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2008年11月の10件の記事

2008/11/27

ボストン美術館 浮世絵名品展@江戸東京博物館

先週の金曜日、午後半休を取って久しぶりに「江戸東京博物館」に行ってきました。
平日の昼間なので特別展もちょっとは空いているかと思いきや、やはりかなりの人出…。
10m進むのに10分くらいかかる感じの牛歩状態でした。
それでも最初の頃は進みに合わせてゆっくり見ていたのですが、ずっと立ったままでいたらあいにく数日前から違和感があった腰が痛み出してしまい…。
結局、後半は列の外側から見える範囲を見るという程度でサクッと見て出てきてしまいました。
(帰りに整骨院に寄りました^^;)
もっとゆっくり見たかった…。
ということでちゃんと見ていないのですが、その中で一番好きだったのは北斎の「桔梗にとんぼ」でした。

ところでこの日は浮世絵展よりも印象的なことがありました。
会社帰りでちょっと荷物が多かったので、館内のコインロッカーを利用しました。
大きな荷物とジャケットを入れて、お財布とか携帯とかの貴重品はサブバックに入れて手に持って鍵を掛けたあと、その鍵を持ってずっと回っていたのです。
見終わって荷物を取ろうとロッカーに行ってみると…私が入れたと思われる場所のロッカーには鍵が付いているのです!
「あれ?ロッカーの場所を間違ったのかな?」と思って一旦外に出てもう一度確認してみたのですが、やはり位置的に間違いない。
「???」と思いつつ、もう一度「ここに入れたはず!」と思われるロッカーまで行ってみると…なんと、鍵がささったままのロッカーの中に私の荷物が!
「え?じゃあ、この鍵は何?」
…その下の【何も入っていない】ロッカーの鍵でした…。
さすがの(?)私もこんなにマヌケなことをしたのは久々だったので、ちょっと唖然としてしまいました(汗)
ラッキーなことに荷物は全て無事でした。(おかげで笑い話に出来る…^^;)
それに鍵を閉めるときに使ったコイン(100円)もちゃんと戻ってくるタイプのロッカーだったし…。
よかった、よかった。
しかし、何を考えてたんだろう?(というか、何も考えてない?^^;)
もっと気を付けよう。

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2008/11/25

手編み:ラップ型オーバースカート

前のベストで思ったほど毛糸を使わなかったので、残った糸(+α)でオーバースカートを編んでみました。

 overskart1

巻きスカート状になっているのを腰部分に付けた紐で結んで留めるのですが、「念のため」と思って横幅に余裕を持たせたらちょっと余りすぎてしまい、上手く着られません^^;

編み地アップ↓

overskart2

今回も下記の本を参考にしました。

ナチュラルウールでかぎ針編み―M・Lサイズ (生活実用シリーズ NHKおしゃれ工房)
ナチュラルウールでかぎ針編み―M・Lサイズ (生活実用シリーズ NHKおしゃれ工房)

※ホントはこんなことやってる場合じゃないんだけど…^^;

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2008/11/22

手編み:透かし編みのベスト

ベストを編んでみました。

【正面】 【後ろ】
vest-front vest-back

これ、全体の形がすごくユニーク。
広げてみると、こんな感じ↓。

vest

中心から編んだ丸い1枚のモチーフになっています。
編み地アップ。

vest-up 
参考にしたのは、こちら(↓)の本。

ナチュラルウールでかぎ針編み―M・Lサイズ (生活実用シリーズ NHKおしゃれ工房)
ナチュラルウールでかぎ針編み―M・Lサイズ (生活実用シリーズ NHKおしゃれ工房)

p32に掲載されている作品なのですが、実は本ではベストではなく「ボレロ」、つまり袖付きなのです。
私も編み図通りに袖を編むつもりだったのですが、片袖を編んで試着したところどうもゴチャゴチャし過ぎてる感じが…。
でもせっかく編んだし、毛糸も買ってあるのに…とちょっと迷ったのですが、スッキリしていたほうが着やすそうだったので思い切って袖を無くしてベストにすることにしました。
袖ぐりは細編みだけでも良かったのですが、一応身頃の裾と同じ模様を編んでみました。

