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2010年6月の6件の記事

2010/06/22

MSワード(Word)文書に挿入したコメントの色の変更方法(Word2007の場合)

'06年6月に書いた同じタイトルの記事は未だにコンスタントにアクセスがある、うちのブログでも優良な記事の一つです。
前の記事を書いたときはバージョンが2003のWordを使っていたので記事もそれを元にしているのですが、今回パソコンを買い換えてWordも2007にバージョンアップしたので新しいバージョンでも書いておくことにしました。
今回は画像付きです。

1.「校閲」タブをクリック

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2.「変更履歴の記録」をクリック→「変更履歴オプション」を選択

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3.「変更履歴オプション」ウィンドウが開くので、「コメントの色」のダウンリストを開き好きな色を選択後、ウィンドウの下にある「OK」ボタンを押す。

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以上です。

手順自体は2003と殆ど同じですね。
ただ2007はメニューの表示、選択方法がガラッと変わっているのでそのメニューがどこにあるか探すのに手間取りました。

ただ、Word2007については(私にとって)使うか使わないか判らない「コメント」よりもっと基本的なことを覚える必要があるんですけどね^^;
機能がそんなに増えてるとは思わないのですが、どこを開ければ何が出てくるのか感覚的に判らないのでウロウロしちゃうことが多くて。
先日「500円でわかるワード2007」という本を買ったので、これでちょっと勉強しようかな、と思ってるところです。
この教本、安いわりに丁寧に解説されているしオールカラーで見易いのですが、文例を自分で入力しなくちゃならないのがちょっと面倒くさいなあ…。
ダウンロード出来ればいいのになあ。
(と、すぐ楽をしようとするからダメなのね…^^;)

500円でわかるワード2007―絶対できる!思いどおりの文書作成 (GAKKEN COMPUTER MOOK)
500円でわかるワード2007―絶対できる!思いどおりの文書作成 (GAKKEN COMPUTER MOOK)

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2010/06/20

柴田よしき/竜の涙 ばんざい屋の夜

竜の涙 ばんざい屋の夜
竜の涙 ばんざい屋の夜

東京・丸の内の古いビルの片隅で京のおばんざいを出す小料理屋「ばんざい屋」が舞台の短編集。

01年に出版された『ふたたびの虹』に続く【ばんざい屋】シリーズ2作目。
1作目が面白かったけどなかなか続きが出ないのでシリーズ化はされないのかな、と半分諦めていたところに新刊登場。
嬉しかったです。

今回はミステリーの要素は殆どありませんでしたが、ばんざい屋で供される美味しそうなおばんざいや女将のお客を見つめる柔らかい視線、会話で構成された物語は十分満足できるものでした。

表題作他「霧のおりてゆくところ」「気の弱い脅迫者」「届かなかったもの」「氷雨と大根」「お願いクッキー」の6編を収録。

ふたたびの虹―推理小説

ふたたびの虹―推理小説

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2010/06/13

堂場瞬一/蝕罪 警視庁失踪課・高城賢吾

蝕罪―警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)
蝕罪―警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)

内容(「BOOK」データベースより)

行方不明者を捜す専門部署として、警視庁に設立された失踪人捜査課―実態は厄介者が寄せ集められたお荷物部署。ある事件により全てを失い酒浸りになった刑事・高城賢吾が配属される。着任早々、結婚を間近に控え、なぜか失踪した青年の事件が持ちこまれるが…。待望の新シリーズ、書き下ろしで登場。

11日に終了したドラマ「警視庁 失踪人捜査課」の原作本。
この本は11日に放送されたドラマの最終話のベースとなった作品でした。

ドラマは乱暴なくらいザクザクとストーリーが進んでいく一話完結ものでそのスピード感が好きだったのですが、原作の方はかなりの長編でした。
ドラマに比べたら展開も複雑だし、登場人物も多い。
それは当然としても、それ以外の要素、例えばそれぞれの登場人物のバックグラウンドとか、高城の独白とか、警察内部の駆け引きとかといった事件以外の話がけっこうな分量あるのでそれを読むのがちょっと面倒でした。

