柳広司/吾輩はシャーロック・ホームズである
吾輩はシャーロック・ホームズである (小学館ミステリー21)
慣れないイギリスでの生活とプレッシャーでノイローゼになり、自分をシャーロック・ホームズだと思い込んだ日本人留学生K・ナツメは彼を心配した下宿先の老姉妹によってドクター・ワトソンのもとに連れてこられる。
ちょうど不在だったホームズ本人の勧めもありワトソンはナツメ・ホームズの妄想に付き合い始めた矢先、2人は本当に殺人事件に遭遇してしまう…。
細かい設定と丁寧な書き込みでホームズも漱石もそんなに知らない私でも楽しめた。
特にナツメとワトソンの漫才のような噛み合わない会話が笑える。
またパロディとしてだけではなく、ミステリとしても丁寧に作られていて読み応えがあった。
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