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2006/01/21

「葛飾北斎-富嶽三十六景」展@江戸東京博物館

東京は明け方から降り始めた雪でこの冬初めての本格的な積雪。
にもかかわらず私は出勤日だった。

土曜出勤は当番制で2ヶ月に1度くらいしか回ってこないのに、なんでよりによってその日に大雪なんだ?!
寒いだけでも出掛けるのイヤなのに~(泣)
とグダグダ言いながら雪を踏んで出社。

仕事のほうは多少電話が多かったくらいで特に問題なく定時に終了。
で、そのあと「せっかく出てきたんだから」ということで、雪の降る中両国まで足を伸ばしてきた。

目的は江戸東京博物館の第2企画展示室で常設扱いで公開されている 「葛飾北斎-富嶽三十六景」展
北斎は去年東京国立博物館の「北斎展」 を見に行ったけど、 あまりの混雑とそれに比べて少なすぎた鑑賞時間のために殆ど横目で見ながら通り過ぎたといった感じの見方しか出来なかったので改めて今回見に行ったのだ。
北斎の長い生涯の殆どの作品が一堂に会した先日の「北斎展」とは違って、今回の展示はホントに「富嶽三十六景」 のみの小規模の展覧会だったけどその分全体的にゆったりした展示だったし雪の影響もあってか人も少なくてじっくりと見ることが出来た。
国立博物館では人の波に押されてベルトコンベアに乗せられたように移動しながらでないと見られなかった「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」 は、 今回それぞれ一つずつのガラスケースに収められていたんだけど私の他に周りに誰もいなくて一人占めで見られたのがすごく贅沢な気分で嬉しかった。
5分くらいかけてじっくり見て来ちゃった(^^)

全体的に富士自体はスーッとしたシンプルな線で一筆書きしてあるようなものが多いのに、 その前の風景や人物はすごく細かく書き込んであるのが印象的。
それから一見「え?どこに富士山が?」と探してしまうくらいさりげなく小さく富士が描かれている作品も多いんだね。
「富嶽三十六景」なんてタイトルなのに、富士を中心にデン!と据えた作品ばかりじゃないところがセンスいいよねえ。
更には全作品の中で一枚だけ富士の姿が描かれていない(富士の山中にいるため)作品(「諸人登山」) があるのもステキ。
私が一番構図が面白いと思ったのは「尾州不二見原」
手前に描かれた職人が作る丸い大きな桶を通して富士の白い頂きだけが見える構図がすごく斬新で面白いと思った。
それと 「甲州三坂水面」で、 正位置で描かれた富士が夏富士なのに対して水面に映った逆さ富士が雪を頂いた富士でしかも位置をずらして描いてあるのが不思議だった。
北斎はあの絵にどんな意味を込めたんだろう。

展示数は決して多くはなかったけど、36枚+「裏富士」10枚の計46枚を一気に見ることが出来て、しかも料金も通常の入館料(一般: 600円)でOKだったので充分満足な展覧会だった♪

ちなみにこの展覧会の会期は明日(22日)まで。
その後、24日からは 「歌川広重~名所江戸百景」展が開催される。(4月9日まで)
ゴッホが模写した「亀戸梅屋敷」も出るらしいのでこっちも気になる…。

0121lunchお昼は館内1Fの 「モダン亭」のエビクリームコロッケ。
盛りつけがキレイだし、味もよかったけどちょっとこってりし過ぎた感じ。
しかもコーンスープとライスを追加して洋風セットにしたら量が多すぎてしまった^^;
やっぱり名物のオムライスにしておけばよかったかな…。
(この写真、ナイフとフォークの位置が逆ですね(汗))

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