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2006/05/29

【訃報】米原万里さん死去

リンク: @nifty:NEWS@nifty:作家・ 米原万里さん急死…56歳、卵巣がんで(夕刊フジ).

会社でWebをチェックしていてニュースを発見。
驚いた。思わず「ウソ!」と声に出してしまった。

『魔女の1ダース』で初めて著作を読んで以来、文庫になると必ず買って読む数少ないエッセイストの一人だった。
もうあの、どこに転がっていくか判らない鮮やかな展開のエッセイ、 特に少女時代を過ごしたチェコや通訳として何度も訪れたロシアなどあまり日本人に馴染みのない国に対する愛情溢れる、 それでいて冷静な視点から描き出されるエピソードが新しく書かれることはないのかと思うととても寂しい。

近作を追いかけていたわけではないけれど、 どの作品を読んでも食いしん坊で好奇心旺盛で仕事にも遊びにも前向きで人一倍お元気そうな様子しか伝わって来なかったし、 何よりまだまだお若かったから、こんなに急にお亡くなりになってしまうなんて思ってもいなかった。
もしかしたらご本人が一番驚かれているのかもしれない。

まだまだやりたいこと、やり残したことがあっただろうに…。

ご冥福をお祈りします。

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コメント

私、今、ここで知りました。昨日、図書館で「旅行者の朝食」見つけて借りてきたところだったんです。同時通訳という言葉を使ったコミュニケーションの最前線を描いたエッセイ、大好きだったんですけど。びっくりです。去年の杉浦日向子さんの時も感じましたが、自由闊達に前を歩いていらっしゃる女性が、急に逝ってしまわれると、とてもショックで寂しいです。私も、ご冥福をお祈りします。

投稿: risumago | 2006/05/29 22:09

■risumagoさん
こんにちは。コメントありがとうございます。

「旅行者の朝食」は、今まで読んだ米原さんのエッセイの中でも一番好きな作品です。米原さんの無類の「美味しいもの好き」が全面に出た元気のいい文章がとても印象的でした。

>自由闊達に前を歩いていらっしゃる女性が、急に逝ってしまわれると、とてもショックで寂しいです。

本当にその通りですね。

今日はこのブログにも米原さんのお名前で検索して来て下さる方が随分たくさんいらっしゃるようです。
みなさん、それぞれに驚きと哀しみを感じていらっしゃるんでしょうね。

投稿: tako | 2006/05/29 23:37

わたしも、さっきウェブで知りました。
大好きだったんです、米原さんのエッセイ。
通訳者の苦労と言うものが、わかりやすく、ユーモアたっぷりに書いてあって。
きわどいジョークも大好きでした。
「魔女の1ダース」「カセネッタとシモネッタ」
「不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か」など読みました。

まだお若いのに、非常に残念です。
ご冥福をお祈りします。

投稿: 木蓮 | 2006/05/30 07:59

■木蓮さん
こんばんは。
木蓮さんもファンだったんですね。

話題が豊富で新鮮で視野が広く、ちょっと辛口だけど対象に対する愛情を感じさせるエッセイは、どれを読んでも楽しめるものばかりでしたよね。
本当に残念です。

せめて残された作品を少しずつ大切に読んでいきたいと思います。

コメントありがとうございました。

投稿: tako | 2006/05/31 23:56

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