「書きたいブログ」と「読んでもらいたいブログ」
始めて約2年になるメインブログであるここ(*second message*)のアクセス数が、今日、先月始めたばかりの「初めてのココログフリー・カスタマイズ」 に追い抜かれてしまった^^;
確かに、最近「~広場」で書き込むときも「初めての~」のほうのアドレスを入れるようにしていたり、 直接記事の内容に関係ある質問なら記事のurlを記入して「見て下さい」 と露骨に^^;誘導しているのでアクセス数が増えるだろうということは予想していたけど、こんなに早いとは!
と言っても、これはあくまでページビューの話。
ユニークアクセスではこちらのほうがまだ先行している。
(まあ、どちらにしても大した数字ではないので「どんぐりの背比べ」的な話題ではあるけれど(笑))
ということは、つまり、フリーのほうのブログは一人の方が見て下さるページ数が多い、ということ。
今日のアクセス数から換算すると、単純計算で一人につき約4ページを遷移してくれていることになる。
もちろん、これは平均なので少ない方は1ページのみで退出してしまう場合もあるけれど、
逆に多い方は一人でほぼ全ページを見ていって下さる方もいらっしゃってとても嬉しい(^^)
対して、こちらのブログは一人当たり1.5ページくらい。
つまり目的のページを読んだら、他のページには移動せずにそのまま退出する人が多い、ということ。
ここは何人かの常連の方の他は殆どが検索サイトからの訪問者なので、
検索して出てきたページだけを読んであとはそのページのリンク先に行くか、全く別のサイトなりブログなりに行ってしまうのだろう。
今までこういう比較をする機会がなかったけれど、この2つの数字の現れ方がとても興味深かった。
こちらのメインブログの方は、基本的に「自分が書きたいことを書く」ブログである。
つまり気持ち的に「書きたい」>「読んでもらいたい」って感じで運営している。
もちろん書いてネットに乗せる以上は「誰かに読まれる」ことをいつも意識はしているけど、「読んでもらう」こと自体が目的ではなく、
どちらかというと自分の「書きたい」気持ち優先。
「読まれないなら読まれなくてもいいや」な独り言的話題とか、感想とか、覚え書きとか、そんな感じの、いわば「ちょっと人目を意識した日記」
程度の内容で全体にまとまりがないので、もし検索サイトで引っ掛かってたまたま訪問してくれても過去のエントリーまで遡って読もうかな、
という気には(よっぽど私の書いている内容が面白いと思わない限り)ならない、と(書いてる本人も)思う。
また逆に、いつも訪問して下さっている方は過去のエントリーもある程度既に読んで下さっているので、
今更色んなページをひっくり返したりはしないのだと思われる。
なので、一人あたりの閲覧ページ数が少ないのも頷ける。
その代わり、こちらはページ数は多いので(もうすぐ900!4月の2周年までに1000達成…は無理だろうなあ^^;)
いろんな記事がいろんなキーワードで検索に引っ掛かる。
なので、今週書いた記事もすご~く昔に書いた記事も、同じように読まれているのが面白いと思う。
(ちなみに一番人気は年末からずっと「ほぼ日手帳」関連です。最強!)
