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2009年10月の9件の記事

2009/10/31

手編み:ブリューゲルレースのマフラー

ブリューゲルレースのマフラー 見本写真が可愛かったので編んでみました。

ブリューゲルレースというのは、

テープ状に編んだレース(ブレードと呼ぶ)を図柄通りに曲げ、空いた空間をかぎ針で編んだレースでつなぎ、模様を作っていくレース。(Wikipedelia「ブリューゲルレース」より)

だそうです。

中央の本体を全部編んだ後、周りにテープ状のレース部分を編み図に沿って本体に止め付けながら編んでいくデザインです。
ネット状の本体はザクザクとあっと言う間に編めたので「これだったら簡単に編み上がるかな」と期待したのですが、レース部分の渦巻き状の部分に入ったら何段目でどこに編み付けるのかが判りにくくていちいち段数を数えて本と付き合わせないとならないのでかなりペースダウンしてしまいました。
それでもそこさえクリアすればあとは難しいところがないので、普通のマフラーに比べればかなり早く編み上がるような気がします。
私の場合は編み始めてから1週間弱(実質は3日くらい)で編めました。

本で紹介されていた糸はちょっと高かったので、お店で安売りしていた毛糸を使用。
糸の太さは同じだし針も指定通りの5号で編んだので、見本とほぼ同じ大きさで編めているはずなのですが、どうも見本写真よりもゴツいイメージが…。
このデザインならもっと細い糸で編んだ方がいいかも、ということで別の糸を買い直してもう一回同じものを編んでみる予定です。

<参考本>
ナチュラルウールでかぎ針編み―M・Lサイズ (生活実用シリーズ NHKおしゃれ工房)
ナチュラルウールでかぎ針編み―M・Lサイズ (生活実用シリーズ NHKおしゃれ工房)

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手編み:ベビー用サックコート

甥っ子へのプレゼント用にサックコートを編んでみました。

ベビー用サックコート

棒針編みはすごく久しぶりなので(針をどこにしまい込んだか思い出せなくて結局新しく買ってしまったくらい(笑))編み上がるかどうか不安だったのですが、ベビー用でサイズが小さかったこともあり何とか完成しました。

身頃の下半分はメリヤス編み、上半分と袖は1目ゴム編みになっているのでけっこう厚みがあります。
身頃の裾は自然に丸まるデザインなのですが、かなり緩く編んでしまったので丸まり方が雑な感じですね^^;
ここはもっときっちり編んだ方がキレイだったな~、と反省しています。

編み終わりは全部伏せ止め。
この止め方は1目ゴム編み止めがものすごく苦手な私にも簡単に出来ました。
その分、編み地が変に攣ったりしちゃうかなと心配だったのですが、思ったよりキレイに出来上がったので安心しました。
<参考>
編み方の基本 棒針編み 目の止め方日本ヴォーグ社

市販品ほどキレイには出来ませんが、毛糸はちゃんとしたのを使ったので防寒には役立ちそうです。
早いうちに送ってあげないと~。

<参考本>
かわいいベビーニット―棒針あみとかぎ針あみ 0~24ヵ月 (Let’s Knit series)
かわいいベビーニット―棒針あみとかぎ針あみ 0~24ヵ月 (Let’s Knit series)

<材料>
ハナナカソノモノアルパカウール≪並太≫薄茶(62) 5玉
・6号、8号棒針 ・15mm幅のボタン 3個

本では4玉使用でしたが、私は編み方が緩いのでちょっと足りなかったです。
私はダラダラ編んでいたので1カ月くらい掛かりましたが^^;、編み方もシンプルだし増減も肩口で1回減らすだけなので初心者でも楽に編めると思います。お薦めです。

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2009/10/25

ユニクロのフリース

外出先の近くにユニクロがあったので寄ってみたら、フリースジャケットが安くなっていたのでつい買ってしまいました。

購入したのは、グレンチェックのこの一枚
上記のページでは1,990円になっていますが、店頭では更に500円安く1,490円でした。
安いんだからもっと明るい色を選べばいいと思いつつ、やっぱりこういう無難な感じになってしまう…。
でもこのグレンチェック、柄がかなりキレイに出ているし切り替えのラインがスッキリしていて着やすそうなので、これで1,500円ならお値打ちだと思います。
しかもリバーシブルだし。
(といっても、反対側は黒一色で色が強すぎるし、いかにも「フリース」という感じなので、多分こちらを表にして着ることはないと思いますが…。)

ただ、「フリースって静電気が溜まる」イメージがあるので、元々冬は静電気に悩まされる私が着ても大丈夫だろうか…という不安はあります^^;
静電気解除グッズを何か買わなくちゃ。

