密室と奇蹟 J・D・カー生誕百周年記念アンソロジー
J・D・カーの生誕百周年にあたる2006年に発行された日本人推理作家8人による書き下ろし短編アンソロジー。
やっと読み終わった…。
一編あたり40〜50ページくらいだし、決してつまらないわけではないのに何故か読むのに時間が掛かってしまった。
これはやっぱりカーの著作を一冊も読んだことないからかしらん(^^;;
(バンコランなんて「パタリロ!」でしか知りませんw)
執筆陣は芦部拓、桜庭一樹、田中啓文、加賀美雅之、小林泰三、鳥飼否宇、柄刀一、二階堂黎人の各氏。
作中の名探偵が共演する作品あり、カー本人が登場する作品ありと色んなアプローチの作品があって、偉大なる先人に対する各人の想いが感じられた。
巻末に自作解説付き。
<収録作品>
芦辺拓:ジョン・ディクソン・カー氏、ギデオン・フェル博士に会う / 桜庭一樹:少年バンコラン!夜歩く犬 / 田中啓文:忠臣蔵の密室 / 加賀美雅之:鉄路に消えた断頭吏 / 小林泰三:ロイス殺し / 鳥飼否宇:幽霊トンネルの怪 / 柄刀一:ジョン・D・カーの最終定理 / 二階堂黎人:亡霊館の殺人
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