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2012/04/09

梶山季之/せどり男爵数奇譚

少年時代に古本の魅力に取り憑かれて以来古書の蒐集を続ける「せどり男爵」と呼ばれる人物を主人公にした短編集。

初出が約40年前の作品だけどテーマが古書であるためか、そんなに違和感なく読めた。
ただ最後の方で急にエログロな展開になってちょっとビックリ。

せどり男爵(笠井氏)自身も、最初出てきたときは落ち着いていて鷹揚でどっしりした雰囲気(私の中では江守徹さんのイメージ)だったのに、最後のほうになるとだんだん喋り方も変わってきて何となく違う人みたいに感じた。

裏表紙の作品紹介では「ミステリー」となってるけど、変わった話ではあるけど(少なくとも今で言う)ミステリーとは違う感じ。

<収録作品>
色模様一気通貫 / 半狂乱三色同順 / 春朧夜嶺上開花 / 桜満開十三不塔 / 五月晴九連宝燈 / 水無月十三么九

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