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2011/01/16

堂場瞬一/チーム

チーム (実業之日本社文庫)
チーム (実業之日本社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)

箱根駅伝出場を逃がした大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。究極のチームスポーツといわれる駅伝で、いわば “敗者の寄せ集め”の選抜メンバーは、何のために襷をつなぐのか。東京~箱根間往復217.9kmの勝負の行方は―選手たちの葛藤と激走を描ききったスポーツ小説の金字塔。巻末に、中村秀昭(TBSスポーツアナウンサー)との対談を収録。

選抜に漏れた大学の成績優秀な選手を集めた「学連選抜」というチームで箱根駅伝に参加することになった選手たちと監督の物語。

それぞれの大学から集まったほとんど面識のないメンバーが様々な葛藤を経て同じ目標を目指すチームとしてまとまって行く過程、そして試合の様子が丁寧に描かれていて読み応えがあった。

ただ、全体的に三浦しをんの『風が強く吹いている』に似ているという印象は否めない。
特に後半の試合当日部分。
と言っても全く同じコースを描いているわけだから、印象的な部分を切り取ろうと思ったら必然的に同じところ(山登り、下り、ゴール直前)を選ばざるをえないんだろうな。
それに「似てる」というのも読み終わってから感じた感想で描写自体は緻密かつ迫力があって読んでいる間はグイグイ引き込まれた。

ゴールの様子は少々演出過剰という感じがするけど、死力を尽くして最後の箱根を走ったことで繋がった絆やメンバーらが選んだその後の進路に明るさがあって読後感がいい物語だった。

しかし、あんなことが実際にあったら格好のTVネタだろうなあ(笑)

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