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2009/05/21

越水利江子/月下花伝-時の橋を駆けて

月下花伝―時の橋を駆けて
月下花伝―時の橋を駆けて

内容(「BOOK」データベースより)
秋飛!天と地があるかぎりおれたちは永遠に共に生きる。激動の時代を駆け抜けた青年・沖田総司と現代の少女・秋飛の出会い。

主人公は17歳の少女・秋飛(あきひ)。
2歳のときに両親を事故で亡くして以来、剣術の道場を営む祖父の元で7歳違いの姉・春姫とともに暮らしていたが、先日その最愛の祖父も病死してしまう。
悲しみにくれる秋飛が気晴らしに家の中から見つけた古い映画のフィルムを見ていたところ、その中から新撰組の沖田総司が現れる…。

読みやすい文章できれいにまとまっているのですが、何が言いたいのかがよく判らないまま読み終わってしまった感じでした。

古い映画のフイルムの中から沖田が出てきたり、秋飛が女優になるという設定自体は面白いのですが、その根拠や意味がきちんと描かれていないのでその設定の重要さや秋飛の真剣さが今ひとつ伝わって来ないんですよね。
秋飛の前に沖田が出てくるのは、おじいちゃんが剣術の達人で小さい頃から秋飛も稽古をつけてもらっていたからという前提があるのでまだ納得できるのですが、女優になる設定の方は「興味があるからやってみたい」以上の、もう少しのっぴきならない、または運命的なエピソードがあったほうが秋飛の行動や心情に感情移入出来るのではないかと思いました。

この後、続編(『花天新選組』)があるのでこちらではもっと深い話が読めることを期待しましょう。
(既に借りてあります(笑))

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