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2009/10/23

貧血の治療中

ここ数年健康診断のたびに貧血の数値が悪くなっていて「早く治療しなさい」と言われていたにも関わらず自覚症状が殆どなかったのでずっと放置していたのですが、ここにきてようやく治療を開始しました。

きっかけは、先日出勤途中の駅のホームでぶっ倒れるという大失態を演じてしまったためです^^;

前日(休日)からあまり調子がよくなかったのですが、朝起きたら特に問題なさそうだったので普通通りに出勤。
池袋までは何ともなかったのですが、次の乗り換え電車を待っている間に身体が怠く足に力が入らなくなって「あ、まずいかも…」と思ったのですが、どうしようか決める前に電車が入ってきたので「乗ってるうちに治るかな」と取りあえず乗車しました。
が、予想に反して具合はどんどん悪くなる一方で立っているのもキツくなってしまい、2駅行ったところで「ホームで休もう」と思い電車を降りた…ところまでは記憶があるのですが次に気が付いたときはホームに倒れたまま乗客の方に「大丈夫ですか?」って声を掛けて頂いていました(泣)

その後、駅員さんが来てくれて少し休んだので意識はハッキリしていたのですが「頭を打っているかもしれないので念のため」と救急車に乗せられ近くの大学病院へ。
初めてER(救急救命室)のお世話になってしまいましたよ。
(ちなみに救急車は2度目)
ただでさえ忙しいでしょうに自己管理の怠慢で貧血で倒れているような患者の面倒をみさせてスミマセン…(T_T)

ここでの治療は問診と血液検査と点滴、あと「打ったかもしれない」頭をMRIで診てもらいました。
幸い頭のほうは問題なし。ホッ(^^)
(その代わり次の日お尻がすごく痛くなりました^^;)

2時間ほど休んで体調も戻ったため「帰っていいですよ~。但し貧血の治療は必ず早いうちに始めて下さいね」「はい。お世話になりました…」ということで治療は終了。
その後精算に行ったのですが…ここでまた大事件!
提示された治療費がなんと約9万円だったのです!
「高いだろうな」とは思っていたのですが、ここまでとは思わなかったので一瞬思考停止状態になってしまいました(汗)
でも、ここで固まっているわけにもいかないので、「それは保険が効かないんですか?」と念のため確認。(まだ保険証を出していなかったので)
「少しお待ち下さい」と、再度計算してもらったところ…無事保険がきいて、約1万円の請求になりました。よかった~。
いや、1万円でも普段使う医療費に比べるとかなり高額ですけどね、最初の金額に比べたら何とかなる金額でホっとしました。

そんなわけでさすがにもう放っておくわけにはいかず、自宅近くの病院で貧血治療を始めたというわけです。
私の場合は鉄分がすごく少ない(最低でも50くらいなくちゃいけないところ、20以下しかない…)のでそれを増やすために鉄剤を静脈注射してもらっています。
(普通は飲み薬で対処して結果が出なかったら注射って感じらしいのですが、私はあまりにも値が低すぎるので最初から注射して貰ってます)
取りあえず10回やって様子をみましょうってことで、既に数回終了してます。
今までも基本的に自覚症状が殆どなかった(手足が冷えることもないし、階段の昇り降りも(好きじゃないけど)そんなに苦じゃないし)せいか、注射したからといって劇的に変わっている感じではないのですが、肩凝りはあまりしなくなったかも。
あと、下瞼の内側(「あかんべ~」ってすると見えるところ)が今まで真っ白だったのが(←コレがそもそも異常)、最近はピンク色になってきたのでやっぱりちゃんと効果が出てきてるようです。(じゃないと困る)

治療費も、注射に通うために週に何度か会社を早退しなくちゃならないのもちょっと大変ですが、今まで異常を放って置いたツケなので仕方ないですね。
逆にこのくらいで済んでいるのはまだマシなのかも。
ホームで倒れたときも、ヘタしたらもっと大きな事故になっていたかもしれないわけですしね。
そう考えると、通院治療の必要はあっても普通に生活出来ているのはラッキーと考えるべきなんでしょうねえ。
健康は大切です。みなさんも健康管理には充分ご注意下さい。

あ、それと今回のこの件で感じたのは、世の中親切な人が多いんだ~ということ。
駅のホームで声を変えてくれた乗降客の人たちも、駅員さんも、救急隊員さんも、ERのスタッフの方たちもみんな親切で優しくして下さって非常に心強かったです。
私もそういう場面に遭遇したら見習いたいと思います。
お世話になった皆様、ありがとうございました。

