藤水名子/DESTINY 桜子姫悲恋剣
DESTINY桜子姫悲恋剣
藤 水名子
さる大名家の姫君でありながらお家騒動に巻き込まれ姥の楓と一緒に長屋暮らしの桜子姫。
同じ長屋に住む桜子姫の"背の君"、浪人の廉十郎がある日大勢の刺客に囲まれた眉目秀麗の若者を助けたことから、
不可思議な争いに巻き込まれていく…。
う~ん、すごく嫌いってわけじゃないんだけど、読んでいる間「イラッ」とするときが何度もあった。
物語自体も「何だそりゃ」なところはあったけど、でもそれはそんなに気にならなくて、
それよりも多分登場人物の性格設定や心理描写のせいだと思う。
何だかこう、みんなハッキリしないんだよね~。
クールなのか、だらしないのか。
冷徹なのか、感情的なのか。
慎重なのか、激情派なのか。
登場人物一人一人の性格設定がどうも上手く掴めないまま読み進んで、で、読み終わってしまった、という感じ。
確かに、人間だから色んな面を持っていて当然だとは思うんだけど、
物語の登場人物だったらやっぱりもうちょっと安定していてくれないと読むほうはツライ…。
唯一変わらないのは桜子姫って感じだったかな。
それから話のスケールが大きいわりにはやってることがちょっと間が抜けてるし、
何より活劇っぽい雰囲気なのに勢いが感じられなかったのが不満。
あとタイトルも内容には合っていなかったような…。
物語の設定と、人物配置は面白いと思うんだけどな~。
作品の雰囲気に馴染めなかったということで…残念。
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