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2011/07/16

佐藤亜紀/醜聞の作法

醜聞の作法 (100周年書き下ろし)
醜聞の作法 (100周年書き下ろし)

18世紀のフランスでは訴訟を有利に運ぶために相手の悪行を取りざたした怪文書をわざと流出させて世間に醜聞を振りまくことが流行していた。
そんな中、ある貴族の夫婦に育てられた美しい娘が、夫の友人で裕福だが色好みの老人に気に入られ後妻になる話が持ち上がるが、娘は結婚を誓った相手がおり養父の勧めを頑として受け入れない。
そんな娘に合を煮やした養父は彼女を無理やり修道院に閉じ込めてしまう。
娘に同情していた養母は彼女を無事救い出し、恋人と結婚させるために流行の方法で情報を流すことを思いつく。
雇い主である妻と、彼女に怪文書の手配を依頼された男、さらに男に大金で雇われ怪文書を書くことになった売れない弁護士の3人による全編書簡形式の小説。

書簡という形式を取っているので内容は読みやすく判りやすかった。
けど、読みやすい分、理解できたのは表面的なものだけで、もう一段深いところにある意味は読み取れていない気がする。

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コメント

佐藤亜紀はこのところご無沙汰ですが、なかなか面白そうなしかけですね。

投稿: ムムリク | 2011/07/19 21:22

■ムムリクさん
私は初めて読む作家さんでした。

内容としてはすごく判りやすいし面白かったのです。
ただ、その判りやすさの奥に「何か」がある気配は判るのですが、それが具体的な言葉として読み取れていない気がしてなんとなくモヤモヤしています。
まあ、判らないうえにつまらなかったよりはいいかな^^;

また他の作品も読んでみます。
お勧めとかありましたら教えてください。

投稿: tako | 2011/07/19 22:13

やはりなんといっても「戦争の法」でしょうか(^^;
N県(新潟県かなあ、まさか長野県!)が独立してしまうという荒唐無稽な話です。

投稿: ムムリク | 2011/07/21 09:33

■ムムリクさん
>N県が独立してしまうという荒唐無稽な話

面白そう!
今度読んでみます!

ご紹介ありがとうございました(^^)

投稿: | 2011/07/21 21:28

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