また、失踪課の設定もドラマだと課自体は"お荷物"と思われてるようだけどメンバーは全員そこそこ仕事ができるし機動力もありチームワークも悪くないという感じでしたが、小説ではメンバーも含めて"お荷物の寄せ集め"で仕事をしているのは新しく配属になった高城と明神だけ、という状況。
あまりの悲惨さに「これ以降のシリーズはどう進んでいくんだろう…」と却って興味が湧きました(笑)

ただ、設定は面白いと思うのですが、長編だとちょっと重いのが難点。
ドラマのようなスピード感のある短編だったらよかったのになあ…。

朝日放送「警視庁 失踪人捜査課」公式サイト

ところでこの作品のタイトルって「蝕罪」であって「贖罪」ではないんですね。

しょく【食/×蝕】
ある天体の全部または一部を、他の天体が覆い隠す現象。
Yahoo辞書より

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2010/06/04

名探偵の奇跡-日本ベストミステリー選集

名探偵の奇跡―日本ベストミステリー選集 (光文社文庫)
名探偵の奇跡―日本ベストミステリー選集 (光文社文庫)

12人の作家による短編ミステリーのアンソロジー。
タイトルに[名探偵]と謳われているのでちゃんとした(?)「探偵」が出てくる小説ばかりなのかと思いきや、特定の人物が探偵になるわけではなく物語の流れの中で謎解きされてしまうというものもけっこう多くてちょっとガッカリ。
選ばれている作品自体はそれぞれ面白かったのでその点では不満はないのですが、どうせだったらきちんと「名探偵」くくりでまとめて欲しかったなあ。

収録作品は以下の通り

  • 赤川次郎『地獄へご案内』
  • 芦辺拓『審理(裁判員法廷二〇〇九)』
  • 有栖川有栖『あるいは四風荘殺人事件』
  • 泡坂妻夫『願かけて』
  • 大沢在昌『雷鳴』
  • 北森鴻『棄神祭』
  • 坂木司『先生と僕』
  • 柄刀一『デューラーの瞳』
  • 西澤保彦『変奏曲〈白い密室〉』
  • 法月綸太郎『四色問題』
  • 柳広司『カランポーの悪魔』
  • 横山秀夫『永遠の時効』

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三浦しをん/まほろ駅前番外地

まほろ駅前番外地
まほろ駅前番外地

内容(「BOOK」データベースより)

第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』での愉快な奴らが帰ってきた。多田・行天の物語とともに、星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリーを収録。

直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』の続編…というか、タイトル通り「番外編」ですね。
『~多田便利軒』で出てきた登場人物(便利屋の依頼主)が再登場して、それぞれの物語に多田と行天の2人が絡んでいくという構成。

すごく面白かったです。
読みやすいし、笑える部分もたくさんあって、何よりキャラクターが魅力的。
特に行天は更に変人度がレベルアップしているような気がしました(笑)

物語の中では多田の新しい恋の予感や、無表情の下に隠した行天の本当の姿が出てくるシーンなど次回作への布石のような描写もあちこちに垣間見られたので次の展開が楽しみです。

「光る石」、「星良一の優雅な日常」、「思い出の銀幕」、「岡夫人は観察する」、「由良公は運が悪い」、「逃げる男」、「なごりの月」の7編を収録。

下村富美さんのイラストも素敵でした。

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2010/06/01

‘10年06月読了本

  • 『名探偵の奇跡-日本ベストミステリー選集』(光文社文庫)
  • 伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』(新潮社)
  • 秋山香乃『伊庭八郎幕末異聞 未熟者』(双葉文庫)
  • 秋山香乃『雨に添う鬼 武市と以蔵』(講談社)
  • 宮部みゆき『魔術はささやく』(新潮文庫)
  • 石田衣良『夜を守る』(双葉文庫)
  • 堂場瞬一『蝕罪 警視庁失踪課・高城賢吾』(中公文庫)
  • 橘玲『亜玖夢博士の経済入門』(文春文庫)
  • 柴田よしき『竜の涙 ばんざい屋の夜』(祥伝社)
  • 小川浩『仕事で使える!「Twitter」超入門』(青春新書INTELLIGENCE)

※感想を書いた本には該当ページへのリンクが張ってあります。

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