« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月の4件の記事

2010/10/31

マッサージクッションを買ってみた

先日、風柳さんの「健康のため、使いすぎには充分注意しましょう」の記事で紹介されていた『ルルド マッサージクッション』 。
すごく気になったので思わずAmazonで購入してしまいました。

ATEX(アテックス) ルルド マッサージクッション AX-HL148BR ブラウン
ATEX(アテックス) ルルド マッサージクッション AX-HL148BR ブラウン

昨日届いたので早速試してみましたが、かなりいいです!
もみ玉はクッションの片面(左の写真の裏側)に4個(2個づつ2箇所)。
椅子や壁にもたれて座って背中の適当な場所にもみ玉が当たるようにクッションを置いてスイッチを入れると動き出します。
動き自体は1種類しかないし、強弱の切り替えも出来ないのですが、もみ玉の力加減や動く速度がちょうどよくて気持いいです。
動く範囲が狭いので位置を自分でずらさなくてはならないのがちょっと手間ですが、その分細かく位置を調整できるし、色んな場所で使えます。
腰や背中はもちろんですが、私の場合もみ玉の上に手のひらを当てて手のひらマッサージするのにハマってます♪

ただ、けっこうもみ方が強いのであまりやりすぎるとちょっと痛みが出るかも。
私の場合、特に背中とか首は凝りが強いので、やってる間は気持ちよくても長時間やり過ぎるのは危険かも。
風柳さんの記事のタイトル通り「健康のため使いすぎには注意」です^^;

大きさは36cm×36cmで普通のクッションよりも一回り小さい感じ。
ただ、片面の中央部分が盛り上がっていてなだらかな四角錐っぽい形状なので厚みはけっこうあります。(14.5cm)

ATEX(アテックス) ルルド マッサージクッション着せ替えカバー AX-CV148iv アイボリー
ATEX(アテックス) ルルド マッサージクッション着せ替えカバー AX-CV148iv アイボリーカバーの素材は起毛加工したポリエステル100%。
手触りはサラサラふわふわで気持いいし造りもしっかりしているのですが、買ったばかりのせいか化繊の臭いがちょっとだけします。
このカバーは取り外して洗濯することも出来るし、換えのカバーも販売されています。

コンパクトで音も静かなので、時間や場所を気にせずに使えると思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/10/29

岩崎夏海/もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

内容(「BOOK」データベースより)
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。

話題の作品。
たまたま会社に置いてあったので、借りて読んでみた。

とにかく「文章がヘタ」というのが第一印象。
ひとつひとつの文章がブツブツ切れてるし、文章の結びが「だった」ばかりだし、「それで」とか「だから」とか単純な接続詞が多いし、それ以外の部分も言葉の選び方がなんとなく稚拙な感じ。
「プロローグ」を読み始めたときは、本文じゃなくて「あらすじ」か、あるいはヘタクソな翻訳文かと思ったくらい。

それでも読んでるうちはそれでも「仕方ない」と思えた。
というのは、私はこの作品を「ビジネス書」だと思っていたから。
だってビジネス系の出版社から出ているし、『マネジメント』なんてそれらしい言葉が入っているし。
もちろんストーリーがあるのは知っていたけど、それはドラッカーという人が書いた『マネジメント』という本の概念を現代に置き換えて判りやすく解説するために導入したアイディアなのだと思っていたわけ。
だったらビジネス書なんて「悪文がデフォルト」^^;なわけだから、「ま、こんなもんかな~」と思えたのだ。
実際、小説的な部分よりも、『マネジメント』の記述を基に主人公のみなみたちが野球部に於けるマネジメントを実践するあたりの記述のほうが違和感がなく読みやすかったし。
やっぱり元々こういう文章を書く人で、小説部分は無理して書いてるのね~という理解だったのだ。

なので、著者のあとがきに『「小説」という形で実を結ぶことになった』と書いてあるのを読んだときは驚いた。
え?これは正面切って「小説」なんですか?
だとしたら、あの文章の下手さ加減は致命的でしょう。

