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2009/04/26

今野敏/安積班シリーズ

警視庁神南署 (ハルキ文庫)
警視庁神南署 (ハルキ文庫)
二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
陽炎 (ハルキ文庫―東京湾臨海署安積班 (こ3-16))
陽炎 (ハルキ文庫―東京湾臨海署安積班 (こ3-16))
硝子の殺人者―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
硝子の殺人者―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
花水木―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)
花水木―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)
 

ドラマ化に合わせて読み始めた安積班シリーズ。
安積班のメンバーを始めとする捜査員たちの掴んでくる事実を丹念に積み上げてジワジワと真実に近づいていく長編、そこに関わるメンバーの行動や考え方の違いに焦点を当てつつキッチリ事件を解決していく短篇、どれを読んでも面白いしリーダビリティがいいのでどんどん読了中です。
(そのおかげで今月は月間読了数の記録更新中です(^^))

事件の捜査の話の中に刑事たちのプライベートなエピソードがさりげなく入ってくるのもいい感じです。
事件の部分を邪魔していないし、乖離しすぎてもいない絶妙なバランスで描かれていて、しかもラストではそのエピソードが活かされてホッとする雰囲気で終わっている作品が多いのも好印象でした。

ただ、一気に何冊も読むとキャラクターの設定とか同じ内容が毎回繰り返されるのがちょっとウルサイかな~と思ったりもしました。
特に安積はいつも同じことで迷っていたりするので(村雨との関係についてとか)、何度も同じことが出てくると「一人で困ってないで本人に訊けばいいじゃん!」って思ってしまうことが何度もありました(笑)
こういうシリーズものの宿命だとは思うし、それがなければないで物足りない気がするのかもしれませんが。

それにしても警察の階級や上下関係って複雑すぎてよく判らない!
「巡査部長」というのは「警部補」の下なんだそうです。
しかも警察全体の階級で言ったら下から2番目。
会社で「部長」って言ったらもうすぐ役員ってイメージなのでこのギャップが大きいですね。
あと「刑事」というのもドラマによく出てきて派手なイメージがあるので組織の中でも花形なのかと思ったらそんなことないんですね~。
そういう、一般人には馴染みのない警察内部の力関係とか慣習とか操作手順などの知識や、組織の中での振る舞い方、生き方、仕事への取り組み方、人との接し方なども丁寧に判りやすく描かれているのでいろんな角度から楽しめる作品だと思います。

まだ読んでない作品がたくさんあるみたいなのでまだまだ楽しめそうです(^^)
他のシリーズ(「ST警視庁科学特捜班」とか)も面白そうなのでこちらも楽しみっ!

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