あと、本の内容と大きく違う点がもう一つ。
これは上の内容のように「どうしようか」迷った結果ではなく、ホントに私のウッカリミスなのですが、袖あきの位置が全然違うのです^^;
上の写真では全体に対して、ひらがなの「い」の形に開いてますが、ホントはカタカナの「ハ」の形になる(つまり襟側より裾側のほうが長い)という編み図だったのですが、中心位置を勘違いしたまま編み進めてしまったのです。
間違いに気が付いた時にはもう残り数段…という状況だったので、「もともと上下が曖昧なデザインだし穴が開いてれば着られるからいいや!」と思ってそのままにしてしまいました。
(袖がキレイに見えなかったのはこれが原因かも^^;)
まあ、でもこれはこれでいいかな、って感じですね(←テキトー(笑))

糸は本の指定通りハマナカ sonomono合太の4番(ベージュミックス)を使ってます。
使用量は本では8個(40g/1個)だったのですが、袖を編まなかったので6個弱で完成しました。
6号編み針で編んだ(これも指定通り)のですが、私の編み方ではちょっと緩かったかも。
全体的にふわふわした印象になってます。
模様がキレイなので、もう少し細い糸か細い編み針でキッチリ編んだ方が繊細さが出るような気がします。
後で黒とかクッキリした糸で同じものをもう一枚編もうかと思ってます。
(今度は袖付きで(笑))
一段ずつ編み方が違うのでちょっと面倒ですが、そこさえ気を付ければザクザク編めるので出来上がりは早いと思います。

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2008/11/13

石田衣良/非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク8

非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク8
非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク8

「IWGP」シリーズ最新刊。
この作品はシリーズ8作目なんだけど、私は4作目の『電子の星』以降読んでいなかったのですごく久しぶり。
以前は新刊が出るたびにサイン会にも行っちゃうくらい好きだったのに、最近とんとご無沙汰だった。
(というか、衣良さんの作品自体、最近読んでないな^^;)

そんな状態で何故いきなり出たばかりのこれを読んだかというと、会社の後輩くんが
「読み終わったんで貸しますよ~」
と言ってくれたから。
でなければ、この作品を読むのは早くても文庫に落ちる2~3年後だったかも…。

そんなわけでIWGP8作目「非正規レジスタンス」なわけですが。
…なんだかパンチが足りない…。
文章は相変わらずスピード感があってすごく読みやすいんだけど、あまりにもスムーズすぎて引っかかりが全然ないんだよね。
スルスルスル~ッと読めちゃうんで、ボーッと読んでいたらそのまま終わってしまった、って感じ。
特に最初の2作(「千川フォールアウト・マザー」「池袋クリンナップス」)にそれを強く感じた。

元々マコトたちっていろいろぶっ飛ばしているように見えて実は一番大事な、譲れない部分はきちんと守っているという人間的な正しさというものをちゃんと持っているところが魅力。
私もそこが好きで、その部分に何度も泣かされた。
だから今回も最後がきれいに終わるのはいいんだけど、そこに至るまでの展開がなんだか薄い感じがするんだよねえ。
「いや、そんなのマコトじゃなくても解決できるんじゃ?」と思ってしまうことが多かった。

特に各編の最初の部分で、マコトの独白の形でこれから始まる物語がこんな話だって解説してあるのがすごく気になった。
(前もこんな始まり方だったっけ?)
確かに「切り捨てられていく社会的弱者」の問題も「環境」の問題も大切かもしれないけど、それをわざわざ「こういう話が書いてあるんだよ」って説明しなくてもいいんじゃないの?
それを言わなくても、理解させるのが「物語の力」ってヤツなんじゃ?
それとも、そうでもしないと伝わらないと衣良さんは思っているということなのかなあ…。

でもさすがに表題作「非正規レジスタンス」は面白かった。
これだけは積み重ねられたエピソードのバランスや細かい伏線、ざらつく手触り、愛すべき登場人物たちの痛みや苦しみがきちんと伝わってくる作品だった。
現実と比較して考えるとラストがちょっと上手く行きすぎって感じがあったけど…お話だからこれでいいのかな。

