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2007/10/15

ドラマ:「ガリレオ」

久々の月9。面白かった!

原作も面白くて好きな作品なのでどんなふうに仕上がっているのか期待(+不安)してたけど、かなりイイ感じ。
原作でちょっと専門的すぎて知識が追いつかず想像出来なかった部分を、映像できちんとフォローしてくれているところがいい。
また主役に福山雅治&柴崎コウを持ってきているのに、ちゃんと事件メインのドラマになっているのも好印象。
今後が期待できそうな仕上がりになっていた。

しかし、原作では湯川の相手役の刑事は大学の同級生の草薙(男)なのに、ドラマでは(その草薙役がいるにも関わらず)妙齢で美人の女性になっちゃうんだね~(笑)
そのほうが画面も華やぐってことですか?
(といっても、今回のコウちゃんはあまりマドンナ的な役どころではない感じだけど(笑))
でも、バランス的にかなりいいコンビだったと思うな。
これからもこのままお互い意識はしてるけどくっついたりはしない、って関係で行って欲しい。

ところで今回の話ですご~く気になったのは、一番最初のシーンで犯人役の唐沢寿明が朗読を始めるときに開いた本のページを無造作にギュギュッって手で押さえてくせを付けるようにしたところ。
あそこを見て「えっ?」と思った。
本が好きな人って、ああいう行動あまりしないと思うんだよね~。
私はけっこう本の扱いが雑で、カバーなしで読んで表紙が破れてしまうこともあるし、バックのなかに入れておいた本のページが折れちゃうこともあるけどそれについては「仕方ないか」と思える。
でも、そんな私でも自分でわざと本に折り目を付けるのにはすごく抵抗がある。
(やるとしたら教材のテキストくらいかな。文庫でもわざとはしない)
それなのに、あんなに家の中にキレイに全集(しかも年代物の)を並べてあって、しかもその本をテーブルにタオルを敷いた上に載せて読むような人があんなに雑に本を扱うってちょっと考えられないんですけど。
むしろ、他人がそうしているのを見ただけで嫌悪感を覚えるようなタイプじゃないだろうか、と思う。
なので、あそこはもっと「ほんの少しの傷でもつくのは耐えられない」といった神経質な感じをだしたほうが、よりリアルだったと思うな。
(それとももともとそういうシーンが原作にあったのかな?私は覚えてないけど…)

全然本筋と関係ないけどそこがとっても気になった私でした(笑)

ちなみに原作はこちら↓。面白いので未読の方はぜひ!

探偵ガリレオ (文春文庫)

探偵ガリレオ (文春文庫)
予知夢 (文春文庫)

予知夢 (文春文庫)

ドラマ「ガリレオ」公式サイト

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コメント

お早うございます。

こんなところに反応(苦笑)

∥開いた本のページを無造作にギュギュッって手で押さえてくせを付けるようにした

しませんねぇ。新しい本は、最初に前と後ろから数十ページ位ずつ80度ほど開いて少し慣れさせてから読みます。

見ていないので判りませんが、読み慣れた本で閉じないように押さえたというのではないのですね。

福山雅治の「変人」発言があったって、どこかで読みましたが、原作もおもしろいのですね。買うかも……

長々と、失礼しました。

投稿: | 2007/10/16 06:23

同じく期待して見ていたクチです。原作は未読なのですが、たぶんに「トリック」のそれと対比させているのではという印象が(あくまで想像)。まあ、学者としての変人ぶりは阿部寛に軍配があがってしまいますが。

立派な全集本をぎゅっぎゅっと押し付けてページを安定させるってのは、同じく「それはないだろう」と。

投稿: ムムリク | 2007/10/16 11:56

原作を読んで、少し考えが変わりました。
「火星年代記」は、ハヤカワ文庫でありますね。読んでみようかな。

トラックバックさせていただきました。

投稿: | 2007/10/16 16:10

早速昨日takoさんの記事を読ませていただいて本屋へ走ってきました(笑)
一応一冊だけにしましたけど。
読むのとろいので最終回を迎えるまでに読めるか(苦笑)?

テレビ見そびれたので来週必ず観ますね。

昨夜、コメントさせていただいたらまた拒否られてしまいました。今朝はできるかなぁ。

投稿: 桜桃 | 2007/10/17 08:30

■涼さん
こんにちは。

記事、拝見しました。
なるほど。「録音のための資料」と考えると、あの本の扱いは「アリ」になる、ということですね。
確かに、どんな状況かによっても対応が変わりますね。
参考になりました。

ありがとうございました[♪]

投稿: tako | 2007/10/17 23:05

■ムムリクさん
こんにちは。

>学者としての変人ぶりは阿部寛に軍配が

そこが、福山雅治との差でしょうか。
どちらがいいのかは謎ですが(笑)

ただ「変人」を描くのってすごく難しい気がします。
小説なんかでもよく「変人」キャラって出てきますけど、
「いや、それはただの『ヤなヤツ』(または『判ってないヤツ』)だろう」
ってこと、多くありませんか?

投稿: tako | 2007/10/17 23:09

■桜桃さん
こんにちは。コメントありがとうございます。

一話完結で読みやすいんですけど、
話が専門的でよく判らなくなってしまう部分がありました>原作
それでも、私にとっては東野作品の中でもかなり好きな方ですけどね。

>また拒否られてしまいました

失礼しました[汗]
相変わらずココログのシステムは安定してないんでしょうか。
スパムはどんどん入ってくるのに…困ったものですね。
時間的なものもあるのかな。
取りあえず受付出来たようでよかったです。

これに懲りずにまたコメント下さいね[ハート]

投稿: tako | 2007/10/17 23:16

わかりますよ[♪][♪]
原作も面白かったですしね[ハート]
三巻目映画になりますよね[…][?]
それも見に行きましょうよ是非ね[ハート][ハート]

投稿: 雪だるま | 2008/01/26 15:30

■雪だるまさん
こんにちは。

う~ん、出だしはよかったんですけどね~…ずっと見た挙げ句の最終話であの中途半端さは…。
その先も続く(映画化)のならば、もうちょっと最後をキッチリ締めておかなければならなかったのでは?と思います。
最後の最後で「キャスティング頼み」のような作品になってしまったのが残念でした。

三作目は原作が未読なので、作品を読んでから映画を見るかどうか考えたいと思います。

コメントありがとうございました。

投稿: tako | 2008/01/27 09:46

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今秋の月9の原作。 福山雅治が変人を演じるというので、少し気になったいた。 第1 [続きを読む]

受信: 2007/10/16 16:04

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