朝井まかて/ちゃんちゃら
酒飲みだが腕も気風もいい庭師・辰蔵。
幼い頃たった一人でかっぱらいをしながら生きていたところを
辰蔵に引き取られ今では一人で仕事を任されるようになってきた"ちゃら"。
一心に庭のことだけを考えて仕事に励んでいた辰蔵たちがある日を境にとんでもない厄介事に巻き込まれていく。
残念ながら今ひとつ。
始まりは明るくて元気でいい感じだったのに、その後の展開が剣呑すぎる。
主人公の"ちゃら"も植辰一家の面々や他の登場人物も面白い人はたくさんいるのに、話がどんどん暗く重くなって行くので読んでいて辛かった。
近所の厄介事や、ちょっとした気持ちの行き違い程度のトラブルを「作庭」を通して解決する、くらいの話がよかったな。
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