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2012年3月の13件の記事

2012/03/29

有栖川有栖/妃は船を沈める

妃は船を沈める
妃は船を沈める

犯罪学者火村+作家アリスシリーズの一作。

「妃」と呼ばれる同じ女性が登場する中編が2編。
後半は前半の後日譚とのこと。(勿論こちらでも事件が起きる)

相変わらず読みやすくて面白かった。

ただ、もうちょっと火村が追い詰められるような話かと思ったけどそうでもなかったのが残念w

あと、前半と後半で変化した「妃」の性格(というか嗜好?)がちょっと疑問。
私はそれも「そう見えてるだけで、実は違うんじゃ」と思っていたので、読み終わったあとちょっと意外な感じがした。(特に動機の部分)
事件とその謎解明そのものには異論はないけど、彼女をそう変えたものは何だったのかについての言及がなかったのがちょっと物足りなかった。
(それとも作者は「変わった」とは感じなかったということかも?)

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2012/03/27

高野史緒/架空の王国

架空の王国
架空の王国

フランスに隣接する小さな王国・ボーヴァル。
王立サンルイ大学の史学教授・トゥーリエの研究に憧れ、彼の元で勉強するために大学の特別枠の試験にエントリーした瑠花は一人王国を訪れる。
しかし、瑠花がトゥーリエ教授の指導を受けることは叶わなかった。
彼女が大学を訪れたその日、教授は大学内の書庫で死亡してしまったのだ。 教授の死因には疑わしいものはなかったが、死の直前に発せられた言葉の謎とその後紛失していることが判った重要な古文書の行方を探すため瑠花は教授の助手であったルメイエールと協力して捜査を始める。

ヨーロッパの架空の小国の王位継承に絡んだミステリー。
最初はファンタジーなのかなと思ったら、きっちりミステリーだった。
それはそれでいいんだけど、じゃあ、あの最初のほうの思わせぶりな感じは何だったのか…と疑問が残る。

物語の展開自体はテンポがいいし、内容も意外と軽めで面白かった。
ただ、舞台設定が緻密すぎるのが辛かった。
この内容であそこまで書き込む必要あるんだろうか…という部分がチラホラ。
こういう細かい設定こそが著者の持ち味なのかもしれないけど、話の本筋から意識が離れてしまうので読みにくい部分もあった。

それなのに、主人公の瑠花の背景には全く触れていないというのも気になった。
この物語自体には関係のない話なのかもしれないけど、(いくら成績優秀とはいえ)日本人の女の子が一人でヨーロッパの小王国に留学してこようと決心するまでに何があったのかとか、家族のこととかチラッと触れる部分があってもよかったのでは。
あと、(物語の内容には関係ないけど)瑠花が頭痛持ちなのに長い髪をいつも編みこみしたり、シニョンにしているという設定もすごーく気になった。
頭痛の人が髪を伸ばして、更にそれを編みこみとかすると余計ひどくなるような気がするんだけど。
実際に頭痛で苦しんでいる描写が頻繁に出てくるわけではなかったけど、読んでいるとこっちの頭まで痛くなってくるような気がした。

あと、ルメイエール側の事情というのもあまりにサラッと流されているけど、普通に考えたらけっこう重要だと思うんだけどな。

だいたいこの話には「王国」は出てくるけど「国民」は出てこないんだよね。
自分の国でこんな大変なことが起こったら国民は大騒ぎになるだろうに…。
まあ、そういう意味でいうとこれはファンタジーなのかも、という気はする。

歴史とはそうしたものです。真に真実であるものよりも、人々が真実と信じたがる事が真実になってゆく、そして読む者が勝手に謎と回答を見つけてしまう謎解き物語のようなものなのです。

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2012/03/23

堂場瞬一/ヒート

ヒート
ヒート

一人の日本人トップランナーに世界最高記録を出させるためだけに開催されるマラソン大会をめぐる物語。
箱根駅伝を走る学連選抜チームを描いた『チーム』に登場したエース・山城が主人公。

面白かった!けど、疲れた~^^;

最初は「世界最高記録が出せるマラソンコースの作り方」の話なのかと思って読んでいたけど、やっぱりマラソンはランナーのものだった。

第三部のレースシーンがとにかく圧倒的。
日本を代表するトップランナーに成長した山城と、この大会で山城に世界最高記録を出させるためのペースメーカーの役目を負った甲本。
迷いと葛藤を抱えたまま自分の限界を超えた高速レースを展開する2人の走りの描写に釘付けだった。

ただ、ランナー2人を始め、開催側の人間にも共感できる登場人物は誰もいなかったなあ。
それに「このエピソードにはどんな意味があるの?」という部分もいくつか。
全体的に準備期間を描いた第一、二部は説明や心理描写が丁寧すぎてちょっと長かった印象。
もうちょっとスッキリしてたほうがよかった。
それでも物語に惹きつけて、一気に読ませるパワーは素晴らしいと思うけど。

