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2012/03/23

堂場瞬一/ヒート

ヒート
ヒート

一人の日本人トップランナーに世界最高記録を出させるためだけに開催されるマラソン大会をめぐる物語。
箱根駅伝を走る学連選抜チームを描いた『チーム』に登場したエース・山城が主人公。

面白かった!けど、疲れた~^^;

最初は「世界最高記録が出せるマラソンコースの作り方」の話なのかと思って読んでいたけど、やっぱりマラソンはランナーのものだった。

第三部のレースシーンがとにかく圧倒的。
日本を代表するトップランナーに成長した山城と、この大会で山城に世界最高記録を出させるためのペースメーカーの役目を負った甲本。
迷いと葛藤を抱えたまま自分の限界を超えた高速レースを展開する2人の走りの描写に釘付けだった。

ただ、ランナー2人を始め、開催側の人間にも共感できる登場人物は誰もいなかったなあ。
それに「このエピソードにはどんな意味があるの?」という部分もいくつか。
全体的に準備期間を描いた第一、二部は説明や心理描写が丁寧すぎてちょっと長かった印象。
もうちょっとスッキリしてたほうがよかった。
それでも物語に惹きつけて、一気に読ませるパワーは素晴らしいと思うけど。

『チーム』に出てきたキャプテンの浦と監督の吉池がちょっとだけ登場。
この2人が出てきたシーンだけはちょっとホッとした(笑)

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テスト

投稿: テスト | 2012/03/29 20:47

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