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2012/06/24

今野敏/わが名はオズヌ

わが名はオズヌ

与党の大物政治家と大手ゼネコンの社長が会談中の料亭に一人は「ゴキ」、もう一人は「オズヌ」と名乗る2人の高校生が乱入してくる。
少年たちは2人がこれから取り壊しを目論んでいる県立高校の生徒だった。政治家は県警に2人の身元捜査を依頼するが…。

いじめを苦に自殺を図ったが一命を取りとめた少年に役小角の魂が転生して現代日本の政治を糾すという内容。
テーマは面白いんだけど、転生した「オズヌ」の動きよりも、過去の役小角を検証する内容のほうが盛りだくさんで読むのが大変だった。
「QED」読んでるみたいだった(^.^;

それに比べて、実際の行動のほうは意味がよく判らない部分が多かった。
例えば突然学校をバリケード封鎖する部分とか。
オズヌたちの行動の目的や意味がきちんと説明されていないので、単にそのあとの展開(ゼネコン絡みのヤクザが突入してくる)の口実にしかなっていないように感じた。

設定や役小角の解釈は面白かったけど、それがメインの物語とうまく咬み合わずバラバラな印象で終わったのが残念。

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