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冬支度:手袋購入

寒くなってきたので急に思い立って手袋を買ってきました。
ホントはライオンズ優勝セールのセール品を狙っていたのですが、ワゴンの周りのあまりの混雑ぶりに敢えなく退散^^;
そのまま買わずに帰るのも何だかな~、だったので通常品の棚から選んだのがコレ↓。

glove2008 
手首のところにある花のアップリケ(羊皮らしい)が気に入りました♪
写真では黒に見えますが、実際は濃い茶色です。
手袋くらいもっと派手な色を選んでもよさそうなものなのに、あわせやすそうな無難な色を選んでしまうあたりが貧乏性です…^^;
フェルトみたいな目の詰まった生地でけっこう細身なデザインなので、暖かいけどスッキリしていて使い易そうです。

お手頃な値段(3,150円/税込)で気に入ったデザインのものが見つかったので満足です♪

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2008/11/11

来年の手帳

ここ数年手帳は「ほぼ日手帳」を買っていました。
手帳のデザインとかコンセプトはすごく好きだったのですが、実際の使用頻度はというと「殆ど使ってなかった」というのが正直なところ。

何故かというとやっぱり「重い」というのが一番の理由でした。
確かに1日1ページで書く余白がたくさんあるのはいいのですが、その分大きさ、重さもそれなりで、それを毎日持ち歩くのは私にはちょっとツラかったのです。
毎年数カ月は「今年こそは頑張ろう!」と思って、バッグに入れて持ち歩くのですが、それ以外にも化粧ポーチとかお財布とか読みかけの本(時には2冊)が入っているのでかなりの重量感。
そうしているうちにいつの間にか持ち歩き常備品の中から抜け落ちてしまいその結果、持ち歩かない→書かない、使わない、となってしまうというのが毎年のことでした。

そんな経緯があったので、今年も「来年の手帳を買おう」シーズンになって随分経つのですが、いつものように「ほぼ日手帳」を買うか、それとも他の手帳を使ってみるかずっと迷ったまま買えずにいたのでした。
で、昨日また手帳売り場に行ってさんざん迷った結果…来年は一旦「ほぼ日」を離れてみることにしました。

で、代わりに選んできたのがこちら↓。

2009年版 No.340 T’beau[ティーズビュー]リンクアップ式 12(手帳)
4471683403


選んだポイントは

  • 片手で持てる大きさ、厚さ
  • 年間・月間・週間スケジュールが入っている
  • 大きさ、厚さの割りに書き込みスペースもまあまあ広い
  • 別冊でアドレス帳と切り取り出来るメモ帳付き
  • カバーに小物が入れられるポケット付き
  • ペンホルダーが付いている
  • 値段が安い(945円/税込)

といった感じでしょうか。
あ、あと「色は赤がいいなあ」と思って見ていたところコレが一番キレイだったし、しおり(スピン)の色がカバーよりもちょっと濃いめの赤とゴールドっぽいベージュの組み合わせの2本だったのも気に入りました。

これだったら出掛けるときにバッグに入れても負担にならないのでどこにでも持って行けるんじゃないかと思います。
そうして「手帳を使う」習慣が出来れば、「ほぼ日手帳」を使える日もまた来るんじゃないかなあ、と思ったりしています。

発売元は「高橋書店」。Webサイトはこちら↓です。
高橋書店

それにしても「来年何をしているか判らない」状態で手帳を買うのは初めての経験なのでちょっと不安というか微妙な感じです(笑)
まあ、何をしているにしても、元気で行きたいですね。

来年は明るいニュースが多い年でありますように…。

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2008/11/10

埼玉西武ライオンズ、日本一!

おめでとうございます!(v^ー゜)ヤッタネ!!

試合終了は21:30くらいだったと思うけど、その20分後には西武百貨店から
「優勝セール開催のご案内」
が来ていた。早ッ!(笑)
きっと「優勝セール開催」と「応援感謝セール開催」の2通を準備してあったんだろうなあ。

全店舗で11月10日(月)~14日(金)だそうです。

詳細は下記のサイトからどうぞ。
埼玉西武ライオンズ 優勝セール

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2008/11/04

ココログ:au携帯で長文を編集したら文章が消えちゃった

夕べアップした「編み目記号」の記事。
寝る前に何気なく携帯で内容をチェックしたら、文章で気になる部分があったので軽い気持ちで「直しておこう」と思って携帯管理画面で文章を修正、そのまま更新したところ…なんと、記事の後半部分がまるっと消えてしまったのです!(T_T)
(「JIS規格云々」以降くらいだったかな)

