畠中恵/やなりいなり
「しゃばけ」シリーズの10冊目。
う~ん、なんかもうここまで来ると面白いのかどうかよく分からないな(^.^;
つまらないわけではないけど、意外性というものが殆どなくてどれを読んでも「ふ~ん」としか思えない。
予定調和もいいんだけど、やっぱり「あ、こんな切り口もあったのか!」というのが読みたいな。
私にとってこのシリーズのベストは若旦那が箱根に行くやつ。
(タイトルなんだっけ?)
やっぱり、主役はもうちょっと行動範囲が広くないと辛いのでは。
それが無理でも、部屋の中の描写を毎回同じように書くのはちょっと考えたほうがいいと思う。
取り敢えず妖たちをだしてワサワサ喋らせておけばいい、みたいな作品になってしまうのであればシリーズをおやすみしてもいいのではないかと。
あ、今回の若旦那は自分のことを「私」と呼んでいたのはマル。
やはりそのほうが読みやすい。
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