今野敏/転迷 隠蔽捜査4
面白かった!
今回はえーと、殺人とひき逃げと麻薬と外務省と厚労省と公安あと南米、プラス放火などなど。
次から次へ事件がやってくるし人の出入りも情報が多すぎて、途中で意識が飛びそうになってしまったw
それでもそれだけでっかく広げた風呂敷が最後にはきっちり畳まれて行くのはさすが。
竜崎は相変わらず、正論まっしぐら。あのブレなさが凄い。
で、関わりになった人みんなが竜崎ファンになって終わるのが笑えた。
まあ「理想を追求するのに、何をためらう必要があるのです?」みたいなことを真顔で言えちゃう人には敵わないよねw
これで既刊の作品は全部読み終わってしまったので、次回作までは少し間が開きそうだけどどんな事件が竜崎を待っているのか楽しみ!
でも一度に起きる事件の数はもう増やさないで欲しい(^.^;
ところで、戸高の存在ってちょっと微妙な感じ。
冷遇されてるって感じではないけど、本編に絡むことが少ない気がする。
今回もメインの事件ではなくて、あまり出てこないサブのほうに回されちゃってたし。
もしかしたら著者も「出したはいいけど扱いに困ってる」って感じなのかな(^.^;
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