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2007/01/12

ルイス.C.ティファニー庭園美術館 3月末で閉館へ

島根県松江市にある「ルイス.C.ティファニー庭園美術館」が今年の3月31日で閉館することになったらしい。
mixiの「美術館・博物館 展示情報」フォーラムのトピで知ってビックリ!
名前とWebサイトでの情報だけしか知らない美術館だったけど、すごく憧れていて「いつか絶対行くぞ!」と思っていたのに…。
すごく残念(泣)

ルイス.C.ティファニー庭園美術館

でもここってやっぱり遠すぎると思うなあ。
だからこそゆったりたっぷりした空間が堪能できるのかもしれないけど、なかなか多くの入場者を見込むのは難しかったんじゃないかと思う。
維持費なども大変だったことでしょう。

今回の閉鎖にはそうした金銭的な問題と同時に、美術館の運営に当たっていた会社と松江市との間の確執も絡んでいるらしい。
サイト内に「美術館の閉館及びその原因について」として運営会社側の言い分が掲載されているんだけどこれがまた感情的な文章で、部外者(少なくとも私)には「何がなんだか…」な内容。
「閉鎖される」というだけでもショックなのに、こんな泥沼な裏事情を赤裸々に語られてしまうのは…(T_T)

まあ、そうした「感情的なもつれ」があったからこそ「閉鎖」となってしまったんだとは思うけどね、せっかく世界に出しても恥ずかしくないほどの〈美〉の集合体としての存在であったのならば、最後まで凛とした態度で締めくくって欲しかったなあ…なんて思ってみたり。
感情的な文章だからこそ訴えられることもあるのは認めるけど、少なくともこの場合はもうちょっときちんとした、抑制された文章で書いた方が効果的だったのではないかと思う。

さて、閉鎖したあとの所蔵品はどうなるのでしょうか?
いつかまたどこかでまとまった形で多くの人に公開されることを祈っています。

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コメント

美術館って維持が厳しい時代かもしれませんね。
大分の「香りの森美術館」も閉めちゃったし、
一つのものを常設展示しているだけでは、リピーターも多くは望めないし、難しいかもしれませんね。

投稿: 木蓮 | 2007/01/14 11:04

■木蓮さん
こんにちは。コメントありがとうございます。

都内の大きな美術館でやっている企画展はいつも「日本人ってこんなに美術(展覧会)好きだっけ?」と思うほどの人出ですが、一方でこうした地方の美術館はいくら質が高くても維持が難しいんですね。
いろいろ問題はあったのだと思いますが、本当に残念なニュースでした。

投稿: tako | 2007/01/14 17:39

母が緊急手術をすることになり慌てましたが、ようやく落ち着いてきましたので昨日、その安堵感もあって、大阪帰宅の前に松江のルイス・C.ティファニー庭園美術館に寄って見てきました。この美術館は宍道湖の北側にあって、ルイス・C.ティファニーが制作した様々な美術品のコレクションを展示しているもので、しかも今年三月末閉館すると言うことで是非その前に見ておきたかったのでした。

内容は素晴らしいもので、併設されているイングリッシュ・ガーデンや宍道湖畔というロケーションも素敵でしたが、何やら松江市とのトラブルから今回の閉館に至った模様ですっきりしない印象を持ちました。美術館に置いてあった今までのいきさつについてのチラシや公式ホームページの記事にもあるのですが、美術ファンを無視したトラブルのような気がするのです。

元々はNHKやいろいろなメディアの取り上げ方にも問題があったようですが、いずれにしてもこのまま閉館にしてしまうのは惜しいもので、足立美術館など最近有名になった山陰の島根県には是非残しておきたい芸術の施設なのにと惜しまれてなりません。特に足立美術館、島根県立美術館、そしてこのルイス・C.ティファニー庭園美術館の3つをつないで観光ツアーなどを組めれば素晴らしいと思うのです。

ニュースによれば松江市側が和解を希望するなどとしてアプローチしているようですから希望がないわけではないのですが、どうも芸術ファンや地元ファンの意向が全く反映されていない気がしてなりません。
是非存続するようファンの盛り上げも計り、存続するよう働きかけたいと思います。同意見の方、是非サポートしていただけませんか。

ふくちゃん

投稿: ふくちゃん | 2007/03/06 14:56

■ふくちゃんさん
こんにちは。コメント(?)ありがとうございました。

せっかくの素晴らしい美術館なのですから、美術館、松江市、入場者(ファン)とみんなが納得できる歩み寄りが出来るといいですね。

※コメントと同じ内容で記事を書いていらっしゃるのですから、出来ればそちらの記事からトラックバックして欲しかったです…。

投稿: tako | 2007/03/06 23:05

感情的というなら、現職市長を選挙で破って当選した前市長が懇請して開館した美術館の存在自体が嫌でしょうがない、という子供のような理由に収斂するのでしょうね。
ネットで「風説の流布」なんてのが問題になっていますが、開館前から市長がNHKを抱き込んで「資金難」を宣伝し、約束事を反故にし、その原因が美術館側にあると市という行政組織を使って宣伝するのですから。
美術館といっても私設の企業ですから、それが資金的に破綻しかねないなんて報道されたら、普通は大問題ですよ。それでも地元の支援を見込んで経営を続けてきたのでしょうが、結局は何の改善もできず、市長の相変わらずの攻撃は続いた(地元民がそれを認めた)のですから、むしろ5年も良く頑張った、ファンやリピーターはいい人ばかりだったんだなと思います。

投稿: 2007/04/01 01:53 | 2007/04/01 01:53

■4/1 01:53さん
(スミマセン、お名前の記入がなかったのでこちらで勝手に投稿日時をお名前の代わりとさせていただきました)

コメントありがとうございます。

そういえば、昨日で閉館だったんですね。
結局私は一度も訪れる機会がない「幻の美術館」になってしまいました。

>ファンやリピーターはいい人ばかりだった

そういう人の支援があったからこそ、美術館側もここまで我慢したのかもしれませんね。
次にまたどこかで開館する際は、地元の人こそがその美術館を誇りに思い一番のファンでありリピーターとなってくれる場所であることを願ってやみません。

投稿: tako | 2007/04/01 09:30

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