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2011/02/26

和田竜/のぼうの城(上・下)

のぼうの城 上 (小学館文庫)
のぼうの城 上 (小学館文庫)
のぼうの城 下 (小学館文庫)
のぼうの城 下 (小学館文庫)

話題作だし夏には映画も公開されるのでその前に読んでみようかな~と思って読んでみた。

文庫では北条を倒すべく進軍した秀吉に忍城攻略を命じられた三成軍とのぼうたち忍城軍が戦うことになるまでの上巻と、その合戦の顛末を描いた下巻に分かれている。

上巻はけっこう正統派の歴史小説という印象。
文章は読み難くはないけど、展開が遅いし本筋に関係ない挿話が多いのでちょっとダレる。

対して戦いの場面が多い下巻は展開も早く、緩急もあってなかなか面白かった。
でも歴史小説というよりも、名門強豪チームと無名弱小チームのスポーツものを読んだみたいな読後感。
そういうのを狙ったのならそれでもいいんだけど、だったら前半ももう少し軽快に書いて欲しかった…というか、歴史小説なのに本屋大賞にノミネートされたり、実際に100万部以上売れたりした作品だから、もともとそういう内容なのかと思っていた。
それなのに、前半があまりにも硬くて展開が遅いのがすごく意外。
確かに後半は面白かったけど、そこに行き着くまでに200ページも読まなくちゃならないのはちょっとツライ。

でも、映像化に向きそうな題材なので映画にはちょっと期待。
「大作歴史絵巻」みたいな大上段から構える感じじゃなくて、どちらかというと「B級アクション映画」っぽいノリで行って欲しいなあ。

映画「のぼうの城」オフィシャルサイト

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