一方、「初めての~」は、「書きたい」<「読んで貰いたい」のスタンスのブログ。
もちろん書きたくないわけじゃないけど、あんな風にある程度フォーマットを整えて書いている「マニュアル」的なブログだと、
自分の気持ちよりも「いかに閲覧者に読みやすく、理解されやすいか」に心を砕くことが多くなるし、逆にそのほうがスムーズに書ける。
そして、あのブログは、その名の通り「ココログフリーのカスタマイズ」についての記事だけが並んでいてそれ以外の要素がないので、
それを目的に来てくださった方はそのページ以外にも何らかの興味を惹く内容を見つけて多くのページをクリックして下さるのだと思う。
今までテーマごとに別ブログを作るなんて面倒くさいし、分ける意味あるのかな?って思っていたけど、
今回のことでちょっと考えが変わった。
このことについてきちんと伝えたい、と思うものがあるのならばやはり一つの独立したスペースを作ることは、
作る側にも読む側にもメリットは大きいのかも知れない。
ここのような雑文系ブログだといくら有用な記事がカテゴリー分けされていてもそこから自分が必要なものだけを抜き出して読むのは難しいけど、
一つのブログ全体がそれについての記事だけなら読むほうも読みやすいものね。
誰にでも一つくらいは「これについては詳しいよ」ってことがあると思うし、
それがどんなレアな話題であってもそれについて情報を求めている人は必ずいる、と思う。
だから、出来たらそういうことは雑文や日記の中に埋もれさせずに独立したスペースとして管理した方が送り手、
受け手双方にとって幸福なんじゃないのかな。
もし別にするのが難しい、ということならカテゴリーだけは完全に独立させて、「オススメ記事」みたいにして目立つところに置いておくとかね。
そういう一手間がアクセス数にも繋がってくると思う。
…でも、そんなにちゃんとしてない、ダラダラした、自分以外には意味のないブログも「アリ」だと私は思うよ(笑)
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コメント
∥ダラダラした、自分以外には意味のないブログも「アリ」だと私は思うよ
はい、ありで続けています(笑)
投稿: 涼 | 2006/03/02 23:19
ハイ、モロ私もです・・[汗]
投稿: 桜桃 | 2006/03/03 08:31
■涼さん、桜桃さん、
こんにちは、コメントありがとうございます。
う~ん、そこに反応されちゃうのは私としては本意ではないのですが(汗)
これも私の文章力のなさゆえでしょう。
もっと精進いたします(←ウソですが(笑))
最後にあの文を入れたのは、
ブログをあちこち読んでいると「私にとってブログって何?」とか「ブログを続ける意味って何?」って考え込んでいる人がけっこういるんですよね。
そういうのを読むたびに「別に書きたくないのに書くことはないと思うけど、書きたい気持ちさえあれば意味とか意義とか考えずに書けばいいんじゃないの?」
といつも思っているので書いてみた次第。
…ってそんなのか書かなきゃわかんないですよね(笑)
投稿: tako | 2006/03/03 15:02
takoさん、ども(^^)
仰りたいこと判る気がします
(本当か?違うきもするぞ(^_^;))
私、検索で行ったブログでも、他のページやカテゴリなど結構読みます。
こちらへ来たときも色々読みました。
でもブログを「調べもの」にしか使わない人も多いんですね。
色んな人の色んな考えが読むのもブログの醍醐味だと思うんですが。
月ごと表示で一気読みもする身としては勿体ないと思います。
でもココログの仕様自体遡って古記事読みにくい気も。
だからサイドバーに色々判りやすく書いてあると嬉しいし、
カスタマイズして読みやすくしたいという希望の多さが
「初めての・・・」のアクセスにも現れているのではとも思うんですよ。
投稿: ぽんず | 2006/03/03 21:38
■ぽんずさん
こんにちは。
>ブログを「調べもの」にしか使わない人も多い
う~ん、私はそれはそれで「アリ」だと思います。
Web上に公開された全ての情報はデータベースとして存在するので、それをどう利用するかは利用者の自由だと思うんですよね。
実際私もWebの「検索」というのは他に代替えが効かないくらい便利に使わせて貰ってますし。
ただ、その情報は単に無機質な「情報」としてだけそこに存在するのではなく、その向こうに必ず「書き手(送り手)」がいます。
その「書き手(送り手)」の存在に思いを致すことで、その情報が更に自分にとって意味を持つものになることもまた正しいと思うのです。
だから出来ることならばそのどちらもを、(少しでも)満足させられるようなブログ(Webサイト)をみんなが目指していくのがいいんじゃないのかな~、と思ってます。
ぽんずさんが私のそういう(力不足ではありますが[汗])気持ちを汲んで下さっていることは、とても嬉しく思います。
ありがとうございます(^^)
私も最近時間がなくて、検索してたまたま読んだブログを「面白い」と思ったとしてもついついその該当記事しか読まないことが増えているので、もうちょっとその「面白さ」を楽しむ余裕を持ちたいと思います。
ご意見、ありがとうございました[ハート]
投稿: tako | 2006/03/04 10:37
こんにちは。
いろいろ考え込んでいる一人です(^^;)。
検索してアクセスしてくれた人がほかのページも読んでくれることは最高に嬉しいです。さらに、ブックマークして定期的にアクセスしてくれるようになったら、ブロガーとしては本望。
情報を提供しつつ、できれば私のことにも興味を持ってもらえたら、と大それたことを考えながら、いや無意識に思いながら、記事を書いているような気がします。だから、テーマを絞らず「広く浅く何でもあり」なのかも。
投稿: Tompei | 2006/03/04 13:50