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2009/10/18

久しぶりにデザイン変更

ちょっと気が向いたのですご~く久しぶりにブログのテンプレートを作ってみました。
素材は「ミントblue」さんで新しく追加された800px幅のタイトルバナーを1枚、これに合わせた壁紙と葉っぱのアイコンを「web*citron」さんからそれぞれお借りしました。
いつもありがとうございます♪

image

ここのところずっとテンプレートを変えるときも以前作ったものの再利用で誤魔化していたので、CSSを触るのも久しぶり。
今回も最初から書いたのではなく、以前のデザインのものをベースに必要な部分を足したり引いたりしただけなのですが、今は使っていない指定が入っていたり、何度も使い回ししているので同じ部分の指定が何度も入っていたりして思い通りになるまでかなり時間が掛かりました^^;

シンプルですが、秋らしい温かみのあるデザインに仕上がったかな~と思います。(自画自賛(笑))

一応、IE8、Firefox3.5、Opera10.0で確認済みですが、「画像が重なってる」、「端が切れてる」、「記事が読めない」など不具合がありましたらご一報下さい。
出来る範囲で対応致します。

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2009/10/12

赤川次郎/霧の夜の戦慄 百年の迷宮

霧の夜の戦慄 百年の迷宮 (角川文庫)
霧の夜の戦慄  百年の迷宮 (角川文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
16歳の少女・綾は、父親を不慮の事故で亡くし、スイスの寄宿学校に留学することになった。寄宿舎での1日目、不思議な睡魔に襲われた綾は意識を失う。そして気がつくと、なんと1888年のロンドンで「アン」という名で暮らしていたのだ!街は、殺人鬼(切り裂きジャック)の影に怯えていた。以前からこの事件に興味をもっていた綾は、自分の手で捕まえると意気込むのだが―。時空を超えて繰り広げられるミステリー。

赤川氏の作品を買うのは(多分)初めてです。
(読んだことは何度かあるかも。『ふたり』とか)
買わないことに特に理由があったわけではなく、あまりにもたくさん売っていると却って買う気がしなくなるという天の邪鬼な性格のせいです(笑)
今回は新刊文庫の棚に平積みになっていて、しかもいつもの赤川氏の作品らしからぬ暗いイメージの表紙だったので手にとってパラパラ読んでみて「面白そうかな」と思ったので購入しました。
(文庫版の表紙イラストは、以前読んだ有栖川有栖の『白い兎が逃げる』のカバーを描いたのと同じ牛尾篤さんです。)

両親を失ったあとスイスの寄宿学校に留学した16歳の少女・綾が、現代と1888年のロンドンを行き来して「切り裂きジャック」の正体を突きとめる、というお話。

冒頭からすごくスピーディな展開で、いろんな要素が次々出てくるので飽きることはありません。
文章も非常に判りやすいので、内容がかなり込み入っているのにすんなり読めるし。
しかも、この綾(=アン)が16歳の女の子(しかも社長令嬢)とは思えないほど肝が据わっていて、自分からどんどん危険な場所に足を踏み入れていくのでハラハラする場面がたくさんあったのも楽しかったです。
逆に「あまりにも順応性が高すぎじゃないですか?」と心配になるくらいでした^^;
普通のタイムスリップものみたいに本人として時間移動するわけではなく、また時代によって別の人格になるのにそれぞれの時代の記憶をお互いに保持したままになっているというのも結構斬新な設定でした。

ただ、いろんな要素をたくさん詰め込みすぎたため、物語の中で消化し切れていないエピソードもあったような気がします。
例えば、アンドリューの死んだ兄・ケンのこととか、綾が死んだ父の跡を継いで会社の社長になる話とか、母親が失踪した原因とか…「え、この話はこれで終わり?」って話がけっこうたくさんありました。
特に綾の両親の話はあれでホントによかったの?という終わり方。
「それじゃあ、あまりにも勝手すぎませんか?」と私なんかは思ってしまったのですが、当の綾はニッコリ笑ってエンディング。
「あれで納得できるなんて、なんて大人なんでしょう」…と思ったのでした。

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大倉崇裕/福家警部補の再訪

福家警部補の再訪 (創元クライム・クラブ)
福家警部補の再訪 (創元クライム・クラブ)

内容(「BOOK」データベースより)
鑑識不在の状況下、警備会社社長と真っ向勝負(「マックス号事件」)、売れっ子脚本家の自作自演を阻む決め手は(「失われた灯」)、斜陽の漫才コンビ解消、片翼飛行計画に待ったをかける(「相棒」)、フィギュアに絡む虚虚実実の駆け引き(「プロジェクトブルー」)…好評『福家警部補の挨拶』に続く、倒叙形式の本格ミステリ第二集。