『チーム』に出てきたキャプテンの浦と監督の吉池がちょっとだけ登場。
この2人が出てきたシーンだけはちょっとホッとした(笑)

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2012/03/21

松井今朝子/東洲しゃらくさし

東洲しゃらくさし
東洲しゃらくさし

単純に「写楽は誰だったのか」な内容かと思っていたら、上方出身の戯作者・並木五瓶(作中では「五兵衛」)を登場させることで当時の大阪と江戸の歌舞伎を比較した内容にもなっており読み応えがあって面白かった。

蔦屋をはじめ、この時代に輩出された数多の文化人たちも大勢出てきて華やか。

ただ、写楽となった彦三は、性格が曖昧で今ひとつ迫力に乏しく印象が薄い。
むしろ五兵衛のほうが心情も行動も丁寧に描かれていた。
昔なじみで現在は江戸歌舞伎の大立者となっている瀬川菊之丞との緊張感があるやり取りが印象的。
この物語の主人公は五兵衛のほうだったのかな。

大阪から江戸へ出てきた彦三の才能を認めた蔦屋の命を受けて彼の世話をやく二八(のちの十辺舎一九)もよかった。

表紙は写楽の「大童山文五郎の土俵入り」(部分)。

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2012/03/18

仁木英之/くるすの残光 月の聖槍

くるすの残光 月の聖槍
くるすの残光 月の聖槍

シリーズ2作目。
今回の敵は、聖遺物「ろんぎぬの槍」の力で死から蘇った西の無双・立花宗茂。

前作と同じような忍法合戦を期待していた私としては、残念ながら今ひとつ。情報戦が主で派手な場面があまりなかったし、数少ない戦闘シーンもあまり盛り上がらなかった感じ。
蘇った立花宗茂もあまり強そうには思えなかった。
(というか、敵なのか味方なのかまたはどちらでもないのかがよく判らなかった)

どちらかの陣営を一方的に「悪」とか「善」とか決め付ける書き方をしていないのは多分今後の展開に関係してくるせいだとは思うけど、読者としてはどちらかに思いっきり肩入れしたい、という欲求が満たされなくてモヤモヤしたものが残った。

続きに期待。

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2012/03/17

三上延/ビブリア古書堂の事件手帖〈2〉~栞子さんと謎めく日常~

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)

シリーズ2作目。

栞子の性格設定は正直あまり好きじゃないんだけどw、話自体は前作よりスッキリしてて読み易かった。

母親の話も具体的に出てきて栞子との間の確執も明確になってきた。
それによると栞子に輪をかけて癖のある人物のようなので、この先どんなふうに登場するのか、そして栞子とどう対決するのかが興味深い。

しかし、五浦の「活字を読むと気分が悪くなる『体質』」ってどうなのよ、と思う。 別に文学作品とかじゃなくても本を読む(読まざるを得ない)機会なんてどこにでもあるだろうに。
だいたい、学校ではずっと教科書を読んでいるわけだし。
そのときはどうしてたの?

<収録作品>
坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋) / アントニィ・バージェス『時計じかけのオレンジ』(ハヤカワNV文庫) / 福田定一『名言随筆 サラリーマン』(六月社) / 足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)

「福田定一『名言随筆 サラリーマン』(六月社)」の回に書かれていた、司馬遼太郎の『豚と薔薇』のあとがきについての記述がすごく面白かった。

ちなみに今回の表紙の栞子はちゃんと本を読んでる模様。
(前作の表紙は本を広げたまま寝てるようにしか見えない^^;)

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2012/03/14

仁木英之/くるすの残光 天草忍法伝

くるすの残光 天草忍法伝
くるすの残光 天草忍法伝

島原で殺された天草四郎の"肉"を受け継ぎ、人ならぬ力を得た近習たちが、奪われた聖遺物を奪還するために幕府側の忍びと死闘を繰り広げる物語。

面白かった~♪
こういうアクションものはやっぱり好きだな。
スピード感があるし、絵も想像し易くて読み易かった。

近習達を仕切る立場にある少年寅太郎を預かる植木職人の庄吉とたま夫婦がいい。
この二人がこれからの寅太郎たちの行動、考え方に大きな影響を与えて行きそうな気がする。

全編シリアス路線なので、もうちょっと笑いの要素があってもいいかも。
今後の展開が楽しみ。

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2012/03/12

池内紀/モーツァルトの息子

モーツァルトの息子 史実に埋もれた愛すべき人たち (知恵の森文庫)
モーツァルトの息子   史実に埋もれた愛すべき人たち (知恵の森文庫)