そう言えば、携帯ので記事修正画面には記事全文が表示されてなかったんですよねえ。
で、その修正画面の上に、

auをご利用の方へ:携帯端末の仕様上の制限によって文章が途切れる場合があります。文章が途切れていないか確認の上、編集を行ってください。

という注意書きがあったのも気が付いていたのでした。
それなのに「あ~そうなんだ~。でも表示されないだけで消えるワケじゃないよね」と勝手に解釈していてスルーしていた私。
で、そのまま保存したら見事に消えてしまったと…^^;
自業自得ですね(笑)

さすがに前半しかない記事をブログに放置したままにしておくわけにもいかないので、その後再度PCを起動して消えてしまった後半部分を書き直して再アップしたのでした。
(ブログの文章は消えちゃったけど「Windows Live Writer」に保存したのは残っているだろうと思って開いたら、こっちも見事に消えていてガックリ…そうか、連動してるのか…(泣))

ということで、auをお使いのみなさん、携帯で長文記事を編集する場合は文章が全て表示されているかどうか確認してから更新しましょう!
ちなみに私の携帯はW31CAというもう3年も前の機種です^^;
古すぎ?

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手編み:松編みのマフラー完成

先日記事に書いたマフラーが完成しました…というか、編むのに飽きたので(笑)終わりにしました。

松編みのマフラー

本では長さ100cmだったのですが、これは私が両手を伸ばしても余るくらいだったので170cmくらいはあると思います。 
毛糸はハマナカ純毛中細を約4個(160g弱)使いました。
最後はあまりにも単調になってしまったので、家にあった生成の毛糸をちょっとだけ入れて変化をつけてみました。
色もデザインもシンプルであまり面白みはありませんが、その分服を選ばないので便利に使えそうです。

編み図アップ

編み地アップ。
クリックするとちょっとだけ大きくなります。

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2008/11/03

編み目記号

編み物の本を見ると、文章での解説のほかに編み目記号を使った編み図が必ず書いてあります。
ちなみに編み目記号とはこんなものです。
編み目記号の編み方 かぎ針編み(「手づくりタウン」)
で、この編み目記号を使って書かれた編み図がこちら。
麻布とモチ-フのランチョンマット&コースター(「ダルマ糸」)
※注:PDFが開きます。
私は編み図さえあればたいていの模様は編めるのですが(これは作品として完成するかどうか、とはまた別問題です(笑))、逆に言うと編み図がないものを編むのはかなり難しいです。

というように編み物をするのに必要不可欠な「編み目記号」、これってJIS規格で決められていたんですね。
ご存知でしたか?

考えてみれば確かにどの本を見ても同じ記号を同じ概念で使っているわけなので何らかの規格が存在するのは当然だと思えるのですが、今までそんなこと考えたことなかったので初めて知った時はビックリしました。

しかも、この規格がJIS規格だというのにまたビックリ!
だって、JIS=日本工業規格(Japan Industry Standard)。
つまり、「日本の」規格なのです!

じゃあ、外国ではどうなっているかというと、(少なくともアメリカやイギリスでは)「図」ではなくて「文章のみ」で編み方を解説するのが一般的なようです。
下記のサイトに海外での編み方解説+その日本語訳が載っています。
Crochet Pansy Doily in English (「洋書を編もう・英語でかぎ針」)
どんな状況なのか殆ど想像出来ません^^;
でも最初の5段を実際に編んだ状態がこんな感じらしいので、特に難しいことはしていないんですよねえ。
やっぱり「図」と「文章」のイメージ喚起力の差なのでしょうか。

確かに何らかの指示に従って編み方を覚えて、編んでいくという行為は同じですがその出来上がりをイメージできるかどうかってすごく重要なのではないかなあと思います。
特に初心者レベルには。
この編み目記号と編み図によって日本の編み物って外国よりも初心者にとって随分敷居が低くなっているのでは。
もしも日本に編み図がなかったら、少なくとも私は編み物をしようとは思わなかったと思います。

編み目記号と編み図を考えてくれた人に感謝!(笑)

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