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2011/11/21

中山七里/おやすみラフマニノフ

おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)
おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)

音大恒例の学内演奏会が近いある朝、厳重な警備の中から2億円のストラディバリウスのチェロが消えた。
そしてその後も演奏会の中止を目的とするような妨害工作が次々と発覚する。
犯人は誰なのか。

『さよならドビュッシー』に続く音楽ミステリー第2弾。
演奏シーンの描写が今回も素晴らしかった。
音楽のリズムや音色、主題を表現する緩急のある文章と、豊潤なボキャブラリーに惹きつけられた。
音楽を表現する文章としてこんなに圧倒的で美しい文章は他に読んだことがない。堪能した。

ミステリ部分も前作より本題と上手く調和していてよかった。
もうちょっと伏線がきれいに入っているともっとよかったかな。

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コメント

[♪]はじめまして。カイ・ニールセンさんをキーワードにしてたどりつきました。すごい読書量ですね。感想を読ませていただいてるうちに、『おやすみラフマニノフ』、読んでみたくなりました。編み物もなさるのですね。作品、とっても素敵です。また寄らせていただきま~す。

投稿: クラッシャー・マキ | 2011/12/05 20:56

■クラッシャー・マキさん
こんにちは。
ご訪問&コメントありがとうございます[ハート]

>読書量

Twitterをしているのですがフォローさせていただいている方たちはやはり本好きさんが多くて、1日1冊ペースなんて人もけっこういるんですよね。
私はそこまでは行けませんが、やはり刺激されるし、自分では見つけられない面白い本もたくさん紹介してもらえるのでとても参考になっています。

私の記事もクラッシャー・マキさんの新しい出会いのきっかけになったとしたらとても光栄です[♪]

投稿: tako | 2011/12/05 22:00

新年おめでとうございます。

お陰さまで、『おやすみラフマニノフ』夢中になって読ませていただきました。順番が逆になってしまいますが、『さよならドビュッシー』も読もうと思います。ミステリー系はほとんど読んだことがなかったんですけど、takoさんのお陰で出会うことができました。レビュー、これからも見させていただきますね。よろしくお願いします。

投稿: クラッシャー・マキ | 2012/01/05 22:00

■クラッシャー・マキさん
あけましておめでとうございます。

早々のご訪問&コメントありがとうございます♪
『おやすみ~』楽しんでいただけたようで安心しました(^^)
(もう既に読まれているかもしれませんが)『さよなら~』はまったく舞台が違うので、順番は逆でも問題なく楽しめると思います。

ちなみに最近の私のイチオシは小路幸也(しょうじ・ゆきや)さんの『東京バンドワゴン』シリーズです。
これはミステリ要素もちょっとだけありますが、どちらかというとハートウォーミングな家族モノです。
明治から三代続く東京の古本屋さんの家族が主人公。
現在番外編も入れて6冊刊行されています。(小学館刊)
最初の4冊は文庫化もされていますので、もし興味があったら読んでみてくださいね。
毎年春に新刊が出るので、今年も新作が待ち遠しいです(^^)

それでは、今後共よろしくお願いいたします。

投稿: tako | 2012/01/07 11:52

takoさん、お久しぶりです。『さよならドビュッシー』読みましたよ。なんというどんでん返しでしょうね。ひや~って感じでしたよ。
さてさて、takoさんのお陰で2冊音楽ものを読んだら、私の音楽ごころが目を覚ましてしまい、とうとうヴァイオリンのレッスンを再開することになりました。[♪]新しく出会った先生はちょっとお年を召してますけど、現役のヴァイオリニスト。私にはもったいないですけど、ぼちぼち練習したいな・・・と思ってます。オススメいただいた『東京バンドワゴン』、昨日入手いたしました。こちらも、ゆっくり楽しもうと思ってます。takoさん、感謝してます。

投稿: クラッシャー・マキ | 2012/01/30 22:21

■クラッシャー・マキさん

こんにちは。

>ヴァイオリンのレッスンを再開することになりました

おお、それはステキですね[♪]
本を読んでそれをきっかけにそうした行動に移れるクラッシャー・マキさんも、マキさんにそれだけの影響を与えた本の力も凄いな~と思います。
わざわざお知らせして下さって嬉しいです。
楽しんでレッスンしてくださいね[ハート]

おりもおり、私は本日同じ中山七里さんの『要介護探偵の事件簿』を読了しました。
主人公は『さよなら~』の主人公だった2人の女の子たちのおじいさん、香月玄太郎さんです。
『さよなら~』とも『おやすみ~』とも全然雰囲気が違いますが、病気で下半身が不自由になってもまったくめげずにバリバリ我が道を行く玄太郎おじいちゃんにパワーを貰いました。
ただ、おじいちゃんが元気で活躍すればするだけ、その後『さよなら~』に続いていく…と思うと複雑な気分でしたけどね[涙]
最後の短編には岬さんもちょっとだけ出てきましたよ。
(ちなみにこの本には音楽の話はほとんど出て来ません)
以上、ご参考まで。

寒い日が続いていますので体調には十分ご注意くださいね。
それではまた[ハート]

投稿: tako | 2012/01/30 23:34

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