万人に知られるような有名人ではないけれど、個性的で印象的な生涯を送った30人の評伝。
副題は「史実に埋もれた愛すべき人たち」。

随分前に買って本棚に仕舞ったままになっていたのを引っ張り出して、お風呂で毎日ちょっとずつ読んでようやく読了。
意外に面白かった。

登場する30人はほとんどが知らない人だったけど、内容を読むと「すごく変わってるけど面白そう」と思える人がたくさんいた。
お風呂出てからネットでどんな人物か調べ直した人も何人か。
調べると本に書いてあるより更に変なエピソードが出てくるのも面白かった。

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山本兼一/赤絵そうめん とびきり屋見立て帖

赤絵そうめん―とびきり屋見立て帖
赤絵そうめん―とびきり屋見立て帖

シリーズ3作目。

面白かった♪
どの話も読後感がすっきり、ほっこりしていて今までの中で一番よかった。

相変わらずいけずなおじさんたちも出てくるけど(特に一話目が終わってからの、二話目のあの展開はどういうこと?!)、あまりしつこくないのがいい。
前作まではイヤーなところしか見えなかったゆずの元婚約者の若宗匠も、「好きなもののためなら壬生狼にも食って掛かる」ようなけっこう骨のあるところを見せてくれてちょっと見なおした。
(まあ、その「好きなもの」の趣味はどうかと思うけどw)

竜馬や新選組、桂など有名どころも登場するけど、使い方があっさりしていて物語の舵取りはあくまで真之介とゆずの2人であることがハッキリ判る書き方だったのがよかった。

次回作も楽しみ♪

<収録作品>
赤絵そうめん / しょんべん吉左衛門 / からこ夢幻 / 笑う髑髏(しゃれこうべ) / うつろ花 / 虹の橋

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2012/03/11

橋本長道/サラの柔らかな香車

サラの柔らかな香車
サラの柔らかな香車

将棋に掛けた女性たちの闘いの物語。
2011年小説すばる新人賞受賞作。

知らない競技のルールや展開がどのくらい判りやすく、かつ簡潔に書かれているかというのが私にとってはけっこう重要な要素なんだけどそういう意味ではこの小説は今ひとつ。
著者の橋本さん自身将棋でプロを目指したこともあるという方のようなので(物語の語り手である「橋元」は著者の投影であると思われる)勢い描写が専門的になってしまったような気がする。
なので物語の終盤までは感覚的によく判らない描写が多くてちょっと退屈だった。

でも、サラとの最後の勝負の最中、塔子に異変が起きてからの最後の20ページ余りの描写がそれまでの展開を全て飲み込んで一気に弾けて行くのが爽快だった。
塔子が目指したという「終盤だけの将棋」のように、その20ページの中にこの作品の全てが詰まっていたと思う。
天才・サラの登場で一度は舞台から退場した七海の笑顔での締め括りも見事。

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2012/03/08

堤和彦/ニッポンのここがスゴイ!外国人が見たクールジャパン

ニッポンのここがスゴイ! 外国人が見たクールジャパン
ニッポンのここがスゴイ! 外国人が見たクールジャパン

NHKBSで放送されている「COOL JAPAN 発掘!かっこいいニッポン」という番組の内容を纏めた本。
番組内で扱った内容や在日外国人による体験リポート、スタジオでの討論の内容など。
番組自体はテーマが多様で面白そうだけど、本としては番組紹介以上のものはなく期待外れだった。
まあ、もともとそういう目的で作られた本であるなら仕方ないわけだけど。

本の中に時々著者(番組プロデューサー)の感想のような文章が出てくるんだけど、これもかなりありきたりで読んでも「…で?」って感想しか出てこない。
やっぱりTV番組はTVで見ろってことか。

実家では確かBSも見られるので、今度帰った時にやってたらチェックしてみよう。

NHKBS:COOL JAPAN 発掘!かっこいいニッポン

ところでこの本の中で『日本人とユダヤ人』の内容についてちらっと触れている箇所があったんだけど、その前置きが『イザヤ・ベンダサンのベストセラー』となっていたのがちょっと気になった。
これって、イザヤ氏が実は日本人(山本七平)だって知ってて使ったのかな?
内容としては「日本人は水と安全はタダだと思っている」といった「確かにそうかもね~」で済んでしまう部分なのでそれ自体には意味はないけど、知ってて書名+著者名を出すのと全然知らなかったのではかなり差があると思うんだけど。
(でも知ってたらカッコ書きでも日本名も入れるかなあ)
その後にルース・ベネディクトの『菊と刀』の話もしてるので、それと対比させたかったのかな?
※ちなみに下記の角川one新書は「山本七平」名義。

日本人とユダヤ人 (角川oneテーマ21 (A-32))
日本人とユダヤ人 (角川oneテーマ21 (A-32))
菊と刀 (講談社学術文庫)
菊と刀 (講談社学術文庫)

