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2007/04/21

柳広司/百万のマルコ

百万のマルコ
柳 広司
4488463045

内容(東京創元社Webサイト内より引用)
黄金が溢れる島ジパングで、大冒険の末、黄金を捨てることで莫大な黄金を手に入れた――。囚人たちが退屈に苦しむジェノヴァの牢。新入り囚人〈百万のマルコ〉ことマルコ・ポーロは、彼らに不思議な物語を語りはじめる。いつも肝心なところが不可解なまま終わってしまう彼の物語。囚人たちは知恵を絞って真相を推理するのだが……。多彩な謎が詰まった、文庫オリジナル連作集。解説=深町眞理子

マルコ・ポーロ大ハーン・フビライに仕えていた頃に訪れた未知の国で経験した数々の不思議を、戦争捕虜として捕らえられた牢の中で退屈な日々を送る若者たちの前で謎仕立ての物語として語っていく…という趣向の作品。

「ミステリー」というより「とんち話」って感じかな。
13編の短篇が収録されているんだけど、内容によって出来もまちまち。
設定と謎がスムーズに展開しているものもあれば、謎を作るためにかなり強引に設定を作っているのでは、と思われるのもあったり。
でも一話完結だし、どれも重いテーマではないから気軽にサクッと読むにはちょうどいいくらいの内容かと。

尚、タイトル『百万のマルコ』は作品中でのマルコの呼び名。
そしてそこには「ホラふきマルコ」のルビが振ってある。
解説の深町眞理子氏によるとこの呼び名は本物のマルコ・ポーロが書いた『東方見聞録』の序章でも紹介されているらしい。
また、『伊和辞典』で「millione(百万)」を引くと「un millione frottole(嘘八百)」という例文が出てくる、とのこと。

東方見聞録 (1)
マルコ・ポーロ
愛宕 松男
4582801587
東方見聞録 (2)
マルコ・ポーロ
愛宕 松男
4582801838

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コメント

こんばんは、

サイドバーが右側に寄っているのですが、そういう設定があるのでしょうか?
昨日はそんなことなかったと思うので、ちょっと不思議な気がしました。

投稿: | 2007/04/21 22:21

■涼さん
こんにちは。

>サイドバーが右側に寄っている

次の記事( http://tacop.cocolog-nifty.com/second_message/2007/04/post_2b89.html )にも書いたのですが、CSSでわざとそういうレイアウトにしています。
以前他のブログで見かけて「面白い」と思ったのでマネしてみました。
表示が崩れていなければいいのですが。

投稿: tako | 2007/04/22 01:04

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