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2006/08/09

高田崇史/麿の酩酊事件簿〈月に酔〉

麿の酩酊事件簿―月に酔
高田 崇史
406182340X

内容(「BOOK」データベースより)
若女将・真崎香織と、その妹・翠が切り盛りする、箱根の高級温泉旅館『邂逅』。美人姉妹との出会いに喜ぶ文麿だったが、 大浴場の露天風呂で、 男の死体を発見してしまい…。警察は事故と断定するが、酔えば酔うほど冴えわたる文麿の“酩酊推理”は、 事件の真実を、 そして翠の心に浮かぶ“影”の存在を指摘する。果たして事件の顛末は?文麿の“淡き恋” の行方は?書き下ろし2編を加えた、シリーズ最新作。

「麿の酩酊事件簿」シリーズ第2弾。
「診察券を忘れずに」「ニイハオ、中国語翻訳」「轆轤は回る」「湯煙の向こう側」の4編を収録。
※「ニイハオ」は漢字。

前作同様パターン化された展開とスピーディな進行で楽しく、気軽に読めた。
ただ、毎回貴公子然として優雅に登場した文麿が苦手なお祖母様にやり込められて、 勧修寺家婚姻家訓を延々聞かされたあとに這々の体で逃げ出す…というオープニングのパターンがちょっと崩れていたのは残念。
やはり形式は完璧に踏襲されたほうが美しいのではないかと思う(笑)

前作では文麿のライバルのような存在として登場した七海が、今作では勧修寺家の執事見習いとして住み込みで働くことに。
文麿との仲も近づきそうでいて、これがなかなか…というじれったさもマンガっぽい(笑)
しかし、この七海の設定、「もしかしたら…」とは思っていたけど、本当にそうだったのでちょっとビックリした^^;
こんな設定も普通にアリなんだね~。

神奈川県警の刑事・遠山遙(七海に気がある模様)という登場人物も加わって賑やかになってきているけど、 '03年に2冊出版されて以来新刊が出ていないようなのでもう書くつもりがないのかな~?
読みやすいのでもう少し続刊を出して欲しいな。

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