確かにドラッカーの『マネジメント』という良書を多くの人に知ってもらいたいという著者の想いは伝わってくる。
でも、だとしたら「小説」でなくても良かったのでは。
これが「小説仕立てのビジネス書」というくくりなのであれば着眼点が面白いし読みやすく判りやすいので成功していると思うけど、小説として書いてこの出来、それなのにこんなに売れてしまうというのは作家さんにとってはどうなんでしょう。
そんなこと作家でもない私が考えても仕方のないことだけど、読者としては何かイヤだなあ。

文章以外にも例えば、みなみたちの高校は成績優秀な進学校らしいんだけど、登場してくる生徒も先生もあまりそういう学校に所属しているようには見えない(つまり頭が悪そう)とか、部活以外の学校生活(勉強とか)や部員の家庭環境には全く触れないのねとか、病気の友達が…という展開はあまりにも安易じゃないんですか?とか、何より登場人物があまり魅力的に思えないんですけど、とか突っ込みどころは山盛り。
展開にも意外性がないし…(ある意味「あとがき」の内容が一番意外だったな…(汗))
小説であるなら、もっと小説の勉強をしてから書いて欲しかった。

…と、ダラダラ感想を書いていて気がついた。
私が一番納得行かないのは、「小説だ」と言いながらタイトルが思いっきりビジネス書みたいなあざといタイトルだからだ。
これがタイトルもちゃんと小説的なものであれば、内容がどんなものでも文章が下手でも、小説として認めることが出来たんだと思う。
まあ、このあたりがこの本の「マネジメント力」なんだろうけど、私は気に入らないなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010/10/16

映画:大奥

よしながふみ作の同名マンガの映画化作品。

ほぼ原作通り。
設定はもちろんセリフや、時にはコマ割りまで。
なので安心してみていられた。

男女逆転の大奥ってテーマだから(原作もそうだけど)いわゆる「キワモノ的」になってしまう虞があるところ、きちんと真面目に丁寧に誠実に、しかも美しく作ってあるところが好印象だった。

主役の水野役のニノ(嵐の二宮くん)はカッコイイというよりも「きれい」だった。
アップの場面がけっこう多かったけど、お肌ツヤツヤだし、ほっぺたからあごにかけてのシュッとした線と、ちょっとポテッとした唇がアンバランスでよかった(はーと♪)
よく言われてるように演技はすごく上手。
セリフも上手いし(「ご内証様」に決まったあと、杉下相手に言う「心が曇る」ってセリフが一番泣けた)水野のちょっとした心の動きを視線や、背中の表情で表現しているのがよかったなあ。
剣道の試合のシーンも身体も動きもきっちり仕上がってて見ごたえがあった。
ただ、身体つきがちょっと華奢すぎたのが残念。
もうちょっと縦も横も大きい方が裃着たときに迫力あったと思うなあ。

吉宗役の柴咲コウちゃんもよかった。
若い女性なのにああいうセリフ回しを自然に口に出来るってけっこうスゴイと思うな。
原作の吉宗よりも美人過ぎるし若い分ちょっと貫禄が足りないかなという部分もあったけど、凛とした立ち姿に他を圧倒する気迫があってカッコよかった。

それ以外の役も、けっこう小さな役まで原作のイメージをそのまま持ってたように似たイメージの人が多かった。
例えば御三の間で水野に一番最初に絡んでくる同僚とか、水野の裃を仕立てる垣添とか。
その中でも私が一番期待していたのは、加納久通役の和久井映見さん。
原作の、おっとりしててちょっととぼけたところもあるようでいて、そのじつ有能で物に動じない感じが和久井さんのイメージにぴったりだな~と見る前から思っていたので。
実際その通りだったので、思っていたよりも出番が少なかったのはちょっと残念。
お庭お目見えの後で藤波をやり込める場面も見たかったなあ。

全体的によく出来た映画だった。
でも、予想以上ってことはなかったかなあ。
きれいではあったけど、「男女逆転」っていう部分が単純に描かれていただけだったのがちょっと不満。
まあ、あの話は原作の中でも完結したエピソードになっていて、その後に書いてある壮大な思想とか世界観はまだ出ていないから仕方ないんだろうけど。
連作でもっと深いところまで描いて欲しいけど、それは無理かな。
ちなみに原作のコミックスは6巻まで出ています。
(この映画の原作は第1巻のエピソード)
原作未読の方はぜひ手に取って読んでもらいたいです。

