アマゾンの「なか見!検索」
オンライン書店のアマゾンジャパンは1日、書籍の中身をネット上で閲覧できる検索サービスを始めた。 著者名やタイトルからの検索に加えて、書籍を全文検索し、本文の一部をウェブ上で表示する。ユーザーは「立ち読み」 感覚で本の中身を確かめてから買うことができ、ネット書店が実際の店舗に一歩近づいた形だ。(NIKKEI NET IT PLUSより引用)
「面白そう!」と思って早速試してみた。
検索のキーワードボックスに検索語を入れて、カテゴリーを「和書」または「洋書」を選択して検索すると通常の検索結果の後ろに
「なか見!検索結果」というタブが表示される。
このタブをクリックすると書影と個別ページへのリンクの他に、検索語を含んだ文章の一部(約50~100文字分)
とその文章が載っているページが表示される。
(これ以上の引用文を参照するには「購入履歴のある」アマゾンアカウントが必要らしい。このあたりの制限の付け方が上手い!)
なるほど、今までは書名、または著者名と検索語がマッチしなければ「該当なし」になってしまっていたものが、
内容からも検索出来るようになったため検索結果が微妙に変わっているのが面白い。
次にその結果に表示されている書影をクリックしてみる。
その本の個別ページに飛ぶので更にもう一回そのページの書影をクリック。
そうすると、その本の「おもて表紙」「前袖」「目次」「著作権」「抜粋」「後袖」「裏表紙」が画像で見られるページが!
これはかなりいい感じ。
特に目次が確認出来るのは嬉しい。
ただ、著作権の関係もあってまだ検索可能な本の絶対数が少ないらしく、検索結果が必ずしも満足行くものではないことが残念。
それと検索結果のページにある引用文が斜体になっているため読みにくいのも難点かな。
(引用文ですよというのを強調するため、また転記を防ぐためだと思うけど)
現物を手に取ることなくネット上で本を購入する人が増えているから検索方法が増えて自分が欲しい本の情報がより多く入手できるのはいいことだと思う。
それに「内容はなんとなく覚えてるけど、タイトルが思い出せないんだよな~。あの本、何だっけ?」って場合の検索にも使えると思う。
これから検索可能数が増えてより幅広く、精度の高い検索が出来るようになって欲しい。
■詳細はこちら→ アマゾン内 「なか見!検索」とは?
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コメント
takoさん、こんにちは∈^0^∋
先達て、AmazonのVice-presidentの講演を聴いてきたのですが、アメリカのAmazonサイトから今後の日本の展開がかなり明確に見えます。
先達て、配送センターも拡張しましたので、着々と準備が進んでいます。
既に、米国Amazonでは書籍販売は売上げ割合はトップの座を明け渡しています。
楽天等はかなり恐怖に感じているはずですね。
三木谷さんの焦りはその辺にあるかもしれません。
曖昧な書き方でごめんなさいね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2005/11/04 10:01
■くまさん
こんにちは。
私はちょっと足を伸ばせば大型書店に行ける環境にあるのでネットで本を買うことは殆どないのですが、それでもこうしたサービスが拡充されることで好感度が上がるのは確実で「何かの時には」と思いますね。
これからネットでの個人的な買い物というのはますます需要が高まると思うので、いかに他社と差別化(しかも利用者が望む方向で)出来るかがキーになるんでしょうね。
コメントありがとうございました。
投稿: tako | 2005/11/05 09:24