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2011/09/14

佐々木裕一/公家武者 松平信平 狐のちょうちん

公家武者 松平信平 狐のちょうちん (二見時代小説文庫)
公家武者 松平信平 狐のちょうちん (二見時代小説文庫)

将軍家光の正室となった姉を頼り江戸に出て五十石取りの旗本になった元公家の鷹司(のちに松平)信平が主人公。

これまたTVの時代劇のような勧善懲悪展開の作品w
面倒くささが一切ない単純な展開でサクサク読めて楽しかった。
表紙イラストのせいか、ラノベのような雰囲気もありつつ。

公家の身分を捨てて旗本になったくせに「動きやすいから」といつまでも狩衣を着ているという信平(「しんぺい」じゃないよ)が可愛い。
ただ、最初の話から次の話に行くまでに急に3年も経つのはもったいなかった気がする。
もうちょっと若くて江戸に慣れていない美少年・信平が周囲を混乱させる物語が読みたかった。
その間に信平に好意的で後ろ盾でもある将軍・家光があっさり死んでしまっているのにもビックリ。
このへんは史実だから変えるわけにはいかないんだろうけど、だからこそもうちょっと生きてるうちに丁寧なやり取りがあったほうがよかったと思うんだけどな。
それに一番のアピールポイントである元公家という設定がだんだん曖昧になってしまったのも残念。

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