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2005/07/19

暑いとか寒いとか

暑いのは嫌いなんだけど、冷房はそれ以上に嫌い(というか苦手)なので真夏でも冷房を点けないで過ごすことが多い。
点けるのは休日の日中どうしても我慢できないっ!ってときくらいかな。
それもせいぜい1~2時間くらい。
夜帰ってきてから冷房を点けるなんてことは殆どない。
その代わり部屋にいる間中扇風機はずっと回ってる状態だけど、それだけでも結構しのげてしまうのだ。

一番ツライのはその年の一番最初の真夏日や熱帯夜。
身体がまだ暑さに対して慣れていない(前の年の暑さ、寒さってなんでこんなに簡単に忘れちゃうんだろう?)ので、 身体の中に熱が溜まって発熱したようになってしまう。
でも、ここを乗り越えて夏の暑さを身体が思い出せば、あとは我慢できない日って数えるくらいしかない。
元々家にクーラーなんかなかった子供時代を過ごして来たので、夏は暑いものだと身体が覚えていてちゃんと対応してくれているのかも。

冷房を控えているおかげかどうか、私は女性に多いと言われる「冷え性」の症状が全くない。
真冬でも暖房がついた室内だったら素足で平気だし、夜手足が冷たくて眠れないということも滅多にない。
(年に1~2回あるけど、それはとても具合が悪いときである…)

だから「冷房止めてみたら?」とは言わないけれど、 あまりにも自然に反して暑さ寒さを人工的に調節しちゃうのってやっぱり身体には負担なんじゃないのかな。
だっていくら室内で気温を調節してもずっとその温度の中でいられるわけではないんだから。
今だったら、朝外に出れば暑いし、電車に乗れば寒いし、電車降りれば暑いし、会社入れば寒いし…って感じで、 いる場所によって目まぐるしく体感気温が変わるのでその度に身体が変に緊張してしまうのが判る。

特に私は温度変化にかなり敏感なので、「暑いから薄着」「寒いから厚着」で外出したりすると、 体温が調節出来なくなってすぐに調子が悪くなってしまう。
なので、それを調節する「羽織りもの」は1年中手放せない。
多少気温に変化があっても寒ければ一枚プラス、暑ければ一枚マイナスすることが出来るカーディガンやストールは外出の必需品。
電車に乗るときは必ず持って出るし、それとは別に会社にも常備してある(厚さが違うのが2枚。プラス膝掛け)。
そのくらいしないと自分にとって快適(というか許容範囲)な温度はなかなか手に入れられないのだ。

最近は帰りの山手線が殆ど拷問のような寒さなので、乗った途端にササッと羽織らないと鳥肌が立ってくしゃみが止まらなくなってしまう。
(特に連結部分は長くいると頭痛がしてくるくらい危険地帯^^;)
誰を基準に温度設定を決めているのか知らないけど、 乗車率とか時間帯とかその日の気温とかによってもう少しきめ細かく変化を付けられるようなシステムも必要なんじゃないかなあ。
単に冷やしておくだけがサービスではないと思うんだけど。

あ、そう言えば小さい頃夏に新幹線に乗ると必ず私と母親は風邪を引いて帰ってきたのを思い出した。
その頃からの長い伝統なのね^^;

と言う感じで(特に東京のような場所では)自分ではどうにもならない暑さ、寒さの環境に置かれることが多いと思うから、 季節とかその日の気温だけではなく人工的な温度変化にも対応できる服装を考える必要もあるんじゃないかな、なんてことを思った夏の日でした。

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