映画「大奥」公式サイト

大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))
大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))
映画&原作「大奥」公式ガイドブック
映画&原作「大奥」公式ガイドブック
映画 大奥 オリジナル・サウンドトラック
映画 大奥 オリジナル・サウンドトラック
Dear Snow
Dear Snow

※嵐のCDジャケットの写真ってAmazonにもないのね~^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/10/01

‘10年10月の読了本

  • 『バンド臨終図鑑』(河出書房新社)
    '60年以降に結成された東西の音楽グループ200組の解散理由解説本。人気、お金、才能…どれも「あればいいってもんじゃない」らしい。表現する人って個性的だからみんなで集まって上手くやるのは難しいのかも。ほとんどのバンドが半ページ~多くて2ページなのに対してX JAPANに6ページ半も使ってあったのが印象的。
  • 新田次郎『梅雨将軍信長』(新潮文庫)
    数学や気象をテーマにした歴史・時代小説の短編集。「こういうことがありました」ということだけが淡々と書かれている作品が多いのでちょっと物足りなかった。そんな中、大奥の権力争いの結果、男装で富士山に登ることになる奥女中を描いた「女人禁制」は意外な展開+結末で面白かった。
  • 宮部みゆき『おそろし』(角川グループパブリッシング)
    三島屋で語られる一つ一つの物語はどれも語り口が見事で引き込まれる内容だったけど、最後の屋敷との対決の部分は今ひとつ何が起こっているのかよく理解できず、感情移入出来無いまま終わってしまった…という感じ。ちょっと消化不良気味。
  • 万城目学『鹿男あをによし』(幻冬舎文庫)
    ユニークな設定が面白かった。展開もスムーズで読みやすかったんだけど、前半で先が見えないまま話が進む部分がやや長くて、途中ちょっと飽きた。偉そうな喋りかたの鹿がよかったw
  • 佐藤雅美『捨てる神より拾う鬼 縮尻鏡三郎』(文春文庫)
    縮尻鏡三郎というシリーズものらしい。短編で読みやすいし、物語の導入部や展開も面白いんだけど、結末があっけなさ過ぎて物足りない。せっかく盛り上がってるんだからもうちょっと派手な演出があってもいいのでは。
  • 山本一力『菜種晴れ』(中央公論新社)
    いつも通り、才能があり、人間的にもよくできた主人公が困難にあいながらもそれを乗り越えて強く生きる話。でも、いくら才能があっても、人間が出来ていても大切な人を次々と失っていく主人公の二三が可哀想すぎる。暗い話ではないけど、その明るさを全て二三の才能、性格だけに負わせるのは無理があると思う。悪いヤツは一人も出てこない、それどころかみんなが他人のことを思いやって生きているきちんとした人間ばかりの物語なのに、読み終わったあとスッキリ笑って「よかったね」って思えないのはなんだか悲しい。
  • あさのあつこ『火群(ほむら)のごとく』(文藝春秋)
    六万石の小藩・小舞藩の政権争いに巻き込まれてゆく元服前の4人の少年達の物語。面白かった!個性的な少年4人がとにかく魅力的。セリフもいいし、小舞のあふれるような自然と美しい情景、美味しそうな食べ物の描写も素敵だった。最後の方ちょっと性急にバタバタとまとめて終わってしまった印象。でも希望のあるエンディングはよかった。NHKあたりでドラマ化されそうな感じ。
  • 浅田次郎『中原の虹 第3巻』(講談社文庫)
    読み終わるまでに10日近くかかってしまった…。あまりにもタラタラ読んでいたので、内容がよく把握できなかった。物語自体、2巻までの急展開が落ち着いて、「嵐の前の静けさ」といった雰囲気だったように思う。次は最終巻。もうちょっと集中して読もう。
  • 岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(ダイヤモンド社)
    「ビジネス書」だと思って読んでいたのに、あとがきに「小説」と書いてあってビックリした。小説でこの文章のヘタさはまずいでしょう^^;内容は難しくないので、文章に慣れればサクサク読めます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »