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2008/05/11

畠中恵/ゆめつげ

ゆめつげ (角川文庫 は 37-1)
ゆめつげ (角川文庫 は 37-1)

出版社/著者からの内容紹介
『しゃばけ』シリーズで大ブレイク中の著者が贈る、軽妙な和風ミステリ!
江戸は上野の端にある神社で神官を務める粗忽な兄としっかり者の弟。兄には夢告の能力があった。その噂を聞きつけて舞い込んで来たのが、大店の行方不明の一人息子の行方を占ってほしいという依頼だったのだが……。

表紙のコミカルなイラストから、もっと軽く笑える短篇連作集を想像していたら、実際はわりとシリアスな内容の長編ミステリ。

その最初のイメージのギャップのせいか、なかなか物語に入っていけなかった。

繰り返される弓月の夢告の内容の解釈や、色んな思惑が絡まり合った周囲の事情が今ひとつ判りにくかったし、内容がシリアスなわりに中心にいる弓月はけっこう「のほほん」としている部分があって(まあ、そういう設定なんだけどね)、読んでいるこちらとしてはどんな感じで物語を捉えればいいのか迷っているうちに読み終わってしまったよ…という感じかな。

千年の昔から神を守り続けてきた「神官」という仕事が、幕末という時代を迎えて人の手によってその方向をねじ曲げられようとしていたことを描きたかったんだとは思うけど、何だか色んなものを詰め込みすぎだったような…。
大店の札差夫婦の息子探しと、辻斬り騒動はまた別の話にしたほうが判りやすかったように思う。

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