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2007/12/16

鯨統一郎/すべての美人は名探偵である

すべての美人は名探偵である (光文社文庫 く 10-6)
すべての美人は名探偵である (光文社文庫 く 10-6)

内容(「BOOK」データベースより)
歴史学者・早乙女静香は、沖縄への研究旅行中に殺人事件に巻き込まれた。事件には、徳川家の秘密が関係しているようなのだが!?静香は、彼女に憧れる学生・三宅亮太、美人女子大生・桜川東子とともに、沖縄―北海道の同時殺人事件と、童謡に隠された歴史の新事実を探る。変幻自在、鯨ミステリーの集大成。

「邪馬台国はどこですか?」に登場した歴史学者・早乙女静香と、「九つの殺人メルヘン」に登場したお嬢様女子大生・桜川東子(はるこ)の2人がタッグを組んで殺人事件の謎と、それに関連した暗号解明に挑む、という豪華版(?)ミステリー。

旅行先での謎の殺人事件、徳川家の秘密、行方不明の古文書、童謡の歌詞に隠された暗号、謎の信仰団体、幾重にもはりめぐらされたアリバイ崩し、更にはミスコン、入浴シーンなどTVの2時間サスペンスものの要素がこの1冊のなかにギュギュッと詰まっている、といった感じの作品。
相変わらず軽快な語り口で物語がどんどんストレスなく進むので、長編なんだけどサクサク読めた。
その分、後に残るものはあまりなかったけど…(汗)

タイトルは「すべての美人は名探偵」となっているけど、この作品の中で名探偵なのは東子だけだったような気がする。
静香は行動力はあるけど、別に考えたり推理したりはしてないような…。
でも「邪馬台国は~」や「新・世界の~」に出てきたときは、美人を鼻に掛けた勘違いで高飛車の鼻持ちならない女ってイメージしかなかったけど、この作品では裏表のない性格で他人に感謝したり自分の損得は考えずに約束を守ったりするキッチリした面もあることが判ってちょっと印象が変わったかな。
といっても、確かに高飛車な部分はあるし言葉も辛辣だからあまりお友だちになりたいタイプではないけど…^^;

邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)
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新・世界の七不思議 (創元推理文庫)
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九つの殺人メルヘン (光文社文庫)
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