合そっちのけで外を見ているのが遠景で映っているのが一番よかったな。
あと、監督とキャプテンが初めて会うシーンで突然超スローモーションになるところも好きだった。
私は、そんな感じでメインのストーリーには全く関係なく画面の端っこでちまちま面白いことをやったり無駄に手間のかかる効果を使ったりする、 細かい仕掛けが好きなのかも。

それから、もうちょっと「伏線」みたいなのを(どんなに判りやすくてもいいから)入れておいて欲しかったかな。

それと、やっぱり笑える映画はある程度お客さんがいる状況で観ないとツライ。
自分はそんなにのれなくても、周りが笑ってればそれにつられて笑いのリズムに入っていけるって部分あるからね。
ところが今日の「ユナイテッドシネマズ」も相変わらずのゆったり感で、「逆境ナイン」も観客10名以下だったのでした^^;
毎回そう思うのに、ついつい「空いている」というところに惹かれて豊島園に行ってしまう私にも原因があるってことか…。

「逆境ナイン」公式サイト

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現役力士のブログ

少し前から存在は知っていた「現役力士 『普天王』 どすこい大相撲日記」
ちょっと目を離している間にAmeba Blogの公式ブログになっていました…!
昇進(?)おめでとう!

場所中の取り組み結果と感想が毎日掲載されています。
(しかも報告が早いっ!)

昨日の大関・千代大海戦は白星だったようで初っ端から元気な文字が踊っているのですが、そんな中

今日で前半戦である5日目までが終了しました。
 
 
2勝3敗・・・思ってたよりも勝ってる・・・。。。

ってところがツボでした。
「思ったよりも」って…(笑)

さすがに古田氏のように手慣れた感じではないけど、 負けても腐らずにきちんと反省し勝ったら素直に喜んで次の試合に前向きに臨む姿勢が微笑ましいです。
あまり相撲には興味がない私ですが、こんな風に書かれると思わず応援したくなりますね。

(どんな理由があるにせよ)「相撲道」なんて言葉を使いながらプライベートな話題を延々と公共の電波で垂れ流し続ける元・横綱よりも、 こうやって明るく地道に相撲をとり続ける現役・前頭三枚目の方が相撲を愛しているように私には思えるのですが…。

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2005/07/14

森福都/吃逆(きつぎゃく)

吃逆
森福 都
森福都/吃逆(きつぎゃく)三十歳になってようやく科挙の試験に合格した陸文挙。
合格はしたものの二百七十四番という下位であったため職に就けるのはまだまだ先で相変わらず貧しい生活を続けていた。
そんな陸には吃逆(きつぎゃく=しゃっくり)をすると白昼夢のような奇妙な光景が見えたり、 思いもかけないことが閃いたりするという不思議な癖があった。
その癖を見込んだ役者ばりの美男で口の上手い周季和と名乗る人物から突然副業を持ちかけられる。
それは季和がこれから発行する「閒話小報」という新聞専任の探偵役だった。

連作短篇ミステリー。
「綵楼歓門」「紅蓮夫人」「鬼市子」の3編を収録。


前に読んだ 『十八面の骰子(さいころ)』が面白かったので、「他のも」と思って読んでみたんだけど…残念ながらこれは今ひとつ。

やっぱり中心となる陸文挙と周季和の2人の魅力がが『十八面~』に出てきた3人ほどではなかった、というのが大きいかな。

「しゃっくりをすると人には見えないものが見えて、それをヒントに謎を解く」という陸の設定は面白いんだけど、それが最初の 「綵楼歓門」以外の作品ではあまり生かされていなかったのが何より残念。
また生い立ちに秘密を持っていることから来る季和の不安定さも「魅力的」な感じには映らなくて、 逆に何度も繰り返されることでこっちが不安になる(というかちょっと苛々する)感じの揺れ方だったのが読んでいてちょっとつらかった。
その秘密の謎解きもちょっと引っ張りすぎな感じがしたなあ。

季和の不安定さの原因の一端となっているのが開封府の知事であり季和の生き別れの父でもある劉公という人物。
物語の中ではどちらかというと脇役的な存在であるけれど彼の度量の大きさや有能さ、その中に隠れる無邪気さ、そして別れた妻や子 (つまり季和母子)への深い愛情など人間的な魅力がたくさんある印象的な人物で、 私はとても好きだった。
なので、もっと早く誤解を晴らして、季和と劉公が別の関係を作りながら物語が進む方向に転換していたら雰囲気も違っていたのでは… と思うのだけど。
(多分私はそっちのほうが好きだったと思う)

終わり方には希望があったものの全体的に少々暗めな印象の作品で、期待していたものと違ってちょっとガッカリでした。

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本のメモ(0714)

<読了>
■森福都『吃逆』(講談社文庫)
■上野正彦『「藪の中」の死体』新潮社

<購入>
■ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』(創元推理文庫)
■矢崎存美『ぶたぶたの食卓』(光文社文庫)
■三浦しをん『ロマンス小説の七日間』(角川文庫)

ジェニーの肖像
ロバート・ネイサン
大友 香奈子
ぶたぶたの食卓
矢崎 存美
ロマンス小説の七日間
三浦 しをん
ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』 矢崎存美『ぶたぶたの食卓』 三浦しをん『ロマンス小説の七日間』

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2005/07/12

ナムコ・ナンジャタウンにヒーリングパーク「りらくの森」OPEN

「餃子スタジアム」「ICE CREAM PARK」「東京シュークリーム畑」 などのフードテーマパークを展開してきた池袋のナムコ・ ナンジャタウンに新しく心身のリフレッシュとリラクセーションを目的としたヒーリングパーク 「りらくの森」がオープンするらしい。

フードテーマパークには正直そんなに興味はない(別に食べるのが嫌いなわけではないけど、 ある特定の食べ物だけが集まってるのって何か違うような気がする…)ので今まで行こうと思ったことはないけど、これはちょっと面白そう。
機会があったら行ってみたい。

ただ、そんなに料金が安いわけではないみたいだから(高いわけでもなさそうだけど)、いくつもはしごするにはちょっと大変そうかな…。
それにそういうのってもしかしたら却って身体に悪いのかも?
施術する場所が違えば大丈夫なのかな?

ナムコ、東京・池袋の「ナムコ・ナンジャタウン」内にヒーリングパーク「りらくの森」をオープン(日経プレスリリースより)

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2005/07/11

法月綸太郎/法月綸太郎の功績

法月綸太郎の功績
法月 綸太郎
法月綸太郎/法月綸太郎の功績著者と同姓同名の推理作家 法月綸太郎が謎を解くミステリー短篇集。
『イコールYの悲劇』『中国蝸牛の謎』『都市伝説パズル』『ABCD包囲網』『縊心伝心』の5編を収録。


収録作5作のうち3作(『イコールY~』『中国蝸牛~』『ABCD~』)は既読でした(笑)
ミステリー短篇のアンソロジーを読むのが結構好きなので、その中に入っていることが多いみたいですね。

と言っても『中国蝸牛~』はついこの間読んだ『透