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2005/10/13

「庭園植物記展」@東京都庭園美術館

ちょっと最近煮詰まってきていたので午後から半休。

どこへ行ったかというと最近半休を取ると必ずと言っていいほど出掛けてしまう目黒の東京都庭園美術館へ。
会社から遠くないし、一人で行くには丁度いい場所なんだよね。

今日やっていたのは「庭園植物記展」。

本展では日本における植物表現に焦点を絞り、自然観察と写生態度に基づき、描き出された幕末期の植物画から、 植物をとらえた現代の写真作品までを展示します。(展覧会パンフレットより)

名前の通り庭がきれいな庭園美術館で開催されているわけだし、パンフレットの写真はキレイだし、今日は天気もいいし、 と楽しみにして行ったんだけど…残念ながら今ひとつ。
全体的に私の好みではなかった。

植物の写真や絵が嫌いなわけでは決してないけれど、今日の展示品にはあまり気持ちが動くことはなかった。
例えば本のページの中とかPCやTVの画面の中に写っている花や植物はすごくキレイだと思うことも多いけど、 大きく引き延ばされて壁に掛かっている花の写真にはただ「ふ~ん」と思うだけだった。
何か他のテーマの作品がある中での「花」や「植物」の写真だったりするならまだしも、それだけが並んでいるとどうしても「実物」 と頭の中で比べてしまうんだと思う。
しかも、それ単品なら意識が集中するのかも知れないけど、あまりにもたくさん並びすぎていて印象が拡散してしまったというのもあるのかな。

その中では、植物を描いた細密画は良かった。
ひたすら細かくて丁寧で、微妙な色遣いが美しい。
でも日本の植物ってどちらかというと控え目、というか地味(笑)
同じボタニカルアートでも欧米のを見るとパッと目を惹かれる華やかさがあるけど、日本のは(意識はしていないと思うけど) かなり落ち着いていて「わびさび」の境地になっているところが興味深かった。
それと、南方熊楠が描いたキノコの絵が展示されていたのにはビックリ!
書き添えてあった解説文(外国語)が恐ろしく小さい字だったのと、押し花状のキノコ(笑)が貼り付けてあるのが印象的だった。

今日はたまたま午後2時からミュージアム・コンサート(来場者を対象としたクラシックのミニ・コンサート)があるというので、 時間も丁度いいので聴いていくことに。
展覧会に合わせて「花」をテーマにした作品を4曲演奏されたけど、 どれも全く知らない曲だったので3分の1くらいは気持ちよくウトウトしてしまった^^;
残り3分の2はと言うと本を読んでました。
何もしてなければ、全部寝てたかも…。
いずれにしてもイヤな客であることに変わりはないか。
演奏者はヴァイオリンの小寺里奈さんとピアノの河地恵理子さん。
小寺さんはまだ東京芸大の学生さんらしい。
演奏は巧かったけど、曲の合間にちょっとだけしてくれた曲の紹介はまだ慣れていないような様子でそれが可愛らしかった(^^)
それにしてもクラシックの演奏家さんってあんな無料のミニ・コンサートでもちゃんとロングドレスを着てこなくちゃならなくて大変だなあ… なんて演奏以外のことで感心してしまいました。

次の展覧会は「華麗なるマイセン磁器」。
これは面白そう。
多分気に入ると思う。
また適当に休みを取って見に行こうっと。

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