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2008/12/21

赤城毅/書物狩人、書物迷宮

書物狩人 (講談社ノベルス)
書物狩人 (講談社ノベルス)
書物迷宮 (講談社ノベルス)
書物迷宮 (講談社ノベルス)

内容(「BOOK」データベースより)
世にでれば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する。
その存在は謎に包まれ、彼らの活動が表に出たことは一度もない―書物狩人。バチカンから獲得を依頼されたギリシア語写本やナポレオンの旧蔵書…。書物狩人が鮮やかに稀覯本に隠された物語を紐解く。

依頼人の希望に応えて世界中の稀覯本をあらゆる手段を使って入手する「書物狩人」という設定が面白かった。
しかも、単にその本を入手する過程だけを描くのではなく、その本がどんな意味を持ち何故重要なのかを読者にも判りやすく、しかもリアリティを持って描かれているので歴史的蘊蓄本としても楽しかった。
(もちろんあくまでこれはフィクションなのだけれど)
また「ル・シャスール」と呼ばれる敏腕の狩人が、ただお金のためだけに動くのではなくそれ以上に自らも本を愛していることはもちろん、人間としての「情」もきちんと持っているバランスの取れた人物像であり、それに沿ったきれいな結末になっているのも読みやすさの要因かと。

3冊目以降も期待したい。

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コメント

ジョン・ダニングは読まれましたか。未読でしたらお気に召すかもしれませんね。

投稿: ムムリク | 2008/12/21 15:20

■ムムリクさん
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

2年越しのコメントになってしまいました^^;ごめんなさい。

>ジョン・ダニング

あ、「死の蔵書」を書いた人なんですね。タイトルは聞いたことあります。
翻訳物ってちょっと敬遠してしまうのですが…こんど挑戦してみます。
ご紹介ありがとうございました[♪]

投稿: tako | 2009/01/06 00:04

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