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2012/03/06

宮部みゆき/ばんば憑き

ばんば憑き
ばんば憑き

宮部さんお得意の江戸妖怪ものの短編集。

面白かった。
穏やかでよどみのない語り口で紡がれる不思議の物語が心地いい。
子どもが出てくる話が巧い。
「博打眼」、「お文の影」、「野槌の墓」とか。
特に「お文の影」と「野槌の墓」は泣けた。
「お文の影」には「ぼんくら」シリーズに登場してくる政五郎親分と"おでこ"が脇役として出てきていたのも、ちょっと嬉しかった。

「討債鬼」にも子どもが出てくるしその子(信太郎)もすごくいい子なんだけど、こちらはちょっと設定が入り組みすぎてる感じで今ひとつ物語に入って行けず。
もっとシンプルな話のほうが私は好きだな。
表題作の「ばんば憑き」もお話としてはあまり好きじゃなかった。

「坊主の壺」は面白かったけど、田屋(でんや)の主人となによりその息子は人間が出来過ぎだろ、と思った。

<収録作品>
坊主の壺 / お文の影 / 博打眼 / 討債鬼 / ばんば憑き / 野槌の墓

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2012/03/03

舞台:Team申 番外公演「朗読劇 幻色江戸ごよみ」

昨日、渋谷パルコ劇場でTeam申 番外公演『朗読劇 幻色江戸ごよみ』を観劇。
宮部みゆきさんの短編時代小説を役者4人が朗読する舞台。
12編の作品の中から毎日3編ずつを上演しているらしい。
3月2日の演目は「器量のぞみ」「神無月」「紙吹雪」の3本。
(「神無月」と「紙吹雪」の2本は毎日固定で、もう1本だけが日によって替わるという趣向)
演じるのは主宰の佐々木蔵之介さん、市川亀治郎さん、佐藤隆太さんの3人+日替わりゲストが一人。
今日のゲストは仲村トオルさんだった。
(ちなみに他の日替わりゲストも全員男性。)

舞台が明るくなると舞台上に設えた高座のようなところに座っている4人。
他には何も舞台装置のようなものはなく、4人の服も白いシャツに黒いパンツというシンプルなもの。
(高座に座布団が敷いてあったので「テキストが時代小説だし和服で正座なのかな」と思ったら、洋服で腰掛けただけだった。ちょっとガッカリw)

それぞれ作品ごとに配役が決まっていてそれをテキストに沿って読んでいく。
ただ読むだけでなく、セリフの部分はきちんとその役として演技している。
先日原作を読んだときはスルッと読み流してしまった部分でも、人の口(しかもプロの役者さん)を通して聞くと全然違った景色が見えてくるようだった。

3つの作品の中では原作を読んだ時も一番好きだった「神無月」がやっぱり一番よかった。
病弱な娘のために年に一度だけ盗みを働く男(蔵之介さん)の独白部分が胸に迫ったし、ラストの岡っ引きと盗人がそれぞれの思いを抱えながら真っ暗な夜道を歩いて行くシーンも印象的だった。
思わず泣いてしまった(T_T)

役者さんの中ではゲストの仲村さんの声が一番よかった(好みだった)かも。低いけど響いて落ち着いていてとても聞きやすかった。
特に「神無月」での居酒屋のおやじの役がとてもよかった。
あと最後に立って挨拶したときのスタイルの良さ(特に足の細さと長さ)に感動した!

佐藤さんは風邪を引いているのか体調が今ひとつだったようで残念。
声はしっかり出ているし口舌がはっきりしていて聞きやすかったけど、ちょっと噛むことが多かったような。
あと読み方がストレートすぎるのでセリフよりも地の文を読んでいるときのほうがよかったな。

佐々木さんは途中で本人もちょっと涙ぐんでいる感じだったのが印象的。
「神無月」での抑えた語り口がとてもよかった。声もいい。

亀治郎さんはさすが歌舞伎の人だけあっていろんな声が出せるんだなーと思った。
(でも娘役ではちょっと笑ってしまった(^.^;)
特に地の文を読むときのちょっと落語家さんのような話し方が印象的だった。
ただ、だからこそ逆に普通の声での朗読も聞いてみたかったな。

作品のタイトルは原作を読んだばかりだしリーフレットに書いてあったので分かったけど、作品と作品の間の暗転でタイトルをスライドで映すとかして欲しかったな。
そのほうが観客も気持ちの切り替えが出来てよかったんじゃないかと思うけど。

ところで昨日のゲストは大杉漣さんだったとか。それも見たかった!

上演時間:1時間45分(休憩なし) / 3月7日まで。
朗読劇『幻色江戸ごよみ』

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