以前読んだ『福家警部補の挨拶』に続く、シリーズ第2弾。
「マックス号事件」「失われた灯」「相棒」「プロジェクトブルー」の4編を収録。

背が低く、地味で童顔、年齢不詳。およそ警察関係者それも殺人事件の現場の責任者には見えない外見の福家が、相変わらず飄々と難事件を解決していきます。
現場で見つけた小さな欠片から、その向こうにあるものを見透かてその姿を捉え、そうしたものを積み上げることによって犯人が隠そうとした真実を確実に辿り着く福家の手腕が小気味いいです。
あまりにも真っ直ぐにそこに向かっていくので少し「出来すぎ?」と思えてしまう部分もなきにしもあらずなのですが、それ以上にストーリーの持つスピード感と「次は何をするんだろう、言い出すんだろう」という期待感が優っていて最初から最後まで一気に読めました。

また、今回は事件の関係者(証言者)たちから事件とは関係のないところで(しかも福家本人はそうと意識しないうちに)、一目置かれる存在になってしまっているという描写がさりげなく入っているところが「巧いな~」と思いました。

次が楽しみなシリーズです。

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2009/10/06

来年の手帳:「T'beau(ティーズビュー)12」

別件で池袋西武内のロフトに立ち寄ったついでに来年用の手帳も購入してきました。

2010年版 No.340 T’beau[ティーズビュー]リンクアップ式 12(手帳)
2010年版 No.340 T’beau[ティーズビュー]リンクアップ式 12(手帳)一瞬『ほぼ日手帳』にも心が動いたのですが、最終的に選んだのはやはり今年と同じ高橋書店の『ティーズビュー12』(商品No.340)。
09年と同様赤い表紙ですが、色味は10年版のほうが濃い赤になっています。
他に変わったところは別冊のミシン目入りメモの色がベージュからピンクになった、2本ついているスピン(しおり紐)のうち茶系の方の色がちょっと薄くなった、表紙のステッチが白から赤になったという程度で他の仕様(手帳の中身など)はほぼ同じようです。(多分。気付いてない点があるかもしれませんが)

この手帳は1日の予定の最初の部分が十字に区切られた「リンクアップ式」という形式になっています。
■リンクアップ式の解説ページはコチラ
いろんな使い方が出来るようですが、私は基本的に体重と朝、昼、晩+その他の時間に食べたモノをメモってました。
効果があったかどうかは謎ですが^^;、チョコチョコっと書けるので使い易かったのは事実です。

手帳用のペンとして一緒に、三菱鉛筆の「ジェットストリーム Fシリーズ」も購入しました。三菱鉛筆 3色ボールペン ジェットストリームFシリーズ【シルキーゴールド】 SXE3-601-05.
書き味バツグンのジェットストリームから出た女性をターゲットにした細身でカラフルなボディの多機能ボールペンです。
ストライプ柄も可愛いな~と思ったのですが、ちょっと大人っぽいシルキーゴールドの3色ボールペンタイプを選択してみました。
「ジェットストリーム」は確かに『ええっ!これで油性なの?!』とビックリするくらい書き味が滑らかで私も愛用しているのですが、この商品のような軸を回転させて芯を出す方式のペンってあまり好きじゃないんですよね。
普通の3色ボールペンによくある、ノック式(でいいのかな?各色ごとのレバーをカチカチして芯の出し入れをするタイプ)のほうが好きなのでホントはそっちでよかったのですが(安いし(笑))、軸が太くて「ティーズビュー」のペンホルダーには入らなかったのです(T_T)残念…。

今はぺんてる「Hybrid TECHNICA」(これは水性)の0.5を使ってます。
普通の「Hybrid」よりもペン先が硬い感じなのがお気に入り。
(でも会社のメモ用だったら「Hybrid」のほうが楽)
最近あまり店頭で替え芯を見かけなくなったので、不安になってデパートの文房具売り場で5本ほどまとめ買いをしてしまいました(笑)

もう本当に2010年ももうすぐそこですね。
みなさんは来年の準備は始まりましたか?

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2009/10/01

'09年10月の読了本

  • 赤川次郎『霧の夜の戦慄 百年の迷宮』(角川文庫)
  • 門井慶喜『おさがしの本は』(光文社)
  • 山本一力『牡丹酒 深川黄表紙掛取り帖【二】』(講談社文庫)
  • 近藤史恵『寒椿ゆれる【猿若町捕物帳】』(光文社)
  • 赤川次郎『怪異名所巡り 神隠し三人娘』(集英社)
  • 伊坂幸太郎『死神の精度』(文春文庫)
  • 岳真也『土方歳三 修羅となりて北へ』(学習研究社)

※感想を書いた本には該当ページへのリンクが張ってあります。

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